愛を詠いますか?

歌詞

イラスト:かなちょろさん
いくつの時が過ぎただろう
つまんだ愛は行き交うだけ
舞い散る星に指 重ねる
できれば傍に居てください

もっと紡ぎだす
赤く染まり行く
いつまでも願いの星は
沈まない想いを流す

「手紙は届きましたか?」
行き場の無い想いを奏でる
待つほど想いは募る
素直なこの想いは叶うの?


あの日の事を思い返す
流した涙数え切れず……
ただただ深く刺さるだけの
野薔薇は棘を枯らしました

きっと奏でます
もっと愛します
散ってゆく炎の華は
滲み出す夜空の記憶

貴方に視線移して
輪郭さえ愛しく息吐(つ)く
我慢の花火開いて
永久(とわ)への愛 願って行き着く

「浮かばす幸せは空に流れるのよ」

この歌が届く頃には
列なる花が咲き並び
香しくくすぐるでしょう
螺旋のようにまだ続く

もう二度と離さないから
時計は動き続けるの
私の手をほら握って
庭にて愛を詠いましょう

紹介

作詞の和鳳さんとはピアプロのコラボサークルCreacionで知りあったのですが、そのときに作った曲です。イラストはそのときにかなちょろさんに描いていただいたものを載せました。

今回のCDの中で、唯一メタル要素を全く持っていない曲です。のんびりしてください。調があまり一定せず、流れるように進んでいく不思議な響きをご堪能あれ。

参考文献