ユーフォニアムに関連する楽器等の名称および説明
オフィクレイド(Ophicleide)
キイシステムによって音程を変化させるタイプの金管楽器で、セルパンのアップライト型、という説明がふさわしいと思われます。1821年にフランスのアラリ(Halary)社が特許を取得しています。フランスで最も良く使われた楽器で、20世紀までスペインの教会やイタリアのバンドでも使用されていました。
英国においても1820年代後半から金管合奏に使われましたが、1860年頃にはバルブの金管楽器に置き換えられました。
オフィクレイドは楽器の構造としてはサクソフォンが、楽器の特性としてはユーフォニアムがその役割を最も受け継ぎました。オフィクレイドからユーフォニアム奏者に転向し、成功した奏者も存在します。
1836年にはギシャール(Guichard)が、バルブを装着したValved Ophicleideと呼ばれる楽器を考案しましたが、これは現在のテューバを意図した楽器でした。
ユーフォニアム(Euphonium, Eufonio, Eufonij, Eufonium)
英国や米国では、ピストン式、ロータリー式を問わず、ユーフォニアム(Euphonium)と呼ばれていますが、特にアップライト型のベルでピストン式の4本のバルブを備えたB♭の楽器は、現在、日本や英国、米国、シンガポール、台湾、等の地域において普及しています。コンペンセイティングシステムを採用し、各メーカーの改良を加えられながら現在に至った楽器です。イタリアやスペイン、ギリシャでは「Eufonio」、クロアチアでは「Eufonij」フィンランドでは「Eufonium」等と呼ばれています。日本においては、ピストン式の楽器をユーフォニアム、ロータリー式をテナーテューバと呼ぶ場合もあります。
ユーフォニオン(Euphonion)
ゾンマーによって発明されたユーフォニアムの名称で、英国においてもこの名称は使用されていました。
日本においても薩摩藩軍楽隊及び旧海軍軍楽隊において「ユーホネン」「ユーホーニオン」「ユーフォニオン」等と呼ばれていました。
1901年にロンドンのブージー社から発売されたグラントジョーンズ作曲の「セリア」の楽譜は、「for Euphonion solo」と楽器の指定がされています。
ユーホニウム(ニッカン・ヤマハ)
ニッカン(日本楽器製造株式会社)が生産したユーフォニアムの名称です。ニッカンは第二次大戦前後にユーフォニアムの正規販売をしていたようです。同じ楽器であるにもかかわらず、「ユーホニウム」「小バス」と呼ばれていました。ニッカンのEP-101はベルが長く見える事から、「エントツ」との愛称で呼ばれた楽器です。1967年にはニッカンブランドの「ユーホニウムEP-1」が発売されましたが、この製品は現在、ヤマハYEP-321として販売が40年にも及ぶベストセラーとなりました。
ダブル・ベル・ユーフォニアム(Double-bell Euphonium)
アップライトの大きいベルとベル・フロントの小さなベル、大小2つのベルを備えているユーフォニアムで、複合楽器(Duplex)に分類される楽器です。ユーフォニアムとバルブトロンボーンの役割を兼ね備えた楽器として1855年にミラノのペリッティ(G.Pelitti)によって製作されました。バルブによって2つのベルのどちらか一方のみから音を出す事ができますが音高は同じです。米国で発展し、1960年頃まで販売されましたが、現在では生産はほどんどされていません。
ユーフォニアムの4番もしくは5番バルブに相当するピストンがベルの切り替えのバルブです。この切り替えのバルブを押すと小さいベルから音が出ます。英国タイプの4本バルブのユーフォニアムのように、左手で操作するピストンが切り替えバルブになっているタイプと、切り替えのバルブが楽器の中央部で他のピストンと並ぶバリトンホーンタイプのものもあり、様々な改良を加えられた楽器でした。
マーチング・ユーフォニアム
マーチングやパレードで使用されるユーフォニアムです。現在、トランペットのように両手で楽器を支えるベルが正面を向くものと、本体を肩に担ぐタイプのものがあります。G管やC管の楽器もあります。アップライト型とマーチング用のそれぞれに対応したマウスパイプを楽器本体に取り付け、どちらにも変更出来るタイプの楽器もあります。
バスユーフォニアム(Basseuphonium, Bass-Euphonium)
1850年にセルパンの改良形として開発された楽器です。キイ・システムにより楽器本体の穴を塞ぐ仕組みです。セルパンとして分類されます。
フリコルノ・テノーレ(Flicorno Tenore)
イタリアの楽器名で、フリコルノとはオーストリアのフリューゲルやフランスのサクソルンを示します。フリコルノ・テノーレは、現在の日本でバリトンと呼ばれている最も細身の楽器に相当します。
テナー(共益商社、明治41年)
東京の共益商社が輸入した楽器の名称で、フリコルノ・テノーレに相当する楽器です。変ロ調のアップライトベル、3本ピストンの楽器です。現在の日本でバリトンと呼ばれている細身の楽器に相当します。
テナー(共益商社、日本楽器東京支店、大正4年)
東京の共益商社、日本楽器東京支店(現在のヤマハ銀座店)が輸入した楽器の名称で、仏国ベッソン製管楽器、英国ホークス製管楽器等の製造メーカーの名称をカタログから確認出来ます。フリコルノ・テノーレに相当する楽器で、変ロ調のアップライトベル、3本ピストンの楽器です。
バリトン(旧陸軍音楽隊)
旧陸軍軍楽隊のフランス式の名称で、フリコルノ・テノーレに相当する楽器です。
バリトン(日本管楽器、ニッカン、昭和3年)
「ニッカンバリトンNo.1」との製品名で昭和3年に製造されているこのモデルは、ヤマハと合併する時まで同社の基本のスタイルとなりました。フリコルノ・テノーレに相当する楽器で、3本ピストンのアップライトの楽器です。
テナーホルン(Tenorhorn)
ドイツや東欧で、ロータリーバルブを備えユーフォニアムよりもやや細いB♭管の楽器をテナー(テノール)ホルンと呼びます。楽器の分類としてはイタリアのフリコルノ・テノーレと同じです。英国の金管(ブラス)バンドで使用されるE♭管のテナーホルン(Tenor horn )と混同されやすのですが、異なる楽器です。
マーラーの交響曲第7番「夜の歌」にはテナーホルンのパートの指定がありますが、最近では(特に米国や日本においては)ユーフォニアムで演奏する事が多いようです。2007年3月にスイスのエラン・レビ(Eran Levi)氏が初来日し、メータ指揮のイスラエルフィルの来日公演で、冒頭のソロをユーフォニアムで演奏しました。
フリコルノ・バリトーノ(Flicorno baritono)
イタリア語の中細管のユーフォニアムの名称で、フリコルノ・テノーレとフリコルノ・バッソの間に位置される楽器で、現在の日本で3本ピストンの細管のユーフォニアムに相当します。
ショスタコービッチの「黄金時代」にはバリトーノ(バリトン)(Baritono)のパートの指定があります。
バリトン(共益商社、明治41年)
東京の共益商社が輸入した楽器の名称で、フリコルノ・バリトーノに相当する楽器です。変ロ調のアップライトベル、3本ピストンの楽器です。現在の日本で細管のユーフォニアムに相当する楽器です。
バリトン(江川管楽器 明治40年)
江川仙太郎が製作した「バリトン」と呼ばれた国産初の楽器は明治40年に第1号機が製作されて東京勧業博覧会に出品されました。この展覧会の出品者は共益商社の白井練一です。同時期の共益商社のカタログと同じ「バリトン」が製作されているとすれば、この「バリトン」とはフリコルノ・バリトーノに相当する楽器です。
バリトン(共益商社、日本楽器東京支店、大正4年)
東京の共益商社、日本楽器東京支店(現在のヤマハ銀座店)が輸入した楽器の名称で、仏国ベッソン製管楽器、英国ホークス製管楽器等の製造メーカーの名称をカタログから確認出来ます。フリコルノ・バリトーノに相当する楽器で、変ロ調のアップライトベル、3本ピストンの楽器です。
バリトン(旧海軍音楽隊)
旧海軍軍楽隊がドイツ式の指導者を招聘した後のユーフォニアムの呼び方で、明治19年の楽器編成表においてユーフォニオンからバリトン(bariton)に楽器の呼び方が変更されています。フリコルノ・バリトーノに相当する楽器です。ロータリー式を採用した国産の楽器が「バリトン」と呼ばれて戦前に作られていたようですが、現存する楽器や資料がないそうです。
バリトン(戦後〜1970年代 音楽大学)
1970年代まで、日本の音楽大学では「バリトン科」の専攻生が在籍していましたが、現在では「ユーフォニアム」専攻生と呼ばれています。
バリトン(Baritone)
米国でバリトン(Baritone)は3本ピストンの楽器を示し、バリトン(Baritone)のパートの指定がされた時はユーフォニアムで演奏されます。
英国に於ては、細管で細身のバリトン(Baritone)と呼ばれる楽器がありますが、イタリアのフリコルノ・テノーレと同じ楽器の分類になる楽器で、金管(ブラス)バンドやファンファーレ・バンドで主に使用される楽器です。
バリトン(Baryton)
音楽辞典によると「バリトン(Baryton)」とは、
(1) (フランス) 変ロ調のバルブの金管楽器を示し、英国のバリトン(baritone)と同じ。
(2) (ドイツ) テナー(テノール)テューバ(Tenortuba in B)を示す。
との記載があります。
ドイツや東欧では、ロータリーバルブを備えた楽器を、「バリトン(Baryton)」と呼びます。ボアの太いカイザーバリトン(Kaiserbaryton)と呼ばれる楽器もあり、現在の日本でユーフォニアムと呼ばれている楽器とほぼ同じです。 フランスで「バリトン(baryton)」はさらに細身の楽器、フリコルノ・テノーレを示します。
バリトン(Bariton)
ベルギーでバリトン(Bariton)は3本ピストンの細身の楽器を示し、英国のBaritoneやフランスのBarytonと呼ばれる楽器と同じ種類を示します。
バリトンホーン(Baritonehorn)
米国においてバリトンホーン(バリトンホルン)と呼ばれる3本ピストンの楽器があり、3本ピストンの楽器をバリトン(Baritone)、4本ピストンの楽器をユーフォニアムと区別して呼ばれていました。米国の吹奏楽でバリトンのパートの指定がされた時はユーフォニアムで演奏します。
フリコルノ・バッソ(Flicorno basso)
イタリア語の太管のユーフォニアムの名称で、フリコルノとはフリューゲルホルンやサクソルンの事です。ポンキエルリの協奏曲、レスピーギのローマの松でのバンダのパートがあります。サクソルンバスや小バスと呼ばれた楽器、現在の日本で太管の4本バルブのユーフォニアムに相当します。
テノーリトルビ(Tenoritorvi)
現在の日本で「バリトン」と呼ばれている細身の楽器を示す、フィンランドでの呼び方。「トルビtorvi」とは「ラッパ(ホーン)」の意味。
バリトニトルビ(Baritonitorvi)
「細管のユーフォニアム」に相当する楽器を示す、フィンランドでの呼び方。
バスフリューゲルホルン
オーストリアのバンドで使用される楽器の名称で、フリューゲルホルンのオクダーブ低い楽器、の意味。
バス(共益商社、明治41年)
東京の共益商社が輸入した楽器の名称で、フリコルノ・バッソに相当する楽器です。変ロ調のアップライトベル、3本ピストンの楽器です。
バス(江川管楽器 明治40年)
江川仙太郎が製作した「バス」と呼ばれた国産初の楽器は明治40年に第1号機が製作されて東京勧業博覧会に出品されました。この展覧会の出品者は共益商社の白井練一です。同時期の共益商社のカタログと同じ「バス」が製作されているとすれば、この「バス」とはフリコルノ・バッソに相当する楽器です。
サクソルン・バス(Saxhorn basse)
サクソルン(Saxhorn)とはサックスが1840年代に考案した上を向いたベルと3本のピストンを持つ一連の円錐管の楽器の事で、サクソルン・バスはこの中で上から5番目、下から3番目の音域を担当する変ロ調の楽器がフランスで発展した楽器です。現在では2番管がピストンの下に位置するデザインですが、2番管がピストンの上を経由する4本ピストンの楽器もあります。
サクソルン・バスは現在、金管楽器においてサックスの名前を残す唯一の楽器としてフランスのメーカーが楽器の生産をしており、日本でもサクソルン・バスやサックスホーン(Saxhorn)と呼ばれて販売されています。この最新式のサックスホーンはコンペンセイティング方式のバルブを採用しており、4本または5本バルブで変ロ調の楽器です。
同じくフランスで発展した6本のピストンを備えたC管の楽器は、フレンチテューバと呼ばれています。この楽器はフランスのオーケストラや吹奏楽で最低音域を担当する楽器として活躍しました。
小バス(旧陸軍軍楽隊)
フランス式を採用した旧陸軍音楽隊によるユーフォニアムの呼び名で、「プチ・バス(Petite Bass)」の日本語訳です。サクソルン・バスとフランスで呼ばれていたピストン式の楽器に相当し、戦前から日本のメーカーで生産されていた楽器です。
旧陸軍軍楽隊の隊員の著作によると、当時は「プチット・バス」と呼ばれていたようです。
戦後、ニッカンやヤマハでは2番管の位置(形状)により、2番管がピストンよりも上に配置されるのが英国式のユーフォニアム、下の位置に配置されるのが、フランス式のサクソルン・バスとして扱っていたようです。
しかし、ニッカンの製品ではユーフォニアムと小バスは同じ楽器として扱われ、楽器の形状による区別はされていないようです。例えば、海軍軍楽隊の楽器の説明の写真においては、2番管がピストンよりも下で、4番ピストンがサイドアクションの形状の楽器がユーフォニオンとして紹介されています。戦後にはニッカン製のユーフォニウム(番号なし)が、このフランス式(サイドアクション4本ピストン)として製造されていたようです。
小バス(共益商社、日本楽器東京支店、大正4年)
東京の共益商社、日本楽器東京支店(現在のヤマハ銀座店)が輸入した楽器の名称で、仏国ベッソン製管楽器、英国ホークス製管楽器等の製造メーカーの名称をカタログから確認出来ます。フリコルノ・バッソに相当する楽器で、変ロ調のアップライトベル、3本ピストンの楽器です。
オーバー・ザ・ショルダー・サクソルン(Over the Shoulder Saxhorn)
サクソルンが米国に渡り、1850年頃に後方に向いたベルを肩に乗せて演奏するデザインのサクソルンが現れ、南北戦争時(1861-65)の行軍に使用されました。この楽器は1851年のボストンブラスバンド(Boston Brass Band)の挿絵の中で描かれています。この楽器が現在のマーチング用ユーフォニアムの原型と思われます。
テナー(テノール)テューバ(Tenortuba)
英国においてユーフォニアム(ピストン式、ロータリー式)がオーケストラで使用される時に呼ばれる名称ですが、日本ではロータリーを備えた楽器をテナーテューバと呼んでいます。
オーケストラでテナーテューバのパートが指定された時には、作曲家の時代や地域によって示す楽器のタイプが異なり、アップライトベルのピストン式のユーフォニアム(Saxhorn basse等も含む)やオーバルベルでロータリー式のユーフォニアム(ドイツでBaryton等と呼ばれている楽器)、変ロ調のワーグナーテューバ(Wagner Tuba in B♭)のいずれかを使用します。
ボンバルディーノ(Bombardino)
イタリアやスペインで3本バルブの細管のユーフォニアムの名称で、ベルディのオペラ等でパートの指定があります。
ボンバルダ(Bombarda)
イタリアやスペインで4本バルブの太管のユーフォニアムの名称で、ベルディのオペラ等でパートの指定があります。
フランスやドイツでボンバルドン(Bombardon)というテューバを意味する楽器と混同されやすいのですが異なる楽器です。しかし、ボンバルドンという名称は1820年代まではキイシステムの金管楽器(= 現在のユーフォニアムに相当する)の事を示し、1830年代頃からヴァルブを持つ低音の金管楽器(= 現在のテューバ)を示す名称に変化したので注意が必要です。
巴里東、上低音號、優豐音號
台湾におけるユーフォニアムの名称です。読んで字のごとく、「バリトン、テナー、ユーフォニアム」ですが、優豐音號は伊東明彦氏が考案した名称です。伊東氏によればこれらは同じ楽器を示す言葉で、特に区別はされていないとのことです。
梨地(サテンシルバー)のユーフォニアム
主に1960年代より日本に輸入されたブージー&ホークス社やベッソン社等の製品で、銀メッキのユーフォニアム の表面に施された、梨地仕上げ、つや消し、サテンシルバー、等と呼ばれる仕上げがされた楽器です。梨地とは果物の梨の表面のようにザラザラになっているところからこのように呼ばれています。東京バリ・チューバ・アンサンブルが盛んに活動していた時代がこの楽器の全盛時代で、1970年代から1980年代前半の日本のほとんどのプロや音大生はこのタイプの楽器を使用していました。現在の日本で主流の光り輝く光沢の仕上げがされた楽器も素敵ですが、鈍く光るユーフォニアムは当時の奏者達の憧れの楽器でした。
ブラスバンド(吹奏楽団 Brass Band)
1、 戦前より吹奏楽団を示す「ブラスバンド」という言葉が日本において普及しました。主に国威高揚や富国強兵のために様々な場面でこの「ブラスバンド」の演奏が使用されました。
2、 現在の日本で「ブラスバンド」と呼ぶ時は、野球の応援や式典、イベント等、学校や地域社会における一定の役割を要求される事が多いように感じます。また、これらの活動は「ブラバン」との愛称で呼ばれる事もあるようです。
3、 現在の日本において鑑賞を目的とした聴衆に対して演奏活動を行なう場合は「吹奏楽」「ウインドオーケストラ」「ウインドバンド」「ウインドアンサンブル」等と呼ばれており、前項2の「ブラバン」という呼び方とは一線を画しているようです。故大橋幸夫先生は、音楽大学の吹奏楽の授業で「ブラバンと略さずに吹奏楽と正確に呼びなさい」と指導をされていました。
4、 英国における打楽器を含む金管合奏で、1800年代中庸よりコンテストが開催され、現在まで発展した演奏形態をBrass Bandと呼びます。「ウインドバンド」や「ウインドアンサンブル」に対応して呼ばれる位置にある演奏形態として考えることが出来ると思います。この英国の「ブラスバンド(英)」についてですが、管弦楽団や吹奏楽団という名称が日本にはあるのですから、「金管楽団」もしくは単に「ブラス」と呼ぶのが適切だと考えます。
5、 また、使用する楽器は異なりますが、金管合奏としてはドイツにおけるトランペットコアー等と呼ばれる形態の団体もあるようです。指揮者を用いる「金管合奏(Brass Band)」、指揮者を用いない「金管アンサンブル」と考えることも出来ますが、日本においては前述の野球応援の「ブラスバンド」と混同されてしまい大変残念です。
6、 したがって、金管合奏については「Brass(金管楽団)」、金管合奏にサックスを加えた「Fanfare」、そして現在の日本で普及している吹奏楽を示す「Wind(吹奏楽)」、野球応援の「ブラバン」という呼び方が理解されて、今後普及すればよいと考えています。
(C) Sotaro Fukaishi, All rights are reserved.
当サイト(ホームページ)に掲載されている文章の無断転載、及び無断引用は固くお断りしております。文章を参考にして利用する場合は、当サイトの記事である事を必ず明記して下さい。全ての画像、データ等についても、無許可での持ち出し、改変等の利用を禁止しております。
|