このアルバムは実にかっこいい!!結成当時のことを考えるといろいろあってここまで来たみたく
自画自賛できるクオリティーに仕上がった。録音したのが夏だった事もあって、色で言うと「ブルー」
言葉で言うと「旬美かつ華麗」 「知的orナンセンス」 「ローリングソバットからのキャメルクラッチ」
とでも言いましょうか、ある人間の一定レベルを維持しつつも逆行するみたいな。
ラヴでキュートなスマイリスト達に聞いていただきたいです。
特に「一瞬の美学的デバイス」はラジオでも何回かO・Aされた名曲中の名曲なんでしょうか。
これはあるひとりの乙女が麦わら帽子をかぶって、とうもろこし畑を抜け、教会に散弾銃を
打ち込みに行くと言うクリスマスソングなんですが、ナンかかっこいいね。失踪(疾走)感ていうか
本能で生きていく苦しみとかそんな事を思い出した。
その他にも「途中下車」「発進!マスクメロン」などキャッチーに
ハジケに弾けた名曲揃いのこのアルバム。「告白というマル秘三角形」
「憂き世のユメゴトは まともな奴ほどクレイジィ 」などレモフーお得意の掛け合いコーラス
曲も満載で、まさにレモフーの集大成的内容になっております。
「この次は一体何をやればイイの?」って思わず聞きたくなるような満腹感いっぱいで
飛び抜けたポップバランスを誇る傑作中の傑作「レモンフーリガン7」は
ある意味、レモンフーリガン的→社長の作曲ワークとメーテル的→詩想感も
頂点を迎えたと言っても過言では無いとてもスピリチュアルなアルバムだ。☆ジャケはセブンさんです。
(文章:めーてる♂妹♀)
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