インプレッサ クーラント交換
MHO ENGINEERING
![インプレッサ クーラント交換](imp-c9-01.jpg) インプレッサのクーラント交換です。 これはSOHCのEJ18エンジンですのでご参考までに。 ラジエターを下からのぞくと赤丸のような蝶ネジが付いています。 ここを緩めて外すとラジエターのクーラントが排出されます。
蝶ネジを外したら、ラジエターキャップをあけると勢いよく LLCが排出されます。 エンジンが熱いときは絶対に駄目ですよ。 冷えているときに交換してください。
![インプレッサ クーラント交換](imp-c9-02.jpg) キャップをあけるとLLCが排出されます。
クーラントが出なくなったらまた蝶ネジを締めて 規定の濃度のLLCをラジエターより注入します。
![インプレッサ クーラント交換](imp-c9-03.jpg) ゆーっくりと入れてね。こぼれちゃうからね。
サブタンクにもクーラントを入れます。コツとしてはサブタンクは FULLレベルよりも多めに入れておきます。
![インプレッサ クーラント交換](imp-c9-04.jpg)
ラジエターの口元一杯まで入ったら、
ヒーターを全開のモードに設定してラジエターキャップをあけたままエンジンをかけます。 ヒーターのモードを全開にするだけで、送風はしなくてもオッケー。 しばらく温まってくるとラジエターの圧が高まってくるので クーラントがラジエターよりあふれてきます。 あふれるようになったらラジエターキャップをはめてください。
そしてさらに暖機します。
エンジンが温まって、ヒーターを入れたときに熱い風が出てくることを 確認します。もし出てこない場合はクーラントの量が少ないかそれともエアが噛んでいます。 エンジンを切ってエンジンが冷えたらラジエターキャップからクーラントを補充してください。
問題なくヒーターが効いたらエンジンを冷やしてください。 エンジンが冷えるとサブタンクに多めに入れておいたクーラントがおそらく減っています。 サブタンクに規定の量のクーラントを入れればクーラントの交換終了です。
インプレッサのクーラント交換はそれほど難しくはないですが、 ポイントはヒーターが効くかどうかです。
効かない場合はエア抜きやら失敗をしていますのでご注意を。
MHOショップではスーパーLLCからチューニングクーラントまで
幅広く販売中
クーラント
この機会に是非ご検討くださいませ。
現役整備士イラストレーターチームMHOの運営する
365日更新爆笑整備サイト「MHO ENGINEERING」より車種別として
インプレッサ大百科をオープン
|