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みかみかなの日記 2002.11

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2002年11月30日(土)

KorgのX5D、シンバルの音のノイズ感が強い。 どうやらピッチが低い方のシンバルを打った時に、アタック部分が伸びて違和感の元になっているみたい。 同様に、オープンハイハットも同じノイズを抱えてるんだけど、こっちはまだ音量を小さくすれば誤魔化しが効く。

一昨日あたり話題にしたX5Dの内蔵エフェクトの件だけど、基本的にはコーラス重視で、 リバーブのセンド量は強めでいいみたい。なんだか、SC-55STでの打ち込みを思い出すなぁ…。

2002年11月29日(金)

今日はKAWAIのXD-5を鳴らして遊んでみた。 KAWAIに置いてある音色定義ファイルを読ませてみたところ、 色々面白い音がたっぷり(なぜか一つのファイルは機能しなかった)。 但し、TR-909のような音色は皆無といっていいみたい。 作ろうと思えば作れるのかも知れないけどね。 でもまあ、TR-909のような音色は、私はあんまり使わないし、 JVでもMUでもPROTEUS2000でも出せるから、 その他に特徴的な音や使える音があれば私はそれで構わない。 何せ4,800円。それほど多くを望まなくとも十分だもんね。

個人的には、如何にもシンセ音なスネアや、生系をLo-Fiにしたようなスネアや、 生っぽさをちょうどいい具合に破棄したようなタムの音など、好きな音が多い。

ちなみに、KAWAI XD-5は、パーカッションシンセサイザーなんだけど、ベースも鳴らせる。 まあ、ベースを含んだキットというのも、ヒップホップの音頭をとったりと用途があって、 それほど珍しくは無いんだけど、更に、E.Pianoも鳴らせたりする。 一応音源方式的にはGMegaやK4なんかと同じDMS音源ということで、 その気になれば色々鳴らせるのかも知れない。

KAWAI XD-5 "UNIVERSKIT" Sample (MP3/320kbps/594KB)
UNIVERSKITという、よく使うであろう割と普通っぽい音を詰め合わせたようなキットのサンプル(全音は網羅していません)。 MU128のA/D INPUT経由でエフェクトをかけずに録り、ソフトウェアでノイズゲートをかけた後音量調整。 このサンプルに関しては、転載、改変、利用自由とします。

2002年11月28日(木)

X5DRで既存データをちょっといじって鳴らしてみたんだけど、確かに音がなかなかいい。 音質や音のまとまり方なども、実際に使ってみて、昔のKorgらしいと思った。 上手くやらないと、一体感が出るが篭もった雰囲気になったり、 そうでなければあるパートが浮きすぎたり、といった具合。

で、いじった曲ももともとそういう雰囲気があったのも相まって、 いじったデータを通して聴くと、1980年代末期〜1990年代極初頭あたりのPopsといった雰囲気がしなくも無い。 …というか、実際にこの系統の音色と仕上がりのもの、たくさん耳にしたなあ、と思いつつ。 地に足がついている感じの音質、言い換えれば若干泥臭い仕上がりになった。 でも、私はこういうのも好きなんだよね。

リバーブの効きが若干弱い気がする。まあ質自体が悪いわけではないし、 内蔵リバーブだけで大丈夫な曲風というのも少なくないとは思うけど、 曲によっては、音は使いたいのにリバーブのせいで雰囲気が出ない、 なんてことになりかねない。できれば外部リバーブが欲しいかも。 あ、でも、エフェクト1でディレイ、エフェクト2でリバーブを使ったり、 エンハンサーを使ったりすればいいかな? あとで試してみなくちゃ。 ちなみに、コーラスの効きは良く、質もなかなか悪くないと思う。

2002年11月27日(水)

注文していたものが届いた…、とくると、 「また音源買ったの?」とか思われそうだけど、実にその通り。 KorgのX5DR、NS5Rと、KAWAIのXD-5。

まず、KorgのX5DRなんだけど、これはプロの中にも使用している人がたま〜にいるハーフラックシンセモジュール。 \12,800で購入。

GMバンクはまあそこそこ。悪くは無いんだけど、この音源の真髄じゃないんだよね。 但し、GMバンクの音色でも、ドラム音にかっこいいのがあったりするし、使える音ももちろんある。 この音源の真髄、プログラム音色とコンビネーション音色というのが、本当に厚くてよい音。

ちなみに、波形のサンプリング周波数は31200Hzくらいで、例によってなだらかなLPFで、 ハイまで出ているように感じさせるタイプ。

次に、NS5R。これは、KAWAI XD-5を売っているお店で一緒に売っていて、 知人が欲しがっていたのを受けて、どうせならと私が一緒に注文したもので、\9,800。 動作確認と実験を兼ねて、私が借りていることになる。

一応X5DRの後継なんだけど、似非GS、似非XGモード(似非とつけたのは、ロゴを取得していないため)搭載で、 結構多くのフォーマットの曲をそこそここなせるという変わった音源で、 いろいろわけありで昔からのKorgユーザーの反応はイマイチの代物。

音に関しては、X5DRに感じられたKorg臭さ、 なんというか、良い意味でDigital臭く、暗くシックでぎらぎらした(わけわからんけど、ホントにそんな音)、 独特の雰囲気というものが抜けているように感じる。 そして、リバーブ・コーラスの質がSCとMUの中間みたいな感じになっていて、 これもX5DRの頃のキャラクターを失っている大きな理由だと思う。 一部音色の波形は明らかに違っていて、X5DRの方が良いものもあれば、 NS5Rの方が良いと感じるものも無いわけではない。

内部の仕組み的には、DTM音源を軽くJVっぽくして、 その上にKorg独特のコンビネーションをつけたような構造になっているので、 使い勝手は圧倒的にNS5Rの方が上だと思う。

ちなみに、波形のサンプリング周波数は32000Hzくらいで、こちらはいわゆる16kHzCutになっていて、 ハイ落ちした感じがするという人の中には、それを感じ取っている人もいるのだと思う。 また、明らかにDACの質が落ちていて、ホワイトノイズも大きい(とはいえ、私のような一般市民の聴環境で聞こえるほどではない)。

しかし、両者のドライ音をよーく聞き比べてみて思った私の感想は、 「GM-b(下位互換GM音色)バンクや互換プログラムは、言われてるほどには違わない」ということ。 もっとも、アンサンブルさせた場合、抜けに違いが出るというのも否定しないけど。 そして、巷で言われているとおり、ピッチベンド、ポルタメントは本当に荒いです。

最後、KAWAIのXD-5は、2Uフルラックサイズのパーカッションシンセサイザーで、\4,800で購入。 シンセ系のチープなドラム音が満載、一応普通のドラム音も入っているらしい、 音色作りも可能(私はやるかどうか分からないが)ということで以前から気になっていたところ、 某店でこの値段で売っているのを見つけてしまったため、即注文。 で、結論なんだけど、普通のドラム音も予想以上にいい音だった。 なんというか、家にはドラム「セット」に強い音源が無い(今回買ったX5DRは結構強いかも?)ので、即戦力になりそう。 パーカッション単品とか、セットの中であの音は使えるとか、こまごまと使えるのはいくらでもあるんだけどね。

ノイズに関しては、1ch音源なのでそのチャンネルを最高ボリュームにして、 本体ボリュームを下げれば、実用音量で問題になるほどのノイズは出ない。

但し、エフェクタは内蔵してない。 でも、もともと音色に若干のアンビエント感があるので、 現状MUのA/D INPUT一本でトータルリバーブでも、あまり変な感じにはならない。 現実のドラムは音響上、本来的にはそんな感じだしね。 シンセドラム音は完全にドライでも行けないことはないし。 そもそも、値段が安くて、お遊び覚悟で買ったものなので、 使えなくてもまあいいか、といった感じもする。

次はいよいよもって、ミキサーを買わなきゃいけない段階に突入していると思う…。 YAMAHAの01Vを勧められてはいるが、ぽんと買うにはやっぱり高い。 やっぱり、Behringerあたりで行こうか、とか考えてる。 調べてみたけど、フラットな特性で結構音質はいいらしいし、 マイクプリアンプを使わない限りでは、個人用ミキサーとして、 かなり申し分なさそう。 将来もっといいものを買った時でも、サブミキサーとして使えると思うしね。

2002年11月26日(火)

今日は体調を思い切り崩した。 実は一昨日あたりから、鼻の奥の、上あごより上らへんのところ(って良くわかんないけど)が、 ほんの軽く炎症を起こしていたのは気づいていたけど、今日は胃腸の調子が確実に悪かった。 これはずばり、風邪だね。ということで、今日は安静にしてたよ。

で、カロリーメイト(チーズ味)とスポーツドリンクとヨーグルトと、 10本580円の安い栄養ドリンクと、ミカンで生きてた。 カロリーメイトのチーズ味は、まずいって人がいるけど、私はあれ結構好きなんだよね。 私の場合、お菓子作りとか好きだし洋食類もいろいろとスパイスを使って作るので、 匂いの強い食べ物に比較的強いってのもあるかも知れない。 そういえば、8年ほど前に人と一緒に買い物してる時にチーズ味を買って、思い切り悪趣味って言われた…、 って、恨みごとは何時までも覚えてるんだよね、私の場合。他のことは大して覚えられないのにさ(笑)

2002年11月25日(月)

なんか、コラム書くのが面倒だし何時になるかわからないから、 音の権利関係について軽く書いてみる。

基本的に、音というのは著作権で保護される性質のものではない。 使用許諾や商標などの問題と考えられる。

まず、フレーズサンプリングして音ネタを公開すると、 楽曲として著作権を主張できるらしいので、 そうすることによって、個人レベルでは大体問題は避けられそう。 但し、リズムなどはそもそも楽曲著作権にはならない。 しかし、それでもパターンサンプリングすれば、 個々の音を抜き出す操作は簡単ではないから、 直接メーカーの不利益に当たると見なされる可能性が下がるため、 問題と見なされる可能性が下がると思われる。

フレーズ/パターンサンプルではなく単音サンプルの場合、 ある音ネタの元のシンセの名前や絵や写真などを添える行為は、 商標、イメージ等の問題から、避けるのが無難のようだ。 その音ネタを入手すれば、如何にもそのものの音が手に入るという印象を持たせ、 元のシンセの商品価値を下げる可能性や、そのシンセメーカー等と音ネタ作成者が、 契約関係を持っていると誤解させる可能性が考えられるからだと思う。 逆に、それらを書かなければ、特定不能となり問題とはならない可能性は高くなる。 例えば各シンセメーカーがTR-808っぽい音色にSynthDrumといった無難な名前や、 8o8、BOB等とまるでパロディのような名前を付けるのは、 こういった意図があると思われる。

また、基本的には現行製品や現行製品の下位互換製品などはできるだけ避けることで、 問題の発生する可能性は著しく下がるが、無くなるとは言い切れない。

現在の日本においては、企業間での動きはあるみたいだが、 個人が訴訟されたことということは無さそうである。 また、親告罪を語る上で「客観的に見てどうか」「特定できるか」 などといったことが重要な要素であるので、きわめてグレーな白を通ることも不可能ではない。 但し、私としてはそれらの行為を推奨するものではないことを添えさせていただく。

以上は私の個人見識であって、本文章を読んで行動した結果負う不利益の一切について、 私はなんら責を負わないものとする。

なお、今回はシンセについての説明だったが、サンプリングCDなどは個々の使用許諾があるし、 放送・レコード媒体・ビデオ媒体などからサンプリングすることは、 著作権をもつ者、著作隣接権をもつ者等に許諾を取る必要があるのは、言うまでも無い事である。

2002年11月24日(日)

人は自分のエゴを背負って生きる。 肝心なのは、自分に存在するエゴを、自分で認識しつつ行動できるか、ということ。

とまあ、そんなことはどうでもいいんだけど、 ちょっとだけ期限が延びたおかげで、目下曲作りを独学研究中。 例によって聞いて弄ってという程度のものなんだけど。

PROTEUS 2000のリバーブの性能が結構いいことに今更ながら気づく。 それと、音源の紹介のところで、「シンセ音は湿っぽいものが多い」と書いたけれど、 JP6 Padなどの軽やかな音色も少ないながら押さえてあるので、 明るいポップスに使えないわけではない。 大切なのは、内蔵リバーブの選択と簡単なCCエディットだけで、 いくらでもキャラクタは変えられるということかな?

MUのドラムキットは、「選べば」いい波形はたっぷり入っている。 ただ、音色系統別キットがほとんどで、目的別キットというのは少ない。 これは、キットの選択がしやすくなるという利点もあるけど、 たった一つ欲しい音があるキットを呼び出すだけで、パート1つを使ってしまい、 更に、エディット可能なドラムキット呼び出しは、MU128/1000/2000では4つまでなので、 大きな欠点でもある。

TG300、SG01k、GMegaの使用頻度というものは、買って以来、すこうしずつあがっているんだけども、 その代わり使用頻度が落ちているのは、MU128ではなくJV-1010。

JV-1010は若干家にある音源と親和性が悪いと感じることがある。 おそらく、リバーブの質が悪く、全体的な出音がRoland的であると言ったところが原因だと思う。 よって、他の音源で適した音が見つかると、わざわざ使わなくてもいいか、ということになる。 もっとも、Roland音源でなくては簡単には出せない音というのも幾つかあるので、そういう時は躊躇せず使う。

今は、MUのA/D INPUTを通してエフェクトをかけていて、その方がかなりよく聞こえる。 12kHzからゆるやかにLPFがかかるMUのD/Aの特性も、JV-1010の16kHzCutと相まって、 音質に与える影響はきわめて薄いからね。

ちなみに、「Roland的出音」を「原因」と言ったけれども、 若干他の各社の音源と混じり方が違うような気がするなぁ、という程度のものです。 SC-8850やSD-80等のPCM音源は、好意的な意味で気になっていたりします。

2002年11月23日(土)

うーん、何にも無いから…、どうでもいい話。

とある場所で「ものごっつ」という言葉を目にした。…いいね、この言葉。 こういう表現のあるところに住んでる人って、羨ましいかも。 いや、別に西日本的には珍しい表現でもないと思うんだけど。 一応現代共通話語に置き換えると「ものすごく」という意味だと思う。

ちなみに、「ものすごく」ならまだいいんだけど、単に「すごく」というのは若干抵抗があるんだよね。 と言うのも、辞書で「すごい」を調べるとわかると思うけど、意味のほとんどに、 「ぞっとするほど」とか「常識では考えられないほど」といった雰囲気がつく。 それを意識すると、普段からポンポンと使う表現じゃないような気がして、 極稀に使う程度になるんだよね。

程度を強める表現には、「すごく」と同様の場面で使えるものには「至極」「非常に」「大変」「本当に」 など、色々あるにはあるんだけど、どれも時に大げさに感じることがあるんだよね。 話語で普通に使われる「とても」という表現も、本来否定形を接続するのものなので、 文章で使うのには抵抗あるし…。

それに比べて「ものごっつ」。なんてすっきりと納得の行く表現なんだろう、とか思うのは…私だけかなぁ。

ちなみに、実際に私がそれぞれの表現をどのくらい使っているのか調べてみた。 まず日記(但し、今日の分は除く)、では「ものすごく」が2個所、「すごい」が8個所で、「すごく」は使ってなかった。 「とても」が2個所、しかも律儀にも否定をともなうのが1個所、別の文の引用が1個所。 「非常に」42個所、「大変」3個所。 IRCのログも調査したけど、「ものすごく」が5個所、「すごい」が35個所、 「すごく」が1個所で、しかもその「すごく」も前文引用の形。 「とても」が4個所で、やはり、どれも律儀に否定をともなっている。 「非常に」が20個所、「大変」3個所、「至極」2個所。

「本当に」に関しては、別儀での使用も多くて、用例まで調べるのが面倒だったので割愛。 「大変」は大変な場面に使い、「とても」は否定をともなって使い、 「すごく」を使わず、形容詞的な「凄い」は意識せずに使い、 「ものすごく」は時として使い、「非常に」を多用する傾向があるらしい。

以上、どうでもいい上に、あんまり面白くも無い話でした。 ちなみに、「よく数えたな〜」と思うかもしれないけど、 正規表現Grepを使えば、あまり苦労はしませんので。

2002年11月22日(金)

今月14日付けで、PCMシンセの音ネタの権利関係が良くわからない、 ということを言ったけど、とあるサイトの情報を見て、何となくわかったような気がする。 基本的には、著作権や商標権と「似た」考え方で良いみたい。 もっとも、権利関係の親告罪は、どれもある程度似た性質はあるんだけどね。 どうせだから、著作権ともいっしょにして、そのうちコラムとして書き上げてサイトに公開しようと思う。 もっとも、公開と言っても個人見識。信用して不利益を被っても、私は責任は取れないんだけどね。

音楽がいきなり鳴るサイトに否定的な人が多いみたいだから、自動再生を停止してみた。 うーん、やっぱりなんか物足りないような…。まあ、しばらくアクセス数の推移を見守ってみましょうか。 もしかしたら、音楽が鳴るせいで頻繁に来るのがいやという常連さんもいるかもしれないし。 …いないような気もするけど(笑)

2002年11月21日(木)

首を寝違えた…。 しかも、寝違える瞬間目が覚めたせいで、「ぐきっ」という音を自ら聞きつつ、 起きているのに寝違えてしまった(笑) 幸い、症状は軽くて普通に生活できる程度だから良かったんだけどね。 …なんか、普通の日記が二日ほど続いてるなぁ(笑)

2002年11月20日(水)

書くこと無いなぁ…。二つほどネタはあったんだけど、どっちもイマイチ。

まあ、シチューを作って美味しく食べた日ではある。 手間的にはルウで作るので、カレーと変わらないんだけど、 なぜかシチューを作っちゃうんだよね、私の場合。 カレーも好きなことは好きなんだけど。

2002年11月19日(火)

書いてた文章、結論を決めずに書き始めたから、取りとめもなくなってしまったので、 綺麗さっぱり消しちゃった。違法コピーのせいで赤字というAVEXの発言に関して書いてたんだけどね。

ただ言えるのは、違法コピーで入手する人は、違法コピーが無ければCDを買うだろう、 と安直に考えるのは、どうかと思うってことかなぁ…。 確かに、コピーが無ければCDを買う、という人もいると思うけど、 コピーがあってもCDじゃなきゃ嫌と言う人や、 コピーがあっても無くてもCDは買わない、という人もいるだろう。 更に、不況のさなか、本質的にものを買い控えている人だっているはずだしね。

まあ、普通にCDを聞くときに、音質が劣化せず、 プレイヤーによって再生できないという現象も無いなら、 コピー防止技術搭載CDでも、私は構わない。 私がCDをリッピングする理由としては、ハードディスクに置いておいた方が、 思い立ったらすぐ聞けるし、シークも早いし、 ソフトウェアで波形やら周波数解析もできるし、と言ったところ。 本質的には、リッピングできずとも、大して困らなさそうな気がする。

ところで、私って、日記見てると音質にうるさそうに見えるかもしれないけど、 大してうるさくなかったりする。 聴環境だって大していい機材使ってるわけじゃないし、 「違いはわかるけど、気にしなきゃ気にしないで済む」というタイプ。 曲を作る時に、多くの環境で問題の無い録音や調整ができるような環境というのが、私のとっての最重要項。 そんな私にとっては、スピーカーはONKYOのGX-70AXだって、必要十分だろう。

ちなみに、音質をあらわす表現に「ドンシャリ」というのがあるけど、結構曲者だと思う。 例えば、ドンシャリでない環境で調整した音楽が、 ラジカセなどの安い環境でドンシャリに聞こえるというのは、 その本人が心の奥底ではドンシャリが好きで、 曲自体をドンシャリに調整してるからなのではないかと思う。 こういう人の場合は、モニター環境としてドンシャリなものを使った方が、 万人向けに曲が作れそうだよね。

それに、ある程度の大きさが無いスピーカーや、ある程度以上の音量が出せない環境などでは、 ドンシャリである方が、音響心理作用的にずっと自然に聞こえると思うし、私はドンシャリが嫌いじゃない。 …いや、あるいは、ドンシャリでない機材を使ったことはないかもしれない。 今使ってるBOSEのメディアメイトも、ドンシャリと叩かれることもあるし…。 実は、私の使ったことのある聴環境の中じゃ、ドンシャリじゃない方なんだけどね。 それに、私がこれで調整した曲で、おおむね一般的な聴環境で問題ないみたいだから、 これでいいんだよ、きっと。

2002年11月18日(月)

ちょっと前に、ブックマークの整理を少しだけしたけど、iswebとHoops!の統合による、 isweb側のアドレスの修正はかなり大変だった。 新アドレス形態は、サーバー番号やジャンル分けが無い分、すっきりしていていいと思うけど、 旧アドレスの有効期限が半年というのは、 従来から並じゃない数をホスティングしてきた実績に対してはいささか短いし、 いくら無償・無保証サービスとはいえ、もう少し気を利かせてくれても良かったのに…。 とまあ、愚痴はこのくらいにしとかなくっちゃね。

2002年11月17日(日)

トップのロゴを変更。 前までのは、自分で作っておきながら、全然気に食わなかったんだよね。 一応、大理石っぽい雰囲気を出そうとしてたんだけど、 なんだかわけのわからないものになってたから…。

新しいのは割と気に入ってる。 ま、字によくわからない「もやもや」がついてるだけといえばそうなんだけど、 私のサイトの雰囲気には、よくあってると思うからね。

2002年11月16日(土)

いいもの発見。Synth1というVSTiのソフトシンセで、ClaviaのNORD LEAD 2を目標にして開発しているらしい。 使用には当然、対応ホストアプリケーションが必要になるので注意。 持ってない場合は、無料版のCubasis InWiredなんかを使って試してみるといいかも。

音の作りこみもなかなかやりやすいし、可能性も広い。 「ああいう系統の音色はどうやって〜」という参考にできる程度の、 適度な量のプリセットも用意されているしね。

出音はほんの少しだけ物足りないかも…。なんとなく、低音に攻撃性が足りないような…。 でも、別の観点から見れば透明度の非常に高い綺麗な音とも言えるし、高クォリティなのは確か。 まあ、そういったことは、ソフトシンセの多くに言えることかも知れないけど。 それに、聞くところによるとNordLead自体、ややDigitalっぽい音色が味らしいし、 これでいいのかな、と思う。 いずれにせよ、NordLeadに実際に触れたことが無いので、これ以上はなんとも…。

音に関しては、百聞は一見に如かず。 リンク先に非常に出来のよいMP3があるので、それを聞くのがいいと思う。

Synth1のサイト

2002年11月15日(金)

最近、自分がゲーム好きだということを再確認したり…。

それはそれとして、Ismusic様から、キャッシュについての回答が来た。 どうやら、キャッシュの期限の効果に関しての欠陥を認めたらしく、 期限設定は一応、取りやめたようだ。 私が申し述べたことにも理があると思ったのだろう。

それにしても、私が言ったことに関して、割とすぐ対処されるような気がする。 「要注意クレーマー」としてマークされてなければいいんだけど…。

2002年11月14日(木)

なんか、普段なら日記に書いてしまうような長々とした文章を、 掲示板のレスとして書いちゃったなぁ…。 今からでも十分訂正はできるけど、ま、いいでしょう。

というわけで、掲示板にも書いたとおり、 友人だからといって無茶な願いを聞き入れたりはしません。 逆に、友人で無くとも必要以上に冷たくしないという性質もありますし…。 それに、恩を受けたら返そうという気持ちはあるので、情に薄くは無いつもりです。

と、自分の行動にフォローを入れるのはここまでにして。 iBlendという、DLSファイルを使ってMIDIが再生できるプレイヤーを見つけた。 で、Fury DLSというフリーのDLSファイルを使ってみた。 うーん、一部の音は異様に迫力あるなぁ。でも、容量の割にはちょっと物足りない気もした。

iBlend
BlendWorks
Fury DLS
Fury DLS bank for Vortex2

ところで、このDLSという考え方は、作ったシーケンスデータを、 専用の音色セットを用意して聞かせよう、というものなんだけど、 音ネタの権利関係ってどうすればいいのかなぁ…。 サンプリングCDや、営利のサウンドフォントから抜き出して作るのは、十中八九ダメだろう。 けど、アナログシンセとかFMシンセとかで音色を作った場合は、問題にならないような気がする。 中間である、PCMシンセから好みの音を抜き出すのがいいのかまずいのか、というのがよくわからない。 以前この系統のことを調べたけど、結局よくわからずじまい。 もっとも、その時はSF2(サウンドフォント)に関してだったけどね。

2002年11月13日(水)

チャリティーバナーというのを貼ってみました。 トップページの最下段右側にあります。 本当は、もう少し目立つところに貼ってもいいな、 と思うデザインですが、時々非常に読み込みが重くなって、 ページの表示に支障をきたすこともあるので、 あえなく目立たない場所に貼っています。

システム的には、バナーをクリックして、広告ウィンドウを表示して、 その広告をクリックすると広告金が発生、 システムを作った会社にまず収入が行って、 そこから決められた割合で、募金をするらしいです。 ということで、気が向いたらクリックしてやってください。 あ、なぜかJavaScriptに完全に依拠した設計になってます。

ちなみに、私には広告収入は全く入らないので、 安心して(?)クリックしてください。 一応、サイトを紹介してもらえるとか、 クリック数達成でちょっとしたプレゼントが貰えるとか、 といった特典もあるみたいですけど、 もともとそんなものは、大して当てにしてませんし。

2002年11月12日(火)

手動更新しないと新しいものが表示されない…。 私も感じていたけれど、他の人のところでも同じ症状が出てたんだね。 私側ではCacheに対して何の細工もしてないので、 HTTPレスポンスヘッダに問題があるのだろう、と見てみた。

結果は、Expiresヘッダ(キャッシュを有効と見なす期限)が、 Dateヘッダ(現在の日時)のちょうど一日後を指していて、 更に、Cashe-Controlヘッダ(名前の通り、Cacheの色々な動作を指定し、 Expiresより優先される。HTTP1.1)でも、max-ageが86400秒(=24時間)と設定されていた。

この24時間という長さは、HTML用としては異様に長いと思う。 おそらく、サーバーレスポンスの向上を名目にしているとは思うけど。

そもそも、HTMLなどの文書は、よほど確定されたものや、 常に変動するもの(CGIなど)でない限り、 ユーザーエージェント(ブラウザ等)側にキャッシュの期限等を完全に委ねた方が、 ユーザーにとって幸せだと思うんだけど…。

例えば、ずっと変更を加える予定の無い画像なんかは、 有効期限を思い切り延ばしておくというのは、 ユーザーにとってもサーバーにとっても有益なんだけどね。
たとえば、Accept-Languageを受け入れるなど、 HTTPサーバとしての素性が非常に良いと思われるGoogleだと、 ロゴ画像等のキャッシュ期限はかなり長く設定されているみたい。

で、サーバーで出力されるCache-Control:max-ageを、 META htte-equivで変更することは出来なかったし(IISなので…)、 METAエレメントとしても、IE5.5sp2には無視されるようなので、 暫定解決として、Cache-ControlとPragmaで、 no-cacheを指定しておいた。うーん、なんだかなぁ…。

2002年11月11日(月)

3D酔いした…。ビューアで物体を動かしてたら、ものの十数分で酔った…。 ホントだめなんだね、私。 もともと、動く3DCGに弱いのは分かってたんだけど、自分でもこれほどまでとは思って無かったよ…。

関係あるのかどうかは分からないけど、私は道に迷いやすい。 高校2年の時に、普段と違う道通って、迷って遅刻したこともあったし。 もしかしたら、常人の空間視覚や空間把握と、微妙にずれてるのかも。 別に気にしてるわけじゃないんだけどね。

2002年11月10日(日)

最近の例に漏れず、今日もまた、ずいぶんと眠くなってからこの日記を書いてる…。

ええと、サイトを見れば分かると思うけど、またも更新した。 初めての頂き物CG掲載〜。こういうの、やっぱり嬉しいね。

2002年11月09日(土)

最近の日記は、ずいぶんと眠くなってから書いてたから、 ずいぶんと乱暴だなぁ…、と言いつつ、今日もまた眠くなってから書いてたりする。 私は、自分の書いたメールを送ったのに近いあたりで、 その相手に何か問題が発生していると思わせるような内容が、 WEB上に掲載されていたりすると、自分のせいではないかと思ってしまう。 うーん、私のせいでなければいいんだけど…。

2002年11月08日(金)

うーん、書くこと無いよう…。 実際、やったことは色々とあるんだけど、 どれもこれも面白いことじゃないし…。

2002年11月07日(木)

ええと、ページの更新をした。

それと、こないだ作ってたアプリケーションのブラッシュアップとか、 昔作ったアプリケーションの内部処理のUnicode化とか…。 Unicodeの文字コードとしての是非はともかくとして、 全ての文字が、1文字で16bitという固定長で扱えるのは、 非常にやりやすい。 1文字1文字を検証して変換していくような処理ならなおさらのこと。

2002年11月06日(水)

なんかしようも無いことをやってしまった一日。 もう、こうなったらグラタン食べるしかない…、って何の話だよぅ。 ということで、冷凍グラタンを食べたのが幸せな一日だった、 ってことにしておこう。

2002年11月05日(火)

依頼に取り掛からず、自分のためにアプリケーションを作っていた。 うーん、今日はそのくらいかなぁ…。 プログラミングにおいて、長い間悩んでいたことが解決した。 かなり初歩的なミスを犯していたみたいで、 そのせいで判明するまでも一苦労したよ〜。

2002年11月04日(月)

昨日言っていた曲、さふらりあさんの、 フリィディアのなる樹 に贈らせていただきました。

この曲、もともとは PROTEUS2000 + TG300 + SG01k で作ったものなので、 GMのMIDIだと、若干イメージが違ってくる部分もあると思います。 一応録音したWMAも用意はしているのですが、その扱いについては、 今思案中です。

さて、そろそろ依頼の方にとりかからねば。

2002年11月03日(日)

昨日の作りかけはとりあえず置いておいて、 このページに置くための曲を一曲作り終えた。 まあ、わけあってまだ公開しないけど…。

2002年11月02日(土)

いい加減このサイトもこのまま曲の追加無しだとまずいかな〜、と思って、 作り始めてみたんだけど…、依頼品と違って、ちょっと張り合いが無い気がするよ…。 ということで、40分ほどで一時停止。 本当なら3時間で一曲つくる予定だったんだけど、 なんか寒いような疲れたような眠いような…。

そういえば、久しぶりにCDなんぞを買った。 …いや、久しぶりでもないや。 1ヶ月ちょっと前に100円ショップで、 ムード音楽とクラシック音楽のCDを数枚、 研究のために買ったんだっけ。

2002年11月01日(金)

11月最初の日〜。 いや、返す返す、だからといってどうというわけじゃないんだけど…。

ちょっと疲れちゃったので、すぐに寝ちゃった。 ということで、本当に何もやってないなぁ…。


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