ラグビーボールが脱退していた時期(1999年夏ごろ)残りの3人だけで作ったアルバム。
8(エイト)の発売が遅れたので、結果的に8(エイト)と13(サーティーン)の同時発売となった。
1曲目「愛の木星」はメーテル英語を使用した超難解な詩が特徴で、サビの「好きなのに〜言えないよ〜」
とのギャップが面白い。「2月の雨」は演奏時間だけだと約6秒という短い曲。
「夕焼けの飛行機雲」はレモンフーリガン1を彷彿とさせる重い曲。
B面の最初の曲「赤い山脈」は社長が5時間かけて作った力作で、そこにメーテルいわく
「ブラーっぽいコーラス」が入ったオチャメな曲だが、楽曲はカッコいい。
「ポケット博物館」は社長18番の変則リズムの曲。いったい何拍子の曲なのか検討もつかないし、
楽譜にはできないだろう。ここまで来るとライヴでは再現不可能だ。
全体的に見るとバランスが悪く「レモンフーリガン路線変更したの?」
なんて言われそうなアルバムだ。 (とくに「東京フェイス」とか・・・)
ちなみにこのジャケットは特別カラー使用で、本当はモノクロである。
(文章:キリカブ)
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