WAS THERE THEN



Released:2003
Label:FLUSHBULB
No.:FLBB038
Format:1CD
Quality:A(AUD)
1. Jam
2. Slide Away
3. Shakermaker
4. Fade Away
5. Live Forever
6. Supersonic
7. Columbia
8. Listen Up
9. D'Yer Wanna Be A Spaceman?
10. Whatever(inc. All The Young Dudes/Changes)
11. I Am The Walrus

The Borderline, London, England 08/21/1994

Cigarettes & AlcoholのPV撮影のために行われたシークレットライブをオーディエンス録音で収録。 宣伝文句ではビデオカメラの音源から収録となっており、音はサウンドボードに近い感じですが、サウンドボードにしてはあまりダイレクト感がないのでおそらくオーディエンス録音でしょう。 音質自体はかなり良好で、全体的に非常に聞きやすい音です。 このライブはオフィシャル・サイトのツアーデータにも載っていないかなり貴重なもので、500人のファンを集めて行われたまさにシークレットライブ。 つい最近までブート化されていなかったライブとあって、普段のライブではありえないセットリストやアレンジが非常に興味深い音源。 1曲目は5分20秒ほどのジャムでもちろん未発表。イントロがフェイドインで収録されているため、実際にはもう少し長く演奏していると思われます。 クレジットではHey Now!の原曲となっていますが、それにしてもHey Now!とはかなり違います…。 この曲が終わったあと一旦テープが終わり、2曲目からは別の音源に切り替わりますが、2曲目から歓声が聞こえることを考えると、1曲目だけはサウンドチェックとしてざっと演奏したものなのかもしれません。 2曲目以降も基本的にすべてアレンジが異なり、また8と10のバンドバージョンはこれが初披露 (10は3日前にアコースティック・バージョンが演奏されていて、LITTLE JAMESTILL THE END OF TIMEに収録)。 いずれもまだリリース前で、現段階ではもっとも初期のライブ音源ということになります。 8はおそらくこの時点で聞いたことのあるファンはいなかったことでしょう!(これ以降も数えるほどしか演奏されておらず、またブート化されているのもわずかです) そして、9はなんとノエルのエレクトリック・ギター1本のみのバージョン(これもこの日のみ)で、 メイン・ロードの時と同じく一瞬だけリアムが歌ったあと、ノエルが最後まで歌います(リアムはタンバリンを担当)。 また、10のメドレーはデビット・ボウイのChangesがつなげられていて、これはもちろんこの日のみ! リアムはまだ曲に慣れていないのかかなりボーカルが危なっかしく不安定ですが、それでも名曲の初期バージョンは魅力的。

なお、現在この盤は入手困難ですが、改訂版としてTHE BORDERLINE SECRET GIG 1994: 2024 REMASTER & REMIXがリリースされているのでそちらをおすすめします。