これも音楽を奏でる上でとっても大事な「リズム」についての事です。
いろんなアマチュアのバンドの音源を聴いていて思う事なのですが、「これって、ちゃんと他の音(特にドラム)聴いているのかなぁ・・・?」と思う事がかなり有ります(わたしもアマチュアなのであんまり偉そうな事は言えないのですが・・・)違う言い方をすると「完全に自分の世界(リズム)に入り込んでないかなぁ・・・」と言う事にもなると思います。
デモテープをMTR等で創る時は、最初にリズム楽器(ドラム等)から最初に録ると思うのですが、そういう行程の場合、たいがいベースはその次に録る訳です(1発録りでもない限りは)と言う事は、そのドラムが上手かれ下手であれ、基になっているリズムが有る訳です。
難しいリズムやフレーズを刻んでいる時ならまだ分かるような気もするのですが(ホントはそんな事は言い訳にするのはどうかとは思いますが・・・出来ないなら練習しろってハナシですね。「自分に言い聞かせてます・・・ハイ」)どうしてズレて聞こえるのでしょうか・・・?モノ凄くシンプルに考えると「音をよく聴いてない」「弾くリズム感の前段階に有る、聴いて判断する(イメージする)リズム感が弱い」と言う事になると思います。
ただ、このページは「グルーヴ」の事について書いているので後者の方に限定で書こうと思います。よく聴いていないなら「嫌になるくらい聴けっ!!」と言う事なんで・・・(余談ですが、人のハナシを素直に聞けないヤツってバンドマンには向かないと思っています。だったらソロか、サポートメンバー集めてやればぁ!!って感じで・笑)
ベースに限らず楽器全般、と言うか人間が何か物事を行う時には、まずはアタマ(脳)でイメージする事から始まります。「こういうラインで弾こう」とか「このリズムで弾こう」何となくでもイメージは無意識でするはずです。これが発展して同じ事(行動)をくり返していく内に、だんだんと行動も無意識に、つまり「慣れ」という段階に発展して行くと思うんです。とまあ、ここまで辿り着くのが大変な訳ですが・・・
でもよく考えてみると、人間って言うのはカラダを動かす行為は100%思う通りにいく訳はないんですから。だから、せめてアタマの中のイメージだけでも100%に近い様にできれば良いんじゃないかと思うんです。
「じゃあ、そんなイメージのトレーニングはどうやるんじゃ〜い?」と言う事になるのですが、ワタシの知らない方法も沢山有ると思いますので、各自皆さんで探して下さい。
ワタシの場合は前にも書きましたが、曲に合わせて自分なりにメインパート(ベース、ドラムのハット・スネア・ベードラの3点セット、ギターのバッキングなど)を口ずさんで歌います。今まで書いた事とは少し違うのですが、ワタシにとって口ずさむ事は割合アタマのイメージをそのまま伝えやすいんです。もう一つは心の中をハイテンションにして聴く事ですかね。
イメージするチカラを付けておけば、少なくとも自分の弾こうとする理想は高くなっていくわけですから、そのイメージに合わせて練習をすれば良いのではないかと思います。そのイメージが「歌心」にもつながって行くと思いますし・・・何より弾いていてキモチ良くなる事は間違いないです!!
随分段階的に飛ばして書いたのですが、基礎的な事は他のサイトにも沢山良い事が書いてあるので省きました。御容赦下さい・・・・