日記INDEX

みかみかなの日記 2003.09

<<前の月 次の月>>

2003年09月29日(月)

もう昨日のことになるけれど、新曲を公開。 …って、日記に書かないと気付かれない可能性があるなぁ…、そういえば。 今年に入ってから新曲を公開していなかったこともあって、ちょっと気合を入れてみた。 なんか、ものすごーくごまかして作った感覚はあるんだけれど。 要するに、ロック系の音を使っただけの打ち込み音楽っていう感覚。

低音のつぶれが気になるかも。 コンプレッサー&マキシマイザー(ソフトウェア)をちょっときつめにかけたせいかな…。 でも、そういった不満点もあるにはあるんだけど、全体的には満足。 自分で聞いていて気持ちいいしね。

PC2Rのオルガンって、使っていて気分いいなーと思った。 内蔵のレスリーシミュレーションエフェクトの効きがいいのかな。 個人的には、ベースの鳴りが堂に入っているところも気に入っている。 あと、クラッシュシンバルの奥まった鳴り具合が気に入ってるんだけど、 そういうのはドラム音源やサンプラーでもいいか。 とにかく、万能ではないんだけれど、全体的に使いやすい音が多いし、 ハードウェアの使い勝手も良好なので、今後、私のメイン音源はこれになるのかな。

2003年09月26日(金)

新曲、一応最後まで通って、今は細かい調整などをしている段階。 最近、ミックス、マスタリングに前よりも少し気を使うようになった。 この調子なら、来週前半には公開できそう。

2003年09月24日(水)

CASIO VZ-10Mを\17,500で導入。iPD (interactive Phase Distortion) 方式、 すなわち位相変調という、独自の変調方式を採用したディジタルシンセ。 俗に言う「ゼロから音を作る」シンセとして、FM音源やアナログモデリング音源ではなく、敢えてこれを選んでみた。 実際、FM音源の音を少しマイルドにしたような音や、少しアナログシンセっぽいかなーという気がする音などが作れるようだし、 面白そうだからいいかなー、と。 音作りは複雑だけど、特定の目的をもたずに、ただ変なリードやらベル音を作ろうってだけなら、そこまで難しいわけでもなさそう。 操作性も私的には可。 インターナルがROMデータのコピーなので、躊躇無く破壊できるのもいいかなー(復帰には初期化が必要だった気がするけど)。

新曲の方はのんびり進行中。

2003年09月22日(月)

この気候…、私は最も活動しやすいです。この季節を待っていたぞーっ。

てなわけで、新曲に着手。 走りだけ書き溜めていた曲や、単純ながらもあとちょっとで完成しそうななんかもあるんだけど、それでもやっぱり新曲を。 PC2Rの"Slo Wood Flute"というPanPipe系のプリセットの音を聞いて、これを使って曲が作りたいなー、と前から思ってて。

そういえば依頼品の期限がもうじき。 何となく指定した期限だから気にしなくていいと言われてはいるんだけど、 やっぱり期限どおりにやった方がいいのかなぁ…。

2003年09月20日(土)

一日前になるけど、ちょっと思い立ってKurzweil PC2RのOSをアップグレード、というより、同一バージョンを再インストール、か。 結果、本体デモが鳴らせるようになりました。前のオーナーがアップデートミスしてたのかな。 思い立って、という理由自体が、実は「デモが鳴らせないから」だったりしたんだけどね。

PC2Rのエディットは、既存のボイスを「ちょっと」エディットすることが主体。 内部的には複雑な構造をもっているけれど、それが周到に隠蔽されているといった感じ。

レイヤーの種類(モノラル/ステレオ)や数、フィルター等DSPファンクションの種類といったものは、 プリセットボイスに存在するものから変更は出来ない。 ただ、既に存在するレイヤーには、任意の波形(キーマップ)を割り当てることはできるし、 DSPパラメータももちろん変更可能。 もし凝ったオリジナルボイスが作りたければ、 任意の構造のプリセットボイスを見つけるところからはじめることになるんだと思う。

操作感そのものはすこぶる良いし、パラメータも分かりやすい単位表記になっていたりして、 比較的「ちょっとエディットしてみよう」という気にはなる音源だと思う。 エディットするには、一旦「インターナルボイス」モードに切り替えなくちゃいけなくて、 そうするとそれまで設定していたマルチティンバーが壊れるのが難点だけど…。 いずれにせよ、もし本格的にエディットするのなら、同社Kシリーズを、ということかも。

話を変えて、SC-880(音源部はSC-88Proと同じ)って、結構使えると思う。 他人の使った88ProMAPのとある音は、「浮いていて安っぽい」感じがしたけれど、 いざ自分でその音を他の音源と混ぜて使ってみたら、結構深みがあって、音程による音色変化も自然な感じがした。 音を選んで使えば他のシンセに負けない働きが出来るし、操作性もあわせて、 少なくとも私がDTMで使う分には、細かい操作のできないJV-1010よりいい機材かも。

2003年09月18日(木)

祝 22,222Hit達成。
ああー、ささやか〜。でもま、私のサイトにしちゃあ上出来。

それはそれとして、あんまり上を見ると、逆に身動きできなくなる気がする。 よって、あんまり気張らず、「しょぼい曲」でもいいから、作りつづけることにしよう。 …落ち込んでいるわけじゃなく、最近気分が乗らないから落ち着こうと思ってるわけで。

2003年09月17日(水)

そういえば、この日記のデザインを、TABLE使用から、DIVとH2使用(当然CSSも)に切り替えた。 随分とすっきりしたと思う。 まあ、Netscape4では、以前より輪をかけて滅茶苦茶に表示されるけど、 テキストブラウザでは逆に向上するし、いっか。

で、話は変わって、とあるサイトが名前を変えて再開していた。 久しぶりにその人の文章を見て、やはり「狭いな」と思った。 かつて相互リンクをしていて、私からリンクを切ることを言い出したという、大変稀有なサイト。 そのサイト管理者との付き合いが、かつて私の日記を毒舌まみれにしていた理由の七割ほどを占めていた、 そう言っても過言ではないと思う。まあ、これ以上は触れるまいか。

2003年09月15日(月)

最近はシンセをいじってたりするんだけど、Ensoniq SQ-R PLUSが結構凄いかも。 操作感はあまりいいとはいえないんだけど、 波形の数が少なめで、パラメータもある程度型にはまったものが多いから、音を作るという気が湧く。 しかも、適当に作っても大抵は太い音になるし、エフェクターの質もまさしくシンセ向きといった感じなので、 「使える音」が簡単に作れる気がする。

これがE-muのPROTEUS 2000ともなると、 操作性の悪さ、波形数のべらぼうな多さ、 極めつけのモジュレーションマトリックス(E-mu用語でパッチコード)のあまりの自由度の高さから、 よほど気合を「溜め」ないと、ディープエディットする気すら起きない。 まあ、そうは言っても、やるときゃやるんだけどね。

2003年09月10日(水)

曲を思いついても、それを打ち込むだけの気力が沸かないくらい、不快指数の高い今日この頃。 …もしかしたらここら辺の地域特有の事情かも知れないけど。

とある耳コピーMIDIデータを、PC2RのStringsやBrassに差し替えたりして遊んでみた。 新音源に慣れるには、やっぱりこれが一番かも、と思う。PC2Rは、いわゆるオケ系に使っても結構大丈夫かも。 ついでに、TG500も一緒に使ってみたけど、音負けしなくていいと思った。 シンバルをロール奏法で演奏とかしても、同時発音数32x2という構成なので問題無いし。

2003年09月04日(木)

何度か日記に書いてきた通り、ハードディスクのデータ化けに悩まされてきたし、 しかも、その症状の一部(もしかしたら大部分)はメモリのデータ化けの可能性も疑われたので、 ちょっと前に思い立って、PCのマザーボードのBIOSを更新してみた。 それまでのBIOSは、SiS635チップセットがまだ枯れていない頃のもの (Tualatin CeleronがPentium III Xeonと表示されるほど)だったので、 更新によって、メモリ周りやIDEコントローラ周りが向上することが大いにあり得ると期待して。

で、結果はまだわからない。 データ化けにセンシティブな、音声化逆圧縮のAPE(録音ファイルの保存用として多用)や、 ZIPファイルなんかじゃなきゃ、データ化けの検出は難しいし、始終それらのチェックをしているわけにもいかず。 でも、何となくマシになった予感がする。 あとオマケで、とりあえずちゃんとCeleronと表示されるようにはなった。

2003年09月02日(火)

最近って暑いよね〜。…と思って油断してると、急に冷え込んで風邪ひいたりするんだけどね。

それはそれとして、しばらくサイトで公開するための新曲を作っていない。 依頼とか贈り物に比べると、自分ところで公開するための作曲ってアイディアが思い浮かびにくい気がする。 ちょっと違うけど、必要は発明の母、ってことかねぇ。

必要は……、と言えば、WEBにつなぐようになったり、プログラミングを勉強するにあたって、 ちょっと英語のドキュメントを読む必要があったせいか、微妙に偏った方向に英語力が付いた気がする。 PC2RやDM PROの英語マニュアルの意味が辞書無しで大体取れるようになってたし。 学生時代の英語の実力なんて目も当てられないほどだったけど。 それでもいわゆる「暗記科目」といった風体の勉強を死ぬほど嫌っていたからか、 一時的な実力をつけるような勉強法をしていた大多数の人間よりは、 実力の衰えがほんの少し遅いような気は自分でもする。 会話に使う表現とか、高次の構文は今でもそこそこ覚えていたりするし。 いわゆる『熟語』の類やら、ある動詞が目的語の前置詞として何を取るか、 なんてのはあんまり覚えてないんだけどね。


<<前の月 次の月>>

日記INDEX