The Byrds / Mr . Tambourine Man <1965> |
おすすめ度★★★★ |
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他にもDavid Crosbyのハーモニーや正確なリズムギター、Chris Hillmanのうなるベースなんかもイケてるのだが、この時点ではさほど目立っていない所もまた、後の彼らの活躍を考えると別の意味で注目だったりするのである... ちなみに現在は、リマスターを施したボーナストラック入りのCDが発売されている。 ボーナストラックでの注目はGeneの思っきしフォークな13や別テイクの14。Geneの声が目立つ別テイクの16といったGeneファン必聴テイクや、未発表のインスト(未完成テイクかな?)の18あたりか。 なおByrdsは、この後名作セカンドアルバムを発表後、何と中心メンバーであったはずのGene Clarkが脱退するという危機に直面する。
〜特にお気に入りな曲達〜 Mr . Tambourine Manはもう、ちょっとクラシックっぽいイントロからMcGuinnのパンチの無いヴォーカル、演奏、どれを取っても最高のデキ!Bob
Dylanが気に入ったと言うのはうなずけます。 再びGeneの単独作であるHere Without Youも彼独特の作品。Beatlesを意識しながらも、あくまでフォークにこだわる彼の信念が結集されたかのようなアレンジが光る。 All I Really Want To Doは再びDylanのカヴァー。語呂遊びに終始するかの様なオリジナルを見事なアレンジでポップ風に仕上げた彼らのセンスが伺える。McGuinnの歌いっぷりも楽し気でイイね。 さらに、何だかよく分からんイントロから入るDon't Doubt Yourself, BabyはBo Diddleyの様なリズムがカッチョ良いです。結構Rockっぽい曲なのだ。初期のStonesのノリをフォークタッチでやってるみたい。 |
1 . Mr . Tambourine Man * BONUS TRACKS
後に数々の伝説を作る事になる |
(1999.12.12 再更新)
順路その1 : Byrdsコース
The Byrds/Younger Than Yesterday
順路その2 : Gene Clarkコース
後に脱退するGeneを追う!
〜関連アーティスト・アルバムへのリンク〜
Bob Dylan / Highway 61 Revisited
60年代アメリカのカリスマ、Boby。彼のロックなアルバムも見てみます?