Space:1999ストーリーイントロダクション(７〜１２)

第１シーズン 第７話　巨大宇宙都市出現！ 　　　　（原題：Ｍｉｓｓｉｏｎ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｄａｒｉａｎｓ） 　月の進路の前方に巨大な宇宙船、いや宇宙都市が現れた。全長約３２km、幅約８km。ダリアと名乗るその宇宙船は救難信号を発信していた。コーニッグは　医師のヘレナ博士とバーグマン教授、モローとカーター、ローリーと共に救助に向かう。しかし、彼らの乗るイーグル宇宙船は強力な力でダリア宇宙船内に引き込まれてしまう。 　宇宙船の中には巨大都市があったが、原子爆発で廃墟となっていた。空気中の放射能のため、アルファとの連絡は取れない。調査をすすめるコーニッグらは突然現れた宇宙服の二人に攻撃され捕らわれてしまう。その頃、イーグルに戻ったカーター達は小人の姿を見る・・・。 　（詳細はこちら） 　 第８話　宇宙天国の誘惑 　　　　（原題：Ｇａｒｄｉａｎ　ｏｆ　Ｐｉｒｉ） 　月の前方に現れた惑星ピリ。放浪の旅に疲れたアルファの人々には希望の地に見えた。しかし、調査のため自動操縦で発進したイーグルは突然消息を断つ。アルファのコンピューターそのものが変調をきたしていた。また、調査に送ったカノも行方不明となった。 　コーニッグがピリへ行くと、そこでは守護者の使いと名乗る美しい女性が待っていた。 　文明の粋を極めたピリではすべてを守護者に任せていた。守護者とは彼らが建造した機械であった。 その守護者の元、永遠の幸福と快楽を得ていたのある。しかし、コーニッグを除くアルファの全員はコンピューターを通じて・・・。 　（詳細はこちら） 第９話　月が巨大惑星と衝突！？ 　　　　（原題：Ｃｏｌｌｉｓｉｏｎ　Ｃｏｕｒｓｅ） 　月の進路に小惑星が現れる。イーグル宇宙船で核爆弾を積んで発進し、小惑星の進路変更には成功したが、カーターは故障で脱出が遅れ行方不明になってしまう。ただ一人捜索を主張するコーニッグは単身放射能帯を抜け救出に向かう。その頃、カーターは謎の声を聞く。その謎の声をコーニッグも聞き、コーニッグはカーターを発見できる。 　そのころ、月の前方には巨大な惑星が見つかった。月と惑星の中間点に核爆弾を並べ、月をはじき飛ばす計画が立てられたが、惑星には生物がいる可能性がある。調査に向かったコーニッグは黒衣の老女と出会う。彼女は、惑星アセリアと月のため、コーニッグに何もしないことを頼むが・・・。 　（詳細はこちら） 第１０話　宇宙洞窟　原始人の襲来 　 　　　（原題：Ｔｈｅ　Ｆｕｌｌ　Ｃｉｒｃｌｅ） 　惑星レサに向かった偵察隊が消息を断った。自動操縦で帰還したイーグル宇宙船の中には原始人のような男の死体があるだけであった。コーニッグらは捜索に向かうが、密林の中で霧に包まれ、消息を断ってしまう。様子を見に来たカーターも何者かが仕掛けたわなにはまってしまう。教授らも捜索に向かうが、　イーグルに残っていたサンドラは、原始人に捕らわれてしまう。しかし、原始人のリーダー夫婦はコーニッグとヘレナにうり二つであった。 　イーグルに残されてた原始人の死体を解剖すると、原始人は４万年前の地球人に酷似していたが、指紋や歯形の特徴は・・・。 第１１話　宇宙の悪魔　地獄のマシーン 　　　　　（原題：Ｔｈｅ　Ｉｎｆｅｒｎａｌ　Ｍａｃｈｉｎｅ） 　アルファに接近してきた巨大なスペースマシーンはアルファのコンピューターをやすやすと支配下においてしまった。使節に指名されたコーニッグ、ヘレナ、バーグマンは、マシーンへと赴いた。３人はグエントと名乗る声と、グエントに仕えるコンパニオンという穏和な老人に出会う。姿を見せないグエントは高圧的に要求のみを繰り返す。コンパニオンの体は衰弱し、瀕死の状態になっていた。ヘレナは彼をアルファに運んで治療することを訴えるが、グエントは聞き入れない。 　コーニッグは怒り、アルファに攻撃するよう命令するが、マシーンの猛反撃の前に、攻撃を中止する。 　コンパニオンはグエントの正体は自分の分身であり・・・。 第１２話　赤い太陽、最後の日没 　　　　　（Ｔｈｅ　Ｌａｓｔ　Ｓｕｎｓｅｔ） 　月は惑星エリアルに接近、この惑星は地球の４倍　の酸素を持つ緑豊かな星で、月は５０パーセントの確率でこの星と同じ太陽系に止まれた。エリアルへの　移住が検討される中、エリアルから月へミサイル状の物体が飛来、突然ガスを噴出した。 　成分は無害な空気、この物体が月に次々と飛来し月は大気を持つ星となった。アルファのメンバーは月面での日光浴や運動を楽しんだ。物体は今度は雲を形成、雨が降り出した。このままいけば、月面に本当の湖ができる。しかし、アルファが水没する可能性もでてきた。新基地の建設場所を探すため、イーグル宇宙船が飛び出すが、新たに生まれた大気の乱気流で不時着してしまい・・・。