尽きぬ想い
               作詞:佐々木幸男
               作曲:佐々木幸男
               編曲:水谷公生
 

貴方は静かに 私のまわりを漂う
沈みがちの その横顔
仄かな化粧疲れ 淡い影をおとす

  まるで まるで あふるる 熱い
  恋心に とまどうように

装い密やかに 私を震わせる 衣摺れ
乱れ髪を 掻き上げ
幽かな 残り火を 窓の闇に映す

  まるで まるで 尽きせぬ 想い
  心の中に ぬり込むように

  まるで まるで 尽きせぬ 想い
  心の中に ぬり込むように
  




[sasakiの日記] より              2002/12/03 記

 
 この歌は作った動機がとてもはっきりしていた。
 基本はとても古くさい風景、とても古くさい詩。まるで障子に映る影のような歌詞。明治ほど古くはなく昭和ほど近代じゃない時代。情念とか未練とか哀惜とか執着とか、そんな中途半端な心が説明もなく日常を闊歩していた時代のようなものが書けたらと思って手をつけた曲。
 どうもバックボーンまでもが時代がかってしまった。よく読んでみると古い日本の典型的な男中心に物事が進んでいく傾向がこの中にはある様な気がしてしようがない。当時、身勝手な男と呼ばれていたことに関係があるか?
 差別的というのじゃないけど明らかに無意識の日本がある。
 ほんの少し前まではこれで十分やっていけたのに、いつの間にか男が壊れ、女が壊れてしまったところで暮らす社会になってしまった。
 僕は今大変なことに気がついた。
 家の前で年端もいかない女の子が氷に足を取られて、パンツ全開で転げ回るのを見るようになって僕のセクシャリティは忽然と姿を消してしまった。
 誤解を恐れずに言わせて貰えば、僕はやっぱり差別や区別は必要なんじゃないかと思う。いろいろなモノをぶっ壊して平等に、などというバカが世の中こんなにしちゃったんじゃないかと。偏見かもしれないけど男と女に引かれていた線を女が跨ぎ、男が越境し始めるようになってホワイトホール状態になってしまった。
 もうじき機微というものが暗号の様になるのかもしれない。
 
 果たして僕は何かに怒っているんだろうか?
 言い出せばキリがない愚痴がこの世の中にある。
 昭和すらも遙かかなたのイスカンダル。放射能除去装置、コスモクリーナーを取りに行かなければ地球は滅びてしまう。
 情念かあ?確かに今は流行んないね? 
 

 
 
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一人コンサート だんだん 鬱り気 セプテンバー・バレンタイン 心から 雨の日の想い出 夢でも 恋でも 望みでも 便りにかえて アンニュイ 尽きぬ想い
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