2004年12月12日、公式ファンクラブ心心湘怡主催によって行われたStellaの誕生会の、 管理人による突撃レポートをお届けします。 なお、この誕生会の様子は民視で記事:追風少年女主角黄湘怡提前慶祝24歳生日 、動画:超人氣偶像黄湘怡 提前歡度生日が公開されています。
今回の一緒に参加したのは、うたろう氏に紹介していただいた、最強の助っ人 「好想台湾」の伝説のK氏と、 「ぴ~す☆台湾」のmasa氏。 コンテンツを見ていただければ一目瞭然かと思いますが、二方とも在台であちらの音楽には詳しい上に、当然言葉はペラペラ。 というか、マニアックな分野なのにも関らず、初対面なのに話がすぐに通じてしまうのが驚きです。
決戦の場所はJ-POP CAFE。 CPOPSの歌手の誕生会に日本から出かけていったのがJPOPなのはこれいかに!な訳です。 各席にテレビが備え付けてあって、お気に入りのJPOPの歌手のMVが見られるという趣向なんですが、 コンセプト的にイマイチな上に、料理もイマイチで割高と日本人の間ではもっぱらの評判らしいです(笑) ちなみにこのJ-POP CAFEはビルの7.8階にあり、吹き抜けの構造になっていて、7階にステージがある構造となっています。
合流後、早速ビルのエレベータで上がると、エレベータホールに野郎5人ほどが集まってなにやら名簿のようなものを チェックしながら話しています。どうも受付のようです。その中心にいる人物を良く見てみると、以前淡水のイベントで 日本語で話し掛けてきた趙哥ではないですか。実は幹部だったのですね…。(幹部そのものが10人以上いるようですが) 日本人三人が来た事を告げて、一人500元払ってそれぞれの名札をもらって入場。 案内された席は中央にステージがあって、その右脇の前から二番目のテーブル。 一番前のテーブルはおそらく幹部用の席でしょうから部外者としてはおそらく特等席でしょう。実際は特等席どころかVIP席だったわけですが…。 そしてテーブルは四人がけで、日本人三人と趙哥。若干日本語が話せるということで、通訳兼ホストという大役を任されたようです。 というか、この扱いから見ても普通考えてみれば特別待遇ですね(^^;
Stellaがやってくるまで4人で話をしていたのですが、やはりStellaについては趙哥はめちゃめちゃ詳しいですね。 それが普通にわかってしまう私もどうかしていると思いますが。しかし、向うのファンは非常に熱心です。 普通に財布や携帯にStellaの写真を張ったりしています。「普通に彼女みたい!」と突っ込んだら「ヤーネー、彼女ジャナイヨー!」と。 言葉が妙にオカマチックなのは気のせいでしょうか(^^; ちなみに、前日に撮影した孫燕姿の写真を見せたらかなり引いていました。そりゃそうか…。(台湾では思いっきり競合相手な訳ですし)
12時過ぎ、予定より少し遅れてStellaの入場です。白いコートを着て、心心の女性幹部に囲まれて階段を下りてきました。 相変わらずカワイイです。で、そのままステージか?と思いきやすぐに奥の部屋に引っ込んでしまいました。 しばらくして衣装を着替えて登場。みんな拍手です。そしてありがとうとかなんとか一言二言喋った後にすぐ着席。 そりゃそうです。今回は別にミニコンサートとか言うわけではなく、あくまでもファンクラブ主催の誕生会ですので、 ずっとStellaがオン・ステージな訳がありません(^^;
で、その着席した席が問題なわけですが、一番前の幹部用テーブルだったわけですが、その位置が私の真後ろ。 以下の写真を見ていただければわかるかと思いますが、Stellaの背後はステージ。振り向けば真後ろにStellaが座っているわけですが、 基本的にこの誕生会では常にステージに誰かがいるという構成ですので、ステージを向いて座る必要があるわけです。 ということはステージに体を向けたらイヤでもStellaが真横に座っているという仕組みです。しかも、進行さえ邪魔しなければ普通に話し掛ける事もOKです。
以前のFMラジオイベントはガラス越しに1mという至近距離でしたが、今回は常に50cm以下、手を伸ばせば肩を抱けてしまうという最強の位置です。 というか、「黄湘怡の誕生会で日本歌迷が抱きついた末に強制わいせつ未遂で強制送還処分」なんて新聞沙汰がAnytimeOKな最強の位置です。
ありえねぇっっ!
どうも今回も幸運の女神が舞い降りて来たようです。というか、Stellaが女神そのもの? そんな訳で伝説達成は100%確実な、お膳立ての中、誕生会が始まったのでした…。
最初は心心のメンバー約5人ほどによる「追風少年」のパロディ劇「追瘋少年」。 追瘋(追風)や、肥力(飛力)みたいな名前をもじったキャラクターに扮してなにやらコントっぽいことをしていました。 正直意味が良くわかりません…(^^;趙哥もそれを察してか、「ダイジョーブデスカ?チョットアレハサムイデスネ」と。 うぉ、見透かされてしまいました…。 劇の最後は全員並んで何枚も着込んだ服を一枚一枚脱いでは振り回し、脱いでは振り回し、最後に一人ずつ振り向いていくと、 一人一人の背中に「生」「日」「快」「樂」と書いてあるようなオチでした。 なんだかんだいっても、実は事前に結構練習をしていたのかと思います。
そして次は中学生くらいの女の子二人がギターを持って登場。ギターを弾いて、Stellaに捧げます。 多分Stellaに影響を受けて、がんばって覚えたのではないかと思います。 しかしながら、たどたどしくてなかなか音が合わず、Stellaが手拍子を取ったりフォローをしていたのが非常に印象に残りました。
出し物としてはなかなかツライ出来だったにも関らず、Stellaは始終ニコニコ。 そこまでしてもらったらそりゃぁもうファン冥利に尽きるというものです。 ここまでファンサービスしてくれるならば、応援するしかないってもんです! 実際私も、以前に4回ほど謁見していますが毎回好印象だったので、こうやって誕生会にも遠征しているわけです。
ファンからの出し物の後は、それに応えてStellaからの出し物。三曲歌いました。 ちなみに私の予想としては「吻雨」「分手第七天」あと、小型のギターを持ち込んでいたので、「無聊一天」か「思考」でしたが…。
"吻雨"これはもう最近のライブでは必ず披露している定番中の定番ですね。手を上げて左右に振って大合唱!
"Bizarre Love Triangle"弾き語り。そのときは英語の曲とだけしかわかりませんでしたが、後ほど調べたところ、 いろんな人(張恵妹も)がカバーしているかなり有名な英語の曲のようです。
"不考慮了"弾き語り。これは完全に予想外でした。私の知る範囲では快遞愛情の音楽特輯でちょろっと見たことがある程度だったので、 これが生で聴けるとは思ってもみませんでした。
Stellaからの歌が終わると、Stellaをモチーフにしたキャラクターが描かれたバースデーケーキが運ばれてきました。 かなり大きいサイズです。これを手に持って記念撮影。そして全員で"Happy Birthday"を歌って誕生日を祝います。
ローソクを吹き消した後はクラッカーを鳴らしたり、スプレー(すぐヨゴレの落ちるやつ)をStellaに吹きかけたりと、これは万国共通!? そしてケーキといえば、やはり基本的に顔にぐしゃっと、パイ投げのようにやってしまうのか!?と思ったのですが、 残念ながらお笑い芸人ではないので(^^;、それはありませんでした。 その代わりに、ケーキのクリームを鼻の頭にちょこっとくっつけたりはしていましたが。
この後ケーキカットをしてしばらく休憩&食事タイム。ケーキの味については(台湾なので)あまり期待していなかったのですが、 クリームは甘さ控えめで、スポンジも柔らかくて美味しかったです。 飲み物は飲み放題で、あとJPOP-CAFEということもあり、巻き寿司やいなり寿司が用意されてました。 ちなみに日本人三人は、この寿司には一切手をつけなかったことを追記しておきます(^^;;;
昼食がわりケーキなんぞを食べていると、ステージのほうで会長が話しだしました。 誕生日おめでとう、そして感謝、みたいな話をしているようです。それがまた妙にしみじみとした話し方で、みんな聞き入っています。 これはもしかして、、、と思ってStellaの方をみてみると、目が真っ赤、涙目です。 いつも笑顔のイメージがあるのですが、感極まって泣く事もあるようです。 ファンからティッシュを受け取って涙を拭いていました。
憂鬱氏提供
そして再び、食事タイムとなるのですが、今度は周囲の人が私を見ています。 というか、ステージに行け、という雰囲気です。一体、なんでしょう。????っていうか、もしかして演説しないといけないんですか!? 「我不会説中文~(^^;」という感じなのですが、まぁとりあえず(図々しく)ステージに上がります。 そして、会長から「遠路日本から誕生会に参加してもらって本当にありがとう。 そして、いつも日本からStellaを応援してくれて感動しています。これからもよろしくお願いします」とのありがたいお言葉をいただきました。 (というか、私の脳内フィルターがそういう翻訳を。) そして会場中の拍手の中で「何かかがたくさん入った紙袋」を貰いました。 (後で中身を確認したところ、追風のポスターやサイン入り生写真が大量に入っていました。感動!) そして会長と握手をして「謝謝~。」
ステージを降りようとすると、今度はStellaからの日本語でお言葉が!!
「あなたの名前を教えてください(はぁと)」
「え、名前ですか?koban(仮名)です。」
「kobanさん、一緒に写真をとりましょう!」
「えっ!」
そんな感じでStella自ら日本人三人を指名して記念撮影。
どうやら後援会だけでなく、StellaからもVIP待遇のようです。
「ありがと~」
「ありがと~」
最後にしっかりと握手もしてもらったのは言うまでもありません。
つづいて、これまでのStellaの歩みという事で、デビューから最近までの出来事をビデオにしてスクリーンに映し、 Stella自らマイクを持っての解説で、全員で見ましょうという企画です。主な内容としては、以下のとおり。おおよそ時系列順です。
会場の反応を観察していて気になったのは、基本的に笑いの感覚が日本と台湾ではちょっと違う?ということでしょうか。 無聊一天MVの撮影で羊に振り回されるシーンや、完全不好笑(その名の通り面白くないというか非常にシュールなコント)で 大爆笑が巻き起こってみたり。
特に盛り上がったところといえば、頭髪受難日で自慢の長髪を切られてショートカットにされてしまうシーン(いわゆる台湾的広末涼子発祥のシーン)と、 橘子醤男孩のキスシーン精選集(もちろん相手役は朱孝天)でしょうか。 会場から冷やかしの「おぉ~」という声があがるたびに、Stellaはかなり恥ずかしそう身悶えていました。
で、私が個人的なツボに入ったのが、元気茶のCM。これはシンガポールのみで放送されたCMなのですが、 「もしもし~」「元気です!」「さよ~ならっ」「みなさ~ん」「あ~りがとっ」と、非常に怪しげなイントネーションの 日本語をしゃべっています。実際日本人を前にして、ヘンな日本語をしゃべってるとわかっていたのか、 「あぁ~やめて~~」というリアクションをしていたのが非常に印象的でした。 ちなみに実際に日本語で会話した印象としては、あれは演出してヘンな発音をしているようです。 いくらなんでも、「あ~りがとっ」なんてしゃべったりしません!!
実は誕生会のメインイベント?かもしれなかった「互動遊戲」です。 会長さんがStellaに関する問題を出題して、それに答えた人にもれなく特別グッズのプレゼントという超太っ腹企画です。 問題としてはドラマ「追風少年」のだれそれの守備位置とか、かなりマニアックな問題が出ていたようです。 ていうか、多分Stellaさえわからないような問題も含まれていたのでは? と、楽しみつつ、真横に座っているStellaをこっそり盗撮?
基本的に肌が綺麗というのはよく知っていましたが、滅多に見せることが無いだろうと思われる背中を撮影! 3rdアルバムで若干セクシー路線に変更したと言われるものの、基本的に肌の露出は低かったわけで。 非常に美しい肌です。シミ一つありません。一体何を食べたらこうなるのでしょうか? (いろんな記事を読むかぎりでは、肌はかなり気をつけて手入れをしているようです)
などと、鼻の下を伸ばしていたら突然の指名。????「湘怡の誕生日は何月何日?」と。
まかせなさい、んなもんは即答だ!伊達にファンサイト管理人やってないですぜ。
つうか、わざわざその日にあわせてサイトを開設したっつーの!
「ファイナルアンサー … しーあーるゆえ、しーちーはお(十二月十七日)」
「正解!!」
そんなわけで、一千万円ゲット!なわけなく、景品は「サイン入りの狂想曲」。あのぉ、既に持っているんですが…(贅沢な悩み)。 そして次にK氏が指名されます。「今までの三枚のアルバムの発売日を全部答えて下さい。」なんか、いきなり難易度が跳ね上がった問題です。 これはよほどのファンでもない限りわからない問題ですよ、アナタ。ちなみに私は2ndと3rdはわかりました(そりゃ発売イベントに参加したので覚えてます)。 横で私が教えようとしたら、他の幹部が親切に全部K氏に教えてくれて、見事正解。 (実はクイズで当てる際には前もって全部答えを教えてあげるよ、との密約が…)
ちなみに、正解は「等」2/15、「快遞愛情」10/8、「狂想曲」6/18 このクイズ企画、全体的になかなか難易度が高かったようで、問題によっては誰もわからないようなものもあったようです。 機会があればこの時に出題された問題を公開してみようかと思います。
クイズ企画はこれだけでは終わりませんでした。ニュース動画で Stellaが「毎一個表演毎一份禮物」と言っているように、出し物を一つすればプレゼントがもらえるという企画に移行です。 狂想曲の振り付けを踊っていた人もいました。そしてまた司会が私のほうを指して「狂想曲を唄え~」と…。 いや、マジですか?というか、「狂想曲」唄えません…。とまごまごしていると、今度はStellaがやってきて「唄いましょう」と。 そこまで言われたら唄うしかありません。でも、狂想曲は唄えないので、「你是誰」を。 前から公言していましたが、生でハァハァを聴くのが夢だったので、この時を置いて他にチャンスはありません!!
しかしながら、今まで中国語でカラオケなんてやったことありません。しかも今回はカラオケではなく、Stellaをはじめ100人の聴衆の前、
何の伴奏もなしのアカペラです。ステージにたった瞬間頭がクラクラします。勇気を振り絞って唄いだします。
koban:(1.2.3.4)手機響起 神秘電話 接聽後卻傳來 一陣陣奇怪呼吸 すかさずマイクをStellaに向けると、
Stella:哈哈(ハァハァ)
Stellaの生(;´Д`)ハァハァ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
koban:不吭一句 想玩遊戲 @$%&#)’…
脳内物質炸裂しすぎたおかげでこの直後の歌詞をど忘れしてしまったのはナイショです。 しかし、大勢の前で歌うというのは緊張しますが、ある意味爽快でした。 歌手という職業の魅力の一つに一度ステージに立ったら病み付きになる、等とよく言われる気持ちが良くわかりました。
誕生会最後の企画です。Stellaが各テーブルを回って、ファンからのプレゼントを受け取るというもの。 現地ファンは手紙を渡している人が多かったように思います。ちなみに私は招き猫の柄の箸を贈りました。 以前、携帯のストラップにファンから送られた日本製の折鶴ストラップを使っているというところから、ヒントを得ました。 「日本的」かつ「実用性」という条件で選んだものです。
ちなみにK氏は、日本語の教師に雇ってくれと、名詞を贈っていました。いかがなものかと思います。 これに対して、Stellaは「没有銭?(タダで?)」と。この回答もいかがなものかと思います(笑)
楽しかった誕生会もこれで終了。Stellaの挨拶を最後にお開きとなりました。 お開きといっても、これで本当に終わるわけではありません。いわゆる「出待ち」。ビルから出てくるのを外で待ちます。 最初と同じく、白のコートで登場!タクシーに乗って帰る間際に日本語で「じゃぁね~」とのお言葉を戴きました。 最後の最後まで私たち日本人に対して気遣いをしてくれました。感謝感激です。
というわけで、長くなりましたが、誕生会レポートを締めくくりたいと思います。 以下に日本のファンへの直筆メッセージ&サイン入り色紙。