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20040910(金) 労使交渉初日詳報&一場情報
本日は、合併問題、一場情報をお送りします。
> 労使交渉、結論に至らず−10日も交渉を継続へ
> スト決行か、回避か。労組・日本プロ野球選手会の古田敦也会長(39)=ヤクルト=が10日、運命の決断を下す。9日、経営側との協議交渉委員会(労使交渉)が大阪市内で開かれ、譲歩案も示されたが、結論は出ず、10日も継続されることになった。古田は「歩み寄ったにしてもだいぶ遠い」と、10日午後5時のリミットを過ぎた場合には、ストを決行する決意を示した。
> ◇
> ストに突入すれば、プロ野球の歴史が変わる。古田が、選手会長として重大決断を下すリミットがやってきた。
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> 「正直、感触的にはよくわからない。仮に歩み寄ったとしても、だいぶ遠いなあ。まだまだ、という感じ」
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> 阪神戦勝利に貢献した試合後、古田は疲労をにじませながら話した。この日正午から、大阪市内での協議交渉委員会に3時間出席。その後、慌ただしく球場入りして試合に参加した。その姿には「試合を控えているのに悪いなと思う」(巨人・清武球団代表)と経営陣も感服したほどだった。
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> 協議交渉委で、経営側は譲歩案も繰り出した。10日の労使交渉を前に、臨時実行委員会で雇用確保のためのプロテクト案を正式決議して、選手救済の決意を示す。さらに新規参入要件の緩和については現行の加盟料60億円、参加料30億円を撤廃。新たに保証金を設けるものの、金額は大幅に下げると表明した。
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> しかし具体的な金額は明らかにせず、ドラフト改革には「検討する」と答えた程度。10日の交渉中に議決が可能なら、随時、臨時実行委員会を開催する作戦のようだ。プロ野球の労使交渉が始まって以来の活発な議論には、選手会側も理解を示した。それでもスト回避を決断できる材料は、まだそろっていない。
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> 「加盟料などの撤廃だけでスト回避となるか」との質問を、古田は「ありえない」と一蹴。「本当に新規参入を認めるとアピールしないといけない」と強調した。オリックスと近鉄の合併凍結は不可能。それでもストを回避するには、将来6球団ずつの2リーグに戻せる新規参入システムを明確にしてほしい。それが、スト回避の最低条件との位置づけだ。
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> 「(午後5時のリミットは)ファンに通達しないといけないし、遅れれば逆に迷惑をかける。かりにストをしたとしても、次の日(12日)はわからない」
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> 古田は、11日のストを回避できなかった場合でも労使交渉を続け、12日の試合決行に努力することを表明した。帰り際には「勝負がつくといいですね」の問いに、「勝負がつかないことを祈る」とキッパリ。経営側との交渉は勝負ではなく話し合いで、譲歩案に安易に妥協せず、スト回避の道を探る決意を強調した。
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> 10日の交渉第2ラウンドは、午前11時開始。タイムリミットの午後5時までの6時間が、日本プロ野球史上初のスト回避への残り時間だ。古田の下す決断が、球界の運命を左右する。
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> ◆民事訴訟に詳しい田中喜代重弁護士(52) 「団交権は8日に東京高裁が認めており、選手会は労働組合。ストに法律上の問題はない。ただ(スト突入で)経営者側が損害賠償請求を決めた場合、民事訴訟となる。一般のストは賃金アップや労働時間短縮を求めたりするが、球団同士の合併凍結を目指す選手会のストを裁判所がどう判断するか。判例がないため読みにくい。ただ裁判所は世論にも影響されやすく、ファンから『訴えられた選手がかわいそう。球団はひどい』という声が強まれば、選手会寄り。逆に日本シリーズを止めたり、ストで球団の損失額があまりに膨らめば、損害賠償の責任が出てくるかもしれない」
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> ★日本プロ野球選手会★
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> 労働組合と社団法人の中央2組織と12球団の各選手会から構成される。労組・選手会は選手の待遇改善、地位向上を目指し、社団法人選手会は野球界全体の発展を目的とする。労組選手会は昭和60年に東京都地方労働委員会に労働組合として認定され、平成5年オフにはフリーエージェント(FA)制の導入を実現させた。初代選手会長は中畑清、続いて原辰徳、岡田彰布、正田耕三の各氏が歴任。10年12月から古田敦也選手が第5代会長を務めている。
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> ★スト回避のための妥協点★
> (1)オリックス、近鉄統合の1年間凍結 すでに8日のオーナー会議で承認されており、選手会側がこれを覆すのは不可能。ただ日本野球組織(NPB)側が将来セ6、パ6の12球団に戻すことを視野にいれた方策を提示できれば、クリアの可能性も
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> (2)新規参入要件の緩和 新規加盟・参加の促進を要求する選手会に対し、NPB側は加盟料60億円、参加料30億円の撤廃を考慮するなど歩みよりが見られる。金額が減額され、承認要件(オーナー会議で4分の3以上の賛成が必要など)のハードルが下げられれば、妥結する可能性が大
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> (3)ドラフト改革、収益分配策の具体的検討 ドラフトに関しては完全ウエーバー化、収益分配策については放映権収入の集中管理が争点。球団の健全経営を求める選手会側に対し、NPB側がどこまで理解を示すか。また、オリックス、近鉄統合による両球団のプロテクト枠を外れた選手の雇用確保も争点
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> ★古田に聞く★
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> −−会議の感触は
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> 「正直分からない。仮に歩み寄ったとしても、だいぶ遠いな。まだまだという感じです」
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> −−加盟料の撤廃など要求は通じたか
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> 「通じてないと思う。具体的なアイデアがまだ明らかになってないから。数字も出ていない」
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> −−経営側の誠意は感じたか
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> 「この問題に本腰で取り組んでいることは分かるけど、結果があることなんでね。4球団に減らそうとしたけど、失敗したとか、少し待てば、どこかが消滅するかもしれないとか、今のところパ5、セ6とか含みを持った言い方されれば…。開かれた球界をアピールしていかないといけない」
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> −−初めて議決権を持った人と交渉したが
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> 「『誰にあるんですか』と瀬戸山さんに聞いたら、僕じゃない、みなさんにあるといわれた。一応(議決権のある)そういう会だと認識はありましたが、誰にあるか正直分からなかった」
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> −−スト期限を10日午後5時以降に延期する可能性は
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> 「ファンに通告しないといけないし、逆に迷惑をかける。ただ次の日(日曜日)は分からない。土曜日に交渉する時間があれば交渉する」
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> −−加盟料、参加料撤廃だけでスト回避は
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> 「ありえない。本当に新規参入を認める気があるなら、世間に向けて球界はオープンなんだとアピールしないといけない」
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> ★巨人・清武英利球団代表はスト回避を熱望
> 巨人・清武英利球団代表(54)は、これまでの経営側の対応を率直に反省した。「選手会が信じられる球団、明るい展望、あしたにつながる球界を望んでいることを理解した」。巨人は、渡辺前オーナーの「たかが選手が」発言やスカウトの不正行為で、選手会の不信感を増幅させてきた経緯がある。「対話の努力を怠り、信頼に欠けるものがあった。溝はあるが一致できる望みはある」とスト回避を熱望した。
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> ★巨人・渡辺恒雄前オーナー「ぼくの自由を要求するよ」
> 巨人の渡辺恒雄前オーナー(78)はこの日夜、都内のホテルで知人と会食。帰り際に前日の臨時オーナー会議に関する意見を求められたが、「ぼくの自由を要求するよ。おれの前によく出てくるな」と激怒。「あれだけ悪意に満ちたことを毎日書いて、おれの新聞記者への教育とは違う」と吐き捨て、車で立ち去った。
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> ◆中日・伊藤一正球団代表 「(協議・交渉委員会の)内容は約束ごとだから、申し上げられません。話し合いは感情的になる場面などはなかったです。明日のうちに解決させたいです」
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> ◆阪神・野崎勝義球団社長 「とにかく一生懸命話をしている。選手会には前向きな提案をした
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> ◆ヤクルト・倉島今朝徳球団常務 「何項目かの提示をした。感触? あす(10日)もあるんで。選手会も、ストを好んでいるわけじゃない」
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> ◆広島・鈴木清明球団副本部長 「長かった? いろいろ意見交換をしたので。スト回避のために何とかしたい、最後まで話し合いたいと。各球団も、思うことを言っていたから」
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> ◆西武・星野好男球団代表 「誠心誠意を尽くし、ストを回避したい。(双方の)落とし所? 厳しい部分もあるんで、何とか見つけなければいけない」
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> ◆ダイエー・佐藤賢二球団代表 「ストを避けるために最大限の努力をしました。選手会と近づいたと思います。選手会から要求案件がある中で歩み寄るところは歩み寄っている。ファンに迷惑をかけない方向にいこうという方に向かっている」
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> ◆近鉄・小林哲也球団社長 「(協議交渉委員会の)内容はいえない。譲歩案をこちらから向こうに提案させてもらい、真摯に話し合ったのは事実です。選手会の要求もびっくりするようなものでなかったです。明日、歩み寄って妥協点を見つかれば」
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>
> ◆オリックス・小泉隆司球団社長 「合併凍結については、これまで手続きをとって、オーナー会議の承認もいただいたことなので、この段階でやめることは考えていません。双方、腹を割って話し合いはできているのでストを回避してもらいたい」
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> ◆瀬戸山隆三・協議交渉委員会委員長(ロッテ球団代表) 「いろんな建設的な前向きな話ができた。(加盟料など)今の性格のものは撤廃して新しく、とオーナー会議で決まった。みんなで(金を)分けるということではなく、保証金ということ。金額的にも下げた形に」
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> ◆日本プロ野球選手会・松原徹事務局長 「全部あしたに持ち越しです。見通し? 向こう次第です。妥協点? ノーコメント。機構側の変化は感じたか? それはそうでしょう。だから長く話をしました」
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> ◆伊藤修・選手会担当顧問 「最後の1秒まで誠意を持って対応していく。互いに腹蔵なく要望を言い合えた。こちらとしても建設的な提案をさせてもらった。何とか接点を見出さないといけない。あしたぎりぎりまで」
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> ★夜にはセ・豊蔵一、パ・小池唯夫の両連盟会長が大阪入り
> 経営側の12球団の代表者は、午前10時半からの事前の打ち合わせに始まり、選手会の退室後も、午後8時すぎまで協議を重ねた。また、夜にはセ・豊蔵一、パ・小池唯夫の両連盟会長が大阪入り。10日の協議・交渉委員会の第2ラウンドを前に臨時実行委員会を開き、何らかの議決を行う緊急配備をとった。
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> 「プロテクトの回答をしないと。キッチリと手順を踏んで、しっかりやりたい」
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> ロッテ・瀬戸山代表(協議・交渉委委員長)が語るように、オリックスと近鉄の合併にまつわる雇用の保証をクリアにする。8日に東京高裁が「2球団統合には選手の労働条件を左右する部分がある」と、選手会の団体交渉権を認めた点を考慮。合意事項だった25人のプロテクト枠、それ以外の選手の救済ドラフトなどを実行委員会で正式に議決する。
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> またプロ野球への新規参入要件の緩和について具体的な数字を示す。この日の会議でも、新球団の加盟料60億円、参加料30億円を撤廃し、これまでの球団分配ではなく、保証金という形でプールする案を説明。さらに「金額をできるだけ下げる形になる」(瀬戸山代表)と、大幅な減額提示を示唆した。
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> 「最後の1秒まで誠意をもって話す」。伊藤修・選手会担当顧問が力をこめた。タイムリミットの午後5時まで、スト回避に全力を傾ける。
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> ★新規参入要件の緩和など、譲歩案…経営側も最後までスト回避の方策を探る
> 新規参入要件の緩和など、譲歩案を示した経営側も、最後までスト回避の方策を探る。この日夜、豊蔵セ、小池パの両連盟会長が大阪入り。10日午前9時から、臨時実行委員会を開催することが決まった。
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> 前日8日に東京高裁が団交権を認め、労働条件について誠実に交渉義務を尽くすことを要望。そのため臨時実行委では、まず合併後の選手救済案(プロテクトと救済ドラフト)を議決する方針。新規参入の参加、加盟料に代わる保証金について、この日明かされなかった金額などを選手会側に提示する。あくまで新規参入要件の緩和を落としどころにする模様だ。
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> 選手関係委員会委員長のロッテ・瀬戸山隆三球団代表(50)は「建設的な議論はできた。妥協点を探していかないと」と10日へむけた見通しを話した。一方で労使交渉後には、スト決行となった場合の対応なども約2時間話し合われており、経営側も楽観視していないことをうかがわせた。
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> ◆選手会の要求(スト決行要件)と経営者側の対応◆
> 要 求 対応
> (1)近鉄とオリックスの球団統合の1年間凍結 × 両球団の合併を承認済み
> (2)新規参入要件の緩和(加盟料、参加料の撤廃または大幅緩和。
> 加盟・参加承認要件の明確化) ○ 加盟料、参加料を撤廃し、保証金の形に
> (3)現行ドラフト制度の抜本改革(完全ウエーバー化) △ 検討する方向
> (4)球団間の収入分配策の具体的検討(放映権収入の全部、
> または一部集中管理など) − 言及されず
> 巨人・清武英利球団代表(54)は、これまでの経営側の対応を率直に反省した。「選手会が信じられる球団、明るい展望、あしたにつながる球界を望んでいることを理解した」
ウソ臭い…もっすごいウソ臭い…
> パ132試合がベスト!リーグ96試合+交流36試合
> 8日の臨時オーナー会議で打ち出された来季の「セ6・パ5の2リーグ制」について、西武のフロントが9日、日程のシミュレーションを初めて行った。あくまで現行の140試合制が理想だが、日程を組む上で問題点が浮上。計132試合が現時点での“ベスト”と計算された。内訳はリーグ内の対戦が各カード24試合ずつの96試合、交流試合が6試合ずつの36試合だ。
> ◇
> オーナー会議から一夜明け、さっそく西武フロントが動いた。球団幹部はこれまで、5・5の2リーグや、10球団での1リーグとなった場合のシミュレーションは行っていたが、6・5の2リーグは“予想外”。急きょ日程について、考えをめぐらせたという。
>
> その結論として出たのが132試合だった。内訳はリーグ内の対戦(4カード)が24試合ずつ96試合、セ・リーグとの交流試合(6カード)が6試合ずつ36試合の計132試合。一部の球界関係者から「(公式戦)72試合+(交流試合)36試合の108試合」との案も出ていたが、「それでは試合数が少なすぎて、採算がとれない」(球団幹部)として、132試合制を打ち出した。
>
> 奇数である5球団で日程を作ると、対戦相手の異なる変則ダブルヘッダーを行わない限り、必ず1チームは3連戦が“3連休”となる。また、セ・リーグ側も交流試合の時期に1チームが同様に余る。同幹部によれば、この条件や移動日、雨天中止の予備日などを考慮しても、来年3月25日から10月8日までの期間で132試合を組み込むことは可能だという。
>
> 球団としては入場者収入などを考えると、リーグ内対戦104試合(各26試合)、交流試合36試合(各6試合)の140試合が理想だが、これを実現させるには「(前出の)日程の前後1週間を拡大させる必要が出てくる」(同)。今後は132試合、140試合の両案を星野球団代表に提出し、29日の臨時オーナー会議へ向けて球団としての意見をまとめていくという。
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> いずれの案も年間120試合以上を義務付けられている野球協約の規定をクリアしており、大きな障害はなさそうだ。
ホントにペナントの運営が出来るんだろうか…セ6パ5で…
> 新球団編成へ…オリックス、近鉄と13日にも話し合い
> オリックス・中村勝広GM(55)は9日、週明けの13日にも新球団の監督、スタッフ、25人のプロテクト枠など編成面に関して、近鉄側と話し合いを開始する方針を明らかにした。8日の臨時オーナー会議で、近鉄との統合が正式承認されたことを受け、来季の体制づくりに、早速着手する。
> ◇
> 新球団の“骨格”を形成するため、編成部門のトップが、いよいよ動き出す。週明けの13日にも中村GMが、近鉄・足高球団代表との話し合いをスタートさせ、プロテクト25人の選定、来季の監督、コーチを含めた新スタッフの人選など、来季の体制づくりに入る。
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> 「週明けにも、話し合いを始めていかないといけないだろう。魅力のある、強いチームを作っていかないといけない」
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> 8日の臨時オーナー会議で、近鉄との合併が正式承認。これを受けた中村GMの、まさに決意表明だった。近鉄・足高球団代表も、かつて編成部長を歴任。選手の力量、将来性などをしっかり把握しているスペシャリストだ。「オリックスの選手優先とか、そういうことはない。実力優先」と中村GM。まずは両球団から、えりすぐりの人材をピックアップしていく方針だ。
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> この“選定会議”を繰り返したうえで、「要所で(小泉球団)社長にも話し合いに入ってもらう」としている。同時に元阪神の掛布雅之氏(49)、元近鉄、オリックス監督を務めた仰木彬氏(69)を軸とした新監督についても、人選を進める方針。また、今月30日には、スカウト会議を開催。新生オリックスの“概要”は、間もなく見えてきそうだ。
> (喜瀬雅則)
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> ★プロテクト案★
> 全日程終了後、オリックス、近鉄が合併してできる新球団が25人のプロテクト名簿(新人、外国人、FA権有資格者も含む)を提出。残った選手をウエーバー順で11球団が獲得する。
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> ウエーバー順位は今年度の順位で決定。新球団を除く10球団は1巡目から4巡目まで4人の獲得が義務付けられ、新球団は3巡目と4巡目の先頭で10人ずつ指名する。
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> オリックス、近鉄の入団1、2年目の選手については他球団は4巡目以降で指名可能となる。その他、指名されなかった選手は原則的に新球団で身分保障される。時期はドラフト会議前の11月中が予定されている。
遂にバファローズの選手もバラバラか…
うぅぅ…哀しい(つД`)ノ
> ダイエーとロッテとの合併が水面下で−王監督怒りを露に
> ダイエーの王貞治監督(64)が9日、福岡市内で取材に応じ、前日8日の臨時オーナー会議後、明白にされたダイエーとロッテとの合併が水面下で進められていたという球界再編の方法に、怒りを露にした。
> ◇
> 「不透明だ。本社が(合併は)ないといっているのに、それが出る。我々も選手もそう。これでは球団への不信感にもつながる」
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> ダイエー本社は単独保有を主張し続けるが、前日の臨時オーナー会議で、合併には至らなかったものの『もう1ペア』がダイエーとロッテだったとが明らかになった。現場としては、合併の『結果』じゃなく『過程』が表に出た格好に納得ができなかった。
>
> さらに、7日の試合前にロッテが選手に対して『西武とロッテの合併が進められている』と説明したことを明かした上で、「やり方が悪かった。お互いの話し合いは密室でやって、結果だけが出ればいい」。経過を明らかにし、選手らに不安を与えるようなやり方が許せなかった。
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> 「『ただし、緊急事態…』なんていわずに、『継続審議』といっておけばいい」。球界再編の行く末はダイエーの“有事”待ちいう状態が続くが、球界の現場への配慮を促した。
中内ジュニアが無能だからですね(*゚▽゚)b
> 日銀の福井総裁、球団経営者に注文
> 日銀の福井俊彦総裁は9日の記者会見で、プロ野球の再編問題をビジネス論理だけで押し切ろうとする経営者側に注文を付けた。
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> その中で同総裁は「プロ野球の経営者は、幅広いファンを持つサービス産業としての特殊な性格を十分織り込んで判断すべきだ」とし、スト決行の是非について「(選手たちは)老人から子どもに至るまで毎日熱い声援を浴びている。そういう部分が選手の行動には表れている」とスト決議への一定の理解を示した。
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> その一方で、「サービス産業という意味が、選手の要求にどれだけ入っているか。(こうした要求を)しっかりくみ取ることが、上手に経営をやる上で重要だ」と話した。
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> また、球界の再編問題に関しては「参入制限しないでほしい」と指摘し、新たな企業がプロ野球の経営に加わることに強い期待を示した。
> [2004/9/9/20:10]
日銀総裁なんてクソ野郎ばっかりだと思ってましたがにも素晴らしい方がいらっしゃるんですね!ヽ(゚▽゚*)ノ
> 奥の手「明大ライン」、一場獲りへ星野SD直接出馬
> 仙さんの直接出馬が決定だ!! 阪神・星野仙一オーナー付シニアディレクター(57)が10日、元明大の154キロ右腕・一場靖弘投手(22)獲得あいさつのため、東京都調布市の明大合宿所を訪れることになった。巨人との現金授与事件で傷ついた後輩に対し、自ら足を運び、最大級のアピールで口説き落とすつもりだ。
> ◇
> 監督時代の十八番、直接出馬で口説きたい。星野SDが10日、母校でもある明大合宿所に足を運び、一場獲得に超ド級の誠意を見せる。
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> すでに獲得表明をしていた阪神はこの日、あいさつの日程が固まったことを発表した。本人は同席しないが、後見人ともいえる別府隆彦・明大前総監督(72)に再アタックの熱意を伝える。球団側のメンバーは黒田編成部長、嶌村スカウト部ディレクター、沼沢球団副本部長の3人だが、そこに千両役者の参戦も決定した。
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> 「SDはスケジュールが合えば、駆けつけてくれるでしょう。調整中です」(沼沢副本部長)
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> いったんは自由獲得枠での巨人入りが内定したが、現金授受事件が発覚して“破談”。傷ついた剛腕に、再び阪神、中日、ヤクルト、横浜が名乗りを上げた。阪神としては一度フラれた経緯があり、再挑戦になる。イの一番でのあいさつで、何とか心をつかみたい。その意をくんで、多忙なSDにも調整がついた。
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> ホレた男を口説くことにおいて、右に出る者はいない。阪神監督に就いてからもFAで片岡、金本、中村(近鉄残留)に直接会い、ひざを突き合わせて移籍を迫った。金本は言う。「お前はオレと一緒にやる運命なんやって、すごい迫力やったからな。ある種の脅迫やったかもな(笑)」。
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> しかも相手は明大の後輩にして、巨人入りを夢見ていたという、共通の痛みを持つ男だ。「一緒に巨人を倒そう」か、それとも「プロ入り後はオレが面倒を見る」か…。もちろん決めゼリフを用意して臨むはずだ。
>
> 「誠意を尽くす。これが第一歩」
>
> あいさつを前に、黒田編成部長は神妙な面持ちだった。本人は、依然として在京志向が強いことも調査済みであり、それでもタテジマを着てもらうためには、とにかく誠意。実は“1度目”は、あいさつのテーブルにさえつかせてもらっていなかった。巨人入りで早くから固まり、会うことさえできなかったのだ。だからこそ2度目は、SD投入という奥の手を使い、なりふり構わぬ本気の姿勢をアピールする。
>
> 波乱含みの争奪戦に、ついに仙さんも参戦。アマ最速右腕は来季の命運も握るが、ここは燃える男にすべてを任せた。
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> ★星野SD・過去のドラフト出馬★
> 第1次中日監督時代の87年。11月18日のドラフト会議で、甲子園に4回出場した沖縄水産高の右腕・上原晃を3位で指名した。プロ拒否を表明、明大進学を強く希望していた上原だが、星野監督は12月10日、説得のため自ら沖縄入り。同日夜の食事会で「明大での勉強はボクが教えてあげます」と明大OBの特権を発動。燃える男の熱い口説き文句に上原もコロリ。翌11日の親族会議で中日入りが決定した。これを受け、中日側は契約金5000万円、年俸480万円を条件提示。上原も快諾して、入団した。
巨人に入れば巨人以外の11(と思ったけど来季は「10」なんですね(つД`)ノ)球団からは
「200万」
とか
「栄養費!」
とか野次られる可能性があるが、阪神が獲れば野次られる球団が一つ減るわけで、一場にとってはナンボかマシに…
と思ったが、大して変わらんか…(じ−_-)
…
いや!
阪神ファンからの野次の心配が無くなるのはかなりデカイ(*゚▽゚)b
と思う。
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