PROTEST



artist : THE CLASH
title : 『 SANDINISTA ! 』  THE CLASH 『 SANDINISTA ! 』
comment : アルバムの約1/3をレゲエ/ダブが、そして約1/6をクールなファンク・チューンが占め、その他にもカリプソ、トラッド、ロカビリー、ジャズ、ゴスペル等、様々な音楽を雑多に詰め込み、マイキー・ドレッドやイアン・デューリー&ザ・ブロックヘッヅのメンバーの力を借りて作り上げた、クラッシュ最高の問題作にして傑作。もちろん昔ながらのクラッシュ節が聴けるナンバーもあり (ちょっとだけど) 。レゲエ/ダブであるか否かに関わらず、全体的にヒンヤリとしてダビーなミックスが施されているので (ダブの曲はもちろん他の曲よりはダビー) 、ヘッドフォンで聴くこともオススメします。
'03/08/20記

artist : GIL SCOTT-HERON AND BRIAN JACKSON
title : 『 BRIDGES 』  GIL SCOTT-HERON・BRIAN JACKSON 『 BRIDGES 』
comment : 彼の代表作と言えば、フライング・ダッチマン時代の 『 PIECES OF A MAN 』 やアリスタ時代の 『 IT'S YOUR WORLD 』 といった所に落ち着くのだろうが、本作も捨てがたい魅力を持った一作。軽快な、憂鬱な、怒れる、そして優しい色々なファンク&ソウルの形が楽しめる好盤。ジャミロクワイの元ネタ「RACETRACK IN FRANCE」収録。
'03/08/20記

artist : MAX ROACH, HIS CHORUS AND ORCHESTRA
title : 『 IT'S TIME 』  MAX ROACH, HIS CHORUS AND ORCHESTRA 『 IT'S TIME 』
comment : マックス・ローチというと比較的古いうちから活動してるので、「4ビートでただソロを回すだけのジャズは聴く気がしない」という若いリスナーからは名前を聞いただけで敬遠されがちだけど、ところがドッコイ、本作はそんな「4ビートだけじゃ物足りない!」というリスナーをも唸らせる内容を持っている。ビートが“4”だけじゃないこともさることながら、特筆すべきは圧倒的なコーラス隊!怒りと、そして哀愁に満ちた楽器群が、その圧倒的なコーラス隊と共に怒涛の如く押し寄せる傑作アルバム!
'03/08/20記

artist : PETER TOSH
title : 『 EQUAL RIGHTS 【平等の権利】』  PETER TOSH 『 EQUAL RIGHTS 【平等の権利】』
comment : ボブ・マーリーと袂を分かち、ソロになってからの第2作目。基本的なリズム隊にまだ新人だったスライ・ダンバーとロビー・シェイクスピアを抜擢し、そしてコーラスにバニー・ウェイラーが全面参加したバンド〜“ワード・サウンド&パワー”を従えて放つ、攻撃的な“怒りのレゲエ”。全体的には歌詞を反映しているせいか、鋭く棘のあるハイ・ハット・ワークが目立つ。映画 『 ROCKERS 』 の挿入歌にもなった「STEPPING RAZOR 【歩くカミソリ】」や、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ時代からのレパートリー〜「GET UP, STAND UP」も収録。
'03/10/24記

artist : SOUL FLOWER UNION
title : 『 ワタツミ・ヤマツミ 【WATATUMI YAMATUMI】』  SOUL FLOWER UNION 『 ワタツミ・ヤマツミ 【WATATUMI YAMATUMI】』
comment : ロック、フォルクローレ、ラテン、ジャズ、ソウル/ファンク、日本民謡、沖縄音楽、そしてヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ローリング・ストーンズ、オレンジ・ジュース、フェラ・クティ、その他の音楽性を雑多に交ぜ合わせながら、大自然の営みやそこに生きる人々の躍動を表現しきった傑作の2ndアルバム。近作では影を潜めているヘヴィーなサウンドや、中川敬のクセのあるメロディー&コード進行が聴きモノ。
'03/10/01記

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