日記INDEX

みかみかなの日記 2007.06

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疲れた…

曲、録音して、ミックスして、納入。疲れた…。 以前にめちゃくちゃなトラック数ミックスした時と違って、 今回は5トラックだからそんなに大変じゃなかったんだけど、 MR-RACKの内蔵リバーブに雰囲気がありすぎて、 ドライで録ったパートのミックス感がちょい苦戦したのと、 基本的にEQで削りまくらないとどうも音圧が稼げなかったのと…。 疲れた…。

6月最後の日記。ウィンブルドンも見ずに作業して疲れた…。

2007年06月30日(土)

だいたいねー

大体ねー、終わったんだよねー、曲。 あとは、例によって、すべてシーケンスデータなので、 ちまちまと機械的に録音して、ちょい調整してミックスすればOK。 依頼最初期の基本期限ギリギリってとこです。

ところで、AKAI CD3000XL、サンプラーという音楽機材なのですが、 これにはCD-ROMドライブが内蔵されてまして、それがぶっ壊れちまいました。 まー、前々から少しおかしかったのですが、遂に。 今回、ピアノ音源のために使おうと思っていたので、 とりあえず外付けのSCSIのCD-ROMドライブで急場をしのいでいます。 適当なSCSIのCD-ROMドライブを内蔵すれば復活するので、そのうち。

それにしても、普段はサンプラーを持ち出すことのない私が、 敢えて持ち出すということは、珍しい集中力ですよ。 普段はミックス疲れして「まあこの音色でいいや」となってしまいます。 実は、ステレオ音色としても立派で、 モノラル化した時に音色があまり痩せない、 そんなピアノの音が欲しいという、めっちゃ贅沢な欲求があって、 そういうのなら、AKAIの標準ライブラリにある気がするなー、 という勘が働いたんですよね。実際、あったので良かったー。

それにしても、なぜかモノラル化対策を強く考えなきゃいけない依頼が、 多くて多くて多くて多くて…。これがまた神経使うんですよね。 楽器の重ね量を少なめに編曲しつつ、 いちいちステレオ・モノラル両方で交互にモニタリングしながら、 リバーブ密度を下げたり、 ステレオ音色を使うことが避けがたい状況の場合は差し替えたり。 多分、依頼するほうはそんなに面倒とは思っていないだろうし (むしろ、ボイスドラマの編集とか扱う方ばかりなので、 ステレオよりモノラルの方が簡単と思われてそう?)、 もっといい加減にやってもいい気がするんですが、そこはそれ。 ひいてはスピーカーやヘッドフォンを選びにくいミックスにもつながるし、 そういう無駄かもしれない気遣いが、私が他に負けない、 数少ないものでもある気がするので。

モノラル専用というのなら、それはそれでまた別の方法論があります。 なので、ステレオ専用とモノラル専用で、 根本的な部分から分けて二本立てでミックスを作るというのもあります。

他には、やってみたことはないですが、ステレオミックスをした後で、 モノラル落としの前にLとRの信号に90度位相差をつけておく (モノラーという機材がそういう処理をするらしい)、 というのもあるみたいですねぇ…って、今ちょっといじってみたら、 YAMAHA XGworks STというソフトで、 単純にモノラルトラックにステレオ波形を読み込んで再生すると、 その手の処理をしてくれるっぽい…? 侮れないわ、YAMAHA…。 ただし、ミックスダウン時の形式で、 「モノラル」を選ぶと振幅が振り切れるので、 内部ミキサーで-6dBしておくか、 「ステレオ」形式を選んで別ソフトでノーマライズしてからモノラル化、 といった具合に処理した方がいいみたいです。ややこしい…。

私ってさ、なんか、ぽへーっとしてるようで、 たまにマニアックで高度なこと書いてる…?

2007年06月29日(金)

禅僧と高僧

あー、オヤジギャグだ…。ワシも年かのぅ…。しかも、びみょー。

えー、気を取り直して!

やっぱり、早すぎても遅すぎてもダメですね。 早すぎるともちろん、短く感じるのですが、 半端に遅いと、ホントは早くした方がしっくりくるのに、 更に伸ばすのもアリかなーと思えてきたりして。 で、実際に更に伸ばすと、「伸びすぎじゃー」ってなったりする…。

…えーと、曲最後のフェルマータの音を切るタイミングです。 実演奏なら迷わないんですが、打ち込み製作だとちょっと難しいです。 そんなこんなで、例の曲、後奏はできました。

さーってっとー、あとは前奏ですっ。 この曲の前奏は、すんなりと入っていくような雰囲気が欲しいのですが、 これさえ作ればと、はやる気持ちと、 ここで手を抜いたらおしまいという思いと、 そもそもどうすべきかという迷いとが…、ふわー。 でも、モノ作りには、時にはイキオイも大事だよねー。

あー、それにしても、フェルマータなんて言葉使うの、何年ぶりだろ…。

2007年06月26日(火)

いーかんじ

曲の方、残すところは前奏と後奏。土日は多少効率上がるかも。 ずいぶん掛かってしまって…といっても、 私がやる歌モノにしては平均的な早さ(遅さ)だとは思いますけど…。 しかも、昔と比べて、かなり丁寧に作るようになりましたし、 歌詞まで大部分やったし、ちょっとした紆余曲折もあったし、 ということを考えると、健闘してると思いたいです、ホント。

今でこそ、歌モノでなく、BGM・サントラならば1曲につき、 うまくすれば3日、長くとも2週間でいける自信はありますが、 昔はBGMでさえも、できれば3ヶ月、少なくとも1ヶ月以上、 猶予を見てくれと言っていたような気がします (当時は3ヶ月で5曲程度と考えてたんですが、 それより短い期間にそれより多い曲数ということが多かったり)。

それにしても、こんなに歌モノ依頼来るようになると思ってませんでした。 まあ、歌モノ作るのが結構好きなので(割と最近気づいた)、いいんですけど。 未熟ゆえに、歌モノで早作りは、どうしても荒さが出るんですよね。 特に、短期間に2曲以上となるとヤバいです。

2007年06月24日(日)

こんなことにかまけている場合じゃねーっつのに!

えーと、PCのHDDの追加やらといった話をしたばかりですが、 うちのPC、少々挙動がおかしいことに気づきました。 というのも、不良セクタが300KBもできていた120GBのHDDについて、 とりあえず別環境(今、リビングで動画見る用に組んでいるPC) に持っていって再フォーマットしてみたところ、 不良セクタが8KBと、昔どおりのを示しまして…。

WinXP(私のPC)とWin2000(リビングPC)の差かなーとも思いました。 でも、起動時にHDDの検出でやたらと待たされるわ、 WinXPの起動画面が出てくるまで30秒近く真っ黒な画面で待たされるわ。 前はそんなことなかったので色々と検証してみたところ、 どうやら起動用の60GBのHDDか、 それを入れているリムーバブルケースがおかしいという結論。 ケース無しでじかに接続すると、普通に認識・起動しました。 (それでもちょっと変だった。)

しかもこのHDDがまた、かつてのミドル-ハイエンドモデルのため (Quantum Fireball Plus AS : 2000年当時としては高速な7200rpmモデル)、 うるさくて熱いんですよ。だもんで、冷却しないと、熱で停止します。 件のリムーバブルケースは、エアフローが悪い構造ながらも、 EVERCOOL製の冷却ファンがついていたし(これがまたうるさい!)、 ファン付きのシャドウベイは埋まってるし。 「起動ドライブになっている」という点を抜かせば、 挙動不審な「たかが60GB(汗)」を使い続けなきゃいけない理由も無い…。 ということで、USB扇風機!で冷却しつつ、 Western Digitalの160GBのHDDにシステムパーティションをコピーしました。 実際にうまくいくかは分からなかったけれども、 拍子抜けするくらい簡単に起動、再アクティベーションの必要もなしです。 全体的にだいぶ静かになったし(それでもうるさいけど…)、 システムパーティションの容量も12GBから25GBへと大きくしたので、 ちょっとはっぴー?  厳密には分かりませんが、1台のPCにのみインストール、 という要件は満たしているので、 本質的な意味でライセンスは犯していないと思います。

ホント、こんなことしている場合じゃない気がするんですけど、 そのまま使い続けるのも不安でしたし (起動できなくなったら製作どころじゃないし)、 静かになったので音声モニタリング環境が向上した、という言い訳。

ちなみに、そのパーティションのコピーに使ったのが、 GParted Live CD(外部リンク)というもの。 CDブートで動作するLinuxと、 X上のGUIで操作できるGPLのパーティショニングソフト 「GParted」をセットにして、ISOイメージとして配布しているものです。 "GParted"で検索かけると、手に負える方には分かると思います。

ありがちなDOSベースではなく、Linuxベースでプロテクトモードで動くので、 処理速度や容量の認識なども良好なのではないかと思います。 ただし、ATAはCompatibleモードじゃないと、 認識しませんでした(Ver. 0.3.4-7)。

使い方…。 まず、配布されているISOイメージをCD-Rに焼き、CDブートする。 起動メニューでは、とりあえず"auto-configuration"を選ぶ (名指しで適切なビデオチップがあるのならそちらを、 どうもうまくいかないのなら"Force VESA driver"を選ぶなど)。 ひとつめの質問には、日本語キーボードなら jp と入力してENTER。 次の質問は空のままENTER (US英語表示。誤訳や表示不具合のせいで操作ミスしたら泣くに泣けないので)。 Xが起動してGPartedの画面が出るまで、しばらく待つ。 どうもうまくいかないのなら、Ctrl+Alt+BackspaceでXを終了。 シェル上で
shutdown -r now
と打ってENTERすれば再起動します(大文字小文字は区別して打つ)。

メニュー[GParted]-[Devices]からコピー元のHDDを選択、 コピー元のパーティションをクリックして、[Partition]-[Copy]を選ぶ。 同様にコピー先のHDDを選択、 コピー先のパーティションか空き領域をクリックして、 [Partition]-[Paste]を選ぶ (コピー先が空き領域のときは、新しいパーティションのサイズを指定できる)。 あとは、[Edit]-[Apply All Operations]を選べばOK。

確認のメッセージがでますが、今回のこの操作だけの場合、 コピー先パーティションに、 消えては困るデータが存在しない限り、 何かが消えることは滅多に無いと思います。 そこのところだけは、よーく確認して、 覚悟ができたらApplyを選択して待つだけ。

ついでに、起動ディスクとして扱いたいなら、 起動用のパーティションを選択して、[Partition]-[Manage Flags]を選択、 "boot"にチェックを入れます。

以上、慣れていてもコワい作業で多少の神経は使いますが、 文字で書くよりもずっと感覚的で、簡単な作業です。 ただ、コピー元がNTFSの場合、NTFS暗号化は解除しておいた方がいいかも。 詳しいことは調べていませんので問題ないのかもしれませんが。

他にも、普通にパーティションを、 作成・削除・フォーマットする機能もありますし、 ファイルシステムのエラーチェック機能 (DOS/Windowsで言うchkdskやscandiskのようなものかな?)もあります。 更に、パーティションのリサイズや移動もサポートしていますが、 これらの機能を使う場合はもちろん、最低限のバックアップは取るべし、ですね (とはいえパーティションの拡大は、縮小や移動に比べるとリスクは低めのはず)。 かなり多機能ではありますが、ファイルデータを保ったまま、 ファイルシステムを変換することはできないので、 その点は注意。

最後になりますが、「書いてあるとおりにコピーしたのに起動できない」とか、 他のデータ消失などの一切のトラブルについて、私も他の誰も、 一切の責を負いません。一応お約束なので。

2007年06月22日(金)

なにがなんだかわかんないよぉー

曲、なんとかポチポチと作業を続けて、今の進捗は80%くらい。 メインのメロディと基本的な伴奏(コード)とベースとドラムスは終わり。 つまり、曲としては聞けるレベルっす。 あとは、追加のコード楽器やベルなどを補って、 前奏と後奏をつければ終わりですが…。 いやはや、暑いからちょっと能率上がりませんなー。 ホント、何やってるか分かんなくなってきます。でも、なんとかなるなる☆  …おそらくかなり待たせてしまっているので、そっちの観点からは、 大丈夫とは口が裂けても言えないですけど。

今回のこの曲、先日買った、 MR-RACKという音源モジュールの音色で、アレンジしていっています。 このモジュール、本体で細かいエディットはできないけど、 DTM音源的な簡便なオフセットエディットはできるし、 エフェクトも扱いやすく質も抜群です。 ドラムキットは自由に組めるし、 インストごとにエフェクトバスが選択できるので、 拡張ボード(DrumやDanceなど)を積んでいれば、 ドラム音源としてだけでも、結構使い出がありそうです。 あとは、本体で設定できる、 マルチ設定やエフェクトやドラムキットのテンポラリデータは、 一発で全てMIDIダンプアウト可能なのも、私にとってはかなり便利です。

これは全然関係のない話。 YAMAHA RM50というドラムシンセモジュールを買いました。 前々から興味があったんですが、しっかりしたモノが、 送料など含めて8,000円弱と、安く売られていたので。 デモを聞いたり、入っている音をちょこちょこっと聞いてみたりした私の一言。 「じゃぁぱにぃ〜ずっ」。いやあ、どこか日本的なポップさ加減なもので…。 しかも、結構高級感ある音が出る気がします。 これ、DAC入力が48kHzっぽいので、発売時期と合わせて考えると、 まずまず高級品を使ってるのかも。 セッティングがまだなので、操作性やミックス感などは、まだ分かりません。 今回のアレンジが終わってからのお楽しみっすね。

2007年06月19日(火)

4時間

昨日、メロディと歌詞は作り終わった。あとは編曲(伴奏)。 夕方〜夜はまだ暑いので、夜中と朝にやるしかないっ☆ てなわけで、3時寝7時起。おっはにょーん。 よーし、頑張るぞー。…腹減ったっすよ、なんか食べよう。

2007年06月14日(木)

ヤバイ、暑い。。。

「。。。」人生初使用です。 チャットでも、引用以外で使ってなかったよ、私。 ま、なんとなく、この方がダレてる感じが出る気がしましたので。

で、暑くて歌詞も思いつかなきゃ、編曲をやる元気もあまり湧かないです。 ダレてる時の作詞はホントやばいです。約束の13日ってもう明日じゃん。 最近の私、ほんとダメだなぁ…。 ところで、企画自体が一度、サーバーから削除されてしまったとかで、 ファイルが一部残っていないそうで、そちらも心配です。

話はかわって、今まで使っていた、Maxtorの120GBのハードディスクに、 300KB分もの不良クラスタが発生していたりと、かなりダメージを受けていました。 幸い、エラーは内周部に偏っていたようで、損失データは、 家庭内LAN用のHTTPキャッシュサーバーのキャッシュファイルくらいで、 大したものじゃなかったのですが、不良セクタが増殖傾向のようだったし、 外周部には音楽製作のデータのほとんどが入っていたので、 もし後手に回っていたら、やばかったかも知れませんね。

今回追加したHDDは、500GBモデルを2つ。 最近お気に入りの、Western Digital製。 昔は初期不良率が高いといわれていたこともあったみたいだけど、 今はむしろトラブル少な目なんじゃないでしょうかね。 必要なら高信頼性モデルもありますし。

それにしても、最近のHDDってすごいですね。 500GBで1万5千円切ってるわ、読み書き速度は速いわ…。 そのくせ、5年くらい前までのモデルに比べるとだいぶ静かになってる上、 発熱もほとんど変わらないか、少なくなった気がします (モデルにも拠るでしょうけど)。

定番の変換ネタ。「しょきふりょうりつ」=「諸寄付両立」…。 はぁ…。暑いってのに。 って、こういうネタだと、ここ見てる人も同じく暑苦しい思いしちゃうか? やっぱダメじゃん、最近の私。

2007年06月12日(火)

ほんかくてき☆

うっきゃー、本格的にやばい状況が差し迫ってきてやがります。 いつぞやに日記に書いた、もう一曲なんですが、 結局、歌詞を大幅に、しかも私の手もとでいじることになっちゃいまして。 それがどうにも、キマらなくて完成が伸びまくりです。 男心はわからない。女心もわからない。人の心が分からない! ふぎゃー。

他にも作らなきゃならない曲があるし、 体調もなんだかイマイチなことが多いし、 私は大丈夫なんでしょうかね…。 とりあえず、目標は今月13日までに、 「出せるくらいには曲を完成させる」でごーっ☆

あー、一応、おめでとう…って、またかい、みたいな? そして、6月最初の日記なのであった。つづく!

テンパり具合、伝わってるかなー。 ま、変なノリだけど、最近の私からすれば、 今更驚くようなことでもなかねー。

で、日記の方は、ホントに続いちゃったりするのだな、これが。

全然関係ないですが、私の場合、音楽データを作るほとんどの工程で、 ポインティングデバイス(マウスなど)による、 かなり精細なドラッグ操作などが要求されます。 その負担が結構大きくて、ひとさし指の付け根あたりに、 少し痛みを覚えることも多かったんですよね。 そこで、今まで使ってきたマウスに加えて、トラックボールも導入しました。 比較的大型ボールのタイプで、細かい作業もやりやすく、 また根本的なフォームの違いから、手の負担も少ないです。個人的には大成功。 もちろん、人によって合う合わないが大きいですので、 決して強いお奨めはしませんけど、同じような悩みがある方は、 余裕を見て、ちょっとは挑戦してみても面白いかも。 私は、以前に「親指タイプ」のトラックボールを使っていたことがありましたが、 今回の「人差し指&手のひらタイプ」をまともに使うのは初めてでした。 不安はありましたが、想像以上に最初からまともに使えてびっくりです。

ついでに、容量が減ってきたのでHDDなどを追加したりしつつ、 フォーマットやらデータコピーやらの合間に作詞…。 ほわー、マルチタスクやわぁ。

2007年06月09日(土)

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