|
ミスファイヤ
MHO ENGINEERING
ミスファイヤとは何か?
お客さんの車が吹けなくて、ミスファイヤを起こしている状態でした。 アクセルを全開にしてようやく回ってくるような感じ? ものすごく重ったるいエンジンというイメージです。このミスファイヤ なぜ起こるのかというと、原因はコイツ
ディストリビューターキャップ
このディスビキャップに水が浸入すると大体の確立でミスファイヤが起こります。 なぜか? ディスビはカムシャフトからの動力を得て、イグニッションコイルからの電気を 各気筒に配電しています。 ディスビキャップとローターが触れ合うことで、点火順序が正しくエンジンがかかります。 だからね、プラグコードを付け間違えるとこれもまた ミスファイヤを起こすんですよ。燃焼行程に入っていないシリンダーで スパークが起こってしまってね。
ディスビキャップに水が入ると、その水を伝って、ディスビローターが
キャップと触れ合う以前に 他の気筒に電気がリークしてしまうんです。
だから適正な点火順序で点火が行われないために、 燃え残ったガスがマフラーの熱でまた燃えてパンパンパンパンと燃えるわけですね。
ミスファイヤが起こると、未燃焼ガスが触媒で燃えるので
当然排気温センサーも付いてきます。 なので、これはディスビキャップとローターを交換しました。 これがミスファイヤです。
現役整備士イラストレーターチームMHOの運営する
365日更新爆笑整備サイト「MHO ENGINEERING」より
自動車用語サイト
|
|