夢でも 恋でも 望みでも
               作詞:佐々木幸男・谷山浩子
               作曲:佐々木幸男
               編曲:戸塚修
 

夢でも 恋でも 望みでも
失くしたものが 大きいと 気づいた時から
悲しみのトンネルを くぐる

 都会は光る河 その淵に身をまかせ
 慣れた仕草のキス 変わったねお前も

 二年前の 初な微笑も
 化粧でぬり潰す

夢でも 恋でも 望みでも
失くしたものが 大きいと 気づいた時から
悲しみのトンネルを くぐる

 お前は 目をふせる 歩きだす 背をみせて
 追いかけもせず ただ 立ちつくす 俺の影

 どうしようもないのか
 俺たちを 変えた この街は

夢でも 恋でも 望みでも
失くしたものが 大きいと 気づいた時から
悲しみのトンネルを くぐる

 気がつけば 誰れもひとり
 揺れる愛に 生きている

夢でも 恋でも 望みでも
失くしたものが 大きいと 気づいた時から
悲しみのトンネルを くぐる

…………………………




 

[sasakiの日記] より              2002/10/22 記
 
 

 この曲は詩が共作になっている。 
 オリジナルがどんな歌詞だったか良く覚えていない。もともとこんな筋立った詩じゃなく、何となく抽象的な、雰囲気がらみの歌詞だった気がする。気がすると書いたのは、珍しいことに、ここの部分の歌詞カードや、それに付随する断片的な書き込みまでものの見事に欠落している。僕は自分が書いたものは大抵、創作ノートとしてとってあるのだが、これについては残っていない。どうしたのだろう?
 
 さっきから思い出しているんだけど最初の一行しか出てこない。
 
 夢でもから悲しみののトンネルをくぐる迄が唯一オリジナルが採用されたパートだ。その後のAメロとCメロは谷山浩子作。谷山とはディレクターが同じだったので、そのディレクターが彼女に発注したんだと思う。
 この当時はお互い色んな秘密を隠し持っていて、ひたすら清純を装うことに覚悟を決めていた頃だった。勿論、僕が彼女と付き合ってたということはない。
 誰かを出し抜くことに血道を上げていたんじゃないだろうか?僕らは?
 誰かが泣いてるよ 今日もまた・・・・・
 
 後が続かない。これがAメロの出だし。アマチュアの時には結構気に入って歌っていた記憶がある。それを綺麗さっぱり忘れてしまう。
 随分と悲しみのトンネルをくぐるんだな?とスタジオに来ていた山木が言った言葉だけはっきりと覚えている。多分言った本人はそんなことなど覚えちゃいないはずだ。記憶というのはむやみやたらとシャッフルをくり返し、その中のどうでもいいやつをいつまでも後生大事に持たせるさせるものなのだ。
 どうせだったら、忘れてしまったこのAメロCメロだろう?
 欲の深い、業の深い、悩みの深い男の唄だったんだろうか?
 二年前の初なのウブがイカす。
 初はうぶと読む。もう死語になって久しい。
  
 
 
 
 
 
One on One
一人コンサート だんだん 鬱り気 セプテンバー・バレンタイン 心から 雨の日の想い出 夢でも 恋でも 望みでも 便りにかえて アンニュイ 尽きぬ想い
Discography