リッチーブラックモアへの道 The Way of Ritchie Blackmore

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トレモロアーム - Tremolo Arms

第2期Deep Purpleの頃は、有名な極太アームを使用しています。理由はもちろんすぐ折れてしまうからです。実際Fender純正アームはちょっと激しいアーミングをしただけで簡単に折れてしまうという特徴(?)があります。私のストラトのアームも1ヶ月もちませんでした(苦笑)
「In Rock」を聞けば分かる通り、ストラトを使い始めた頃のリッチーは、それこそ新しいおもちゃを与えられた子供のようにトレモロアームを使いまくっています。
アームが折れる−太いアームにする−また折れる−もっと太いアームにする・・・といった具合にエスカレートしていき、しまいには下の写真のようなアームにたどり着きます。
しかしそこは最終地点ではありませんでした

とうとう行きつくところまで行ってしまった極太アーム
いくら太くしても折れるものは折れるわけで、それでは「折れてもいいようにしよう」という発想が次に生まれたと考えられます。
トレモロアームが折れる場合、必ずといっていいほど根元から折れます。経験のある方なら分かると思いますが、その場合アームのネジの部分がブリッジの中に残ってしまい、これを取り出すのは至難の技で、通常ブリッジごと交換せざるを得なくなります。
そこでリッチーは、ネジ式でないトレモロアームを使うようになります。これならば万が一折れても簡単に交換が出来ます。
ただネジ式でないということは、穴に差し込むだけになりますから、簡単に抜けない工夫が必要です。そこでなされたのが差し込む部分を長くするという工夫でした。(右の写真参照)
第3期Deep Purple以降Rainbow中期まではこの一見ノーマルに見える変形アームを使用します。

ステンレスアームの登場

やがて画期的なアームが登場します。
それが、現在に至るまでリッチーが使っているステンレスアームです。
従来のアーム(極太も含め)よりも遥かに折れにくいこのアームによってリッチーの長年の悩みは一応解決したといえるでしょう。もっともこの頃にはあまりアームを使わなくなったリッチーでしたが・・・。

現在のリッチーはステンレスのロングアームを使用。右写真が普通のステンレスロングアーム。
左写真は1984年から1985年頃まで使われたムーンシェイプのステンレスアーム(シェクター製との噂あり)。
ちなみに左写真のものは当サイトで販売しているレプリカ。

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