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20040617(木) 巨×横 第三戦@横スタ

> 『関西ゴレンジャー』躍って巨人は首位奪回
>  (セ・リーグ、横浜5−10巨人、13回戦、巨人7勝6敗、17日、横浜)。ナニワのど根性、見せたれや! 球界再編の真っただ中、巨人が誇るコテコテの“関西ゴレンジャー”が勇気と力を運んできた。
>  まずは、和歌山出身の小久保だ。1点を追う二回。無死一塁から同点の適時三塁打。続くペタジーニの遊ゴロで果敢にホームに突入した(記録は野選)。「普通ならストップなんだろうけど、自然に体が反応したよ」。右ひざの状態は決して芳しくはない。だが、泥臭く強引なプレーこそ、関西人のDNAなんや。
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>  小久保の弓取り式が終われば、本家・大阪人の出番やろ。8番・元木が4打数3安打1打点で「きょうは良かったな」と笑えば、準大阪人の?ローズも六回に23号ソロ。「バットの先ぎみだったのでどうかな、と思ったけど届いてくれたね」と6試合ぶりの本塁打に大喜びだ。
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>  波紋を広げる近鉄、オリックスの合併問題。球界再編はもとより、野球界の未来も不透明だ。「オレらはとにかく結果を出すだけ」と元木。ローズも古巣の消滅危機に一切の質問を遮っている。球団こそ違えど、同じ野球人。加えて、『震源地』が関西とあらば、血が騒ぐのも無理はない。
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>  無論、最後は関西を代表してKKの登場や。七回、代打・清原が通算2002安打目となる中前打。そして、ヒーローは今季2勝目の桑田だ。腰痛をモノともしない七回途中87球の粘投劇。打っても犠飛あり、バスターありのこれぞ、ミスター関西人の意地を見せた。「とにかく1点でも失点を少なくすること」と連敗ストッパー&首位奪回に大きく貢献。合併問題には「渡辺オーナーも必死で考えている。僕ら選手も自分たちのことだけじゃなく、野球界全体のことを考えて動かないと」と警鐘を鳴らした。
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>  18日からは関西の雄・阪神との3連戦。球界再編の動きは予断を許さないが、『関西ゴレンジャー』が宿敵との対戦に、そして球界に花を添えるのは間違いない。
> (山田 貴史)
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>  ◆巨人・堀内監督 「桑田は(打って投げて)久しぶりの野球を堪能したんじゃないの? 阪神戦? 勝つしかないです」
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> ★代打清原、中前打で2002安打目
>  左背筋痛と腹痛などで6月8日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、試合から遠ざかっていた清原が、八回に代打で登場していきなり中前打。2000安打を達成した4日のヤクルト戦(神宮)以来の2002安打目をマーク。だが試合後は、無言で球場を後にした。
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> ★必勝リレーもピシャリ
>  前日14失点の大敗を喫したが、この日は連敗脱出へ岡島、ランデル、シコースキーの必勝リレーでピシャリ。「岡島が断ち切ってくれたのが大きい」と、須藤ヘッドコーチは七回無死二塁から無失点で切り抜けた左腕をほめた。4投手をリードした阿部は「打つ方はひどい三振ばかりだったけどね」と勝利に満足していた。

桑田投手、171勝目おめでとう(^o^)/



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