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単相2線式 (100V) |
30Aまでの容量の需要家への配電方式 古い家ならいまだに残っている. 二本の線のうち片方が接地側、片方が対地電圧100Vあります. この100Vに触るとシビれます. |
単相3線式 (100-200V) |
最近一般的に家庭用に使われているのが、この方式. 三本の線のうち一本は接地側(白線)、残りの 二本は対地電圧100Vあります(赤、黒線). 赤−白、黒−白で、電位差100Vとれ、赤−黒で、 電位差200Vとれます.危険度は単相2線式(100V)と同じ. |
三相3線式 (200V) |
動力用として小さな工場などに使われている 2種類あるが、主なのは三本のうち一本は 接地側(白線)、残り二本は対地電圧200Vあります. (赤、青線).位相差が有り線間電圧はすべて 200Vあります.赤、青線に触れるとかなりきます. 場合によっては金縛りのようになり動けない事も.. |
三相3線式 (3.3、6.6kV) |
大きいビル、工場、店などに使われる、 いわゆる高圧受電です.最近は6.6kVが主流. この方式で受電して上の方式で各所に配電されます. この電気には間違っても触ってはいけません. 命を落とすか、良くても大火傷を負います. |
電位とは |
地球(earth)を基準とした場合の電圧の事を いいます.上の対地電圧とは、電位の事です. これが高いと地絡(電源線が直に地面に 電気的に触れる事)時に、ものすごい事になります. 漏電と呼ばれるものも地絡に属します. |
電位差とは |
ある物とある物の電位の差の事をいいます. 上の線間電圧は電位ではなく電位差になります. これが高いと短絡(異なった電位の物同士が接触 する事、いわゆるショート)時に、光る、溶ける、 さらにはドカンとものすごい音がします. |
電気機器に「アース」を取るのは、機器に触れて感電しないようにするためです.
機器が地面(地球)と地絡状態なら、人間が触れても問題ないわけです.
ご存知だと思いますが、もちろん「アース」は「earth(地球)」が語源になっています.
(2008.6.9 一部修正、追加しました)
さらに補足(短絡と地絡の違い)
検索で「短絡と地絡の違い」でこちらに来られる方が多いので、追記します.(2008.6.9)
短絡と地絡を簡単に説明しますと
結構恐い事を書き並べましたが、以上の事を理解できれば何の問題もありません.
ただ、電気と言う物は恐い物だと言う認識を常に持っていないと、大事故に
なり兼ねません.まあ、私のような誤字、脱字だらけの文章を書く人間でさえ
やっているのですから、ほとんどの人は大丈夫でしょう.
ここまで覚えれば、既設の建物で工事をしても生き延びていけるはず...
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