さあ、ここから合宿です。3月という事でメンバーは十三くん、びわぶんくん、Li qiaoくんと俺の4人です。色々ありましたが、多くの
収穫と共に幕を下ろした春合宿、ここからしっかり振り返っていきます。
こちらがMLえちご。春先の為日が上った時間の撮影が出来ず、この程度しかありませんが御了承…。
深夜時間帯を走る列車「ムーンライト○○」と言う名の列車は、快速列車のため青春18きっぷと北海道・東日本パス
でも利用することが可能です。今となっては昼間走る快速列車が少なくなってしまったので、青春18きっぷが使える
時期には利用者が急激に増えます。私たちもそれに紛れます。何事もなくえちごに乗車した私達は一路新潟へ。写真は新宿駅にて撮影。
MLえちご、と言えば高崎と長岡で10分以上停車する、いわゆる「長時間停車」と言うものが存在します。夜行=完徹の俺は、
両方で下車。高崎はみんな降りましたが、長岡ではその気力はなかった模様で俺だけ。そこで、こんなパンフレットが…。
長岡ってまだ改札なかったのね…。関東とのギャップに驚きます。極め付けは、裏に載ってる4コマ漫画で、
内容としては、「裏が白色の定期は改札対応用の黒い定期に変えなさい」と言うものでしたが、登場人物の第一声が「あれが噂の
自動改札機ね。」 …もはや次元の差にただただ呆然。もちろんその日のネタになりました。
さて、新潟に着くと昔はその勢いで村上まで連れていってくれたのですが、今は村上での
ホーム対応etcにより、乗り換えが必要に。新潟地方に入った新車、E127系に乗って坂町へ向かいます。坂町からは米坂線を使うんですが、
時間があったので村上まで一応乗ることに。これは村上到着後の折り返しのものを村上駅で撮影。
村上ではその先酒田方面へ行く気道車キハ47系がいました。この区間、電気は通っていて特急
いなほ等は電車なのですが、電気の流し方「直流」と「交流」が変わる場所が線内に存在し、そこを通れる電車が新潟には
無いので気道車を使っていると思われます。因みに関東では常磐線の青色車両は、ここを走ることが可能です。そんな機会は
ないでしょうが。ちなみに村上では、利便性も考えてか、先ほどのE127系とキハ47系が同一ホームに到着しており、かなり珍しい
乗り換えをすることができます。写真は村上駅にて撮影。
さて、坂町まで戻り、駅から約1kmは離れたであろうコンビニで朝食を調達し、米坂線へ。
これでは小国・今泉で長時間停車があり所要時間がかなり増えていました。この車両は、キハ47+キハ52の2両編成で、そのうち写真は
キハ52系です。これは、国鉄時代の色に塗り替えられたもので、時代の重みを感じますね。因みに途中駅ではキハ58系とも
すれ違いました。写真は坂町駅にて撮影。
今泉では山形鉄道の撮影に成功。それと、恐らく地元のテレビ局かなんかのドラマ撮影っぽい事が
行われていました。因みに山形鉄道は映画スウィングガールズの撮影にも使われた路線で、撮影車はそれを記念した特別ラッピング車です。
あいにく赤湯方面へ行く電車には乗り継げないので、そのまま米坂線に乗り米沢を目指します。写真は今泉駅にて撮影。
さて、米沢に着いたらキハ58の放置車両を撮影し、山形へ向かうため新幹線を使いました。これも乗り継ぎの
関係上仕方のない選択だったのです。しかし、普通は新幹線の特急料金は、一般の特急よりも特急料金が高いのですが、
山形・秋田両新幹線は、在来線上を走るミニ新幹線という扱いの為、A特急料金により乗車できます。米沢〜山形では、
初乗り730円で乗車可能です。高畠も停車する数少ないつばさに乗り一路山形へ向かいました。車両はつばさ開業から使われていた
400系です。米沢駅にて撮影。
山形からは、仙台〜山形を結ぶ仙山線で仙台を目指します。この路線は、途中の愛子(あやし)
と言う駅からは20分に1本の電車があり、都市圏を思わせる本数となります。山形〜仙台の交流促進に一役買っている路線です。
車両は719系。仙山線の電車はほぼすべてこれで運転されています。写真は山形駅で撮影。
ここからは第一目的、くり田を目指します。仙台では07年3月中旬から運転を開始した
仙台空港鉄道の車両が。試運転となっており、ホームにはそれらしい関係者の姿もちらほら。それには構わず撮影へ。
「まもなく南仙台」を英語で「Minami-Sendai Soon」の様に表すのが車外から確認できました。新しいですが、外人には通じるのでしょうか。
今まではバスで行くことしかできなかった仙台空港への鉄道路線として、名取〜仙台空港間に新線開業がなされ新線区間では
ニュータウンも出来ているのだとか。仙台も大きくなりますね。写真の車両はSAT721系。同形の車両はJRにもあり、それは721系となっています。
仙台駅にて撮影
昼食は仙山線内で済ませていた一行は、仙台ではそれぞれが撮影やお土産見物を楽しんだ後、東北本線で
石越を目指します。途中小牛田駅で6両中4両が切り離され、2両編成と心もとない電車になりましたが、
約一時間で到着です。
さあ、ここからくり田に乗ります。元は栗原電鉄だったこの会社は、電車の維持が困難となり
気道車を使うようにしました。その際、栗電の愛称を維持するために田園鉄道、と言うようにしたそうです。その結果愛称は「くり田」に。
廃止に当たっては住民の反対運動も起きましたが、結局維持は不可能だったようです。車両は、くり田の主力車両KD951系です。これに乗り
終点細倉マインパーク前に向かいます。石越駅にて撮影。
途中新幹線の真下をくぐりつつ、終点の細倉マインパークまで行きました。ここには鉱山資料館等があるそうですが、
来る人は大抵自動車。鉄道は使われなくなる運命なのでしょうか…。と日本の将来を憂いつつ、折り返します。この駅には、昔使われていたであろう
機関車が展示されていたので、一応それも撮影した上で折り返しの電車に乗車します。帰りは、無人駅と化した石越ではなく、有人駅である若柳駅で
下車。名鉄のお古、KD10は撮影できませんでしたが、硬券とペナントをゲット。そこから、市民バスに乗り石越へ戻ります。ちなみにこのバス、
運賃が100円とかなりリーズナブル。写真は細倉マインパーク駅前にて撮影。
バスではちょっとしたふれあいもありつつ、石越始発電車でドアをいじりつつ小牛田へ。そこから乗るは快速南三陸です。
4両つないだ南三陸にはなんと指定席の姿が。これは3月中旬の改正で無くなってしまい、乗らなかったのが悔やまれますが、自由席の1両が指定席と
同グレードで、最初いっぱいでしたが粘って着席。一路気仙沼へ。実は今までの中で一番の乗り心地と言っても過言ではないほどのハイグレードな
キハ58(これはキハ28でしたが、基本はあまり変わらないようです)で快眠し、気仙沼に到着、その後一駅先へ行き宿へ向かいこの日は終了。
明日へと合宿は続くのです。写真は気仙沼駅にて撮影。