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みかみかなの日記 2005.08

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2005年08月31日(水)

8月最後の日記ー。

3曲目もだいぶ肉が付いてきて、根性を出せばもうじき完成しそう。 あまりやったことの無い曲風なもんで、どんな感じかと思ったら、 音を重ねるべき箇所が多くて、作業量が多いしミックスバランスを取るのも少し大変。

ZOOMのエフェクター、9200を導入。1992年に発売された、ZOOMのラック型リバーブの最高峰。 発売当初の価格ももの凄く高かったし、音の評判は今尚高い機種。 実際にその音を聴いてみると、評判から想像した以上。リバーブだけでこんなに感動するとは思わなかった。

出音からして、現実の残響の忠実なシミュレートよりも、心地良い響き方に重きを置いたんじゃなかろうかと思う。 プリセットのホールやルームといった名前のものを、全パートに一律で掛けてしまっても、嫌味な感じにならない。 ルームを薄めに掛けると、音の輪郭は、はっきりと保たれているのに、フレッシュな質感が付加される。 ケーブル等の都合(ZOOM 9200は入出力が全てXLR Balanced)でミキサーのメインアウトに対してインサートで掛けているんだけど、 「原音+リバーブ」というのを忘れてしまうほど、自然な混ざり具合で出力される。

操作も意外と楽。エディットページには最大4つのパラメータが入っている。 1つは画面のメイン部分に表示され、残り3つは画面上方に1〜4のいずれかの数字が付いて表示される。 その数字を見て、1〜4の数字ボタンを押してメイン部分に呼び出し、つまみを回して値を変える。 時代は逆転するけれども、言うなればAlesis S4の、ノブだけが1つになったようなもの、かな。

ついでに思ったのは、Alesis Q20も結構いい音がするなあ、ということ。 Q20のリバーブは基本的にモノラル入力なので、ステレオ入力の出来るZOOM 9200などの機種とは、 音が絶対的に違う(良し悪しではない)けれども、 ZOOM 9200と比較して、さほど聞き劣りするようなものではない。 強いて言えば、やや硬い材質の空間といった感じがするために、ある意味洋モノくさい気がするけれども、 それなりに高級感のある綺麗な音をしている。

2005年08月26日(金)

2曲目も大体できたところ。あともう一息。 とはいっても、更にあと1曲作らなきゃいけないんだけどね。

JV-880は、JVの仲間なんだな、と実感。 薄いながらも瑞々しさの感じられる音で、異様に混ざりがいい。 使い勝手もまずまずだし、買ってよかったな、と思えた。

2005年08月22日(月)

夕方頃、他所からクリームシチューのいい匂いが漂ってきた。
その数十分後、クリームシチューが焦げたような匂いが…。
なんだかちょっとだけ、哀しい気がした。

シンセサイザーの父、MOOG博士が逝去したらしい。 感慨深くあり、そして何より、寂しくなったのは確かだ。 いままでありがとう。

2005年08月19日(金)

さて、曲作りの方、そろそろのっぴきならない状況なので、本気を出していこう。

そう言いつつも、今日届いたZOOM RT-323というリズムマシンで遊ぶ。 状態の良い中古が12,800円と結構安かった。 実は、リズムマシンを扱うのは今回が初めて。

ドラム音の雰囲気としては、濃すぎず、かといって貧相ではないといったところ。 ALESIS DM Proの混ざりにくい音と、Roland R-8Mの馴染みの良い音の、中間っぽい印象なんだよね。 HPFとEQである程度整えてあるような音で、 変なクセも少ないし、タムなんかも暴れすぎず貧相すぎずで、 適当にリバーブ類で処理してやれば、それだけで結構使えそう。 ドラム以外のパーカッションも、もちろん入っていて、その音質はなかなか良好。 ついでにベースも入っている。

使い勝手の方は、とりあえずそこそこ小さいのがポイントかな。パッドの感触はまずまず。 ただ、リズムパターンを作って並べる、というタイプのシーケンサを装備しているんだけど、 それの使い勝手は私的にはイマイチ。

2005年08月14日(日)

昨日書いたC68で体験版を販売したゲームは、 本来の完成予定は2002年だったんだけど、それがどんどん押しているような状態。 よって曲も、大部分が2001年〜2002年に作ったものを、暇を見ては手直ししたりして作り込んでいったもの。 元々の曲を作ってから大分時が経っているので、良くも悪くも若干古い時期の私の曲。

2005年08月13日(土)

ひっそりと、C68告知。 こんなのを最終日の前日の夜に書くからには、日程は最終日の14日です。 詳しくは、サークル公式ページ参照のこと。 体験版その他の販売で、ゲーム中の曲は、全曲私の書き下ろしです。 数はそんなに出さないかと思いますが、それなりに安価ですので、 行く余裕のある方は、行ってもいいかも知れません。 ちなみに、私は居ません。

とある同人ゲームの依頼曲、1曲完成間近。でも、ホントにこれでいいのかな…。 作曲者が複数人いるんだけど、依頼されたとおりに作ると、 どうしても、他の人の作ったものとの著しいイメージの差が。

2005年08月04日(木)

YAMAHAのシンセモジュール、TG55を購入。 またしても、FMもAFMも搭載していないTGシリーズ。 これのデモ曲を聴く機会があったんだけど、特にドラムの音とパッドの音が良く聞こえ、 全体的な音質も良さそうだったので、早速購入。

実際に使ってみたら、音質が今まで使ったことのあるYAMAHAのPCMシンセとは随分違う。 かなりの厚みがあり若干荒いが、ちょっと前に流行ったLo-Fiとまではいかない感じ。

プリセットは、PCMなTGシリーズ伝統なのか、やっぱり少し変な感じ。 まあ、そこがいいかも知れない。よく作られた音色があるので、参考になるかな。

TG55とTG500では、内部の仕組みが思っていたよりも異なっていた。 どっちがいいとは言いがたいけど、あまりプレイヤー寄りではない、打ち込み屋の私的には、 TG500の1エレメントボイス、4ボイスパフォーマンスと分けて記録する仕組みよりも、 TG55の4エレメントボイス、パフォーマンスなしの方が扱いやすい。

フィルターは、HPF/LPF切り替え1系統、LPF固定1系統の2系統(レゾナンスはLPFにのみ)。 LPFとは別に設定できるHPFは、ミックスを作っていく時には結構有効だと思う。 LPFを2個使ってレゾナンス(設定値は2つのLPFで共用)を思いきり効かせた音も面白い。

内蔵エフェクターは1系統のみ。 質感は悪くないし、種類もまずまず入っている。 マルチモードでチャンネル毎にエフェクト量を調節できるのはポイントかも。 これ(16音ポリ)をマルチで使おうとする場面が、どれほどあるかは分からないけれども。

日は少し遡って、7月末頃、懐中電灯を買った。 クリプトン球使用の、単一電池4個で駆動する結構強力なやつ。電池付きで348円。 ラックの裏側に回って作業したりする時に、機材の奥行きの関係で手元が暗く、 手探り状態で配線をいじることもあって大変だったんだけど、これで大分楽になりそう。

2005年08月01日(月)

8月最初の日〜。結構暑くなったなー。


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