フレンチ・クォーター
ライブハウス
クレセント・シティに陽が沈む頃、音楽は街中に響き続ける様になります。どんな夜でも、ジャズ、ブルース、ファンク、レゲエ、ディキシーランド、ケイジャン・ミュージックやザディコ、そしてアイリッシュ・フォークでさえ聞いて過ごすことが出来る所です。
PRESERVATION HALL
726St. Peter St.
523-8989 or 522-2841.
毎日営業してます。
ディキシーランド・ジャズの古典を保存する、どんなガイドブックにも載っている非常に有名な、また伝統的な音楽ホール。飲み物とか食べ物のサービスはなく、ひたすら無形文化財ともいえるミュージシャン達の演奏に聞き入る所。1ステージ当りの時間は短く、それ程興味のない人でも気楽に聞けます。ここでは床に座って演奏を聞くこともあるでしょう。その際気をつけて腰を下ろさないと、私のようにGパンのおシリにガムをつけて帰ることになります。あ、それから飲み物については持ち込むことが出来たと思うので、すぐそばの"Pat
O'brien's"に寄ってハリケーン・パンチとかを買ってきても良いかと思います。
HOUSE OF BLUES
225 Decatur Street.
コンサート・インフォメーション; Call 529-1421
毎日曜日にゴスペル・ブランチがあります(11:00 amと2:00 pmの2回)
月-木; 8 pm - 2 am.
金-土; 8 pm - 4 am.
開演は 9:00か10:00 pm頃
Dan Aykroyd, James BelushiとかAerosmithのメンバーが出資者に名を連ねる、技術的にも最も先進的、かつ最大の音楽クラブの一つ。ブルースやブルースに影響を受けた音楽を演奏するアーティストのライブが毎晩入っています。時期にもよるとは思いますが、世界的に有名なアーティストがブッキングされるので、お目当ての人の名前を見つけたら速攻でチケットを手に入れること。そうしないとFunky
Metersを見逃した私達の様に悔しい思いをしますよ。
FAMOUS DOOR PATIO
Canal St.からBourbon St.を進んでFamous Doorのすぐ手前
私の隣の彼をぜひ、紹介したい。
ある晩バンドメイトとバーボン・ストリートをぶらぶらしていました。ご存知のようにここは多くのライブハウスやトップレス、ボトムレス・バーがあり、あらゆる種類の音楽で溢れ返っています。と、突然街の喧騒を突き抜けるようにガッツ溢れるギターの音が聞こえるではありませんか。我々の足は、自然とその音の聞こえる中庭へと向かいました。そしてそこにいたのが彼だったのです。あまりに素晴らしかったので二晩続けて聞きに行きましたが、力強く、また洗練されたセンスもある彼の演奏には感動しました。惜しむらくは彼の名前を聞き忘れたことです。もし機会があったら、彼の演奏を聴き逃す手はありません。
Famous Door Patioはチャージ無料ですが、一人につき最低2杯の注文が必要です。
TRICOU HOUSE~711 Bourbon St.
711 Bourbon St.
アメリカのパーティー好きな人たちと楽しい夜を過ごそうというのでしたらこの店に行ってはどうでしょう。我々が立ち寄った際にはエレクトリック・ヴァイオリンとウォッシュボードの二人組がバッキング・マシーンを使った胡散臭い演奏を繰り広げていました。ヴァイオリン奏者は白いブーツならぬゴム長を履いており、なぜ、と思わされましたが、ステージ後半盛り上がってきたところで謎が解けました。彼はやおらカウンターによじ登るとヴァイオリンを弾きながらカウンターを縦断。どうやら、飲み物とかで滑りやすくなったカウンターを歩くための滑り止めのゴム長だったのです。
後で知ったが、アル・ブラッサードが常打ちで出ていたという店。
ROYAL SONESTA HOTEL
300 Bourbon St.
586-0300
あこがれのロイヤル・ソネスタ・ホテル1階にあるジャズ・バー。レギュラーでSilver Leaf Jazz Bandが入っています。席数も多くSilver
Leafの演奏する典型的なニューオーリンズ・ジャズも良いです。このホテルは高くて泊まれないという人も、この店は落ち着いて楽しめるかと思います。
VAUGHAN'S LOUNGE & RESTAURANT
4229 Daughin St.
947-5562
音楽好きのオーナーが経営するクラブ。毎週木曜の晩にはCarmit Ruffinがレギュラーで出ているが、他の日は唯の飲み屋という可能性あり。フレンチクォーターの中心からは離れており、足の確保が必須。周囲のヤバい雰囲気とは裏腹に店はとってもアットホーム。
DONNA'S BAR & GRILL
800 Rampart St.
596-6914
ルイ・アームストロング公園の前に位置する店。バーボン・ストリートの店に比べぐっと音楽的な内容が上がります。ブラスバンド系をバーボンから至近距離で楽しむならここでしょう。バー&グリル、てなぐらいで飯も美味そうでした。料金手頃でくつろいだ雰囲気もグッド。
FUNKY BUTT
714 N.Rampart St.
558-0872
Donna'sとは同じ通り沿いで数ブロック、カナル・ストリート寄りにあります。ジャズ系ミュージシャンを中心にブックしているようです。私は中に入っていないので詳しいことは分かりませんが、"ファンキーなケツ"ってくらいだからかなりイケると思います。
なおDonna'sとFunky Buttは、ともにバーボン・ストリートを北に3ブロック行ったところに在りますが、バーボンの北、特にルイ・アームストロング公園周辺は夜間はあまり治安が良くないので、徒歩で行く場合は細心の注意が必要です。
地元情報誌
<Offbeat Magazine>
ニュー・オーリンズの夜を楽しみたいのでしたら、楽器店・CDショップに 行って最新のOffbeat
Magazineを手に入れましょう。無料の月刊誌で、とっても役に立ちます。音楽情報満載、ミュージシャンのインタビューも楽しめます。
こちらは無料の週刊誌で、Offbeatよりもリアルタイムの情報が得られます。エンタテインメント系中心に非常に役立つ一冊です。スーパーなど市内で無料配布さていますが、はけるのが早いので見かけたら即確保しましょう。
<Arrive!>
これも無料の情報誌。インフォメーション・カウンターならどこでも手に入ります。レストラン、画廊、骨董品、博物館、ショッピング、劇場等のガイドも掲載。
<New Orleans Street Map & Visitor Guide>
これも無料。インフォメーション・カウンターならどこでも手に入ります。
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