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みかみかなの日記 2003.10

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2003年10月25日(土)

あはは、8日間も空けちゃったよ。 最近は、私の関わっている別サイトの更新だとかで忙しかった。 そっちでの活動も、シンセに慣れるための物量ごなしや、 楽曲製作の糧になるある種の学習・研究(というと大袈裟だけど)も兼ねてるので、 結構重要なんだよね。

それはそれとして、今日はVZ-10Mをいじって遊んだりした。やっぱり楽しいよ、これ。 人が作った音色の解析は結構面倒だけど、自分が音色を作るときは、意外と扱いやすいかも。 リングモジュレーションにしろ位相変調にしろ、 変調を扱う場合はエンベロープで音の変化を制御すると考えて良いので、 グラフィカル表示が非常に嬉しい。 1音色には8モジュールまで使えるので、リングモジュレータで音を作っても結構強力かも知れない。 もちろん、位相変調を何重かにかけていけば、どんどん過激になっていくしね。

Kurzweil PC2Rでも同じく音色作り。 PC2Rは標準ではフルートの波形は入っていないので、偽フルートを作ってみた。 もとからあった"Imaginary Flute"という、ちょっとPanPipeっぽい、 でもフルート的な芯もある音色をいじった程度なんだけど、 混ぜればなんとなくフルートに聞こえるかな、というものにはなった。 まあ、必要なら別の音源で出せばいいわけだし、お遊びなんだけどね。 手軽な変更をするだけなら、今までに私が扱ったことのあるシンセの中でも随一の操作性のような気がする。

YAMAHA TG500でも音色をいじって遊んでみた。 昔々にPROTEUS 2000をいじった時から分かってはいたけれど、 LFOをちょっと激し目に使うだけで、効果音的なものは簡単に作れるなあ。

実は私、音を作るのはそこそこ好きなのかな。 実際に作った音を使うことは少ない気がするけど。

2003年10月17日(金)

音楽関連の、特に楽曲関連を公開しているサイトのブックマークを整理。 分類してみると、私はコピー曲より自作曲を主に扱う人を、多くブックマークしているみたい。 機材購入の参考に【機材名】とか【機材名 MP3】とかで検索してそのままブックマーク、 というケースも多いから、それもそうか。 いずれにせよ、これでブックマークが大分すっきりした。

だいぶヘッドフォンでのミックスに慣れた。 今のスピーカーは、中低音の出や、高音域の出と分離性は悪くないし、 高音域になるにつれての減衰も結構好みで、リスニング用として快適かつそこそこの音質で気に入っている。 でも、モニター用としては、中低音の分離特性が弱いというBOSE製のもの共通の特徴が、もろに仇になる感じ (おそらくその特徴のお陰で、スピーカー設置位置にセンシティブじゃないんだと思うけど)。 かといって襖で区切られた和室四畳半にモニタースピーカーなんぞ置くもんじゃないんで、 しばらくはこのヘッドフォンのみで頑張ると思う。 もちろん、最終的にはリスニング用アクティブスピーカー2台ほどで確認とるけど。

よく指摘された「メロディ楽器の突出」というのは、ヘッドフォンを使うようになって理解できた。 ただ、それでもいいんじゃないかな、と思う部分もある。意図したとおりの突出というか。 ソロ楽器を突出させるというのは、普通の器楽でもよくある事(最近ではソロはほぼマイク付き)だしね。 むしろ中低音域を上手く利かせる(≠レベルを上げる)ミックスや、 上手いレベルに聞こえるように曲全体のダイナミクスを動かすなどしていれば良かったんだと思う。

そもそも、適音量と思う音量をリスナーに押し付けることができる生演奏やPAと違い、 録音して何かを聴かせるというのは、感触が違って当たり前。 実際、生録ですら生演奏とはかなり異なった表現があるはずなので、 「生演奏だとこうだよな」とかいった考えを、 録音・マスタリングにあまり持ち出さないように改めはじめていたりする。 些細な吹奏楽経験の驕りが原因で陥った知識・知覚・実力不足を、 ようやく体感しつつあるので、もっともーっと勉強しなくては。

この間の『虚空より翻れ』は、そういったことに関する実験も兼ねている。 最初に音量を合わせれば、ほぼ大丈夫だろう、という例のアレは、 ある一定の音量範囲をリスナーに要求する手として考えてみた。 まあ、普通っちゃあ普通か。

2003年10月15日(水)

HDDとマザーボードをつなぐIDEケーブルを80芯40ピンから40芯40ピンのものに変更。 要するに、強制的にUltraATA33で動作させてみた。 とりあえずメモリ/HDDあたりのデータ化けは改善せず。

更には、電源投入の後、最初の一回目のBIOS読み込みでない限り、 40芯ケーブルを使ってもBIOSがATA100などの高速ATAとして動作しようとし、 Win2000がドライバを読みにいった段階でブルースクリーンが表示され強制的に再起動となってしまう。 よって、いわゆるOS再起動や、強制的にリセットスイッチを押した再起動では、Win2000が起動できなくなってしまう。 このECS P6S5ATというマザーボード特有の問題だろうけど。 結局、何の利益も生まないために、すぐに元に戻した。

とりあえず書き込みキャッシュを無効にして試してみると、データ化け発生はほぼ見られなくなった。 以前、IDEドライバを更新する前かな、この設定項目が再起動後まで保持されないという現象があったけど、それも無くなったようだ。 ただ、当たり前だがディスクアクセスが遅い。波形編集ソフトの動作が、HDDアクセス速度に引っ張られて思い切り遅くなる。 でも、録音時の動作は、むしろ快適になる気がする。 メモリアクセスの方がHDDのDMAアクセスよりCPU時間を使うから、かなぁ? いざとなったらこの手段を取れば、作成した音楽データが化けるという最悪の自体はある程度回避できそう。

やはり問題は、IDEまわりではなくメモリまわりのような気がする。 よって、今現在、とりあえずメモリを256MB一枚にして運用中。 これでデータ化けが改善されるなら、多少の不便は我慢することにしよう。

2003年10月11日(土)

ちょっと前までは、ページを更新したら、喜び勇んで日記を書いていたんだけどねぇ…。 一日前になるけれど、『虚空より翻れ』をTake#07に更新した。 細かいTakeを入れると既に10を超えているのだけど。 ちなみに前に公開していたバージョンはTake#05。

テキストドキュメントも更新してあるので、おおよそはそちらを参照いただくとして、 Roland音源の力は侮れない、と思った。 他のパートの邪魔にならず、圧を稼ぐ邪魔にならず、それでもしっかりと聞こえるから、 バッキングやらドラムスやらで非常に有用な場面が出てきそう。

今日は、私のPCで起こっていたメモリ/HDDのデータ化けの原因が、 ほぼメモリ読み込みであろうと見当をつけた。

2003年10月06日(月)

efu's pageさんのWaveSpectraが、Ver 1.30になったんだね。 ASIO対応になったので、ようやっと私も平時から24bitsが扱えるようになった (という言い方から分かるとおり、今までもやろうと思えばできたにはできたんだけど…)。 24bitsということでなく、単にASIOを使って録音するというのだけで、精神衛生上微妙によいのは確か。 それ以上の効果があるかどうかは知らない。

ついでにまたラックを整理。 結局、CD3000XLはラックから外し、台に乗せることにした。 そしてラックには新たに、VZ-10M、SQ-R PLUS、R-8M、U-220をマウント。 K2000Rはまたラックの上に乗せることになった。 私の中で以前に比べてノウハウが蓄積されたお陰で、 全体的に見ればよく使う機材にアクセスしやすいセッティングになっているはず。 CD3000XLのアクセス性はちょっと落ちるんだけどね。

2003年10月05日(日)

おとといのことになるけれど、KAWAI GMegaLXを入手。 GM SPECTRA KC-20と同じ(?)音源で、GMegaほど鮮烈な感じは受けない。

GMバンクの音は、GMegaと同じような音が多いけど、良くも悪くも全体的にアクが抜けた感じがする。 いくつか、例えば和太鼓などは用途を分けて使っていけそう。 別のいくつかは、語弊を覚悟で言うと、SC-55等に近くなって面白くなくなった。 また、スチールドラムなど、間違いなく劣化していると言ってよい音もあった。

追加バンクの音は、濃いんだけれどキャッチィで、即戦力として使えそうなものも結構あるなー、と思った。 いずれにせよ、私の持っているモジュールの中でも最も微妙な位置付けになりそうな気がする。

2003年10月03日(金)

10月最初の日記〜。 豚汁とか芋の子汁とかが恋しくなる季節…のような気がする。近いうちに作ってみようか。


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