artist : MASON WILLIAMS |
title : 『 THE MASON WILLIAMS PHONOGRAPH RECORDS 』 |
comment
: ヴァン・ダイク・パークス、ハーパース・ビザールなどで知られる“バーバンク・サウンド”の隠れた名盤として密かに知られる本作は、豪華なオーケストレイションがフィーチャーされた壮大な曲や、オシャレな曲、そして30秒ほどの小品などのヴァラエティーに富んだプログラムで構成されたアルバム。しかしそこに付された歌詞は、ブラックでいい加減なユーモア・センスなのか、はたまた真面目で哲学的なメッセイジなのか判然としない。 クロディーヌ・ロンジェに提供した「WANDERLOVE」、彼の最大のヒット曲にしてグラミー賞3部門受賞の快挙を成し遂げたインストゥルメンタル曲「CLASSICAL GAS」、そして得も言われぬ感動を与えてくれる名曲「SUNFLOWER」ほかを収録。 |
artist : NICK DeCARO |
title : 『 ITALIAN GRAFFITI 』 |
comment : AOR を代表する名曲と言っても過言ではない「UNDER THE JAMAICAN MOON」を収録した本作は、同時に元祖AORの名盤としても名高いアルバム。ジョニ・ミッチェルほかのシンガー/ソングライターの曲や、レーベル・メイトのダン・ヒックスの曲、そしてスティーヴィー・ワンダーの曲やジャズのスタンダードなど、有名な曲から無名な曲まで自分のお気に入りをさり気なくセレクトし、サウンドトラック的な情景描写力で巧みに料理、同時に当時の北アメリカ音楽をサラリと俯瞰している。「UNDER THE JAMAICAN MOON」も“すでにアメリカナイズドされたボサ・ノヴァ”と捉えれば、立派な“北アメリカ音楽”。 |
artist : PISANO & RUFF |
title : 『 UNDER THE BLANKET 』 |
comment : ジョン・パイザノ(ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス出身)とウィリー・ラフの2人がギターとホルンで作り出す、文字通り毛布にくるまっているかのような、二度寝必至(?)のソフトで眠たげな1枚。チルドレン・コーラスと自動車のS.E.が印象的なロジャー・ニコルズの「THE DRIFTER」のカヴァーを収録。ソフト・ロック・ファンはもちろんフォークやボサ・ノヴァが好きな人、そしてゲイリー・マクファーランドやダン・ヒックスが好きな人にもオススメ。ほのぼのとしたジャケットも◎。 |
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