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20041127(土) プロ野球OBトークショーとTPO

> 今回のOBオールスターゲームでは、プロ野球70年を記念し “ベースボールヒーローズ” ファン・フェスティバル の名の通り、ファンに愛される野球・ファンとのふれあいを中心に考え、ゲーム以外にも様々なイベントを展開して参ります。
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> (1) ヒーロー達のスーパーテクニック・トークショー!!
>
> OBオールスターゲーム前日には、プロ野球70年を飾ってきた往年の名プレーヤーをゲストに迎え、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ(えーぴーすくえあ)にて、トークショーを行います。プロ野球の歴史を振り返り、また、プロとしての体験を語っていただきます。
>
> ■ 第1部 「みんな野球が好きだった」 トークショー
> --------------------------------------------------------------------------------
> 往年の名プレーヤー、監督経験者をお招きして、70年の歴史を振り返ってみたり、現在の野球、そして未来の野球について熱く語っていただきます。
> 日 時 : 2004年11月27日(土) 13:00〜
> 場 所 : 東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ(えーぴーすくえあ)
> 出演選手 : 山内一弘、尾崎行雄、小早川毅彦
> 司 会 : ヨネスケ
> 入場料 : 無料
>

> ■ 第2部 ヒーロー達のスーパーテクニック・トークショー
> --------------------------------------------------------------------------------
> 往年の名プレーヤーをお招きして、各ポジションそして打者としての視点からトークを展開します。プロならではのスーパーテクニックを披露していただきます。
> 日 時 : 2004年11月27日(土) 15:00〜
> 場 所 : 東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ(えーぴーすくえあ)
> 出演選手 : 杉下茂、西崎幸広、加藤英司、高橋慶彦、正田耕三
> 司 会 : ヨネスケ
> 入場料 : 無料
> ※屋外会場のため、雨天の場合中止とさせていただく場合があります。
> ※開催内容は都合により変更になる場合があります。



13:00
起床。
一応10:00に目覚ましをかけていたが、
寝た時間がアレなので起きれず。
観に行く予定だった第1部を見逃す(つД`)ノ

飯を食ってドームへ。

駅前のスリーエフで朝刊(σ・∀・)σチェック。
清原を気遣う松井が一面のニッカンを購入。

自動券売機に新札が使えるか、この日のために取っておいた野口英世を取り出すが、札の挿入口に、
「新札は使用できません」
とのシール。
先回りされたことに、憤りを覚える(`Д´#)ぐぬぬぬ…

電車に揺られながら今日の球界の動きをチェック。
と思ったら2,3面がカラーぶち抜きでゴルフ。
宮里藍と不動裕理の賞金王争いを報じている。

ま、まぁ、野球はシーズンオフだしね…(じ−_-)
しっかしこの二人、今シーズン両者共に一億以上稼いでいる。
藍ちゃん、まだ19歳だっつーのに、凄いね。
決して美人ってわけじゃないけど、若くてぴちぴち、気立てもいい。
そんなに稼がんでも生きていけるって(*゚▽゚)b

翻って不動。

(じ−_-)う〜む…
確かに…
お前には金が必要だ!
金しかない!(*゚▽゚)b
(」゚O゚)」<ガンガン稼げ〜!一億、二億じゃじゃ足りね〜ぞ〜!


水道橋駅、着。
駅員が、
「終演後は大変混雑が予想されます。云々」
拡声器で呼びかけている。
何かのコンサートが開かれるらしい。
ドームへの坂を登っていくと、やたらとチンピラファッションのやつらが多い。
田舎の三下が一堂に会したかのような熱気。
俺の町にも、こういうヤツおるのぅ…
そう思いながら進むと、今度はド派手な長ランを着たにーちゃん達。
「氣志團」
とある。

な、なるほど…(じ−_-)


人ごみを掻き分け、前売り販売所へ。
といっても別に氣志團のチケットを買うわけではない。
明日のプロ野球OBオールスター戦のチケットを買うのだ。
売り子のおねーさんへ
「あのーOBオールスターの外野をください」
「はい、何枚でございますか?」
「一枚で」
そう言いながら上着のポケットを探るが、昨日入れたはずの500円引きのチラシが、ない。
(。。)
∪ノ
がさごそ、がさごそ。

右、左と探るが、見当たらない(゚Д゚;)
「あ、チラシを見せると500円引きになるんですよね?」
「はい、こちらですね」
アクリル板の向こうで探しているチラシをこちらに見せる売り子さん。

「あ、あの…やっぱりチラシがないと割引できませんよね…?」
「そうですね…申し訳ございません」

割引なしで買おうかとも思うが、券の値段は前売り当日とも変わらないということで、明日改めて買うことにする。
とりあえず12/5のマスターズリーグ内野自由を購入。
2200円。

ちょっと高いような気もするが、まぁいいだろう。
まず二千円を窓口に出すと、一陣の風。
役目を終えた漱石が舞う(゚Д゚;)
慌てて地べたに飛びつく。
(;゚Д゚)ふぅ…凌いだ。


氣志團のグッズを扱うテントに紛れ、なぜか魚沼市の名産を集めた露店がある。
氣志團のそれとは違い、当たりは閑散。

新潟県中越地震の募金箱を横目に見つつ、トーク会場へ。
ドームの敷地内とはいえ、はじめて行く場所に一瞬迷いそうになるが、何とか到着。
時計の針は14:50
丁度よかった。

会場のベンチには概ね人が座ってはいるものの、満員というほどではなく。
赤ちゃん連れのご夫婦にひと言断り、隣に座る。

ニッカンを読みながら開始を待つ。

15:00を少し回ったところ。
司会のヨネスケ、壇上に現れる。
軽く前説をぶった後、司会に誘われて、杉下さん、加藤さん、慶彦さん、正田さん、西崎さんが登場。
フォークの神様、めちゃくちゃデカイ(゚Д゚;)

> ヒーロー達のスーパーテクニック・トークショー
とのことだったが、各人(特に杉下さんと加藤さん)とも
「ピッチャーが気をつけるべきポイントというと(?゚▽゚)」
「そんなの好きに投げりゃいいんです(*゚▽゚)ノ=O」
「バッティングで一番重要な点は(?゚▽゚)」
「来た球打ち返しゃいいんですよ(*゚▽゚)b」
との答えに場内大爆笑。
(慶彦さんに至っては、「夜のバッティング」の話を訊かれていた)

しかし。
「フォークの握りを見せてください」
との問いに、杉下さん、軽々と人差し指と中指の間に挟み込む。
真っ白な硬球が、御歳79歳の指の股に、すっぽり収まっている(゚Д゚;)
続けて、
「佐々木とかが投げてる『今のフォーク』はホントのフォークじゃないです。ホントのフォークはナックル系の球。指を縫い目にかけることなく完全に抜き、回転を与えずに投げるため、本来は右、左と揺れながら落ちる。だが佐々木は片方の指を縫い目にかけて放ってるからボールに回転がかかる。だから揺れることなく落ちるんです。」
流石神様。
発言に重みがある。

40分ほどのトークの後、サイン会。
何にも持ってきていなかったため、サインする模様を眺める。
色紙にボール、野球カード。
ファンの手には様々なものが握られ、それに一つずつペンが走る。

最初に慶彦、正田のカープコンビが下がり、続いて加藤さん、西崎さんが下がる。
杉下さん、大人気。
控え室に下がる間際、傍に駆け寄り、
「杉下さん!握手してください!」
右手を差し出すと、振り返って快く応じてくださった。
一瞬のことだったが、その瞳は力に溢れ、掌は逞しく、厚い。
同じ人間にもかかわらず、こうも違うものなのか。
その雰囲気に、畏敬の念を覚えた。


会場を離れ、来た道を戻る。
何気なくポケットをまさぐると、チラシ。

ちゃんとあるじゃないか!
喜びと同時に、
一体俺は、どこを探していたんだ(?゚▽゚)
一瞬疑問が湧き上がる。

軽く無視してチケット売り場へ。
チラシを出し、
「OBオールスター、外野一枚お願いします(*゚▽゚)b」
そういうと、
「あ、見つかったんですね!それでは500円引きまして、500円になります(*゚▽゚)b」
飛ばされないよう、今度は慎重に1000円。


一仕事を終え、小岩に向かおうかと思うが、まだ16:00ごろ。
時間があるので野球博物館を見学することにする。

魚沼物産市の横を通り際、100円を募金。
はっぴを着た店員さんに、
「ありがとうございます!こちらをどうぞ」
魚沼市の観光マップとティッシュを渡される。

ありがたいが、この粗品もばかになんねーんじゃねーのか?
と思いつつ、博物館入口。
開館時間17:00(入場は16:30)
とある。
自動ドアを抜け、受付のおねーさんに、
「今何時ですか(?゚▽゚)」
尋ねると16:07との答え。
自動券売機で入館料400円を払い、入場。
階段を下りると、そこはアテネオリンピック記念展示コーナー。
長嶋監督のユニフォーム、そして直筆の「3」が書かれた日の丸。
この夏の激闘の日々が脳裏を過ぎり、目頭が熱くなるのを堪え切れない。

12球団の主力選手愛用の用具が展示されているコーナー。
ガラスの向こうのノリのユニフォームも、もう観ることはできない…

歴代スーパースターのユニフォーム。
アマチュア野球。
オリンピックの切符を手にしたアジア選手権。

殿堂入りプレイヤーの盾に囲まれた道を行く途中、「蛍の光」が流れ出した。
程なく、職員に閉館時間であることを告げられる。
まだ、半分しか見ていない。

また、来るとするか。

大人しく階段を昇り、外へ。
死ぬほどいる氣志團が否応なく目にはいり、急激に世俗に呼び戻される。
一瞬にして余韻が、かき消された。
日が悪いのだろう。

駅に足を向け歩き出す。
途中、山下書店へ。
普段は野球関連書籍の殿堂であるこの店も、今日ばかりは氣志團書店。
店頭には氣志團関連の本が平積みにされ、野球のやの字もない。

中に入り、週刊ベースボールを探す。
普段なら探さなくてもいいのに…
恨み言が浮かぶ中、ダルビーが表紙の今週号を発見。
レジの対応に不満を感じつつ清算。

店から出ようとすると、学ランの高校生が平積みになった近鉄関連の書籍を手にとっているのが見えた。
ぱらぱらめくって、下ろす。
きちんと、元に戻っていない。

バファローズに、失礼だろうが。
そう思いつつ、元に戻す。


氣志團のコスプレを掻き分け、駅へ。
駅前で号外が配られている。
受け取ると、競馬紙の予想だった…

折りたたんで改札に向かうと、前から三下ルックの男が二人。
ヤツラの右肩と左肩が、俺の両肩にぶつかる。
失礼なヤツラだ。
そう思った瞬間、
「いてぇぞ!コラ!」
後ろからの声。
「なんだぁ?」
そう振り向くと、そそくさと坂を登っていく二人が見えた。

追いかけようかとも思ったが、METALLICAが汚れるとまずいのでやめる。

週ベを読みながら総武線で小岩へ。
途中、吊革を体操器具のように扱ういかれたオヤジが乗り込んでくる。

小岩着。
ああ懐かしき、相撲取りのブロンズ。
久しぶりに来たため、危うく出口を間違えそうになる。

出順は、っと
01 Notoriousness
02 Essence
03 Arch Bishop
04 TPO
05 Chamber
06 Irrivaly
でした。

会場で無料配布されていたNotoriousnessのデモを頂く



ライヴの感想は後日書こう。

多分。


とにかく。
久しぶりにみんなに会えて楽しかった。
だが。
やはり、二岡より元木だ。


23:00
eM Sevenを出る。

週ベを読みながら秋葉原。
京浜東北のホームへ降りると、10分待ち。
乗り継ぎの悪さを呪いながら週ベ。

ようやく乗り込むと、車内はガラガラ。
座ると、脱力感。
強烈な睡魔に襲われる。
今日は疲れた。

24:00すぎ。
帰宅。
タバコの臭いが強烈に染み付いた服を脱ぎ、風呂。
しばしの間忘れていた感覚。


布団に潜り、すぐに寝た。



トークショー記事。

> 球界OBが現役選手に苦言…レベルや人気の低迷に
>  球界OBから現役選手に苦言が相次いだ。28日の『OBオールスターゲーム』(東京ドーム、午後1時試合開始)に先立ち、27日にトークショーが行われ、“フォークの神様”杉下茂氏(元中日)が「今の投手は逆球が多過ぎる」と嘆息。通算2055安打の加藤英司氏(元阪急など)は「最近は皆、打撃フォームが一緒に見える」と個性のなさを指摘。レベルや人気の低迷を悲しんでいた。


杉下さんに握手して頂きましたヽ(゚▽゚*)ノやった〜!
当年とって79歳とはとても思えぬ、肉厚のがっしりとした右手でした。

041127 METALLICA - Japan Tour 2003
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前日(岩隈問題&イーグルス応援歌をARB&清原問題 ほか)
同日(今日の岩隈&清原問題&社会人野球:GT前哨戦 ほか)
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翌日(ダルビー入団難航?&社会人野球:能見、力尽く ほか)


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