小説

著:やまももけんじ

『 方舟がキミを運ぶね 』


「応答せよ応答せよ、こちら世界ズ。」

そして僕はギターを弾いた。きっとギターを弾いたことがある人の中で誰よりも下手だったと思う。でも弾いたんだ。そしてベースとドラムが響いた、確かに僕らは一つになれた。世界へ旅立った。・・・いや、世界に舞い降りたんだ。

『 方舟がキミを運ぶね 』

〜目次〜