会食恐怖症

以前から、人前で食事することが苦手です。
理由はわからないけど、何か、物凄く恐ろしくなります。
そんなことはないって思われるかもしれないけど、
それは吐き気になったりで、
人前で吐いてしまうんじゃないか、
人間関係が悪くなってしまうんじゃないか、とか、
マイナスイメージ、負の連鎖に陥ってしまうんです。



小さな頃から

子供の頃、体調が悪い時に、
食事を残そうとして叱られてしまったことがあり、
そのシーンを鮮明に覚えていて、今でも、
それが蘇ってしまうことがあります。
とても嫌な思いをしました。

同じころに、学校の給食でも、
皆が食べ終わっても食べきることができず、
昼休みの時間も終わりそうにもなったし、
時間にも煽られて結局食べ残してって、嫌な思いしました。

大学時代に音楽系のサークルに入ってたんだけど、
先輩方から、ライブの後にあるイベントがあるからって
何か、変な予定を入れられ、その日はバイトがあるって
断ることにしました。後から同級生に聞いたら、
餃子を拷問のように食べさせられる会だったそうで、
やたら先輩がうるさく参加要請してきた、毎年の伝統行事だとかだそうで。
結果的に、出てたらどうなってたかわかりません、サークル辞めました。
それと、そんな社会のイベントがあるって怖くなりました。

それ以来、ずっとずっと、
人前で食事するのが怖くなってしまいました。



大事な食事で失敗してしまったこと

以前、お付き合いさせていただいていた方から、
焼肉デートに誘われて行ったことがありました。

当日の朝、本当に体調が悪く、
熱が出ていたので...でも、わざわざ、
予約までしてもらったお店だったので、
栄養ドリンクと頭痛薬を飲んで行きました。

そうしたら......
本当に食べることが怖くなってしまい...
肉どころか、食べたら戻してしまうんじゃないかってくらい
怖い気持ちになってしまいました。
勿論、雰囲気が悪くなってしまい、その後は
お付き合いも続きませんでした。



気軽なランチで失敗してしまったこと

前から好きな人と行きたかったランチ、
やっと偶然が重なって、
一緒に行く機会があって行ったんだけど、
土日出勤もあって残業時間も70時間超えてて、
朝から体調悪い日だったし、
食べきれなくなってしまい、
何か怖くなってしまって、
それで、その話を相手にしました。


実は、人前で食事するのが苦手です。
というか、飲み会とかもそうだけど、
いつもって訳ではない、大丈夫な時もあるけど、
ものすごいプレッシャーと不安に襲われる時があります。
理由はわかりません。

最近、そういう病気があることを知りました。
それが会食恐怖症。

本に書いてあったんだけど、
小さい頃の給食などの食事で、
決して残してはいけないという状況に
追い込まれることの恐怖体験をしてしまうと、
それがトラウマになって、大人になっても
それが発症してしまうそうです。
まさにそんな感じだなって思います。


そもそも、人と食事できないって致命的。
だから、頑張って克服しようとしてました。
一人でいる時に、
少しでもって食事の量を増やしたり、
敢えて混みあっている店の外食をしてみたり。
そうしたら結構治ってきて。
だから、ランチの時も
多少疲れているけど、大丈夫かなって
思って食べてみたら、、、
まず、店員さんが間違えて料理をもってくるし、
出てきた料理が辛すぎて食べきれないし、
色々な負の要素が重なってしまって、
焦ってしまって恐怖に襲われてしまいました。

だから、正直に話すことにしました。


絶対に見放されたくない人との食事だったし...
せっかく誘ってもらったのに...ゴメン。


その後は、電話もかけてもらったり、
普通に相手してもらえたので、謝ったし、
また誘ってほしい、
もしかしたら食べ残すかもしれないけど
あぁ疲れてるんだなって思って
気にしないでもらえればって伝えました。


本当に前から悩んでいることを話して、
これからどうなるんだろうって。




克服するためにやっていること

勿論、未だに人前での食事は怖いですが、
今は体調も落ち着いて、少しだけ改善出来てきた気もするので、
克服はできているのかもしません。


1

一度に全部治せるものではないですが、
徐々に慣れていけるように練習をしていきました。

一回、ゼロの状態、つまり、一人で自宅の食事から、
少しずつ量を増やしていくことから始めました。
その間、人との食事はしないで。
ただし、私の場合、偏頭痛とか蕁麻疹とかあったので、
極力、それらの影響をなくせるように、
それらの薬を常備するようにしました。
一人での食事は、体調が悪くなければ、少しずつ増やせます。
体調が悪い時の時間をどれだけ減らせるか。そのための常備薬です。


2

次に、混んでいない店での外食です。
近所にある数々の外食の店で、
少量の食事ができる店をリサーチしておいて、
入ってみて、食べてみる。
参考書によると、そこで残すというのも
残していいんだって安心感が出るからいいって書いてあって、
確かにそれもあると思いました。
絶対食べきらないといけないわけではない。
というか、確かに、そういう店は見たことありません。
だから、食べきらないといけないというのは、
本当に辛い時は、そうではない。変な先入観はなくせます。


3

ある程度の練習を積んだら、
普通にお店で外食して、知人と食事してってなるけど、
一度、いい状態になれたとしても、
私の場合は、ふとした瞬間に想い出してしまうこともありました。
上記、大事な食事の時がそうでした。
ただ、上記、2回ともそうだったけど、体調が悪かったです。
大事な食事の時は、前日は無理しないとか、
準備し過ぎるわけでもないけど、日頃から、
よく寝て、時にはしっかり休んでってしておけば、
いい体調で食事に臨める確率は上がります。


他にも、少しでも疲れを感じている時、
例えば、いつもより何もしたくない時や、
思いのほか肌荒れがある時とか、何かしら
兆候が出ている時に心がけていることとして、
コーヒーとかコーラとか、濃い飲み物を飲まず、
ミネラルウォーターを飲むようにしています。
水、純粋が、結局は一番、
身体の水分を浄化できる飲み物だと思います。


こういったものは解決することは難しいけど、
解決できないわけでもない、正解のないので、
だから、良い方に向かうように行動していきたいです。
このままにして過ごしてしまうより、
徐々に改善して克服して治していくんだという、
想いから出る行動の数を増やしていきたいです。



会食恐怖症に関する参考書。
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