さて、第六回目はFingeringとPickingについてです。
どちらも別に改まって説明するもんでもなく、自分の弾き易い様に弾くのが一番いいんですが、まぁ標準的な事を説明します。
★Fingeringまずは、チョーキング。押さえている弦を引っ張り上げます。引っ張り下げてもいいです。普通に押さえてる弦を引っ張り上げる事をチョークアップと言います。チョークアップした弦を普通の状態へ戻す事をチョークダウンといいます。
チョークアップとチョークダウンを繰り返し行うとヴィブラートになります。チョーキングやヴィブラートは凄く大事です。これが巧いだけでとても上手に見えますんで、しっかりモノにして下さい。
次は、プリング・オフ。これは既に押さえてる弦をはじく様に外して同じ弦上の音を出します。Pickingはしません。プリング・オフの反対がハンマリング・オンです。既に押さえてる弦を叩く様に押さえ音を出します。
ハンマリングとプリングを繰り返し行うとトリルになります。基本としてはこれ位かな。
★Picking手首のスナップが基本ですが、弦を移る際の親指の角度のコントロールも重要です。これを応用しSweepなんかもこなせる様になればバッチリです。
Sweepは“掃く”という意味があり、文字通り“複数の弦上を掃く様に”Pickingしますがそれプラス、コードアルペジオのFingeringも必要です。PickingDownとPickingUpが激しく入れ替わる様な場合は、円を描く様なPickingを行うとスムーズに行きます。
まぁ、Sweepについては後に説明したいと思います。
ポイントは2つ。
・Fingering/Pickingともにリラックスして弾く。
・チョーキング/ヴィブラート/ハンマリング/プリング/トリルは重要である。 |
う〜ん、こうゆう弾き方とかPickの持ち方とか弦のはじき方なんかは、人に教わる事ではない気もします。自分でひたすら弾いて自分に合った弾き方を見つけて行くのが一番なのではないかと。
だから今回はチョーキング・ヴィブラート・ハンマリング・プリング・トリルだけを覚えておけばそれでいいと思います。
<<Prev |
★Menu★ |
Next>> |