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韓国は、10大銀行(韓国国内では8大銀行というが)の内、9行までが、もはや外資銀行。
そして、企業運営費以外の利益をすべて海外に持って行かれるので、恒久的な金融危機状態。

利益配当80%前後。アメリカのファンドが100投資していたら、1年で180になる高利回り。こんなことが既に9年近く続いている。

唯一、韓国政府が巨費を投じて維持した民族資本銀行ウリ銀行も危機。
天下った会長も公認する韓国の金融危機。
しかも、官僚出身の会長すら、今も「何をすればいいか、まったく分からない」状態。

いつ、何時、銀行が破綻するか、サムスンが破綻するか、LGか、現代自動車か、どこから破綻が始まるか、ただ単に時間の問題。
肝心の中央銀行、韓国銀行も実質的に債務超過状態。


>日本では、破たんした長期信用銀行以外の大型銀行については、「買いたたいてはもうける」海外ファンドに直接売却するようなことはしなかった。
3大銀行については、昨年10月に各銀行が直接資金を弁済し、1兆円にのぼる利益を残した。
韓国では外換銀行をローンスターに売却したため、「官僚責任論」が沸き上がったことが記憶に新しい。
公的資金12兆ウォンをつぎ込み、官僚の就職口をあっせんする韓国の状況。本当に銀行で職を得たいなら、
日本のようにまず国民の税金から出された公的資金をすべて返した上で、政府の影響力を排した「民営ウリ金融持株会社」となるのを待って、
ポストに就くのが筋ではないのか。
ウリ金融持株会社の場合、投入された公的資金12兆ウォンのうち、10兆ウォン(約1兆2500億円)が未返却のままだ。
この公的資金10兆ウォンこそ、「厚顔無恥な天下り」を可能にしたウリ金融持株会社の政府保有株式(77%)の元金であることを考えると、もはやあきれてものが言えない。
政府のこうした恥知らずな決定に、まともな説明を付けられる公務員がいるなら、ぜひ名乗りを上げてほしいものだ<
(朝鮮日報)


>まずは「金融の危機」に同感 就任1週目の朴炳元・ウリィ金融持株会長

10日午前7時半、ソウル中区明洞(チュング・ミョンドン)の銀行連合会2階の国際会議室。ウリィ金融持株の朴炳元(パク・ビョンウォン、写真)会長は同日、
韓国科学技術院(KAIST)金融工学研究センター主催の「21世紀の金融フォーラム」に出席し、「銀行競争力の国際比較」と題した講義に耳を傾けた。

朴会長は同日、金博士が「韓国国内銀行は国際競争力においては先進国にはるかに引けを取っている。
世界最下位レベルの国際金融専門人材を補ってリスク管理を先進化しないと、危機に陥りかねない」と警告したことに、おおむね同感する様子だった。

講義が終わったあと、「会長として働いてみた感想は?」と聞くと、朴会長はため息をもらした。

「ウリィ金融グループ会長として、国内銀行が危機に直面しているという指摘にはおおむね同感します。
いま、どこから手を付ければいいか悩んでいるところです」

具体的に何から改善するつもりか、と聞くと、朴会長は、
「金融というものは1週間で答えが出るほど簡単なものではない」としつつ、「あまりあせらないでほしい」と即答を避けた。 

http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=020000&biid=2007041190108