魅力
こちらでは湘南市民コールならではの魅力についてご説明します。
まずは概要を掴みたい方、お急ぎの方はこちらのPDFをご覧ください。
最高の指導陣
湘南市民コールの魅力はなんと言っても指導陣の豪華さと層の厚さです。
週2回の練習は、基本的には常任指揮者の清水敬一先生か副常任指揮者の真下洋介先生の
いずれかにお越しいただいており、毎回充実した指導を受けることができます。
指導陣の詳細な経歴はプロフィールのページに掲載しています。
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常任指揮者 清水 敬一 先生
常任指揮者には清水敬一先生をお迎えしており、 毎月3〜4回程度稽古をつけていただいています。 先生をご存知の方も多いでしょうが、ご存知なかったとしてもちょっとググっていただくか、 プロフィールを見ていただければ先生の凄さはすぐにお分かりいただけると思います。 そんな先生が、本当に楽しい笑いの絶えない練習を展開します。 膨大な知識に裏打ちされたトークは目の前の音楽を離れたかに見せかけて、 物理・本・エンタメ・哲学と幅広い話題に飛翔し、 しかし最終的には音楽のよりよい表現や注意点などに巧みに着地します。 私たちとしては、純粋に楽しい時間を過ごしていただけのはずなのに、 何故か練習の最初と最後で出ている音が全然変わって、よいサウンドが広がっているのです。 心の底から合唱は真に総合的な芸術だと体感させてくれる、そんな指導者が他にいるでしょうか?
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副常任指揮者 真下 洋介 先生
副常任指揮者には真下洋介先生をお迎えしています。 全日本合唱コンクールをはじめとして素晴らしい実績を重ねられており、指導力は折り紙つきです。 的確な指導がユーモアをちりばめながらも小気味よいテンポで展開され、 笑いの絶えない密度の濃い練習時間があっという間に過ぎていきます。 ハーモニーを作る際に押さえるべきツボはどこか、他パートとのセッションがどうあるべきか、 リズムをどのように感じるとよいか、といった音楽を構築する土台を丁寧かつ 明確に指導していただけるので、地力の向上を実感しながら歌い込むことができます。 質・量共に素晴らしい「歌い込み」を経て、練習が終わる頃には意図した表現ができるようになっているのです。
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ピアニスト 川添 文 先生、小南 雅世 先生
普段の練習にはほぼ必ずと言っていいほどピアニストの川添文先生もしくは小南雅世先生にお越しいただいています。 先生の奏でるピアノは音の一粒一粒が命を持っているかの様に躍動し、私たちも先生のピアノから力をもらってより音楽に深く入って表現をすることができます。 それを普段の練習からできるのですから、本当に恵まれていると思います。 練習初期でまだ音取りが不十分な状態であっても、先生がピアノで絶妙にアシストして下さり、曲の全体感を掴みながら効率よく上達することができます。 「ああ、もう限界だ、ハーモニーが崩れてしまう」というタイミングでコーラスパートの音を弾いて合唱を立て直して下さり、自走できそうな箇所は助けには入らない。 まさに理想的なジャストインタイムのアシストをして下さいます。 言うは易し行うは難しの妙技で普段から練習を助け、もちろん本番でも圧倒的に素晴らしい煌めく音で私たちの歌を高めて下さる先生方は湘南市民コールの宝です。
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ボイストレーナー 浅野 深雪 先生、河野 克典 先生
合唱の要、声についても一流のトレーニングを受けることができます。 浅野深雪先生には女声・男声全体のボイストレーニングを見ていただいています。 発声は全身運動であり、全身の筋肉を適切に総動員してこそ声を構築することができるということ、その結果として音そのものも運動するということを、 確かな経験に基づく練り抜いた指導法で伝えて下さいます。 そしてボイストレーニングの枠を超えて歌の表現にも踏み込んで、厳しくも愛と笑いのあるご指導で、 心を込めて歌うとはどういうことか、ディテールにまで神経を研ぎ澄ませて合唱としての表現を磨き上げるとはどういうことかを教えて下さいます。 さらに、男声については女声との発声の違いを考慮して、河野克典先生にもボイストレーニングをお願いしています。 顔・口の中の筋肉の使い方や息の通り道といった非常に重要な基礎を踏まえた発声を、理論はもちろんのこと先生の実演を通じて私たちに体得させて下さいます。 先生の実演は圧倒的であり、理論を頭に入れた上でなんとか真似をしようと試行錯誤するうちに、いつの間にか声が変わっているのです。
名だたるオーケストラとの共演
湘南市民コールに入会すれば、めくるめく得難い音楽体験があなたを待っています。
名だたるオーケストラとの共演、世界のマエストロとの共演、
TV出演、オペラ出演。
そんな体験ができるのは、湘南市民コールが「晋友会合唱団」を構成する合唱団のひとつだからです。
晋友会合唱団とは
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近年の晋友会合唱団の歩み
近年も晋友会合唱団は精力的に活動しており、素晴らしい機会に恵まれています。もちろん、晋友会合唱団として一流の演奏に参加するからには、
責任を持ってしっかりと個々人が研鑽を積む必要があります。多くのステージは暗譜で臨むので、合同練習だけでは足りず、少なからぬ時間を自主練習に充てる必要があります。
しかしながら、そうした苦労を経たからこそ、マエストロとオーケストラの織りなす音楽創造の一瞬一瞬に全身全霊を以って参加することができるのです。
素晴らしい音楽創造の当事者となれる本番のステージでは大きな感動と脳みそが痺れるような恍惚が待っています。
ミコラ・ジャジューラ=ウクライナ国立歌劇場管弦楽団との第九共演では、演奏後にスタンディングオベーションをいただきました。
大喝采の拍手の中、ソリストの方が手の届く範囲で握手を求めてステージを横断して下さったときの感動は筆舌に尽くせません。
どのような分野でもそうでしょうが、「最高峰」に触れることは、人生観が変わるほどのインパクトです。
是非、あなたもそんな体験ができる湘南市民コールで一緒に歌いませんか?
2017-2024 年末に恒例化 |
ベートーヴェン 第九・他 東京オペラシティ/横浜みなとみらいホール 他 指揮:ミコラ・ジャジューラ ウクライナ国立歌劇場管弦楽団 |
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2018年5月18日、19日 |
第700回東京定期演奏会<春季> ラザレフ=日本フィル ストラヴィンスキー《ペルセフォーヌ》(日本初演) サントリーホール 指揮:アレクサンドル・ラザレフ[桂冠指揮者兼芸術顧問] 日本フィルハーモニー交響楽団 |
2016年9月4日 |
メロスフィルハーモニー 特別演奏会 モーツァルト《レクイエム》 第一生命ホール 指揮:中田延亮 メロスフィルハーモニー |
2016年4月16日 |
インキネン=日本フィル ヴェルディ《レクイエム》 横浜みなとみらいホール 大ホール 指揮:ピエタリ・インキネン[首席客演指揮者] 日本フィルハーモニー交響楽団 |
2014年12月 11-14,16-18,20-22日 |
佐渡裕=ケルン放送交響楽団 ベートーヴェン《第九》 東京公演 : 東京芸術劇場 コンサートホール、 サントリーホール、他 大阪公演 : フェスティバルホール 指揮:佐渡裕 ケルン放送交響楽団 |
2014年5月20日 |
テレビ朝日「題名のない音楽会」
50歳バースデーコンサート ヴェルディ《乾杯の歌》 エルガー《威風堂々》 サントリーホール 指揮:佐渡裕 東京交響楽団 さだまさし、 天童よしみ、 森麻季、 平原綾香、 林英哲と英哲風雲の会、 エリック・ミヤシロ、 藤原道山、 庄司紗矢香 |
2014年3月8、9日 |
インバル=都響 マーラー交響曲第8番《千人の交響曲》 東京芸術劇場、横浜みなとみらいホール 指揮:エリアフ・インバル 東京都交響楽団 ※ バリトンソリストは上述の河野克典先生です |
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藤沢市民オペラ
湘南市民コールが大切にしている活動として、藤沢市で隔年で行われている藤沢市民オペラがあります。
元藤原歌劇団の指揮者 福永陽一郎先生の指導のもとに、1973年に第1回公演を行った日本最古の市民オペラで、ソリストはプロのオペラ歌手を招きながらも、
合唱団、オーケストラなどは地元のアマチュア団体が担う形で公演が行われます。
オペラでは衣装に着替えて化粧して、演技をしながら歌います。もちろん私たちはソリストではないので、市民役であったり兵士役であったりと、1 of 多数のことが多いですが、
時と場合と体格などによってはかなり大事な役割を演じることもあります。演技をしながら歌うということは当然暗譜する必要があり、歌だけではなく振り付けも身体に覚え込ませる必要があるので、
合同練習だけでは足りずに、個人で自主練習を行うことが必要なので苦労もあります。
しかしながら、ソリストの圧倒的な歌唱を舞台上というこれ以上ない特等席で聴きながら、
合唱と演技で壮大なオペラのストーリーを紡いでいくことに貢献する醍醐味は、オペラでなければ味わえません。
舞台の上でソリストたちと触れ合える距離で合唱を歌う、
メイクをして舞台衣装に着替えて普段とは違う自分を発見する、そんな稀有な体験を一緒にしてみませんか?
2024 | 第25回藤沢市民オペラ 歌劇「魔笛」 | 指揮 園田隆一郎 |
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2023 | 演奏会形式公演 「オテッロ」 | 指揮 園田隆一郎 |
2022 | 第24回藤沢市民オペラ 歌劇「ナブッコ」 | 指揮 園田隆一郎 |
2019 | 演奏会形式公演 「湖上の美人」 | 指揮 園田隆一郎 |
2017 | 第23回藤沢市民オペラ 歌劇「トスカ」 | 指揮 園田隆一郎 |
2016 | 演奏会形式公演 「セミラーミデ」 | 指揮 園田隆一郎 |
多様性
湘南市民コールでは、多様な音楽、団体、人々と出会えます。
見識豊かな指導陣、多くの演奏機会、地域に根ざした活動、晋友会を通じた交流、通底する価値観・文化、積み重ねた歴史。
こうした独自性が多様性という魅力を醸成しているのです。
私たちの多様性に加わって、豊穣な合唱LIFEを一緒につくり、謳歌しませんか?
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幅広い音楽
様々な国の様々な時代の合唱曲に取り組みます。詳細は活動に記載していますが、
日本の最新の合唱曲はもちろんのこと、世界の若き才能の楽曲から歴史の淘汰を耐え抜いた世界中の古典まで、
時代・地域・ジャンルを問わず幅広い音楽との出会いがあります。出会い方も様々です。
指揮者の豊かな見識、ピアニストの提案、団員の希望など多様な視点を反映して定期演奏会で取り組む曲が決まります。
また、晋友会合唱団や藤沢市民オペラの活動であったり、様々な団体とのコラボレーションが様々な楽曲を運んできてくれます。
湘南市民コールの多様性が、私たちに幅広い音楽との出会いを与えてくれるのです。
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豊かな交流
地域に根ざした活動やご縁を大切にし、幅広い交流を築いてきました。
神奈川県および藤沢市の合唱祭、ふじさわ公民館まつりに毎年参加し、藤沢合唱連盟企画のふじさわ合唱交流会などのイベントにも参加しています。
2018年の第6回ふじさわ合唱交流会では、地域の児童合唱団と一般合唱団が信長貴富先生作曲の「ゆずり葉の木の下で」を一緒に歌い、
未来の大人たちと交流を深めました。前述の藤沢市民オペラも地域に根ざした活動です。
地域に育てられ、活動を通じて恩を返していく中で、多くの人たちとの親交が育まれていきます。
さらに、晋友会合唱団の活動を通じて、松原混声合唱団、町田市民合唱団、早稲田大学コールフリューゲル、いらか会合唱団などの
多くの合唱団と密に交流する機会があります。
また、晋友会合唱団の創設者である故 関屋晋先生が金沢カペラ合唱団とのご縁を繋いでくださり、
金沢と神奈川の双方の地でジョイントコンサートを不定期で開催しています。
多くの合唱仲間との交流は、多くの合唱活動の機会をもたらし、さらに交流が広がり深まっていくという好循環があります。
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みんなが造る「石垣」
老若男女のメンバーが様々なスタイルで練習に参加しています。 それぞれのライフステージで、学業・仕事・育児・介護などメンバーには諸々の事情があります。 「名だたるオーケストラとの共演」でご紹介したようなアクティビティは、多くの自主練習が必要になりますが、 希望者が参加するスタイルとなっています。もちろん非常に魅力的なアクティビティなので多くのメンバーが希望して参加していますが、 事情により参加できない方も「最高の指導陣」による練習を大いに楽しんでいます。
- 「晋友会合唱団」や「藤沢市民オペラ」の活動にも参加して、全力で合唱に打ち込みたい
- 仕事の忙しさに波があるので、合唱全力モードと仕事優先モードを切り替えながら活動したい
- いつか全力で参加したいけど、今はできる範囲で活動したい
そうした多様性を包容する価値観・文化・歴史が湘南市民コールにはあります。
晋友会合唱団の創設者であり、湘南市民コールの常任指揮者でもあった故 関屋晋先生のメッセージを以下に引用します。
関屋晋先生のメッセージ
コーラスとは、さまざまな声がまじり合い、溶け合ってつくり出す響きです。 一人ひとりの声がまじり合い、溶け合うというのが大切なのです。 わたしはよく、アマチュアコーラスを「大阪城の石垣」にたとえます。 「石垣」をつくっている石の大きさはけっして一様ではありません。 大きくて立派な石もあれば、小さくて目立たない石もあります。 しかし「石垣」の強さ、そして美しさは、それらが積み重なり、支え合っているからこそなのです。 アマチュアコーラスの魅力はこれです。 合唱団のメンバーには、音楽大学を出たセミプロ級の方もいますが、 その人たちは大きな石として、みんなを支える力になれます。 でも、みんなと溶け合おうとしないで自己主張したら、石垣は崩れてしまいます。 逆に、声に自信がないからといって、卑下するのも間違いです。 石垣をなめらかにし、強いものにしていく大事な力だからです。 それぞれの人の声には、その人にしかない響きというものがあります。 わたしは合唱団の方々にまず、 「自分の声を好きになってください。そして、それがまわりの声と溶け合うのを自分の喜びとしてください」と言っています。 コーラスとはそういうものだとわたしは思います。 コーラスとは、だから楽しいものであり、楽しくなかったら嘘です。関屋 晋 著 岩波新書 「コーラスは楽しい」より
さあ、湘南市民コールへ
ぜひ私たちの練習を体験しにいらしてください
湘南市民コールは皆様のご参加を心より歓迎いたします