*2006.12.26
「ソウルの帝王」ジェームス・ブラウンさん死去
肺炎だそうで。今年3月のデビュー50周年記念コンサートでは元気だったのに...
*2006.11.25
ニュー・リリース情報
●Matching Mole - On the Radio (Hux Records)
廃盤だった「Live In Concert」全曲に未リリース分を加えたBBC音源集。
Release date : January 30th, 2007
Musicians: Robert Wyatt (d/voc [2/5]) - Phil Miller (g) - Dave MacRae (elp) - Bill MacCormick (b) - Dave Sinclair (o [2/5])
Rec: 17 Jan 1972 [2/5], 6 Mar 1972 [3/4], 17 Apr 1972 [1], 27 Jul 1972 [6-10] - Loc: Kensington House [1], Playhouse Theatre [2/5], Maida Vale Studios [3/4], Paris Theatre [6-10], London - Eng: Nick Gomm [1], Bob Conduct [2/5] - Pr: John Walters [1/2/5], John Muir [3/4], Jeff Griffin [6-10]
Tracks: 1. Marchides [DMacR] / Instant Pussy [RW] / Smoke Signal [DMacR] (20:33) - 2. Part Of The Dance [PM] (7:56) - 3. No 'Alf Measures [K.Ayers arr RW] (6:49) - 4. Lything And Gracing [PM] (7:19) - 5. Immediate Kitten [RW] (9:59) - 6. Instant Pussy [RW] (3:17) - 7. Lything And Gracing [PM] (3:13) - 8. Marchides [DMacR] (10:30) - 9. Part Of The Dance [PM] (7:29) - 10. Brandy As In Benj [DMacR] (0:48)
●Soft Mountain (Hux Records)
故エルトン・ディーン+ヒュー・ホッパー+ホッピー神山+吉田達也による2003年東京でのスタジオ録音。
Release date : January 30th, 2007
Musicians: Elton Dean (as/saxello) - Hoppy Kamiyama (kb) - Hugh Hopper (b) - Tatsuya Yoshida (d)
Rec: 10 Aug 2003 - Loc: Gok Studio, Tokyo (Japan)
Tracks: 1. Soft Mountain Suite Pt. 1 (30:40) - 2. Soft Mountain Suite Pt. 2 (27:55)
*2006.11.18
待望のウェリポボックス 3CD+1DVD
●未発表ヴァージョン
・Eurydice(10分を超えるフル・ヴァージョン)
・Directions(1971年スタジオ録音・テイク1)「Live in Tokyo」と同じメンツ
・Nubian Sundance(live in Chicago 1974)
・125th Street Congress(DJ Logic remix)
●DVD
Live in Offenbach, Germany 1978.9.28
- Shorter / Zawinul / Pastorius / Erskine
*2006.11.16
Hattitude - Archive Recordings 1973-1975, Volume 2
Hatfield And The North 未発表音源集第2弾がリリースされる。Burning Shed から購入可能。今回もBBC音源や各種ライヴをコンパイルしたものになりそう。
*2006.10.8
最近ネット通販で買ったCDから
・Soft Machine - Middle Earth Masters (Cuneiform)
ラトリッジ+エアーズ+ワイアットのトリオによるライヴ(完全初出?)。こちらも参照のこと。
またも Voiceprint に大きく水を空けた Cuneiform の丁寧な仕事振りが光る。悪名高き「Turns On」とは雲泥の差。
でもこれ、ひょっとして「Turns On Volume 1」と同じ日の録音か? よ〜く聴き比べしてみなくては...
・NRBQ - Ludlow Garage 1970 (Sundazed)
オリジナル・メンバー5人による初登場ライヴ。(一部は10インチ・アナログ盤で出ていた)
以上2枚とも奇跡的なリリースと言えよう。よくもこんな音源が残っていたものだ。音質も問題ない。
・The Muffins - Loveletter #2 "The Ra Sessions" (Hobert Films & Records)
Marshall Allen & Knoel Scott がゲストのインプロ・セッション。「Double Negative」を補足するようなミニCD。
・21st Century Schizoid Band - Pictures of a City: Live in New York (Iceni)
ドラムがイアン・ウォレスに替わった2004年のライヴ2枚組。
なんと "Starless" を演ってる! Jakko の "Catelys Ashes" がカンタベリー風ジャズ・ロックしてて良いぞ。
・Brian Hopper - If Ever I Am (Voiceprint)
Wyatt, Hugh Hopper も参加させて Wilde Flowers 再結成を狙った節もあるファースト・ソロ・アルバム。
歌もの("Hope For Happiness" のリメイクなど)有り、ジャジーなインプロ有り、ナウい(笑)ダンスもの有り、と
ヴァラエティに富んだ内容。ただし、印象に残る曲はあまりなく、本人のサックスも力量不足の感は否めない。
*2006.9.25
Bruford - BBC Rock Goes to College DVD化!
Live at Oxford Polytechnic UK, 1979.3.7
Bill Bruford (ds,perc), Dave Stewart (key), Allan Holdsworth (g), Jeff Berlin (b), Annette Peacock (vo)
Sample And Hold / Beelzebub / The Sahara Of Snow (Part One & Two) / Forever Until Sunday / Back To The Beginnning / Adios A La Pasada (Goodbye To The Past) / 5G
リージョン:0、NTSC、収録時間約42分、画質最高
ぼくが入手したのは、メンバー(アネット除く4人)のサイン入り500枚限定版。(Web予約・前払い)
今アマゾンで買うと、それより¥1000以上安いからお得ですよ。
*2006.8.28
R.I.P. Pip Pyle
ピプ・パイルが亡くなったそうです。詳しいことは今のところ不明。
*2006.8.20
近年まれなる充実のお買い物報告書
店名は省略(すべて福島市にて購入)
・カースティ・マッコール - Kite (Virgin Japan) 100円・中古CD
知る人ぞ知る(?)英国の美人シンガー・ソングライター。1989年発表の通算2作目。
2000年、モーターボートにはねられ若くして他界。スティーヴ・リリホワイト夫人でもあった。
アルバム未収録だが、トレイシー・ウルマンが歌ってヒットした "They Don't Know" は名曲!(ベスト盤で入手可能)
・デヴィッド・ボウイ - ヒーザン:ボーナス・ディスク付 (ソニー) 980円・中古CD
2002年発表。80年代半ば以降のは全然聴いてなかったが、これは評判が良かったようなので買ってみた。
・ポール・サイモン - 1st (CBSソニー) 350円・中古LP
"母と子の絆"、"ぼくとフリオと校庭で" を含む1971年の実質的な初ソロ作。近年ボーナス付リマスターCDが出ている。
最新作は意外やブライアン・イーノと組んだ「Surprise」。
・The Beatles - Help! : Original Motion Picture Soundtrack (Capitol) 950円・中古LP
英盤未収インストを含むサントラ仕様の米盤。例のキャピトル・ボックス騒動で興味が湧いた。見開きジャケが良い。
・V.A. - レア・マスターズ/幻のスペクター・サウンド Vol.2 (ビクター) 750円・中古LP
これは大収穫! "This Could Be The Night" の MFQ ヴァージョンが一番の目当てだが、
他に Treasures(アンダース&ポンシア)の "Hold Me Tight"(ビートルズのカヴァー)も入ってる。嬉しい!
ライナーには亀淵昭信(ライヴドア問題で有名になった)と大瀧詠一の対談が載ってる。こりゃ得したな〜
・Leo Kottke - Guitar Music (Chrysalis) 750円・中古LP
・John Abercrombie with Jan Hammer and Jack DeJohnette - Timeless (ECM) 750円・中古LP
以上5枚のLPは同じ店で購入。ここはほとんど古着屋ながら何気なく掘り出し物が多く、お気に入りの店だ。
以下、コメント省略。一日でこれほど満足な買い物ができたのは何年ぶりだろうか…
・ムター、レヴァイン=シカゴ響 - ペルク:ヴァイオリン協奏曲、他 (DG/ポリドール) 750円・中古CD
・Pat Metheny - Watercolors (ECM) 780円・中古CD
・TOTO - (1st) 宇宙の騎士 (CBSソニー) 100円・ジャンクLP
・ディック・セント・ニクラウス - マジック (Epicソニー) 40円・ジャンク7インチ・シングル
*2006.7.19
真空管アンプを導入
2年ちょっと前に買った CEC AMP3300 があっけなく壊れた。
音はともかく、ボリュームノブなど使い勝手が気に入ってなかったから、これを機会に別のを買うことに。
どうせなら最新デジタル・アンプにしようかと探してみたら、こんなのを見つけた。
コンパクトでなかなか良さそう。フライングモールという名前も(マッチングモールみたいで)気に入った。
でも、入力端子が一個しかないしスピーカー以外の出力端子もない。これじゃあ不便。
無難にオンキョーあたりにするかな〜、とも考えたものの、イマイチ面白くない。
そこで一転、とことんアナログな真空管アンプはどうだろうか? と。
ちょっと探してみると、サウンドウォーリアーというとこから、お手頃価格のが出ている。
ヘッドフォン端子もPHONOイコライザーもついて、iPod にも対応という現代的なプリメインアンプ SW-T10。
直感でこれに決めた。ヤフオクで3.5万。
ようやく到着した品を喜び勇んで設置。なかなかいい感じだ。
肝心の音はどうか。
第一印象は、前の CEC AMP3300 に比べて解像度とパワーで落ちるような気がして、ちょっとガッカリ。
真空管の特質と値段を考えれば当然かも知れない。
約一週間のエージング(慣らし)期間を経た現在は「まずまず、いいんじゃないの」といったところ。
真空管らしいホンワカとした暖かさが感じられる。(実際、発熱してる。夏向きではない...)
まさに自然な音という感じがする。(あくまでも“感じ”。耳に自信はない...)
最近のやたら音圧が高いCDには向かないようだが、どうせ古い音楽しか聴かないんだから、これで良し。
これから手持ちの音源を色々と聴いていくのが楽しくなってきた。
オーディオ人生が充実すると、実人生も明るくなってくる。
アンプが壊れた時は、本当に暗い気持ちになってしまったし、体調も崩したからね〜
*2006.7.12
元ピンク・フロイドのシド・バレット、死去
まだ生きてたの? と思った人もいるだろうが…
ぼくにとって、シドが最も輝いていたのはピンク・フロイド時代。
アルバム「夜明けの口笛吹き」と、そこに未収録のシングル数曲。
サイケな時代のカラフルで奇妙な万華鏡ポップ・ワールドが魅力。
ソロになってからはモノクロームの世界に入ってしまったような…
*2006.5.9
ゴールデン・ウィークの正しい過ごし方
ライヴ音源のまとめ聴き。こういう機会でもないと、なかなかできない。
どういう風の吹き回しか、クリムゾンを集中的に聴くことにした。
(3年ほど前にパッタリと収集をストップしたというのに、なぜか今ごろ...)
まずは69年の“宮殿”クリムゾンから攻めていく。
「エピタフ・ボックス」4枚分、マーキーDGM盤、ハイド・パーク、
さらに、オフィシャルでカットされた2曲を含む「チェスターフィールド」ブートも。
この時期は比較的数が少ないから一日で聴き終えた。(順調順調)
音質、演奏のまとまり具合、セットリストの充実度から総合的に判断して、
この時期のベストはフィルモア・ウェストのラスト・ライヴ(1969.12.16)だろうか。
一休み・口直しとして(?)80年代“ディシプリン”クリムゾンのライヴを少々カジったりしつつ、
音質劣悪・演奏凶暴なのが多い“アースバウンド”クリムゾンに突入。
この時期の音源は思ったより多く持っていた。オフィシャルで7枚分、ブートで8枚分(ダブり含む)くらいか。
「Earthbound」を筆頭に音質劣悪なのばっかり、というイメージがあったが、
コレクターズ・クラブで出たものは3/4が高音質のサウンドボード音源で、音が良いものも意外にある。
2002年に出た2枚組「Ladies of the Road」の1枚目は、これら高音質音源を元に
当時のレパートリーをほぼ満遍なく網羅し、インプロ(ジャム)は省いて上手く編集されていて聴きやすい仕上がり。
この時期を代表する正統オフィシャル・ライヴ盤の役目を果たしている。音質・選曲とも「Earthbound」とは対称的。
(各所で短縮編集および未発表音源含む。2枚目は「21スキゾ」のソロ部分を繋いだ特別編集盤)
ただ、「Earthbound」の凶暴性が捨て難いのも事実で、両者で表裏の姿と捉えるといい。
こんだけまとめて聴いてると、"Pictures of a City", "Cirkus", "Sailor's Tale", "The Letters",
さらに "Get Thy Bearings" 等々のリフがごっちゃに頭の中をグルーングルーン駆け巡って
何が何やら、こんがらがってくるよ〜ん。(混乱こそ我が...)
結局“アースバウンド”期まででゴールデン・ウィークは終了してしまった。
さてさて、いよいよ次は“暗黒”クリムゾンだ〜、いったい何枚あるのか、大変だぞ〜
と思ったら、持ってるのは意外に少ない。ブートは5枚くらいしか手持ちがなかった。
十分持ってるつもりになってて積極的に買ってなかったもんな〜
オフィシャルでは例の4枚組とアムステルダム、USA、マインツ、セントラル・パーク(ラスト)
...これだけ。(ミューア入り=ズーム・クラブ&ブレーメンは除く)
73年前半("Doctor D" で始まるセットリスト)の音源は一枚も無い。
調べてみると、73年後半からオフィシャルでライヴの模様を録音し始めたのだそうだ。
だから世に出てくるのは73年後半〜74年のものが多くなるんだ。なるほど。
最後に、こんな機会でなければ気が付かないような些細なことを一つ発見したので報告しておく。
<フリップは "By The Sleepy Lagoon" がお気に入り?>
プランプトン(1969.8.9)のインプロで爪弾いてる(クレジット有り)だけでなく、
ブレーメン(1972.10.17)のインプロ "The Rich Tapestry of Life" の中でもチラっと弾いてる。
フリップ幼少時にラジオでよくかかっていて無意識に刷り込まれていたのかも知れない。
"By The Sleepy Lagoon"
イギリスの軽音楽作曲家コーツ(Eric Coates 1886-1957)の管弦楽作品、3分ほどの小曲。
BBCでラジオ番組のテーマ曲として長年使われていたらしい。
参考:自作自演盤(試聴可能)
*2006.4.16
“小説家”ヒュー・ホッパー
ヒュー・ホッパーのオフィシャル・サイトから、左側の「book」をクリックすると、彼が書いた長編サスペンス小説「Jazz, Love & Dirty Tricks」を読むことができる。(もちろん英語だが)
ふとしたことから大金を手にしたジャズ・サックス奏者が、イギリス〜オランダを舞台に謎めいた陰謀に巻き込まれていくという、ヒッチコックの現代版ともいうべき、非常によく出来た一級のエンターテインメント作品になっていて、ちょっと驚いた。推理/スパイものとしての面白さ、アクション・シーン、海上の冒険、おまけに濡れ場もあり、とサービス満点! 中でもミュージシャンの生態をユーモラスに、しかもリアルに描写しているのはホッパーならでは(経験談も混じっているのか?)。次々と展開していくストーリー運びは読者を飽きさせることがない。仕掛けも見事。これなら映画化されてもおかしくはない。というかぜひ映画化して欲しい。
*2006.3.6
3月4日(土)国際フォーラムにて、James Brown デビュー50周年記念コンサートを鑑賞
総立ちのディスコ状態だったら疲れるな〜、と心配したが、2階席だったおかげでゆったり座って見ることができた。
ぼくの前の席は小学生らしき女の子2人を連れた夫婦。ススんだ家庭で羨ましい限り。
70過ぎたはずの御大まだまだ元気。登場して即マイク技・足技が出る。
(マイルスみたいに)合図を出してホーン隊&リズム隊を指揮していく。それがビシバシ決まる。
妖艶な(?)コーラス隊4人・若いダンサー2人がステージに彩りを添え、オジサンを喜ばす(笑)
これ以上、ぼくのような門外漢があれこれ書く必要もないだろう。
タイトで深いグルーヴにひたすら酔い、最高のエンターテインメント・ショーをただただ満喫した2時間だった。
前の席で鑑賞していた家族連れが帰る際、小さい女の子が発した言葉に思いっきり同感。
「楽しかったぁ」
ついでに(というより、こっちがメインか)“恒例”“お約束”お買い物報告を
○レコファン・渋谷BEAM店
・James Brown - Love Power Peace: Live at the Olympia, Paris 1971 (Polydor) 1160円・CD
オリジナル JB's(ブーツィーがベース)としては唯一のライヴ盤。1992年発表。
○ディスクユニオン・新宿中古センター
・James Brown - Live at the Apollo, Vol. II Deluxe Edition (Polydor) 2310円・2CD
未発表音源を追加して、ショーの流れ全体を再現したという2枚組。1967年録音。
・ヒカシュー - 1st (東芝) 525円・LP
昔々39円で買った 2nd LP「夏」は全曲 iPod に入ってる。
・レコード・コレクターズ 87年4月号(Stax/Volt特集)630円・雑誌
これで87年以降のレココレは全て揃った。
○ビックカメラ・新宿東口店
・PHILIPS SBC-HN060 ノイズリダクション インナーイヤー式ヘッドフォン 6980円
周囲の騒音を軽減できるとの触れ込みだが、効果はそれほど感じられず、音質もあまり良くない。
中高音域を強調してるために列車内など騒音の中で聞こえやすくなってるのでは?
後でアマゾンを見てみたら、1500円以上安く売っててガッカリ。買わなきゃよかった。
・単三乾電池×4(ビックカメラ純正?)330円
○ディスクユニオン・新宿本館8F(全品100円セール)
懐かしフュージョンLP8枚購入。アルバム名は書いてもしょうがないから省略。
毎度のことながら、激安フュージョン盤を漁るのは楽しい...
が、今回はやっぱり状態悪いのが多く、1枚はソリが酷くて再生不能。
ゴミ・フュージョン漁りはもう打ち止めにしようか...
*2006.3.1
「猟盤日記」を読んでいて思い出したことがあるので、ちょっと書いてみる。
10年くらい前のこと。
某地方都市を歩いていたら、とある古着屋の店先にLPの段ボール箱が出ているのを見かけた。
ちらっと覗くと、80年代アイドルがメインの、よくあるクズ盤の山らしい。
ジャケット&帯上端の色合いで大体わかる。
しかもビニールの外袋もつけず裸の状態で入ってる。(ハードオフのジャンク盤と同様)
こりゃダメだ、と思いつつパラパラとめくっていったら、な、な、なんと(ってほどでもないが)
初期タンジェリン・ドリームの日本盤帯付きが数枚出てきた。一枚200円で!
へぇ〜、こんなこともあるんだ〜、と感心したが、あいにく収集の対象外だったから買わなかった。
今どのくらい人気があるかわからないけど、1st「Electronic Meditation」 は貴重なんじゃないかな?
同じ店だったか覚えてないが、似たような状況で入手したLPがある。
知る人ぞ知るスイスのプログレ・バンド Island の「Pictures」
(メンバーのピーター・シェラーは後にアート・リンゼイと Ambitious Lovers で活躍)
エイリアンで有名なギーガーによる見開きジャケットが美しい。
ほぼミント状態で300円だった。品番は Round Records No.01001
オリジナル盤なのかどうかは疑わしいが、ジャケットの印刷はキレイだし盤も問題なし。
リプロ(海賊盤)だとすれば見事な仕事振りと言わざるをえない。
*2006.2.26
ブックオフの中古本105円コーナーで、戸川昌士の「猟盤日記」を捕獲。
雑誌「GOLD WAX」に連載された“終わりのない物集め日記”7年分(平成元年〜7年)を収録したもの。
ビートルズマニアをやめてキョンキョンマニアになってから「楽になった」という人の話とか、
ふと立ち寄ったパン屋にパンクの日本盤シングルが1枚10円で置いてあったという嘘のような、ちょっといい話など、
コレクターやマニアの生態を赤裸々に描いた読み物はやっぱり面白い。
中にチラッとパール兄弟のことが書いてあり、久しぶりに聴きたくなった。
学生時代レンタルで借りて聴いて以来、長らく忘れていたのだが...
1986年だから、あれからもう20年か!
短命だったCSV渋谷(フールズメイト系レコード店、英国ニュー・ウェイヴの宝庫だった)で
デビュー時のインストア・ライヴを見たことがある。
といっても、サエキけんぞう氏以外は覆面(別人)で、演奏はカラオケだったと記憶している。
「バカヤロウは愛の言葉」が印象的だった。
現在アマゾンで調べてみると、初期のアルバムは廃盤で手に入らない。
1st「未来はパール」が欲しい。
中古レコード店でのチェック・アイテムが一つ増えた(笑)
*2006.2.9
エルトン・ディーン死去
これだけは聴いとけ三選(ソフト・マシーン以外で)
Keith Tippett Group - You Are Here… I Am There
Just Us
Live at the BBC
Ogun レーベルのオリジナル・アルバム群いいかげんCD化してくれ。
*2006.1.5
年末年始に聴いたディスク
Jimi Hendrix Band of Gypsys - Live at the Fillmore East
36年前の大みそかと元日に行われたライヴ。この演奏がマイルス(↓)に大きな影響を与えた。
Miles Davis - Cellar Door Sessions 1970
紆余曲折の末やっとこさリリースされた6枚組ボックス。もうマイルス者を引退した(とここで宣言してしまおう)こともあり買わないつもりだったが、アマゾンで安かったもんで、つい...
Thelonious Monk Quartet with John Coltrane at Carnegie Hall
10年ほど前に出た発掘ライヴ(@ Five Spot)より数段音が良い。ホール・コンサートのためか、ベースとドラムのソロを省いた(モンクのライヴでは珍しい)短い演奏ばかり。
他に、Beach Boys「Pet Sounds Box」、Fripp Eno「Evening Star」などの定番メニューをつまみ食い。
年の変わり目にはストコフスキーのバッハ管弦楽編曲抜粋を聴いていた。
そして思った。自分の葬式にはこれを流してもらおうか、なんて。
「G線上のアリア」「甘き死よ来たれ」「ゲッセマネにおけるわが主イエス」あたり葬式にピッタリだ。
でも、うちは仏教だからな〜(笑)
*2006.1.1
年末年始の過ごし方
今まで生きてきて、年末年始を自分の家(実家)以外で過ごしたことがない。
大みそかには掃除を済ませ、夕方早めに風呂に入り、
神棚に手を合わせてから家族揃って定番料理を食べ、
その後こたつに入ってみかんをむきながら紅白を見る。
夜中はどこにも出かけず、年が明ける頃にはふとんに入る。
元旦は当然ながら餅を食べる。あんこ・納豆・雑煮の三種。
新聞をながめたりお笑い番組を横目で見たりしつつ年賀状に目を通す。
初詣に行かないとなんとなく落ち着かない。
帰ってくれば家でごろごろテレビ三昧。
今夜は笑点大喜利と寅さんを見た。
嗚呼なんとも正しい日本人的な過ごし方ではないか。
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