■僕はいかにして打楽器奏者になったのか【その5〜高校時代(一年、打楽器パートのと惜別)〜】

高校の部活動は勧誘活動がはげしく、春休みに是非部活見学に来て欲しいというハガキが届いた
断る理由はなにもなく、春休みに中学時代の制服を着て高校に出かけた

ちょっとカルチャーショックだったのは、商業高校で文科系部活動ということもあり女性の比率が高すぎた。というか、部員40人弱で男性は3人だった(笑)

春休みにハガキに誘われて部活にくる奴などは自分くらいなものかと思っていたのだが意外と来ていた
それというのもいわゆる特技(=部活)での推薦入学の人が何人かいたのである。また、中学の先輩・後輩関係などもあったようである

人見知りの激しい僕は、無愛想ながらもなんども春休み中に顔を出して一緒に打楽器パートの先輩(全員女性)と基礎練習をしたりしていた

晴れて正式に入学し、5月の連休の前になり悲しき現実が目の前に出現した

この年、打楽器パートを希望した新入生が4人。すでに打楽器パートの先輩が4人
新入生のうち2人はコンクールまで打楽器ではなく、チューバかコントラバスをやって欲しいと言われたのである

新入生の他3人が女性だったこともあり、私はチューバパートにコンクールまでの期間限定で行くことになった
やるならコントラバスの方が良いかなぁと思ってたのだが・・・
この期間限定の契約が後に限定でならなくなることを、この時は予想だにしなかった

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