ついに一年半ぶりの新譜、Stella狂想曲が発売されました。ここはもう台湾に飛ぶしかない! というわけで、早速休暇を取って、イベントが集中している6/26,27を中心に台北遠征を強行することにしました。 アルバムは18日に既に発売されてはいるのですが、ファンが参加できる公開のイベントは6/26西門13:00-が最初です。 ところが、飛行機の便の都合で、空港到着が12:00過ぎ。最初からの参加はかなり微妙な時間です。 結局、入国審査やら台北行きへのバスが遅れに遅れ、MRT西門町にたどりついたのが、14:30。 予定上では丁度 Stellaのイベントは終了、黄義達(YiDA)のイベントが始まっているはずです。 早速出鼻をくじかれて、やる気半減ダメダメな状態ですが、とりあえず、現場の來來百貨廣場までダッシュです!
すると、まだサイン会はやっているではないですか!天はまだ我を見放していなかったようです。 早速、Stellaのポスター付のアルバム二枚と、ついでにYiDAのアルバムも購入、サインをもらうべく行列に並びます。 BGMに西班牙狂想曲と吻雨がエンドレスで流れていて、会場は強力な洗脳モードです。 とりあえず、日本の街頭でStellaの曲が流れる事なんてありえないので、これだけでも台湾遠征した価値があるというものです。 しかし、こうやってStellaを眺めていると、今回セクシー路線ということなのですが、全然色気が無いというか、ぷりちーすぎ!
さて、本来この手のイベントはサインをもらうまでに一時間は並ぶ必要があるのですが、さすがにもう終盤に近いので 五分くらいでステージに上がる出番が回ってきました。ラッキーです。(一番畏れていたのは、途中で打ち切り) まずは自己アピール!「我是日本人!黄湘怡加油~!!!」と言ったのですが、会場の音でかき消され、何を喋っているのか、聞き取れなかったようです。
「‘&%#)%&~???」(サイン会もかなり終盤に近づいていてお疲れ気味の様子)
まったく会話がかみ合ってなかったのですが、すかさず周囲のスタッフが、「他是日本人」とフォローを入れてくれました。 やっと何者かを理解したようで「ありがとー、がんばって~!」とのお言葉を戴き、握手してもらいました。感激。 この時点で、謁見、サインGet、日本語で会話と言う最低限の任務は達成。あとは次以降のイベントでどの程度成果をあげるか、です。 またこの時、司会進行の方が「他是日本人~!」と会場でアピール、振り向いたら、1000人くらいの観衆がじろじろと私を見ていました。こわっ!
実はサインをもらう際に、こっそりと大判の写真も混ぜて、こちらにもサインをGetと企んでいたのですが、 スタッフに贈り物と間違えられてしまいます。「這個不是礼物~、i want to get her autograph on the picture」と 訴えたのですが、無情にも却下、没収されてしまいました。しかし、これが原因で新力のスタッフに顔を覚えられて、 後に少しだけオイシイ思いをすることになります。まぁ、とりあえずいろいろアピールしてみるのが吉なようです。
無事にサインをGet。私がステージを降りると、すぐにサイン会は打ち切られ、Stellaはステージで挨拶。 ファンに感謝の言葉と、いくつかのポーズを決めて、去っていったのでした。
確かこの時点で15:00くらいだったのですが、 Stellaと入れ替わりで登場したのがYiDAこと、黄義達。 会場が一気に黄色い声で包まれ、早速歌を唄いだします。結構いい感じの曲です。 とりあえず、数枚写真を撮って、西門町を去りました。(このあと、ホテルを取って、次のイベント会場桃園(16:00から)に移動しなければならない)
さて、この日二回目のイベント、桃園(遠東百貨前)に向かいます。16:00からの予定ですが、桃園に到着したのは、17:00。 どうもツイていないようです(^^;本来、この手のイベントの最初には、必ず数曲歌うはずなのですが、西門に引き続き、 遅刻したおかげでサイン会だけの参加。 本当はここでもサインをもらうつもりだったのですが、ポスター付きCDが売り切れていたので、今回はパスして見るだけにしました。
ちょっとした合間にもファンの方を向いて笑顔やポーズを決めたりして、サービス満点。これでハマる人が多いんですよねぇ…。 ファン層を見てみると、10代~20代前半がメインのようで、3割くらいが女性ファンのようです。案外女性の比率が高いようです。 (公式ファンクラブの会長も女性ですし)
実はこのあと、中土歴でもイベントがあり、私もそちらへ向かったのですが、駅から距離が離れていた上に、場所もイマイチよくわからなかったし、 かなり疲れていたので、断念。台北まで引き返しました(^^;やはり、事前に場所くらいはちゃんとチェックしておくべきですね。 そんな感じで、次の日の淡水のイベントに全てを賭けることにしました。
昨日参加した西門・桃園のイベントでは、一応サインこそはもらえたものの、まだ私的には不完全燃焼状態。今回は時間的にも結構な余裕があるので、 気合いを入れて、二時間前に現地着。するともうすでに、会場の設営は終えて、50人ほどのコアなファンがステージ前に陣取っています。 もう少し観察してみると、ステージに向かって右側には黄湘怡のファン、左側には黄義達のファンが陣取っているようです。 太陽が真上で照っていておそらく35℃くらいはあるかと思われる中で座り込んでいます。あと二時間もあるのにこんなところにいたら熱射病になります…(^^; とりあえず、何はともあれ参加のための必須条件となる、アルバムをGetすべくレコード屋を探すと、会場の真横にありました。 中に入って、とりあえずポスター付アルバムを買おうと"Stella狂想曲和海報、有没有?"と店員に聞いてみると、「没有」とか言っています。 「んなわけねーだろ!」と心の中で突っ込みつつ、おそらくもう少しすれば、ポスターが入荷される筈!と読んで、ここははやる気持ちを押さえて一旦引き下がりました。
会場に戻ってみると、"心心湘怡"のTシャツを着た人が数人うろついていたので、周囲を探ってみると、彼らは場所的にかなり良い位置をGetしているようです。 実は、前もって私は彼らにアポを取っておいたので、あとは名乗っておけば、この暑い中並ばずとも済むと言う、セコイ考えのもと、 とりあえず会場を後にして、淡水の駅前商店街をぶらつき、淡水名物?フットマッサージ30分コース。(昨日は歩きまくったので疲れているのです!)
そして、昨日の反省を活かして、汗拭き用タオル、ミネラルウォータ等々、万全の用意を持って会場に戻ってきたのは一時間前。さらに人は増え、周囲には野次馬も。 "心心湘怡"にはちゃんと挨拶をしておかなければマズイので、様子をうかがってみると、ある女性を中心に、会員用Tシャツを着た連中が集まっています。 間違いなく彼女が会長の琦姐でしょう。とりあえず、手近な人を捕まえて「我是koban従日本、我找小琦」と書いたメモ帳を読みながら見せ、コンタクト。 すると、彼女の方を指差すので、そちらへ向かいます。で、他の会員と喋っているところに割り込んで話し掛けます(^^;。 彼女のほうも私をちゃんと認識していて、あやしげな英語/中国語/筆談で会話、早速周囲の人に紹介。「ああ、あの日本的網站の人か!」 みたいな反応で、ちょっとした有名人気分。背中がむず痒いです。 その後、いきなり私にたどたどしい日本語で話し掛けてきたのが、趙哥。まさか日本語を解する人がいるとは思っていなかったので、ビックリ。 このサイン会では、何かと気にかけていただいて感謝する事しきりです。
周囲の会員は皆、特典ポスターを持っていたので、琦姐に"ポスター持ってないので、どこに行けば入手できるの?"と聞いてみたら、 少し考えた後、彼女の手持ちのポスターを一枚"present!"と、惜しげもなく私に渡してくれました!太っ腹です!「謝謝~!!」 めっちゃいい人じゃないですか!台湾万歳、黄湘怡万歳、心心万歳です。ちなみに、その後、レコード屋でアルバムを3枚買ったら、三枚ポスターがもらえたので、 戴いた一枚はちゃんとお返ししたのは、言うまでもありません。
さて、Stella応援グッズを、風船、笛、うちわ(なぜかキティちゃん)などを借り、そこそこの場所もGet、あとはStellaの登場を待つだけです。 会場では等、無聊的一天、Ni是誰、等のキラーナンバーがエンドレスでかかりまくりで、いやがおうにも気分が高まってきます。 そして、黄湘怡 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! さっそく、新曲の吻雨を披露。とりあえず、私も絶叫!
曲の最中にステージから降りて握手をしにくるわ、ポーズを決めたりで大サービス。 あんまり握手とかしてたら、口パクがばれるじゃないか!(^^;と思いつつハラハラしながらみていると、途中、マイクが離れて声が聞こえなくなっていたシーンがあり、 一瞬ヒヤっとしたのですが、BGMはちゃんとカラオケモードになっていたので、間違いなく生歌でした。 もしかして、これは超ラッキーではないでしょうか!そして次は、西班牙狂想曲。曲が始まると、観衆もノリノリ。 ポースを決めるたびに、拍手や歓声が巻き起こります。これです、これがライブの最大の楽しみなんです!
このダンス、ぷりちーすぎ…
そして、等と快遞愛情のショートバージョン。もう失神モノ。あっという間(時間の感覚が麻痺?)に四曲歌い終え、サイン会です。 昨日のサイン会では駆け足で駆けつけ汗だく状態で、しどろもどろになりながらの謁見でしたが、今回はちゃんとその失敗を反省して、 入念に準備した上での再謁見です。特に謁見の写真はあまりにもいけてなかったので、一瞬のチャンスを狙う必要があります。 タイミングを見計らってさっと行列にならんだので、10番目くらいの位置をGet。後ろを見てみると、ずら~~~~っと行列…。うん、俺様、強運!
壇上にあがり、顔を見つめてみると、いつもニコニコ。いや、いい心がけです。これぞ癒し、芸能人の鑑です。
"Stella~ 加油!!"と呼びかけると、「ありがと~~~」と。おおおおお、今回日本人と名乗っていないのに、なんと顔を覚えてくれていたではないですか! こちらがカメラを向けると、わざわざ手を休めてくれて、スマイルを決めてくれます。涙モノ。握手を求めると、右手はペンを持っているので、左手で差し出してきたので、 ちょっとねじれた感じでの握手。それでも嫌な顔一つ見せません。黄湘怡最高!!!あと、また何か話したのですが、これは良く覚えていません。 またまた舞い上がってしまったようです(^^;
そして、ジャケット*3、ポスター*3、等の歌詞カード*1、計7の大量Getに成功。さすがに、後ろがつかえているので、カメラを向けつつ後ずさり。 しかしあまりにもの大戦果に興奮&写真を撮るのに夢中で、折角のポスターを忘れかけて、Stellaから一言、 「これはあなたのポスター?」と。もちろん「Yeeeees!」とっさの一言にしては、結構日本語は上手いです。 って、2002年にも「これはあなたのペンですか?」と聞かれましたが(笑)
こんな感じでサイン会は無事終え、最後に5分ほど司会と話し、ポーズを決めて、"bye bye ~"と、会場を去っていったのでした。 満足度100%。私はこの時点でこの直後に、黄義達のイベントがあるのは把握していたのですが、実は、それは大きな間違いであったという事を知るでした…。(つづく)
Stellaが去って、次のYiDAのイベントにも参加するつもりで会場周辺をぶらついていたのですが、心心の趙哥がやってきて、 まだイベントは終わっていないらしく、この後、「応援合戦」があるから、まだ残ってください、と言われました。 「応援合戦」なんだろう?と思ったので詳しく聞いてみると、YiDAのファンと応援合戦をするそうで、大声大会みたいなのもあるそう。 さっき借りた応援グッズの中にある笛にはそういうそういう意味があったのかと。てことは、この後、またまたStella登場?と期待に胸が膨らみます。
で、再び司会が再登場。なにやら大声でまくし立てています。どうも、YiDAが代言人を務めているPUMAの好意によって、会場にいるひとに、 腕用のサポーターをプレゼントしてくれるらしいです。つうか、昨日の演唱会の会場で、50~100元くらいで売っていたような…。 しかも、YiDAのファンを見ると、みんな腕には黄色いサポーターが…。で、会場で袋一杯に入ったサポーターを、ばらまきはじめます。太っ腹です。 で、それが終わると、司会曰く、「謝謝PUMA!みんな連呼して!」、で、会場でいっせいに「PUMA! PUMA! PUMA! 」と盛り上がりまくり。ええ宣伝してます、PUMA。
そして、PUMAの宣伝の次は、歌詞を印刷した紙が会場に配られます。私はもらえなかったので、そばの人のものを覗き込むと、あの抗SARSソングの「手牽手」。 で、この曲の練習が始まります。「SARS禍ってもう終わってるし、しかも、StellaもYiDAもあのメンバーには入ってないし!」と突っ込みたいところですが、 多分、みんなで協力し合って良い社会を作ろう、みたいなメッセージなのでしょう。 (一応フォローしておくと、Stellaは手牽手のメンバーには入っていませんが、シンガポールでの抗SARSキャンペーンに参加しています) とりあえず、もともとメロディーだけは覚えていたので、鼻歌程度は唄えるので、助かりました。そんな感じで、会場の熱気が再び高まります。そして、、、、
会場には花道が作ってあったので、舞台脇ではなく、まん前から出てくるとは想像していたのですが、YiDAとそれぞれスタッフの自転車(タンデム)で登場。
どうやらどちらが早く着くか、競争しているようです。しかし、この二人、かなり仲が良いようです。ちょっとした合間に、よく喋っています。 ちなみに結果はYiDAの勝利だったようです。後にStellaは、「だって彼は男なんだから、当然の結果よ」と語っていましたが、実は男女ペアの二人乗りという 公平な条件だったということを、付け加えておきます(^^;
この後、お決まりのマスコミ向け記者会見を10分ほど。それから、Stella、Yida、と持ち歌を披露。二人の曲はイベント開始前にエンドレスで流れていたので、 会場が一体となって盛り上がりまくり。客席に近づいたり、ポーズ決めるたびに、声援が飛び交います。当然、私も何か良くわからない言葉で絶叫していましたが(笑)
次は、ファンの声援合戦。先に練習した掛け声で、どちらの迷の声が大きいかの勝負。「黄湘怡~!黄的好!!黄義達~!黄的好!!好!好!好!」 もう絶叫するしか!特に心心の会員は弾けています。さすが、コアなメンバーだけはあります。もちろん私も絶叫。 普段大声で叫ぶ機会なんて、滅多に無いので、良いストレス解消にもなります。機会があれば試してみてください(^^;結果はYiDA陣営の勝利。
そして次は、会場から適当にファンをそれぞれPUMAのサポータを投げてGetした人を二人ずつピックアップして、ジャンケンあっちむいてホイ大会。で、選ばれた四人の勇士たち。
写真は左から、YiDA迷1,YiDA迷2,YiDA,司会、Stella,Stella迷1,Stella迷2,新力撮影スタッフ。 なんか、よく見てみたらStella迷1って、琦姐ではないですか!仕込みかと思うほどです(笑) 結果はYiDA迷2連勝であっけなく、Stellaの負けが確定、と思いきや、すかさず司会がフォロー。この後、もし、Stella+YiDAの直接対決で勝ったら、2ポイントと。 会場爆笑。意味無いじゃん、と(笑)そんな感じで笑いをとりつつ、最後の決戦。粘った末にStellaの勝利で2-2のイーブンになりました。 自転車でも負け、大声でも負けていたので、最後に名誉挽回、といったところでしょうか。
そして、今回は競ってはいたけれども、本当は仲が良いんですよ、それではみんなさぁご一緒に、と、「手牽手」の合唱。 見事なまでの進行です。この曲もまさに現場でしか絶対に聴けない特典。最後には感極まって、StellaとYiDA、抱き合っています。 Stella、YiDA両陣営から悲鳴が上がっています。ここまでやれば、この二人はあやしいと思われるのは当然です(^^; 司会もジョークで、そばにいた芸能記者に「この二人は絶対に怪しいよね、どう思う?」と聞いて、記者も「おそらく間違いない」と答えていました(笑)
最後にStellaは一曲「福爾摩斯」を歌って、舞台を降ります。まさか、この曲のあの独特の声が生で聴けるとは思ってもいなかったので、もうけもの! ステージではYiDAが引き続き曲を歌いワンマンショーでしたが、Stellaは会場横にあるレコード屋でサイン会。もちろん私はサイン会の見物に。 基本的には先ほどのサイン会でほとんどのファンにサインをしたので、こちらは10分ほどで終了。そのままStellaは会場を後にしました。
あとは、そのままYiDAのイベントに戻って、はしゃぎまくり。昨晩テレビのヘビロテですっかり曲を覚えてしまい、しかもその本人が、 目の前で熱唱しているのですから、またまた血が滾ってきます!気合いを入れて行列に並んで、サインをGet。 この時、「義達~加油!」と声をかけて「謝謝~!」と返事を貰ったのですが、新力のスタッフがすかさず”He is japanese !”と、フォロー。 "Oh thank you~~~!"とお返事を。Stellaのサイン会でかなり目立ったために顔を覚えられてしまったので、 今回、特にアピールするつもりは無かったのに、またまた目立ってしまいました(^^; そして、疲れているにもかかわらず、特別にスマイルを戴いたので、すかさず激写。
こんな感じで、一粒で、三回くらい美味しい淡水のイベントを堪能してきました。特に現地でいろいろ便宜を図ってくださった、琦姐と趙哥には感謝です。
そして今回の成果。ジャケットにサイン*5、ポスターにサイン*5、等歌詞カードにサイン*1の大量Get。左の金のサインは西門、右の銀のサインは淡水で得たものです。 というわけで、長々と、続けてまいりました淡水レポート、以上で終了です。御清聴ありがとうございました。