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その5

いろはにこんぺいとう その5


ついに 私、「一度 行ってみたかった」、「あの場所」へ行って参りました・・・。
そう、それは「目黒寄生虫館」。
なぜか幼少の頃から「寄生虫に寄生された人」の話を聞いては、心おどらせていた ワタシ・・・。
今日は、ついに「その本物」を目にする事となりました。

とても静かで オシャレな インテリアのお店なんかもあったりする 目黒通り沿いに、ひとしお 静かに、若干「すがすがしい」雰囲気で「目黒寄生虫館」はありました。
まず 1階を のぞいて見ると、先客として若いカップルが1組。「気持ちワルぅ〜い」なんてささやきあっています。
私も負けじ(?)と、ホルマリン漬けの「奴ら」を、顔を近づけ 観察しましたが・・・・。
期待した程では無い・・・・。(1階は海生物や昆虫などへの寄生虫の生態が、展開されておりました。)

少し肩を落としながら、2階へ行くと、「寄生虫の害にあった人」の写真がパネル展示されており、それを目にした私の心は小おどりし始めました。
その写真は衛生機関の発展が遅れている国々の深刻な現状報告ですので、そんな私は明らかに不謹慎。(すみません・・・・。)

その中で 1枚ツッこみたくなる写真が・・・。
それは地面の上で一人のアメリカの人が寝ころんで、まさに、普通に「寝ている人」の写真なのですが、その写真の下に「このまま眠り続けて死ぬ」と解説がありました。
なんだかものすごくシュール・・・。
果たして写真におさめる必要があったのか?

そして最後に、名物「8.8mのサナダムシの標本」の隣にある「8.8mの白いゴム」で遊んで満足して帰りました。
ユーモアのセンスもあるのが目黒寄生虫館の素敵な、ところ!
この日は早起きしたので、この寄生虫館を後にする頃には、すっかりお腹を空かした私は、近くのお店で「クリームスパゲティー」をおいしく頂きました。

皆様もぜひ、キレイでさわやかな「世界でただひとつの寄生虫館」に足を運んでみてはいかが〜?
オリジナルのグッズ(Tシャツやキーホルダーなど)も充実してますよ。

(文:さわだともこ)


:この文章は澤田さんから送られてきた原稿を当HP製作者が、できるだけ原文に忠実に再現することに留意してHP上に掲載しているものです。なお、今回も(笑)原文にあまりにも改行が少なかったので、勝手ながら一部改行させて頂いています。禁無断転載。


last updated 2003.7.18


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