2月最後の日〜。
と、それはそれとして、日付け的には3月なのだけれども、とりあえずページを更新してみた。 新しい曲じゃなく、例によってちまちまとマスター版を作ってアップロードしただけなんだけどね。 栄光の暁が、本当にやりたかった形に近づいたと思う。 …ちょっとK2000Rの同時発音数が厳しいかな。現に一部、微妙に切れてるし。 でも、K2000Rの懐を知らしめるには、ちょうどいい出来だと思う。
細かい編成は、シンバルがPROTEUS2000のPROTOZOAボードの音、グランカッサ(バスドラム)がSG01k、 スネアドラムとトライアングルがTG300で、フルートはSG01kとK2000Rを重ねていて、 ホルンはK2000Rをベースに、強勢部分だけQSRと重ねている。残りは全部K2000R。 PROTEUS2000は、リバーブの質や入っている音から、 シンバルをやらせると非常に綺麗に背後を回ってから前に出てきてくれる。 グランカッサはSG01kが丸みとアクの割合がいいかな、と。 スネアドラムは、TG300が一番マーチっぽさと適度な重さが出せるな、ということで、 とりあえずエディットして使ってみた。 トライアングルはTG300のものが、倍音成分が割と少なくて綺麗に響くので使った。 グロッケンはMU128にやらせればよかったか、とも思うんだけど、使用機材が増えると何かと面倒だから、 思い切り妥協してK2000Rに…。ディケイが急だから違和感少しあるんだけど、 他の音源にやらせるよりは雰囲気が近いと思うから……って、 今考えてみればエディットすればいいことじゃん。馬鹿か私は…。
K2000Rは、音やエフェクトを作って保存しておいて、 その音やエフェクトを使うようなマルチセッションを組んでダンプアウトしようとすると、 依存関係にある音やエフェクトを一緒にダンプするかどうか聞いてくる。 これって、凄いことだと思うんだよね。 奇しくも私は、シンセ内のデータ管理なんてできる気がしていないから、 シーケンスデータに何もかも埋め込んでしまうんだけど、 そういう使い方をする人間にとっては、実にありがたい機能だよ。
Kurzweil K2000Rのエディットで遊んでみたりした。 なかなか意図した音を作るのは難しいけど、 DSPに何をさせるかというのが、比較的細かくいじれるので、 DSPブロックのアルゴリズムと割り当てを変えてみるだけで、意外な音ができたりする。 そして、そうした音作りの幅が広いにも関わらず、意外と混乱はしにくい。 詳細な説明書も心強い味方…といいつつ、あんまり読んでなかったりするんだけどね。 個人的には、このマニュアルのチュートリアルとリファレンスの割合が丁度いい。
多分、今後積極的に音を作っていく時に使う機材は、K2000RとTG300になると思う。 QSRは、別に言われるほど操作しにくいわけでもなく、本体だけでもちゃんとエディット可能ではあるんだけど、 波形の完成度が高い(例えば、ピアノは左用と右用の波形が別録りされていて2レイヤー一組だったり…)せいで、 逆にエディットしていい音にするには手に余る感じがするし、フィルターもあんまり面白くない。 PROTEUS 2000は、可能性はかなりあるんだけど、浅い階層に項目を詰め込みすぎているため、 細かい音作りは、やっていていらいらする。 もっとも、PROTEUSに関しては、リアルタイムコントロールに割り当てられているものをいじるだけで、 MUみたいなエディットはできる(コントロール初期値が最大、最小である場合、 それを超えて設定したい場合は詳細なエディットが必要になるが…)ので、 気軽にエディットというコンセプトで使うには一番。
何気に海外機材ばっかりなのは、多分海外機材の方が安くめぐり合えたからだと思う。 国産の機材も、欲しかったものは結構あったんだけどね。今はもうお腹いっぱい。
買っちゃった…。KurzweilのK2000R。 今回は別に、既存の機材類への不満から買ったわけじゃない。 憧れの機材が、サンプリングオプション付きだったのに、かなり安かったから。 しかも、店側では書いてなかったんだけど、Orchestral ROMも増設済みだった。 液晶はちょっと暗いような気がするけど、かなりお買い得だったと思う。
とりあえずオーケストラな耳コピーを鳴らしてみた。凄いの一言。 楽器単体で鳴らしても、そこそこいいと感じるんだけど、セッションさせるとホント信じられない音が出る。 これがホントに自分で打ち込んだデータなのか、などとさえ思ってしまう。
あとは、本家のGM対応設定と波形を落としてきて、GMのデータを鳴らしてみたりもした。 無理やり感の割には結構まともになるし、このGMの音にもいいと思えるものが、多くないながらもある。
操作感のほうも悪くない。なにせ3Uもあるので、さすがに考えられていると思う。 なんというか、一昔前の、マウス無しワープロ専用機みたいな感じかなぁ…。 エディットも、簡単な改変で効果が得られたり、複雑なプログラムで、 もとの波形からは想像もつかないような音が作れたり…。 とにかく、さすがと思う機材でした。 まあ、欠点はアナログのノイズかなぁ。 普段はそんなに気にならないけど、静かになれば気になってくるかもしれない。
PROTOZOAボードを使うと、PROTEUS 2000一台でもとりあえず音楽が作れるようになった。 やっぱり、GM配列のドラムっていうのは結構大きいと思う。 それに、PROTEUS 2000標準のものより荒い音や薄い音、かわいい音が入っていて、色々な曲にマッチさせやすい。 とかく特徴的な音が多い標準ROMのプログラムに比べて、細かいところに手が届くといった感じ。 でも、標準ROMが無ければ無いで、それはPROTEUS 2000らしくないし、ホント、標準ROMとPROTOZOAとがお互いを補い合っている。 汎用性の音源に汎用性の拡張ボードなのに、本体の音色の使用頻度が著しく下がるといった印象も無い。 どちらかというと他のシンセの役割を奪った感じ。
で、今日は朝起きた時に曲を思いついていたので、とりあえず打ち込んで完成。 QSRとPROTEUS 2000とDM5を使って作った。 例によって依頼された同人ゲームの音楽で、ちゃんと採用になった。良かった良かった。
知人がBehringerのDJ用ヘッドフォン、HPX2000を買った(というより同時注文した)ので、 とりあえず音を聞いてみる。あ、別にその人はDJってわけじゃないんだけどね。
こっちはオープンエアー型で、総合してみると、くっきりはっきりと、なおかつ繊細に聞こえる感じ。 低音が締まって聞こえ、中域は綺麗にストンと出る。高音は伸びが綺麗で若干強め。
「声」(ボーカルもだけど、声そのもののみのソースで特に)はHPS3000よりも、こっちの方が自然に聞こえる。 そして、全体的に音がぼやけにくく、特に低音がタイトなので、耳コピーのための音取りもしやすそう。 そして、付け心地も軽やかで疲れにくいと思う。
ただし、調整が生半可で高音が出すぎの曲
(特にTRITONメインで個人で作っているデータに多い)を聴くと、
私はダメかも。慣れといえば慣れなんだろうけど。
参考までに、結構うるさく感じるダンス系などでも、
ちゃんとマスタリングに専門のスタッフが介入している「であろう」ものだと、
意外とうるさくないようになっている。妙に関心。
おまけだけど、MKJ-MAXで公開している激しい目の曲で、
私が積極的にマスタリングで変えたものも、意外とうるさくない。
改めて、スタジオヘッドフォンのHPS3000の方は、低音が強めに感じるけれども、不快ではない。 中音域は透明度が高く繊細で解像感が良い。高音はほんの少し押さえ気味かもしれない (あるいは私がドンシャリに慣れすぎている?)けど、 音自体は中音域と同じように透明度が高く繊細で、かなり素直に出ている。 音漏れも若干するから、もしかしたら極めて密閉に近いセミオープンかも。 全体的には、素直でかつシックに感じ、全音域がしっかりと存在感を持って聞こえるので、 やはりスタジオヘッドフォンとしての要件は満たしているのだろう。 ヘッドフォンで大音量を出す人にも向いているかも。
音の透明度の高さと丸さが同居していて、データの音響空間関係を調整していく時にこれでモニターすると、 えげつなくなりにくいと思う。 高音を出してもうるさく感じにくいけど、出した分だけ素直に聞こえる特性を持っているので、 作曲時の高音と低音のバランスの調整にも問題なく使えると思う。割とすぐ慣れると思うし。 何にせよ、いろんな環境で理想的に聞こえるデータが望ましいから、努力しなきゃね。
音に関しては、若干の音作りを感じるような気がするけど、 意外とどっちも自然と言える気はするんだよね。 機構の設計自体の差が顕著に出ているのだろうと思う。 どっちを買っても値段に見合う以上のものであることだけは、保証できる。 何せ、定価ですら\3,900だし。
注文していたBehringerのスタジオヘッドフォン、HPS3000が届いた。新品\3,000…と言えば、 どこから買ったのか位はわかるかもね。 いずれにせよ、この値段で買えるスタジオヘッドフォンはこれくらいなんじゃないかと思う。 当然、ちゃんと密閉型…多分。
安い割に作りもしっかりしているし、掛け心地もそこそこいい。 出音も、とりあえず私が知るうちではフラットと言えるかも。 私的には、モニター環境として不満が無い。 少なくとも、同じ価格帯の他のものでは味わえないほどの良い代物ではあると思う。 リスニング用に使っても悪くは無いとは思うんだけど、ちょっと疲れやすいかも?
ちなみに私は、時にケーブル類の扱いが悪かったりしてものを壊しちゃうんだけど、 この位の値段だったら壊してもショックが薄いというのも魅力(笑)
それと、初めて気付いたんだけど、Boseのスピーカー、 Mediamateのヘッドフォン端子を使って聞くと、低音が思い切り強調されていた。 安物のイヤーフォンとかヘッドフォンならいいんだろうけど、今回のコレでは聴くに堪えなかった。 そういうわけで、色々とオーディオケーブルの配線をいじって、ミキサーからとりあえず全てモニタリングできるようにした。 オーディオカードからのアウトをミキサーのTape Inに入れて、スピーカーへはControl Room Outからのソースを入力し、 Tape to Ctrl(ヘッドフォンも同じバス)をOnにしただけ。 これで、発振する心配もなく、全ての音がモニタリング可能。
Roland D-110も届いた。まあ、安かったから。マルチティンバーのLA音源で、MT-32の親玉みたいな感じのやつ。 もっと正しく言えば、D-10のモジュール版で、上位機種のD-50/D-550とは微妙に別物。 ベルパッドとか、なんか分からないチープな音とか、変わった音とか、 いろいろと使い道があるだろうな〜、なんて思ったりしたので購入。LA音源に興味もあったし。 とりあえずしばらくの間は、実際の曲の作成には使わずに、暇を見て実験して遊ぶくらいにとどめておくと思う。 説明書は無しだけど、とりあえずなんとかなりそう。 それにしても、昔の1Uラック機材って、こんなに奥行き(物理的な、ね)があったんだなぁ…、なんて感慨深く思ったりする。
PROTEUS 2000用の拡張ボードの、PROTOZOAを買って付けてみた。 中古で\12,800という値段、そうそう無いと思うんだよね。普通は2万円台後半。 PROTEUS 1/2/3相当の波形とプリセットを収録しているとあって、かなり人気があるんだよね。
で、使ってみたところ、噂に違わぬオーケストラ楽器の強さ。 PROTEUS 2もさることながら、PROTEUS 1相当の弦も特有の細さと明るさとほんのり感があって使えそう。 PROTEUS 1の潰しの利く音色や、使いやすそうなオルガンの音なんかも結構魅力。 PROTEUS 3相当の民族楽器音も、何かと使えそうな気がする。 他にも、EPだとか、ベースの音だとか、パッドとか、ベルパッドとか、全体的に好みな音色が多いなぁ…。 sfx音もどこかで聞いたようなものが多い。
PROTEUS 2000本体の音は、どれもこれもアクが強く線も太すぎで使いどころを結構選んだんだけど、 このボードには、普段から頻繁に使っていけるものが揃っていると思うし、 全体的に、PROTEUS 2000のもともとの音色より微妙に荒々しさがあって、前に出てくるものが多いような気がする。 丁度補い合う感じだなぁ…。
それと、新たなプリセットのバンクがあるんだけど、こっちは今のE-muの音だと思った。 繊細で深みがあって…。でも、それでも本体の音色よりは目立つような…? 内容的には、複雑な音色変化やレイヤーを持つものが多く、特にパッドなんかが絶品物じゃないかなぁ…。 あんまり音色変化するパッドは使わないから、踏み込んでは言えないんだけどね。 あと、E-muの音源のドラムが使いにくいという評判をを踏んでか踏まずか、 GM配列のドラムが4つ入っていたりする。微妙にステレオ配置にもなっているし、何かの時には使えるかも。
NS5Rが私のところにちょっとの間、出張してきてるんだけど、結構使い勝手いいなぁ…。 コンビネーションがそのままバンクセレクトだけでマルチモードで呼び出せる。 マルチモードで使うとき、X5DRでは気を使わないとすぐ混沌としてくるんだけど、そういったことも少ない。 出音も、確かにキーボードで弾くとX5DRより物足りないかもしれないけど、 マルチティンバーでセッションさせるのには十分すぎる強さがある。
ところで、QSRを買おうかどうか迷っていた時、同時にN1Rも検討していた。 N1RはNS5Rをフルラックにして、波形を追加して、D/Aを良くして…といった感じのもの。 PROTEUS 2000の無い部分を補うということを考えた時に、 N1Rの迫力と温かみのある出音と、抜けの良さが魅力的だったんだよね。
そもそも、私の個人的な好みを言うと、Korgのシンセの音は、TrinityシリーズよりもN1Rの方が好きだったりする。 別にM1の系譜の音に思い入れがあるってわけではなく、ホント微妙な好みなんだけどね。 Trinityの音がいいのは確かにそう思うし、使われている楽曲で感動ものなものも多いんだけど、 私的にはあんまり創作意欲が掻き立てられなさそうな音なんだよね。 …もっとも、結構見切り発車で買って、飼い馴らすのに長い期間のかかったPROTEUS 2000も、 今となっては良い相棒なんだから、慣れの問題なのかもしれないけど。
ハッピーバレンタインデー。
…お決まりの挨拶ってだけなので、全然ハッピーじゃないよとか文句は言わないでね。
あ゛ー、バレンタインデーだってのに、曲が出来なかった…。 この手の曲は、場合によっては例の同人ゲーム用の曲風と被るから、 なかなか作りがたい気もするんだよね。ま、いっか。
MIDI I/FのUX256のエクスクルーシブ対応の不甲斐無さに業を煮やしたため、 MIDIMAN USB MIDISport 4x4なんかを買ってみた。…全ての問題が解決した。 UX256と違ってアダプターも無しで動作するのも嬉しいし、 その為にシステムが不安定になるといったことも無く快適そのもの。
ちなみに、UX256で不具合を起こす音源とそうでない音源を並べてみると…。
不具合が起こる機種、こんなに多かったんだ…。 次に、これらがどれほど致命的か。
なお、これらの症状は、Win2000sp3において、ドライババージョン1.61、2.08での話です。 もしかしたら、プラットフォームによっては問題が起こらないかも知れません。
昨日、日記さぼっちゃった。ま、いつものことだし、いっか。
昨日、今日と、例の同人ゲームの曲の作曲作業をしていて、一曲作り終えた。
QSR、PROTEUS 2000、TG300、SG01kを使ってみたんだけど、 QSRが自分の手によく馴染むので、曲を作るのが楽しくなってきた。 出音もポップで明るくて、今の依頼にぴったり。
もともとPROTEUS 2000のやたら深い出音が、 曲風によっては合わないといった不満もあったので、 QSRを選んだんだよね。 そして、出音の傾向の違うQSRとPROTEUS 2000だけど、 合わせたときの相性はばっちり。
これで当面の必要なものが揃ったという感じ。 あとは、興味の赴くままに、少しずつ増えていくとは思うけど、 しばらくはQSRとPROTEUS 2000がメイン機材でありつづけると思う。
今日はハヤシライスを作って食べた。 ハッシュドビーフのルウだったんだけど、鶏肉で作っちゃった。 値段の問題じゃなく、私の趣味ってことで。 ドミグラスソースベースのシチュー料理には、オールスパイスってよく合うなぁ、なんて思った。 あと、ローリエとバジルも使った。 ワインが切れてたので使えなかったのが、ほんの少し寂しいかも。また買っておかなくちゃ。
TG300を使って作られたデータって、やたらとかっこいいものがあったりする。 ま、もともとそういうデータを聞いて、購入を決定したんだけどね。 TG300用の凝った打ち込みは、私はやったことが無いから、総合力を実感としては分かっていないんだけど、 出音が非常にブライトで、内蔵エフェクタの質もかなり高く、その内蔵エフェクタを生かして、 ドラム、パッド、リードなどを鳴らすと、かなりかっこ良く鳴るみたい。
ちなみに、JV-1010の出番を決定的に少なくしたのもTG300。 もともとJVには、ベルパッドや歪みギターやVoxを担当させることが多かったんだけど、 ベルパッドをTG300に任せることが結構多くなったんだよね。 音自体の差というより、内蔵エフェクタの質と設定のしやすさ、 ベルパッド以外で使いたい音はTG300の方が多いといった兼ね合いからかな。 Cherryで4ポートより多く使うとなると、MIDI信号のパッチング設定作業が必要になるし…。
今日は、例のアフレコサークル様の収録日だったはず。どんな塩梅だったのだろう…。 覚えにくく歌いにくいフレーズでごめんなさい、とか、今更ながらに思ったり…。
昨日の日記で、「吹き飛ばしていこー」な〜んて言っておきながら、ぷっつりと文章が途切れてるわけは、実は眠かったから。 いやあ、書いているうちに時間が過ぎちゃって、眠くなってどうしようもなくって、 やむなく内容を消してとりあえずアップロードしたんだよね〜。 ちなみに、「鬱陶しいもの」というのは、「MIDIサイト管理人に100の質問」への回答内で、 本来「規格」とあるべきものを、ことごとく「企画」と書いているサイトさんです。曲は好きなんだけどなぁ…。
昨日書いてたこと…。 一応、私は音源機材を買うときには、ちゃんと理由付きで買ってるよ、という話をしようと思ったんだったかな。 今の自分のシステムに不足しているものを補うために、評判を調べたり、 それらの機材が実際に使われた耳コピー/アレンジ/オリジナル作品等を聞いたりして買ったものが多い。 裏を返せば、そういう過程で購入候補から除外した機材っていうのも、もちろんある。
私は日記に「〜〜が欲しい」などと書いたりせずに、 買った後、しかも届いてからいきなり日記に書くから、 衝動買いに見えるかもしれないけども、その実、数ヶ月単位で迷って買うことがほとんど。 日記に検討中の機材を書かない理由は、 そのものについて、人にとやかく言われたりするのは嫌だし、 もし安い店を調べてくれた人がいたら、購入しなくちゃ失礼な感じがするし、 自分が目をつけていたネット通販可の楽器屋のものが売れちゃうかもしれないし、 書いているうちに欲しい気分が暴発して、本来必要でないものまで妙に欲しくなったりするかもしれないし…。 とまあ、こんな理由で、検討中の機材は他の人に漏らさないわけ。
それにしても、今日はこれまでの日々に比べて、暖かかった。雨が降ったからかな。
なんか鬱陶しいものを見た気がする。 ま、こんな時こそ「人の振り見て我が振り直せ」。 てなわけで、今日からちょっと鬱陶しさは吹き飛ばしていこー。
UX256だけど、MIDI INだけじゃなくMIDI OUTに関しても、256Bytes超のパケットを送った時に、 同じようなデータ落ちが発生するということが発覚。 国産シンセだと、一つのエクスクルーシブメッセージが256Bytes以内に収めてあることが多いので、問題は起こりにくい。 でも、海外シンセはAlesisのDM5、QSR、E-muのPROTEUS2000のいずれも問題あり。というか、家にある海外シンセ全部なんですケド。 そもそも、海外シンセを使う人で、UX256を使っている人となると、かなり少なそうだし、 色々な理由が複合して、問題が表面化しにくかったのかも。 となると、とりあえずクレームは付けた方がいいのかなぁ。あんまり企業にメールを送るの、好きじゃないんだよね…。
もちろん、そんな大きなエクスクルーシブメッセージというのは、ダンプのこと。 DM5やQSRは、エディットバッファ自体をダンプすることができるから、 ちょこっとした変更をいちいちユーザーメモリに格納しなくても済む。 逆にいえば、ダンプを多用したくなるような音源でもあるわけ。 Roland JVシリーズもそういう仕組みだったような気がするけど、JV-1010だと恩恵にはあんまり預かれないかなぁ…。 まあ、いずれにせよここら辺は、 LCDに表示している1パート分しかエディットバッファが存在しないPROTEUS2000とは雲泥の差だよ、ホント…。
UX256のドライバver2.08を入れたら、やたらとシステムが不安定になったので、以前の1.61に戻した。 症状は、MIDI関連(あるいはオーディオ関連も?)を扱うアプリケーションを使って何某かの動作をさせた後、 別のMIDIやオーディオ関連を扱うアプリケーションを起動しようとした時、 アプリケーションプロセスは立ち上がっても、ウィンドウが表示されるまでの起動プロセスが進まなくなる現象。 いつも必ず起こるというわけではないんだけど、30分〜2時間ほど作業をすれば、かなりの確率で起こる。 そして結局、再起動を迫られるわけ。なんだかここ最近、UX256のせいで散々な目にあってるよぅ…。
なんだか昨日は愚痴っぽかったなぁ。反省反省。
ま、それはそれとして、とりあえず新しい音源のお披露目も兼ねて、サイトを更新した。 といっても、新曲じゃなくて、リミックスみたいな作業をしただけなんだけどね。
KorgのX5DRは未だに出番を作ってあげていない。 音は全体的にかっこいいんだけど、丁度はまる場面というのが今のところ出てこないので、つい他の音源を使ってしまう。 PROTEUS2000やMU128を持っていなかったら、使う場面がもっともっと出て来るんだろうけどね。
今日は節分。豆まきはしなかったけど…。
それはそれとして、今更ながらにMIDIインターフェイスのUX256の不具合に悩まされてたりする。 DM5のドラムエディットバッファのダンプが何度やっても上手くいかない、と思ったら、インターフェイスが悪かった。 ドライバも最新のものに変えてみたけど、不具合は解決しなかった。 実はPROTEUS2000の時も、同じ不具合に悩まされたんだけど、 あの時はAudiophileのMIDI端子に移し変えて解決しちゃったから、あんまり気にしてなかったんだよね。
不具合の詳しい内容は、256Bytesを超えるサイズのパケットをUX256のMIDI INへ入力した際、 256の整数倍のアドレスの次の2Bytes分のデータが抜け落ちてしまうというもの。 例えば、本来のデータでのアドレスの、 257、258のデータや515、516のデータ(アドレス257、258のデータの抜け落ちのためにずれる)などなど。 ドライバ側で解決できるのか、はたまた無理なのか…。 まあ、ドライバ側で直るとしても、ちょっとそれを待っている精神的余裕も無いし、 もともと端子の数も少しずつ心許なくなってきていたので、新しいI/Fを購入することにしよう。
ちなみに、くどいけどMIDIインターフェイスという呼び方はおかしくない。 何を指してインターフェイスと言っているのかも分からず、同じ単語が二つ並ぶのはおかしいと短絡するのは誤り。 私の言うMIDIインターフェイスというのは、Musical Instrument Digital Interfaceを提供するインターフェイスのこと。
- インターフェース
- コンピューター本体と各種周辺装置やコンピューターどうしを接続し, 電気信号の大きさを調整したり,データの形式を変換したりして, 両者間のデータのやりとりを仲介する回路や装置。
デイリー新語辞典
となっていることから、シリアルポート、パラレルポート、USBなどとMIDIを仲介する装置のことを、 インターフェイスと呼ぶのは間違いではない。 もちろん、MIDIという端子やデータ転送の規格そのものを指してMIDIインターフェイスといえば、おかしいのは確かだけどね。
主にコンパイラ開発のための構文解析ルーチンを作る、YACCというユーティリティがあるんだけど、 これはYet Another Compiler Compilerの略。こういうのは良くあること。 こと日本人は免疫が無いのかもしれないけど、もっと慣れるべきだよ…。
今日は2月最初の日〜。
注文していたミキサーが届いた。BEHRINGERのUB1202という、小さくて安いやつ。私にしては珍しく新品。 個体差があるらしいけど、とりあえず届いたのは質が良かったらしく、 問題らしい問題も無かったし、ノイズも極めて少なかった。
で、いざミキサーのある生活を始めてみると、まるで別世界。何事も随分と楽にできるようになった。 ミキサーのEffect SendとMU128のA/D INPUTを使ってエフェクトをかけてみたりしたけど、結構効果的。 安物なのでEffect Sendがモノラルしか無いんだけど、そもそもちょっとした風味付け程度に使うつもりだから問題無し。 どうしてもステレオでという必要があれば、MU128をインサートで使ってパートレコーディングをしたり、 メインアウトを使ってドライ/ウェット音を分けて録音してからミックスしたりすればいいからね。