社長曰く最高傑作と戒める本作品レモンフーリガン5。その内容は聞く人その物のアイデンティティー
さえも覆す内容となっているはずもなく実はあくまでもレモンフーリガンなのだ。
歌入れをする前まで僕の頭にあったのはいままでに無いレモンフーリガン。それは1や2であった
下着をつけない丸裸なサウンドでもなく、8や13の用に少し賢いふりをしていた僕等でもなく
何かもっと先鋭的なもの、言葉で言うのは難しいがあえて言うならポップ。僕の想像するポップとは
全てを解放すること、あらゆる無駄なものをそぎ落とすこと。
それによって見えてくるものがあると思ったのだ。
そう思ったのは本編より少し前に録音した、1〜3曲目の存在が大きいのかもしれない。
この3曲は明らかに今までのレモフーではなかった。もしこの3曲のテンションでアルバムの
録音をしていたら多分レモフーは終わっていたと思う。
それを知ってかどうかは知らないが、それ以降に社長が用意した楽曲(9,10曲目はライムさん)
はレモフーそのものだった。
この時僕は思った、良かれ悪かれレモフーは続くと。レモンフーリガンはレモンフーリガンの中でしか
生きられないと。そしてポップとは楽曲とか形とかそんなものに束縛されないもっと偉大なもの。
自分自身で育て表現するものと気づいた。それだけでもこのアルバムを作った意味があったのではないかと
思う。This is great Album it’s so キュート! トレジャー you.
(文章:めーてる♂妹♀)
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