過去に書いた雑文(各方面への投稿、学生時代の日記、作文など)をランダムに掲載。
*2003.9.11
Macユーザーは聴けないボーナス・トラック
コステロの新作「North」 (DVD付初回盤) を入手しました。
DVDには3曲分のビデオ・クリップ(なの?)約10分収録。
ボーナス・トラックは日本盤だけの "Too Blue" を含め「3曲」と表記されており、
タイトル曲 "North" に関しては、「デジタル・ダウンロード・ボーナス・トラッ
ク」で
「インターネット上での配信」とあります。
ところがっ! 「Macintosh 非対応」だと。なんじゃそりゃ!
Macユーザーには "North" が聴けないのであった!!
コステロ、お前もかっ!
Macユーザー及びネットに繋げない人は聴かなくてもいいってことかよ、おい!
ここんとこのレコード会社の売り方はおかしいと常々思っていた。
信頼できる一部のミュージシャンには希望を繋いでいたんだが、
今度こそ愛想が尽きた。
今後、新譜は金輪際もう買わないことにする。
(某MLへの投稿より)
*1999.8.8
オープン2シーターに乗ってる者として言わせてもらえば、
真夏のオープンは危険です。(笑)
日射病にかかる前に意識が朦朧として事故になりかねません。(^^;)
軟弱と言われても、日中は幌を閉じてエアコン、
オープンは日が暮れてから、です。
音楽の話に無理矢理つなげると、
オープンに合う、と自分で勝手に思ってるのは、
ウェスト・コースト・ジャズ。
(某MLへの投稿より)
*2001.7.17
Leo Kottke
超絶技巧ギタリスト。
まずソロでのライヴ映像を見て、それに打ちのめされました。
音楽的にはフォークとかカントリーに近く、ジャズではありません。
アドリブはやってないと思います。
とにかくギターのテクニックが凄い。圧倒的なスピードとパワー。
ほとんどが生ギターのソロ(アルペジオ中心)なんですが、
時にギンギンのスライドを弾いたり、たま〜に歌も歌います。
童顔に似合わず深いいい声してます。
おすすめアルバムとしては、「6- and 12-String Guitar」(Takoma)
全編生ギターのソロ。これがデビュー作か。バッハの「主よ〜」をカヴァー。
BGO から2枚組ベスト盤が出てますので、とりあえずそれでも良いでしょう。
「Acoustic」「Electric」「Live」「Singing」の四部構成になっています。
(某MLへの投稿より)
*2003.8.2
仙台レコード祭りでの収穫物
●中古LP
・Morning Glory (Antilles) 1800円
featuring John Surman, John Marshall, Terje Rypdal, Chris Laurence, John Taylor, Malcom Griffiths
CD化はされていたが、現在は廃盤のようで入手困難。
この値段で買えたのは米盤だからか。オリジナル Island 盤はメチャ高いはず。
・Dave Liebman - Lookout Farm (ECM/トリオ) 1500円
with Richard Beirach, Frank Tusa, Jeff Williams, John Abercrombie, etc.
アイヒャーの個人的怨恨によって(?)未CD化(日本盤は出てたかな?)。
・フレディ・ハバード - ミストラル (East World/東芝EMI) 800円
featuring Art Pepper, George Cables, Stanley Clarke, Peter Erskine, etc.
アート・ペッパーがフュージョンやってる珍しいアルバム。80年録音の日本制作盤。
後に顧みられることもなく忘却の彼方に葬り去られ、未CD化(たぶん)。
●中古CD
・Khachaturian & Sibelius / Concert for Violin : David Oistrakh (vln) (Mobil Fidelity Sound Lab) 1500円
Melodiya(ソビエト国営)原盤。MFSL による高音質(?)リマスター。
・Tchaikovsky / Symphony No.4 & Scriabin / Etude : Leopold Stokowski / American SO (Vanguard Classics/Everyman) 890円
チャイコはストコのオハコ。
以上、一日でこれだけ。ここんとこ買う分量がメッキリ減ってしまったな〜
*2003.8.1
ナツメロ circa 1980
自己満足な選曲で CD-R を作っちゃおうシリーズ。
今回は、1980年前後にテレビやラジオでよく耳にしていながら、
その後めったに聞かなくなった、極私的に懐かしい曲の数々。
今改めて聴くのは恥ずかしかったりする...
1. Breakfast in America - Supertramp
2. St. George and the Dragon - Toto(from Hydra)
3. Unicorn - Kazumi Watanabe(from TO CHI KA)
4. She Waits For Me - Airplay
5. Xanadu - Olivia Newton John & ELO
6. You're Only Lonely - J. D. Souther
7. How Deep Is Your Love - The Bee Gees
8. Magic - Olivia Newton John
9. 99 - Toto
10. Le Premier Mars - Masayoshi Takanaka
11. After The Love Is Gone - Airplay
12. Fool Again - Stanley Clarke
13. October (Outubro) - Azymuth
<(そっけない)コメント>
1-3. テレビのコマーシャルで使われていた記憶がある。
4,11. AORの名盤「Airplay」より
5,8. 映画「ザナドゥ」のサントラより
6. 中学時代、昼食時の校内放送でこの曲がかかった記憶がある。(ユア・オンリー・ロンリー)
7. 映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサントラより
10. フュージョンとか、洒落たインストものが特に好きだった。(「T-WAVE」に収録)
12. 「クロスオーバー・イレブン」でよくかかっていたメロウな曲。(選曲:小倉エージ)
(「Rocks, Pebbles and Sand」に収録)
13. 「クロスオーバー・イレブン」の後テーマとして長年使われていて超有名。
(「Outubro」に収録)
これを聴くと今にも津嘉山正種のナレーションが聞こえきそうだ。
“今日と...明日が...出会う時...”
*1977(?)
欽ドン:母と子の会話
子「母ちゃーん、プラモデル欲しいよー」
母「ちょっと待ってな、いま父ちゃんをバラバラにするから」
(欽ドンへの投稿より)
*2001.6.17
暇つぶしには「青空文庫」が最適です。一昔前の日本文学が無料で読めます。
最近読んだのは、夏目漱石「草枕」、泉鏡花「高野聖」などで、
学生時代以来久々に小説らしい小説を読み耽りました。
中でもハマったのが、夢野久作の一連の猟奇もの。
作家としては二流以下かも知れませんが、暴走気味に強引なストーリー展開には
笑ってしまうほどの快感を覚えます。おどろおどろしさの中の耽美とか、
そりゃないだろうという唐突などんでん返しがあったりして。
「少女地獄」「瓶詰地獄」等の短編集が特にスゴイっす。
「ドグラ・マグラ」が読みたくなりましたが、あいにく「青空文庫」には載ってません。
(ある私信より)
*2000.3.3
Thelonious Monk
ぼくは、モンクの作った曲がたまらなく好きなんです。
他のジャズ・ミュージシャンが作る曲とは全然違う。
超然としていながら人懐っこさもある。
哀愁味とオチャメさとがゴッチャに混じり合ってる。
他人がモンクの曲を演奏したのを聴くのもいいものです。
例えば、
ハル・ウィルナーがプロデュースしたオムニバス・トリビュート盤
That's the Way I Feel Now: A Tribute to Thelonious Monk (A&M)
(2枚組LP。現在CDで入手可能かは不明)
参加してる人達をずらずらっと挙げると、
NRBQ、ドナルド・フェイゲン&スティーヴ・カーン、ドクター・ジョン、
カーラ・ブレイ、ピーター・フランプトン&クリス・スペディング、
トッド・ラングレン&ゲイリー・ウィンド、ジョー・ジャクソン、
ジョン・ゾーン、スティーヴ・レイシー、ギル・エヴァンス、等々...
ロック界の人が多いのが特徴であり、聴き物であります。
モンクは、カルテットや他人のアルバム等で演奏するとき、
ソロの順番になっても、ひたすらテーマを弾いて、そこから
バリエーションを膨らませて行くことが多いですね。
メロディを慈しんでいるようにも思えます。
そういうところは全くの即興演奏よりもジャズ初心者に
わかりやすいんじゃないかと思うんですが...
・リズムについて
独得の間、つっかかる感じ、つまずいて「オットット」という感じ(笑)
先週WOWOWでもやってた映像で見ると、
それが普段の彼の行動にも現れているんで笑ってしまいました。
カメラを前にしてのサービス精神もあるんでしょうけど。
そんな姿を見て、赤ん坊相手に受けようとしておちゃらけた行動を
とってしまう親父の姿と似てるんじゃないかと感じました。
天然ボケというより、意識してやってるんじゃないかと。
他人がモンクの曲を演奏したアルバムをもうひとつ。
ちょっと変わったところで、ギターのスティーヴ・カーンのを。
Steve Khan - Evidence (Arista/Novus)
一人多重ありのソロ・ギターで
全曲ジャズ・プレーヤーのオリジナルを取り上げたもの。
LPのB面まるごとモンクの曲をメドレーで演奏。
が、実はA面の方をより愛聴しています。
曲目は、
Infant Eyes (Wayne Shorter)
In A Silent Way (Joe Zawinul)
Melancholee (Lee Morgan)
Threesome (Randy Brecker)
Peace (Horace Silver)
特に "Peace" が素晴らしい。
ホレス・シルヴァーのを聴く前にこっちに親しんでいたので、
ぼくにとっては、こっちがオリジナルに聞こえてしまいます。
(某MLへの投稿より)
*2001.7.7
昨晩(午後10時〜)、NHK教育でマイルスのドキュメンタリーを見ました。
関係者のインタビュー映像が“あの人は今”って感じで面白かった。
横に広がったフランシス(「王子様」「ESP」のジャケの人)、
まだ生きていたボブ・ワインストック(Prestige のプロデューサー)、
学者然としたイアン・カー(元 Nucleus のトランペット奏者、彼の著書は
音楽的記述が充実している)の話には「お前見てきたんか」とツッこむ。
他に、クラーク・テリー、ジミー・コブ、など多数登場。
今回は40〜50年代の話で、来週後編を放送するようです。
(注:「ザ・マイルス・デイビス・ストーリー」としてソニーからDVD化された)
(某MLへの投稿より)
*2001.8.19
(今回は別に何の意味もなく字幅を両端揃えにしてみました。)
今月のストレンジ・デイズ、妙なことになっておりますですよ。
表紙はジョン&ヨーコの「ミルク・アンド・ハニー」でありつつ
冒頭のレーベル特集は大胆にもイタリアのクランプスを取り上げ
ノイ!の特集(インタビュー&アルバム・ガイド)なんてのも!
他に、ラーシュ・ホルメル来日直前インタビューも載ってます。
Caravanの2枚組コンピ「Travelling Ways」の情報も載ってたり
(90年代の音源を集めたものだが Mooncrest盤とは別ものとか)
ソフツ初期音源集「ターンズ・オン」のレビューもありますぜ。
(まだ買ってないけど、これってイマイチ食指が動かないなー)
ところで、ホルメル来日記念盤(500枚限定・会場販売のみ)
どなたかぼくの替わりに確保しておいてくれませんか〜。(^_^;
P.S.
なんと!、Trefor Goronwy(末期 This Heat〜Camberwell Now)
からメールが来てしまった! 自分が入ってるブートを発見し、
どこで手に入るか、と訊いてきた(笑)。コピーしてあげるよと
メール出したけど、その後音沙汰無し。しかしびっくりしたぞ。
(某MLへの投稿より)
*2003.7.6
久々のお買い物報告(分量が少ない...)
●中古LP
・冨田勲 - 冨田勲の世界 (RCA/RVC) 880円
シンセ創世記の偉人「トミタ」の企画盤2枚組。1977年制作。
ベスト盤的選曲ながら、シンセ処女作「銀河鉄道の夜」の収録が貴重。
ジャケットの英語題が "Sound Creature TOMITA" となっているが
本当は "Sound Creator ..." のつもりだったのでは?
今年発売された DVD-AUDIO「惑星」(2003 New Version)は
普通のDVDプレーヤーでもサラウンド・サウンドが堪能でき、楽しめた。
●新品CD
・Eric Stewart - Do Not Bend (Strawberry Soundtracks) 2480円
元 10cc の人、最新ソロ・アルバム。5曲入ボーナス・ディスク付き(初回盤のみ?)
自主制作盤らしく、女声バック・コーラス以外は全部自分で演奏しているようだ。
●中古CD
・Isotope - 1st (Line) 1800円
現在は 2nd「Illusion」とカップリングされた See for Miles 盤が出回っているが、
最初にCD化されたドイツ盤の方が欲しかったので購入。
この盤を見て店主一言「お、ゲイリー・ボイル」
(ちなみに、このず〜っと下、2001.7.16 の欄で彼の近況を教えてくれた方と同一人物です)
けしからんことに Gary Boyle ソロ一作目「Dancer」は未だにCD化されていない。(追記:2006年にCD化なる)
・サディスティック・ミカ・バンド - ミカ・バンド・ライヴ・イン・ロンドン (東芝EMI) 1700円
1975年、イギリスで Roxy Music の前座として解散直前に行ったライヴ・ツアーの音源。
モノラルのカセット録音を疑似ステレオ化したもの。おそらく現在は廃盤。
メロディアスなインスト曲はどことなくカンタベリーっぽい(かな?)
*1984 (?)
なめくじ
なめくじを見つけた
ぬめぬめした表皮
恐ろしげに突き出た触角
ぼくはかみそりを取り出して
そいつの胴を切り離す
そいつは何でもないように
触角をくゆらせている
断面を体液で濡らして
ぼくはかみそりの刃についたそいつの
嫌な粘液をぬぐい去って
いつまでもながめていた
××にうごめく二つの肉片
Inspired by Hagiwara Sakutaro
*2003.5.4
今なぜかショスタコーヴィチ、新譜&話題盤ラッシュ!
Dmitri Dmitriyevich Shostakovich
こちらは超弩級の情報量を誇る日本語サイト。勉強になります。
・必読の書
「ショスタコーヴィチの証言」
(ソロモン・ヴォルコフ編、水野忠夫訳、中央公論社)
・強烈な音響が炸裂する作品の一例
歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
(ロストロポーヴィチ指揮ロンドン・フィル、ヴィシネフスカヤ、他)
*2003.3.21
ショスタコーヴィチが面白い
交響曲全集を1番からほぼ番号順に聴き進めている。
現在、10番まで来たところ。だんだん面白くなってきた。
昔ちゃんと聴いたことがあったのは5番(通称「革命」)だけ。
その第四楽章などに聞かれる、ひねくれたメロディを早めのテンポでゴリゴリと繰り出すところが気持ちいい。
書きなぐりというか、やりっぱなし、というか、イケイケというか(笑)
ところどころ笑ってしまうようなユーモアが感じられる。
第一楽章が極端に長い場合が多かったり、と曲の構成がいびつなのも特徴。
実は政治的な意味が裏にあるらしいが、それを知らなくても楽しめる。
ここで豆知識をひとつ。
7番「レニングラード」第一楽章で「ボレロ」のように延々繰り返されるメロディ(戦争のテーマ)は、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」第四楽章で引用(パロディ化)されているし、かつてCMでシュワちゃんが「チ〜チ〜ンプイプイ」と歌っていたりする(?)が、もともとはレハールの喜歌劇「メリー・ウィドウ」からの引用(パロディ化)であるらしい。
参考文献:クラシック道場入門(玉木正之著・小学館)
*2003.3.10
クラシック転向キチ買い申告書(ここ一ヶ月間に購入したCDリスト)
・Leopold Stokowski Maestro Celebre (History)(10枚組) ¥3,201
お宝ボックス。全てはここから始まった。
SP音源だと思うが、リマスターの恩恵か、とても聴きやすい。編集も見事。
購入してからほとんど毎日聴いている。スクリャービンはいいな〜。
・Beethoven / Sym. 9: Furtwangler / Bayreuther Festspiele (EMI Classics) ¥1,394
歴史的名演として名高い51年のライヴ録音。モノラルだが思ったより音は良い。
・Delius / Orch. Works: Beecham / Rpo (EMI Classics) ¥1,394
ディーリアスは昔から気になっていた。
・Faure / Requiem, etc.: Corboz (Erato) ¥1,299
これもなぜか昔から気になっていた。
・Holst / Matthews / The Planets / Pluto: Lloyd-jones / Royal Scottish. O (Naxos) ¥891
「冥王星」付き。「海王星」から切れ目なく続き、意表を付く展開を見せる。
・Britten / Young Person's Guide, Bridge Variations, Sea Interludes: A. Davis / Bbc. So (Apex) ¥674
久々に「青少年のための管弦楽入門」が聴きたくて。
・Respighi / Roman Trilogy: Svetlanov / Ussr State. So (Melodiya) ¥1,690
HMVの派手な宣伝文句に釣られて。
・Berlioz / Symphonies, Requiem, L'enfance Du Christ, Etc: Inbal / Frankfurt. Rso, Etc(11枚組)¥3,590
・Shostakovich / Comp. Symphonies: Barshai / Cologne. Rso(11枚組)¥2,699
・Sibelius / Comp. Symphonies: Sanderling / Berlin. So(5枚組) ¥1,749
以上3点は Brilliant Classics の激安ボックスもの。どれも優秀録音。
デザインも非常に優れていて、惚れ惚れする出来栄え。まさにブリリアント!
<デッカ ベスト100 ザ・スペシャル>
・チャイコフスキー:交響曲第5番/ムソルグスキー:展覧会の絵 ストコフスキー ¥952
・ストコフスキー / バッハ:トランスクリプションズ ¥856
・リムスキー=コルサコフ:シェエラザード/スペイン奇想曲 ストコフスキー ¥856
・沈める寺〜ストコフスキー・アンコール! ¥856
・だったん人の踊り〜アンセルメ/ロシア音楽コンサート ¥856
<デッカ ベスト プラス50>
・チャイコフスキー、ムソルグスキー&ボロディン 管弦楽作品集 ストコフスキー ¥952
・白鳥の湖/眠りの森の美女(抜粋)他 ストコフスキー ¥952
デッカの安価シリーズ大量購入。一枚を除いて全てストコフスキー。
チャイ5もいいが、「はげ山の一夜」の過激な編曲には唖然とさせられる。
国内盤買ってしまったけど、クラシックだからいいよね?(←鉄槌!)
・アンコール! ストコフスキー (Sony) ¥680(中古)
似たタイトルだがデッカのとは別物で、これもストコフスキー編曲の小品集。
・Stokowski's Stereo Collection (RCA)(14枚組) $52.49(中古)
お宝ボックス第二弾。RCA へのステレオ吹き込みを全て網羅。
4chで録音されたものはドルビー・サラウンドにエンコードしてある。
・リビング・ステレオ・サンプラー (RCA) ¥750(中古)
<以下、入荷待ち>
・Leopold Stokowski Maestro Celebre Vol. 2 (History)(10枚組) ¥3,239
・Bach / Glenn Gould The Collector's Edition (Sony)(10枚組) ¥4,859
・Vivaldi / Four Seasons: Stokowski / Npo (Decca) ¥952
・Schoenberg / Gurrelieder; Scriabin / Poem of Ecstasy, Poem of Fire: Stokowski / Phila. O (Pearl)(2枚組) ¥3,399
・R. Strauss / Don Juan, Till Eulenspiegels lustige Streiche, Salome, etc: Stokowski (Everest) $6.89(中古)
*198?
道
私は今まで平坦な道を歩いてきた。途中にでこぼこ道などもあって、つまづいたりしたが、歩きやすい道だった。
だが、今は別れ目に来ている。何本かに分かれてる道の一つを歩き始める。これからは道が険しくなってくる。分かれ道も多くなる。辛くなって倒れることもあるかも知れない。
それでも私は歩いて行く。歩かなければならない。精一杯歩けば、道は広くなっていくに違いない。目的地に達するまで、長い道のりを私は歩く。
(中学卒業間近に書いたもの)
*2003.2.4
近況報告。
先日健康診断をしたところ、高血圧気味だと言われました。
そう言えば、近ごろ腹を立てることが多い。
世の中の出来事や政治経済から、身の回りの些細なことまで、
何かにつけて青筋立ててキーーッと。(-"-+) 凸
それも、表に出さず内に篭ってしまうから始末が悪いのかも。
そのうちポックリ逝ってもおかしくないな。(笑)
サイトやメルマガに書いた国内盤CDボイコット宣言は、
そういったごく個人的な心理的状況の中から出てきたものです。
一番の原因はコピーコントロールCDではあるんですが、
買いたくなるような新譜が少なくなった、というのも大きい。
周期的に訪れるオーディオ熱が再発したのも原因の一つです。
手持ちの機器はほぼそのままながら、色々といじくってみた結果、
これまでにない良い音が(気のせいかもしれませんが)出るようになり
古いレコードやCDを改めて聴き直すのが楽しくてしょうがない。
大体オーディオマニアって同じ音源を何度も繰り返し聴いてるんですよね。
ぼくも、もう新しい音源は必要ない、という心境になってしまったのです。
ろくに聴いてもいない音源が溜まりに溜まって置き場に困るくらいだし、
もうキチ買い生活を引退してもいいや、という...
なんか年寄りじみたことを取り留めなく書いてしまいました。
この辺でやめておきます。(^^;
(某MLへの投稿より)
*2003.1.26
もう国内盤CDは買わない
YMOのDVDベストと紙ジャケ再発CD10種がまとめてドッと出た。(レココレに特集あり)
買った点数がたまると、もれなく「YMO読本」がもらえる、
という宣伝文句につられてDVDとCD3枚をネット通販で購入。
これで合計5点、のはずだったのだが...
DVDには応募券が付いていなかったのだ。おーまいがーっ!
広告をよく見ると、応募券が付くのは「初回盤のみ」とある。
これ初回盤じゃないの? アマゾンで予約して買ったのに〜。
発売日を過ぎても発送されなかったから、なんか変だとは思ったんだが、
予約分で完売したってことなのか。そもそも初回盤って何枚生産したんだろうか。
初回盤は少なめに設定してたりするんじゃないだろな。
こうなると、「YMO読本」をエサにして、
マニアにCDをたくさん買わせるための策略だったんじゃないかと勘繰りたくなる。
だまされた、という感が強い。
もーいい。あと2枚CD買って点数ためようかなんてふと思ったけど、やめた。
このような、エサで釣る日本のレコード会社の売り方は以前から嫌だったのだが、
今回のことが決定打になった。もうだまされないぞ。
いよいよレコード会社各社でCCCD導入の動きが活発化してきた。
ソニーはレーベルゲートCDなるものを出すという。
消費者に歩み寄ったように見せかけているが、これも実態はCCCD。
パソコンへの取り込みは一回は無料だが、(ネット接続必須)
それ以降のコピーは一曲につき200円とか課金される。
自分で金を出して買ったCDなのに、二重に金を取られる、ということ。なにそれ!
もう愛想が尽きた。
こうなったら“もう国内盤CDは買わない”ことにする。
当分は輸入盤で間に合わせよう。
ゆくゆくは輸入盤も危なくなるだろう。
そうなったらそうなったで、いい。
CD買うのをやめる。それでいい。
部屋には買いためたCDやLPが溢れている。
それをじっくり聴いて余生を過ごせばいい。
どうせ聴きたい新譜もほとんどないことだし。
音楽隠居も悪くない。
*1998.5.13, etc.
Art Bears CD
CD制作上のミスで「Winter Songs / The World As It Is Today」(ReR abCD) 後半の方で
ジャケ表記と盤のトラック数がずれてしまってる。
Track No.11に3曲分(11〜13)入ってるため、そこから順に
番号が2個分ずれていく。(「The World〜」はTrack No.13 から)
さらに「Hopes And Fears」(ReR abCD2) では、Track No.14とNo.15が
ジャケ表記とは入れ替わっている。(Track No.14="Collapse", No.15="All Hail !")
「Hopes And Fears」の CD追加曲はコンセプト的に
「Winter Songs」のもの。(曲ごとに一つの彫刻や絵画がテーマ)
"Collapse" は "Rats & Monkeys" のリミックスみたいだし、
"Coda To Man & Boy"(イタリアでのライヴ)は文字どおり
"Man & Boy" のエンディング部分を抜き出したものだろう。
ちなみに「Hopes And Fears」のCDはReRから直接買った。
(予約して代金は先払い・通販)
その時のおまけは、メンバーの写真2点が印刷された紙片。
(某MLへの投稿より再構成)
*2002.3.9
渋谷BYG
96年、NRBQの初来日ライヴがオンエア・ウェストでありまして、
(そのときの模様はライヴ盤「Tokyo」として残っています)
それに行く前にここでスパゲティを食べた思い出があります。(うまかった)
その時かかってたのが、ジョー・ウォルシュの「But Seriously, Folks...」A面
とグレアム・ナッシュ「Songs For Beginners」B面でした。
なぜこんなにはっきり覚えてるかというと、そこで聴いてすぐさま気に入り
早速翌日、新宿でその2枚とも中古盤LPを探しだして購入したからです。
いや〜、あの日は人生最良の日のひとつと言っても過言ではないでしょう。
BYGに行ったのはその一度だけで、次に行ってみようとした時は場所がわからなくて
怪しげなところをうろうろ。結局あきらめてしまいました。
(某MLへの投稿より)
*1999.11.17
歌ものカンタベリー・好きなアルバム
(Caravan, Kevin Ayers, Robert Wyatt 以外)
Slapp Happy「Acnalbasac Noom」
Peter Blegvad「Downtime」
John Greaves「La Petite Bouteille de Linge (Little Bottle of Laundry)」
The Lodge「Smell Of A Friend」
Jakko「Mustard Gas and Roses」
Anthony Moore「Out」
Tom Newman「Fine Old Tom」
Mike Oldfield「Discovery」
(某MLへの投稿より)
*2002.5.3
ビーチ・ボーイズ「Summer In Paradise」ヴァージョン違い
・「Summer In…」アメリカ版とイギリス版の違い
まず見た目では、ジャケットの造りが違います。
特殊エコパック仕様がアメリカ版。普通のプラケースがイギリス版。
レーベルに宇宙(夜空?)の絵が書いてあるのがアメリカ版。
クジラの絵が書いてあるのがイギリス版。
盤の内容について言うと、一番分かりやすいのは全体の収録時間が違うことです。
アメリカ版・約44分、イギリス版・約41分。
そして、11曲目(アルバム・タイトル曲)の出だしを聴き比べて下さい。
比較的大人しいのがアメリカ版、
ドラムがドカスカ派手に入ってくるのがイギリス版。
イギリス版ではロジャー・マッギン(元バーズ)が2番を歌っています。
他にも違いはあります。「ビーチ・ボーイズ・コンプリート」を参照して下さい。
・ついでに70年代ブラザー時代の2枚組編集盤「Ten Years of Harmony」に関して
これも「ビーチ・ボーイズ・コンプリート」に書いてありますが、
2種類のCDがあるらしいです。
元々のLPでは "Rock And Roll Music" など数曲がシングル・ヴァージョンで
収録されていたのですが、日本盤CDではアルバム・ヴァージョンに差し替えられたり
微妙に違うものになっていたとのこと。これって米国盤CDは出てたんでしたっけ?
ドイツ盤はLPと同じマスターが使われていたとのこと。
ぼくが持ってるのはオーストリア盤CDですが、これもドイツ盤と同じで
オリジナルのマスターが使われているようです。
(某MLへの投稿より)
*2002.11.10
大量購入報告書(11月6,7日-すべて新宿で)
●中古CD@ディスクユニオン・ジャズ館
・Miles Davis - Cookin' (DCC) 2300円
24 Karat Gold Disc. Remastered by Steve Hoffman.
通常盤には収録されていない Studio chatter が数秒含まれているということで
しばらく探していたもの。意外に安く入手できた。
(ちなみに 、同じくDCC盤の「Relaxin'」にも追加収録あり)
なぜか通常盤には入ってない "Just Squeeze Me" が最後に収録されているが、
ボーナスというよりオリジナル盤には元から入ってたのかも知れない。
・Miles Davis - Live Around the World (ワーナー) 1600円
晩年のライヴ音源を集めた編集盤。80年代のライヴ・ブートは数多く出ているが
ほとんど持っていない。ひとまずこの一枚で間に合わせておこう。
●新品CD@HMV高島屋(投げ売り品をゴッソリ拾う)
・Ian Gomm - What a Blow (Line) 700円
元 Brinsley Schwarz の人、セカンド・ソロ。地味ながら曲がいい。
・Indigo Girls - Strange Fire (Epic) 700円
女性フォーク(・ロック)デュオ。87年にインディから出したデビュー作に
シングル曲を追加してリマスター再発。デジパック。
なかなかいい曲を書く。「Nomads/Indians/Saints」はよく聴いたものだ。
・V.A. - The Famous Sounds of three blind mice (TMB) 500円
日本ジャズの老舗レーベル three blind mice のサンプラー。
・高柳昌行セカンド・コンセプト - クール・ジョジョ (TMB) 500円
以上 xrcd 高音質(&高価)盤。500円ならメチャクチャお買い得ですな。
・Paul Bley Quintet - Barrage (ESP) 500円
彼には珍しくホーンが入ったクインテット編成。
・Michael Mantler - Something There (Watt) 500円
Carla Bley (p), Mike Stern (g), Steve Swallow (b), Nick Mason (ds)
The London Symphony Orchestra (arr - Michael Gibbs)
・Michael Mantler - Alien (Watt) 500円
シンセ(元マザーズの Don Preston)とトランペットのデュオ。
・Michael Mantler - Songs and One Symphony (ECM) 500円
Songs - Mona Larsen (vo), Symphony - Peter Rundel (conductor)
マントラーってそれほど面白くないんだけど、つい買ってしまう。
・Level 42 - Pursuit of Accidents / Standing in the Light (Polydor) 500円
2nd (1982) + 3rd (1983) + シングル/未発表曲。2枚組。リマスター。
ヴォーカル入りフュージョンって感じ。ジャズ・ファンクっつーのかな。
やはり Jakko のソロに近い味がする。悪くない。
・The Lennie Niehaus Octet! - Zounds! (OJC) 500円
ウェスト・コーストらしいぶ厚いアレンジが聴き物。1954/1956年録音。
●中古CD@ディスクユニオン・プログレ館(チラシ持参で5%引き)
・Supersister - Universal Masters Collection (Polydor) 1520円
最新リマスター・ベスト。アルバム未収シングルB面曲が含まれているらしい。
・V.A. - Angelica 92 (Caicai) 1140円
ななんと、Looping Home Orchestra (Lars Hollmer) のライヴが数曲入ってる!
さらに Fred Frith, Lindsay Cooper と Hollmer の共演も1曲あり。
・Curlew - Fabulous Drop (Cuneiform) 285円
どーでもいいんだけど、一応確保しとくか。
・Peter Gabriel - Passion (Geffen) 285円
スコセッシ監督「最後の誘惑」のサントラ。
●中古LP@ディスクユニオン・ジャズ館(50%引きあり)
・Dave MacRae - Southern Roots (Emanem) 3200円→1600円
87年のピアノ・トリオ(3曲はピアノ・ソロ)作品。全曲オリジナル。未CD化?
・Everyman Band - Without Warning (ECM) 1000円→500円
David Torn (g) がメンバーだったバンドの多分2作目。これはCD化されてる模様。
・ジョージ・ベンソン - ギヴ・ミー・ザ・ナイト (ワーナー) 100円
激安フュージョン盤を漁るのは楽しい。これはほとんどブラコンだけど。
●中古CD@ディスクユニオン本館
・Hugh Hopper and Odd Friends (Voiceprint) 1400円
入手困難となってるらしい Radio Sessions シリーズの一枚。収録時間約20分。
全6曲中3曲(ヴォーカル入り)は「Parabolic Versions」にも入ってる。
・リディア・カヴィナ - ミュージック・フロム・ザ・エーテル○
オリジナル・ワークス・フォー・テルミン (Rambling) 1600円
キワ物ではなく、真面目な音楽(いわゆるクラシック)。面白くはない。
・Kate Bush - This Woman's Work : Anthology 1978-1990 (EMI) 5800円
デビュー作から「The Sensual World」までの全作とアルバム未収録曲2枚分を
まさしく“箱”に収めた8枚組。ブックレット(写真集)付き。
*2000.1.23-24
Bix Beiderbecke
(1920年代、白人ジャズを確立したと言われるコルネット奏者)
ビックス・バイダーベックは
ライ・クーダーの「JAZZ」というアルバムで教わりました。
B面頭3曲が特に気に入って何度も聴いてて、それがビックスの曲だったんです。
いい音色です。前に迫り出してくるような勢いがあります。
代表作といわれる "Singin' The Blues", "I'm Comin' Virginia" のソロなど
メロディアスで、本当に素晴らしいです。
"in The Mist" などのピアノ・ソロも大好きです。
ヴァーチャルなノスタルジーと申しますか、古い映画のような味わいがあり、
それが逆に新鮮に聴ける、というところもあるかもしれません。
「Bix」というイタリア映画がありました。
邦題「ジャズ・ミー・ブルース」1990年イタリア製作
監督・プピ・アヴァティ、主演・ブライアント・ウィークス、
音楽監督・ボブ・ウィルバー
イタリア製作ですが、セリフは英語です。
有名な俳優は出てなかったと思います。
イタリア人ヴァイオリン奏者ジョー・ヴェヌーティが回想するというかたちで、
アル中だったりした破天荒なビックスの生き様を暗い側面も含め描いています。
ポール・ホワイトマン、ホーギー・カーマイケル、フランキー・トランバウアー
等も登場し、当然演奏シーンも様々なシチュエーションで出てきます。
クリント・イーストウッドの「バード」とは違って、現在のミュージシャンが
それっぽく演奏してる訳ですが、自然に聞こえました。
映像がきれいだった、というのが強く印象に残っています。
ビックスのCDで、ぼくが持ってるのは以下の2枚。
* Bixology (Giants of Jazz CD 53017) made in EEC
25曲入。代表曲はこれでほぼ聴けます。値段も安くお買得でした。
ピアノ・ソロ "In A Mist" も入ってます。
* ビックス・バイダーベック(BMG Victor BVCJ-5114)
「ブルーバード栄光の遺産」シリーズの1枚。
上のCDでは排除されていたポール・ホワイトマン楽団の音源が主体。
両方とも、かなり前に購入したものなので、既に廃盤かもしれません。
今だと「Bix Beiderbecke, Vol. 1: Singin' the Blues」「Bix Beiderbecke, Vol. 2: At the Jazz Band Ball」がいいんじゃないでしょうか。
(某MLへの投稿より)
*2001.11.6
> > ・Dave Liebman - Drum Ode (ECM/ポリドール) 1,942円
これ、思ったより良かったです。冒頭の語りに続いてバイラークのエレピ(珍しい)が飛び出してくるとこなんかえらくカッチョエエ。
(中略)
ぼくが中学の頃「原子心母」はラジオでよくかかってて(今では信じられん)耳馴染んで(笑)いたりしましたが、シド・バレットを聴いたのは大学に入ってからでした。
最初よくわかんなかったんですよ、実は。シンプルなフォークじゃないか?と。
「原子心母」とか中期フロイドはガキにもわかりやすい明快さがあるんですが、底が浅い。それに対してシドは...深層心理を刺激する何かがあるのかも知れませんね。
(中略)
> > ・Area - 1978 (CGD) 1,400円
(ヴォーカルは)発声が独特で、どうやって出してるのかわからないような音を出します。
演奏の方は、生ピアノ、生ベースにドラムというのが多くて、ほとんどジャズです。
(中略)
> > ・Jamie Muir & Derek Bailey - Dart Drug (Incus) 1,400円
これはオーディオ・マニアが聴くと面白いのではないでしょうか。
パーカッションの生々しくも多彩な響きを味わう、という。
(となるとベイリーは添え物か (^^;)
(某MLへの投稿より)
*1998.5.15
感動する映画!
「ニュー・シネマ・パラダイス」もいいんですが、
「トト・ザ・ヒーロー」(ベルギー、1991年)もおすすめです。
トトといっても両者は無関係。
この映画も少年期、青年期、老年期と描かれていますが、
それぞれが時間軸を超えて交錯しつつ進んでいくのがミソ。
姉への恋愛感情とか、老人の悲哀 (^^;) とかにもキュンとくるけど、
サスペンス的なところもある濃いいストーリーがとにかく面白い。
(某ニュースグループへの投稿より)
*2001.1.18
我がオーディオ・システム
スピーカー:BOSE 101MM
パワーアンプ:BOSE 1701
セレクタ:BOSE SB-1
以上3点は15年位前に同時購入。以後ずっと愛用している。
コンパクトで場所をとらないのが良い。
スピーカーは小型でもパワーがあって、ジャズ向きの音だと思う。
セレクタは接続不良気味だが、他は問題なく未だ現役バリバリ。
サブウーファー:BOSE AM-01II
これは8年くらいになる。使いこなせているかは疑問。(^^;)
アナログプレーヤー:Technics SL-7
LPジャケットサイズで、上ブタにアームがついてるフルオート。
もう20年近く使ってるが、今だに何の故障もなく快調。
CDプレーヤー:TEAC VRDS-7
カセットデッキ:TEAC R-550
この二つはほぼ同時期(6、7年前)に購入したもので、
音・機能・デザインとも満足している。(黒で統一)
スピーカーケーブル:Belden STUDIO 497 (\700/m)
赤と黒の縄状のケーブル。これに換えてから音が前に出るようになった。
CDプレーヤー用ラインケーブル:audio-technica Art Link (AT6A48)
以上たいしたものではありません。すべて10万円以下。
(某MLへの投稿より)
注:2002年9月現在は、これにフォノ・イコライザー:audio-technica AT-PEQ3 が加わっている。その結果、入力切替装置兼フォノ・イコライザーであった SB-1 を通さずアナログプレーヤーとパワーアンプを繋げることが可能となり、接続不良問題は解消。CDプレーヤーはパワーアンプ直結となった。プリアンプは不要との考えから元々使用していない。つまり、CD・LP・テープなど切り替える時その都度プラグ抜き差ししているということ。ちょっと面倒だが、音は良くなった(ような気がする...)
*2001.6.18
Tete Montoliu
Tete Montoliu / Palau De La Musica Catalana: Piano Solo 21-03-1997
(Discmedi Blau DM 455-02) スペイン盤
誕生日を記念して故郷バルセロナのコンサート・ホールで行われたライヴ録音。
この数ヶ月後に亡くなったとのことで、これがラスト・レコーディングかも。
自身のオリジナル曲、エリントン、デクスター・ゴードン、コルトレーン、モンク等
テーマを決めて数曲メドレーにした数パートからなる、アイディア賞ものの構成。
出だしのメドレーが
Feelings(あの「フィーリング」です。ウォウウォウウォウフィーリ〜ンです)
〜Comme D'Habitude(あの「マイ・ウェイ」です)
〜Au Privave(そう、パーカーです)
という意表を突く選曲で、グッと来ます。
既に心臓病を患っていて、先が長くないことを知っていてか
自分の人生を振り返るようなコンサートにしたのではないでしょうか。
それでも、病気のことなど感じさせないパワフルな演奏に圧倒されます。
(某MLへの投稿より)
*2002.4.7
山下達郎@宮城県民会館
前回98年の山形公演に引き続き今回も立ち見。長丁場を前にしてリゲインで栄養補給しました。
開演が6時ちょっと過ぎ、終わったのは9時半くらい。もちろん休憩なし。
アルバム・タイトルをデザインしたステージのディスプレーも秀逸でした。
音質はやや金属的というか...でもロック(に限らず)コンサートの音響って大体こんなもんですね。
[誤解されないように書いておくと、ぼくはもともとPAの音(増幅された大音響)ってあんまり好きじゃないのです。
特にボーカルが不自然に聞こえるので。
家でレコード/CDをクリアな音(ほどほどの音量)で聴いてる方が好き。]
今回の場合、ベース&ドラムスの音は良かったと思います。
難波さんのピアノの音が小さめだったかな、という気はしますが。
アンコール最後の方の "Your Eyes" で、達郎さんが無伴奏で歌いだし途中からアカペラが加わるところ、
ジーンと来て目がうるうるしてしまいました。
更に続けて "おやすみ" の弾き語りだもの...(泣)
客出しの "That's My Desire" を最後まで聴いて余韻に浸ってきました。
以下、“個人的に”やると思ったけどやらなかった曲/やって欲しかった曲など書いてみます。
●やると思ったけどやらなかった曲(前回のツアーでやったから?)
夏の陽
潮騒
●やって欲しかった曲(ま、やらないだろうけど、ひょっとして...)
City Way
迷い込んだ街と
Hey Reporter!
●意外な選曲(おー! これをやるかー)
言えなかった言葉を
2000トンの雨
おやすみ
ピカピカの一年生(爆)
<ちと長すぎる余談>
会場前でそれらしき風貌の方に「チケット余ってない?」と声を掛けられ、
(ダフ屋の方々って、一目でそれとわかる風貌ですよね。その方が何かと便利ではある...か)
「いい席ありますか?」と訊いてみました。
ぼくが持ってるのは立ち見券だったので、座りたいと思ったんです。その日は疲れてたし。
以下は、会話の再現。(よく覚えてないから脚色あり)
「立ち見なんですけど、交換してもらえます?」
「予算はいくら?」
「相場を知らないんですけど...」
「一階の前の方、あるよ」
「で、どのくらい...」
「2万...」
「はあ...」(ひえ〜、そんなにすんのかよ!)
「1万5千のもあるよ」
「うーむ...座れればどこでもいいんですけど...」
「どのくらいなら出せるの。5千?」
「まあ、そのくらいなら...」(仕方ないか)
すると、近くに立ってる仲間(? 比較的若い)のとこに行き
なにやら話して、こっちに戻ってくる。
「ちょっと待ってな、これから都合つけるから」
「やっぱり、いいです」(やめとこ)
「立ち見んとこに並んで待ってな」
この後、結局お声は掛からず、立ち見券のまま入場。
それまでの間、ダフ屋たちの行動をなんとなく観察してました。
開場時間が迫ると右往左往、あせりの色が見えてくるんですよね。
悲哀を感じるな〜。チケット無駄にすんなよ〜、おっさーん。
そして、ライヴも佳境に入ったころ...
達郎さん「そこ(前の方)、2つ席空いてますね。いい根性してるなー。
立ち見の人、座りませんか」
会場から拍手。
ひょっとしてその席って、あのダフ屋の手にあったチケットなのでは...
(某MLへの投稿より再構成)
*2002.8.11
Frank Zappa
CD-R 勝手に編集シリーズ。
ザッパ入門者向けに、幅広い音楽性を出来るだけ網羅しつつ、聴きやすさを心掛けた選曲。(ゲップが出るほど濃いが...)
約77分
1. Peaches En Regalia
[Hot Rats] 1969
2. Dog Breath, In The Year Of The Plague
[Uncle Meat] 1969
3. Variations On The Carlos Santana Secret Chord Progression
[Shut Up 'N Play Yer Guitar] 1981
4. Inca Roads
[You Can't Do That On Stage Anymore - Vol. 2] 1974
5. Let's Make The Water Turn Black
[We're Only in It for the Money] 1967
6. Valley Girl
[Ship Arriving Too Late To Save A Drowning Witch] 1982
7. Be In My Video
[Them or Us] 1984
8. That Ol' G Minor Thing Again
[Guitar] 1988
9. Rhymin' Man
[Broadway the Hard Way] 1988
10. Let's Move To Cleveland
[Does Humour Belong In Music] 1986
11. Strictly Genteel
[Make a Jazz Noise Here] 1991
12. G-Spot Tornado
[The Yellow Shark] 1993
13. Watermelon In Easter Hay
[Joe's Garage] 1979
<コメント>
[ ] 内は収録アルバム名。Track No.3,4,8〜12 はライヴ録音です。
1. かっちょいいインスト曲。なんとなくルパン三世のテーマを思わせる。
2. 醜悪なドゥワップ・コーラスに始まり、後半は現代音楽的になる妙な曲。
3 & 8.(元は同じ曲らしい)超絶&悶絶的ギター・ソロ弾きまくり。
4. 目まぐるしく展開する中で、ジョージ・デュークのソロが光る。
5 & 7 . ダーティー&プリティ(笑)&メロディアス。濃すぎる歌モノ。
6. コギャル語をまくしたてているのはザッパの実の娘ムーン・ザッパ。
9. 引用てんこもりでパロディ精神爆発。88年当時の大統領選がらみのネタ。
ザッパは大統領選に出馬しようともしていたが、体調のせいで(?)断念。
10. 圧倒的なピアノ・ソロが聴けるモノスゴイ演奏。
11. いかにも大団円という雰囲気の荘厳なるフィナーレ。
12. オリジナルは「Jazz From Hell」に収録されていた電子音楽だが、
ここでは現代音楽演奏家集団アンサンブル・モデルンによる演奏。
13. 音楽が抑圧された社会を描いた大作「ジョーのガレージ」
(これが現実の話になりそうなのが怖い)
その終盤で感動的に鳴らされる(想像上の)ギター・ソロ。
<おまけ>「ジョーのガレージ」から、座右の銘にしたい名言
Information is not knowledge
Knowledge is not wisdom
Wisdom is not truth
Truth is not beauty
Beauty is not love
Love is not music
Music is THE BEST...
*2002.7.23
コピーコントロールCD
最新のミュージック・マガジンによると、
東芝EMI、ワーナーミュージック・ジャパン、ボニーキャニオンの三社が
エイベックスに続いてコピーコントロールCD(以下CCCD)を発売するとのこと。
非難轟々のCCCDでぼくが疑問に思うのは、ミュージシャン側の意向です。
レコード会社の思惑はひとまず置いといて、肝心のミュージシャン本人が
自分の音楽をCCCDで出すことに同意しているのかどうか。
買う側の立場としては、CCCDは買わないようにしたい。
他で手に入る音源の場合は正常なCDの方を買いましょう。
ナンシー・シナトラやロス・ロボスは輸入盤なら正常なCD。
逆にロジャー・ウォーターズのベスト盤は輸入盤がCCCD。
ただやっかいなのは、通販サイトや音楽雑誌では、一部を除き未だに
それがCCCDであるかどうか明示されていないこと。
通販などで実物を見ないで普通のCDだと思って買ったら
CCCDだったなんてことになりかねません。
はっきり判るようにしてもらいたいものです。
これから既発盤もCCCDで再発されていくんでしょうかね。
そして正常なCDは徐々に駆逐されていく、と...
ああ恐ろしい。
近い将来、出るCDが全てCCCDになるとしたら...
ぼくはCD買うの止めます、マジで。
中古CD販売禁止なんつーとんでもない話もあるらしいすっよ。
*2002.7.8
お買い物上手メモ(特記以外はすべて新品CD)
●山野楽器@銀座
「3枚で500円」のワゴンから以下9枚ピックアップ。トータル1500円
・Peter Gordon, David Cunningham - The Yellow Box (Piano/MSI)
ピーターとゴードンではない。John Greaves, Anton Fier 参加。
・Goddess Trance - Electric Shiatsu (Voiceprint Japan)
Gong Global Family ジリ婆と息子のテクノ・トランス・ユニット。電気指圧?
・Strontium 90 - Police Academy (Pangaea)
ポリス結成の先駆けセッション。仕掛け人はゴングの Mike Howlett。
・Seventh Wave - Things To Come / Psi-Fi (See For Miles)
74年と75年のアルバム 2 in 1。シンセ・ポップ・デュオの元祖?
・Soft Cell - Non-Stop Ecstatic Dancing (Mercury)
リミックス&リテイク・アルバム。12インチ・ヴァージョン追加&リマスター。
・Soft Cell - The Art of Falling Apart (Mercury)
以前より音がカラフルになった、準ラスト・アルバム。曲追加&リマスター。
・Mark Hollis (Polydor)
Talk Talk の主要人物、多分唯一のソロ・アルバム。98年。静謐耽美な世界。
・The Scaffold At Abbey Road: 1966-1971 (EMI)
未発表曲含む編集盤。オリジナル・アルバムのCD化希望。
・Return Of The Grievous Angel: A Tribute To Gram Parsons (Almo)
再評価著しいカントリー・ロックの先達へのトリビュート。コステロも一曲歌う。
●HMV@新宿(高島屋)
・10CC - The Original Soundtrack (Mercury) 1390円
大名曲 "I'm Not In Love" 含む傑作。シングルB面曲追加&リマスター。
・Soft Cell - Non-Stop Erotic Cabaret (Mercury) 1390円
チープなシンセ音が癖になる。アルバム未収録シングル追加&リマスター。
・Soft Cell - This Last Night in Sodom (Mercury) 1611円
怒濤の勢い!緊張感漲る本当のラスト・アルバム。曲追加&リマスター。
●ディスク・ユニオン@新宿ジャズ館
・Naked City - Live Vol.1 1989 (Tzadik) 2500円
いつの間にかこんなスゴイのが出ていたなんて! 続編も出るの?
●ディスク・ユニオン@お茶の水ロック館
・Hasse Bruniusson - Flying Food Circus (Burlesco) 2390円
サムラのドラマー最新ソロ。Roine Stolt, Mats Oberg 参加。
・Can - Unlimited Edition (Mute) 中古 1400円
やはり Can の魅力はこんな感じの取り留めのなさにあるのでは。
・Mashu - Elephants in Your Head? (Voiceprint) 中古 100円
Mark Hewins, Shyamal Maitra, Hugh Hopper で Mashu。こりゃ安い!
●ディスク・ユニオン@お茶の水店
・Gil Evans - The British Orchestra (Mole Jazz/DIW) 中古LP 600円
英国ジャズの巨匠達がメンバーとなった珍しいギル・オケ。83年のライヴ。
・Joe Walsh - You Can't Argue With A Sick Mind (abc/日本コロムビア) 中古LP 200円
イーグルス加入直前のライヴ盤。ツイン・ドラム&ツイン・ギター&ツイン・キーボード。
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