BACK

20041205(日) マスターズリーグ:東京ドリームス×福岡ドンタクズ@東京ドーム

観戦記念ということで、スポーツ・アクセスさん、見逃してやってくださいm(_ _)m


12月5日:東京vs福岡の試合結果:
◆東京ドリームス - 福岡ドンタクズ 1回戦  リーグ10試合目=リーグ折り返し! 
12月5日(日) 18時15分開始 :東京ドーム
◆先発:(東京)増本宏 − (福岡)東尾修
◇観衆数/ 33,109人
東京1勝2敗1分 (対戦成績:東京1勝0敗0分)   試合時間: 2時間27分
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 備考
福岡ドンタクズ
先制したが・・
東京ドリームス 
1× 9回サヨナラ!
東京ドリームス9回サヨナラ森博幸が3連覇の望みをつなぐサヨナラ打!! 

 
東京ドリームスと福岡ドンタクズの1回戦は、リーグの折り返し点となる10試合目。東京ドームは、大入りとなる3万3千人の大観衆を集め、今季最多の入場者を数えた。首位の福岡が勝てば、東京の2位以下が確定、3連覇の夢を断たれるという修羅場の試合であったが、その結末は・・・。

●福岡ドンタクズは
理想の展開だったが・・


福岡ドンタクズの先発を
勤めたのは、
東尾修

●8回の初安打が同点打!
還暦の達人・
伊藤勲

「孫にいいところが見せられて
よかった。」



9回裏サヨナラ打!

昨年の開幕に続く二度目の
サヨナラ打は
森博幸

(3枚撮影:浅野豊親)


 先手を取ったのは福岡。5回に、この回から登板した東京の3番手
松沼雅之を攻め、先頭の吉永幸一郎がレフト前へテキサス性の安打で出塁すると、続く小川達明が外角の低めを左中間へ二塁打。横田真之の盗塁で2−3塁としたところで、柳田聖人が右翼ラインのキワへ見事な2点タイムリーを放って均衡を破った。

 福岡は、6回には頭から
藤本博史、カズ山本、坊西浩嗣が3連打。吉永幸一郎の一塁ゴロをファーストがエラーして1点を追加。だが、なおも続く満塁の好機に、片岡光宏の鋭い当たりはピッチャー大川章へのライナーで併殺に。福岡は7回以降を、マッシー村上(村上雅則)、ロッキングモーションの怪童・尾崎行雄、五月女豊、斉藤明夫と繰り出す東京投手陣に捻られ、ノーヒットに終わっただけに、この6回にもう1点欲しかった。

 一方の東京は、6回裏、クリーンアップの3連打で1点を還すのがやっとの劣勢。そして、8回、新戦力の
古川慎一が四球を選んだ後、伊藤勲が打席内でステップしながら打ち込むという狙い撃ちで、3−3の同点二塁打を放って、終盤にやっと追いつく。

 そして迎えた9回の裏、東京の攻撃は、1番の
蓬莱昭彦清家政和、安部理が連続ヒット。8回から登板の北別府学を攻め、ノーアウト満塁のチャンスを作る。ここで4番の森博幸が、初球の外角低めを迷わず振りぬき、センター頭上を遥かに越えて、フェンスへ届くサヨナラ安打を決めた。

 東京は
蓬莱昭彦、清家政和、安部理が、この日3安打。クリーンアップの森博幸、佐藤洋も2安打を放ち、打線の奮起がチームの危機を救った。先発した増本宏も、スライダーの様にも見える沈む球を有効に使い4回を無失点登板。

 また、東京は
伊藤勲、大矢明彦の大ベテランがフル出場。マスターズリーグの理念にマッチした戦いが、サヨナラの場面を呼び込んでいる。試合後のヒーローインタビューで、伊藤勲は「あの打席は右狙いがうまくいった。あとは、今季目標の盗塁を刺すことが残っている。」と、次の目標を熱く、静かに語ってくれた。
福岡は敗れたが、それでも4勝2敗.667はリーグ首位。確かにこの日の終盤、難しい継投が稲尾和久監督を悩ませた。しかし、小林敦美、北別府学はこれまでの6試合すべてに登板、チームを支えてきた投手である。終盤ひっくり返された要因は、中盤の大量点のチャンスに、あと1点が取れなかったから、と考え直してはどうか。福岡の次の試合は、クリスマス12月25日の福岡ドームでの大阪戦。この試合にまず勝利して、リーグの主導権を渡さないことである。
 一方、今季初勝利を決めた東京だが、名古屋80D’sersと並んで最下位であることに変わりはない。だた「今まで勝てずに来て、置かれている状況はわかっている。だが、故障者が多くても、喜んでもらえる試合をすることが大事。最後まで諦めない。」と
土橋正幸監督。
 果たして、東京ドリームスの、奇跡の逆転優勝は有り得るのだろうか・・。
                                            (スポーツ・アクセス/小野俊哉)
 
       
勝利投手 斉藤明夫 1勝0敗0分 福岡
バッテリー
東尾、三浦、河野、池田、小林敦、北別府 − 達川、坊西
Sセーブ なし
敗戦投手 北別府学 3勝2敗0分 東京
バッテリー
増本、松沼雅、大川、村上、尾崎、五月女、斉藤 − 大矢、芦沢
本塁打:なし

先攻:福岡ドンタクズ
打順 守備 選手名 打率 打席 得点 打数 - 安打 2塁打 3塁打 本塁打 打点 三振 四球 盗塁
1 CF 横田真之 .320 4 1 4 - 0 0 0 0 0 1 0 1
(守) CF 今井譲二 .000 0 0 0 - 0 0 0 0 0 0 0 0
2 2B 篠塚和典 .500 2 0 2 - 1 0 0 0 0 0 0 0
(守) SS 柳田聖人 .143 2 0 2 - 1 0 0 0 2 0 0 0
3 SS 松永浩美 .320 4 0 4 - 0 0 0 0 0 1 0 0
4 3B 藤本博史 .435 4 1 4 - 2 0 0 0 0 0 0 0
5 DH カズ山本 .300 4 0 4 - 3 0 0 0 0 0 0 0
6 RF 西田真二 .167 1 0 1 - 0 0 0 0 0 0 0 0
代打 C 坊西浩嗣 .625 3 0 3 - 1 0 0 0 0 0 0 0
7 1B 若菜嘉晴 .200 1 0 1 - 0 0 0 0 0 0 0 0
(守) 1B 吉永幸一郎 .286 3 0 3 - 1 0 0 0 1 0 0 0
8 LF 小川達明 .091 4 1 4 - 1 1 0 0 0 1 0 0
9 C 達川光男 .000 1 0 1 - 0 0 0 0 0 0 0 0
(守) RF 榊原聡一郎 .000 1 0 1 - 0 0 0 0 0 0 0 0
代打 RF 片岡光宏 .273 2 0 2 - 0 0 0 0 0 0 0 0


後攻:東京ドリームス
打順 守備 選手名 打率 打席 得点 打数 - 安打 2塁打 3塁打 本塁打 打点 三振 四球 盗塁
1 CF 蓬莱昭彦 .375 5 1 5 - 3 1 0 0 0 1 0 0
2 SS 清家政和 .438 5 0 5 - 3 0 0 0 0 0 0 0
3 RF 安部理 .389 5 1 5 - 3 2 0 0 1 2 0 0
4 LF 森博幸 .278 5 0 5 - 2 0 0 0 1 0 0 0
5 3B 佐藤洋 .250 4 0 4 - 2 1 0 0 1 0 0 0
6 2B 古川慎一 .000 4 1 2 - 0 0 0 0 0 2 2 0
7 1B 伊藤勲 .100 4 0 4 - 1 1 0 0 1 0 0 0
代走 - 松沼博久 .000 0 0 0 - 0 0 0 0 0 0 0 0
8 C 大矢明彦 .000 4 0 4 - 0 0 0 0 0 0 0 0
9 DH 芦沢真矢 .125 4 1 4 - 1 0 0 0 0 0 0 0


(投手成績)
福岡ドンタクズ
- 選手名 登板 投球回 防御率 勝利 敗戦 セーブ 打者 球数 被安打 三振 四球 死球 失点 自責点 暴投 ボーク
- 東尾修 1 1 0.00 0 0 0 4 14 2 1 0 0 0 0 1 0
- 三浦政基 5 2 1.42 0 0 0 7 19 1 1 0 0 0 0 0 0
- 河野博文 6 1 0.82 0 0 0 5 23 1 1 1 0 0 0 0 0
- 池田親興 2 2 2.25 1 0 0 9 26 3 2 0 0 1 1 0 0
- 小林敦美 6 1 1/3 2.70 0 0 0 9 30 4 0 1 0 2 2 0 0
北別府学 6 2/3 4.22 3 2 0 6 13 4 0 0 0 1 1 0 0


東京ドリームス
- 選手名 登板 投球回 防御率 勝利 敗戦 セーブ 打者 球数 被安打 三振 四球 死球 失点 自責点 暴投 ボーク
- 増本宏 3 4 0.90 0 1 0 15 48 4 2 0 0 0 0 0 0
- 松沼雅之 4 1 1/9 12.00 0 1 0 8 17 5 0 0 0 3 3 0 0
- 大川章 3 1 0.00 0 0 0 4 12 1 0 0 0 0 0 0 0
- 村上雅則 1 2/3 0.00 0 0 0 2 8 0 0 0 0 0 0 0 0
- 尾崎行雄 1 1/3 0.00 0 0 0 1 3 0 1 0 0 0 0 0 0
- 五月女豊 2 2/3 5.40 0 0 0 2 7 0 0 0 0 0 0 0 0
斉藤明夫 3 1 1/3 0.00 1 0 0 4 16 0 0 0 0 0 0 0 0


前日

前日(岩隈問題&シブチン西武(゚Д゚;)&漢赤星&漢黒木 ほか)
同日

同日(岩隈問題長期化か?(゚Д゚;)&『長嶋JAPANドリームプロジェクト』ヽ(゚▽゚*)ノ&松坂、べんちゃん結婚式&楽天「10」永久欠番計画 ほか)
翌日

翌日(岩隈が会談公開を希望&原親子対決&来季のオーダー&厳冬更改続く(つД`)ノ ほか)
BACK