天野(以下、天)「・・・とかなんとか言ってる間に、ずいぶん間は空いてしまったが、第3回がスタートだ」
犬飼(以下、犬)「えっ、なんで? 3年生からじゃなかったの?」
天「二階級特進だ。って、理由は特にねぇよ。
じゃ、キリキリ進めるぞ今回は犬飼サエに質問だぁ。黙秘権はない」
犬「まぁ、いいですケド……」
天「犬飼はなんでフォーク部に入ったんだ? 中学ではブラスやってたんでしょ?」
犬「いや、仮入部の時に、なんだか違うなぁって印象を受けてたんで。中学のブラスって、
やらされてるってカンジがあるケド、その分だけしっかりしてて。
高校に入ったら、そこまでしっかりしてないイメージを受けたんで。
ブラスやるならきっちりやりたいんです」
天「ほぅ、そっか。まぁ今のフォーク部は怠惰なカンジだけどなぁ。で?」
犬「最初はイロイロ悩んだんですよ。サッカー部のマネージャーになりたいな、とか」
天「なんか、よくあるシュチュエーションに憧れただろ、
ソレ。『小林キャプテーン!』とか、手作り弁当渡したり」
犬「ど、どこのマンガですか! 他にも美術部とか、考えてたんですってば」
天「で、その候補を押し切ってなぜフォーク部に?」
犬「なんだか廊下を歩いてたら、たぶん大宮さんだと思うんですけど、
説明会やるぞーって、言いながら、ねり歩いてたんですよ」
天「さながらチンドン屋だな、大宮。笑ってやったか?」
犬「いえ、笑いはしませんよ。別にヘンでもなかったし」
天「大宮のヤツ、ウケも取れないとは……。芸人失格だな」
犬「話、進めますよ」
天「ああ、やってくれ。余計なボケですまなかった」
犬「で、ギターの音を聞いて、生の音でいいなぁーと思って」
天「ん。何ごとも生が一番!!!!!!だからな」
犬「・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・それで、フォーク部に入りました」
天「なんか、長いワリには中身のない話だったな」
犬「余計なボケを入れるからですよ」
天「それで、入部してどうだった?」
犬「なんだかビックリしたコトがあったんですよ。
帰りにヨリをやった時、やけに高校生に見えない人が、なんかボーとか楽器を吹いてて」
天「で?」
犬「今思うと、たぶんゴリさんですね。いろんな人が居るんだなぁと思いました」
天「あとは、なんかこれはスゴイってコトとか、あったら」
犬「タメ口、ですね。みんなタメ口でいいよーって言うのが」
天「まぁ、中学の時とか、結構気を使うからなぁ」
犬「最初の頃はやっぱり違和感ありましたよ。でも、みんな仲がいいから」
天「その辺が良さでもあるからね」
天「では、最後になりますが……」
犬「もう最後ですか?」
天「お望みであれば、イロイロ聞かないでもないが。んじゃぁ好きな下着の色から行こうか」
犬「え、なんでそうなるんですか?」
天「いや、3流雑誌っぽい質問内容がベターかと思ってな」
犬「3流雑誌にしなくたっていいでしょ!」
天「んで、実際どうなんよ、その辺」
犬「やっぱ白でしょ」
天「そうだな。オレも白が好きだ。初めては白に限る!!!!!!」
犬「ニヒルな表情でくだらない事を語らないで下さい」
天「そうだな。んじゃ、最後に一言どうぞ」
犬「シングアウトをがんばります」
天「うわ、なんかマトモだな。ま、いっか」
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