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みかみかなの日記 2002.07

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2002年07月07日(日)

最近の私の日記のつけ方だと、日記じゃなくて週記だね。

それはそれとして、今日は七夕。すぅーっかり忘れてたよぅ。 何もしないっていうのも、少し寂しい気がしたから、オルゴール曲を作って鳴らしてみました。

星をモチーフにした背景画なんてのもいいんだろうけど、それをやると、黒背景になってしまって、 文字色から何から変えなくちゃいけなくなるので、やっぱりパス。 まあ、文字色も背景画も背景色も、スタイルシートでしか定義していないので、やろうと思えば、 スタイルシートを単純に書き換えるだけですむんだけどね。

2002年07月16日(火)

もしかして、日記に書かないと、更新気づかれないかも…。 今月14日、いくつかの曲をマスターアップした。 PROTEUS 2000やJV-1010や、他、ひょんなことから入手できた、 HyperCanvasやSuperQuartetを使ったりして、クォリティは高くなってるはず…。

HyperCanvasとSuperQuartetは、いずれも、SCなんかに比べて、しゃっきりした音がする。 恐らく、Roland製外部音源特有の圧縮展開プロセスを経ていないか、 あるいはDACの関係ではないか、と思う。

それぞれの音源について。 HyperCanvasは、SC-55相当の音色を、かなりゴージャスにした感じ。 SuperQuartetは、ベースとギターは意外とイマイチなんだけど、 ピアノとドラムはなかなかにいい感じ。 特にBrushは、本当にブラシで叩いた音がする。 まあ、ベースとギターはPROTEUS 2000があるし(^^;

値段と、VSTiかDXiのホストアプリケーションが必要になるということを考えると、 万人に直ぐお薦めできるものではないけど、まあ、導入を考えてもいいんじゃないかなぁ…。

おまけ SuperQuartetのピアノ (566KB)
フレーズはいつものアレです。

今日、また新たに耳コピー。す〜ぐ終わっちゃったので、近日公開するかも。

2002年07月23日(火)

うーん、以前のように毎日日記更新、再開しようかな☆

それはそれとして、今朝Rolandのサイトを見てみたら、いきなり、「XV-2020」なる新製品が…。 今回は全く情報を捕捉出来ていなかったから、ホントにいきなりって感じだなぁ…。 Googleで検索かけても、国内では一切出てこなかったし…。

第一印象は、銀色のJV-1010(^^;
まあ、外面的にも細かいところがほんのちょっと違って、 JV-1010と違い背面のTO HOST端子(PCとのシリアル接続に使うやつ)が無く、 その余ったスペースにステレオRCA端子がついていて、前面パネルにはUSB端子がついている。 特に、RCA端子搭載は、JV-1010に比べて、ライトユーザーにはほんのちょっとだけ、 敷居が低くなる仕掛けのような気がする(笑)

内容を見ると、ウェーブフォーム数1083種、厳選したプリセット4バンクにGM2バンク、 そしてSRXを二枚挿すことができ、エフェクタはM-FXが1系統(?)40種、コーラスは1種、リバーブは1種8タイプ、という仕様。

この厳選したプリセットパッチ4バンクというのがちょーっと曲者のような気がする…。
というのも、Rolandからダウンロードできるプリセットパッチリストによると、 XV-5080やXV-3080のプリセットA〜Dバンクは、Super JVシリーズのプリセットA,B,C,Eバンクにおよそ相当。 GM2バンクは、Super JVシリーズのプリセットDバンク(GM)を拡張したバンクと考えられる。 もし厳選というのが、単純に若い順から選んだということなら、プリセットパッチの種類だけで言えば、 JV-1010と同等のパッチの使用波形をXVのものににリフレッシュして、GM2対応化したものといった感じかもしれない。 更に、JV-1010ではオンボード搭載されていたSessionは、当然のごとく搭載されていない。 また、エフェクタ系統数や種類数もJV-1010とほぼ同じ(但し、EFXがM-FXになっているし、品位が上がっている可能性が高い)。

但し、注目すべきはウェーブフォーム1083種類という数で、これはXV-5080等と同じ数であるため、 エフェクト面を考慮しなければ、ユーザー定義でXV-5080と同等のパッチが実現できる可能性がある。

ここで、ウェーブフォームの数は同じなのに、 大して容量を割くわけでもないパッチの種類はな〜んで少ないのかな、と考えてみる。 まあ考え付くのは、「上位音源との差別化」や、 「XVから追加された新しいパッチの中に、エフェクト系統の制限によって再現度が著しく落ちるものがある」とか、 そのあたりが普通だろうと思う。 でも、もしかしたら、JV-1010と同じ部品を流用し、ハーフラックに仕立て上げるために、 CATEGORY/BANKつまみの区切り数を変更したくなかっただけなんでは、と思ったりもする(^^;
実際問題、あれ以上増やすと、ハーフラックでは文字の表記場所が無くなるし、 各区切り間の角度も小さくなって、操作しづらそうだと思うしね。

以上より、どうしてもXVの今風の音が欲しい人で、 積極的に音色作りをしていく気概のある人(エディタ同梱らしいし)や、 SRXシリーズが使えるホスト音源が欲しい人や、 はたまた1Uハーフラックという小型で可搬性の高いXV音源が欲しい人には、 うってつけの音源だと思う。 値段もXV-5050(現在、実売6万円前半〜後半?)の下になるはずだから、かなり安くなると思うし。 かく言う私も、SRXホストとして、ほーんのちょっと欲しいような気も…。

2002年07月24日(水)

毎日更新しようとか書いてしまった手前、なんか書かなきゃなぁ…。 実は、この7月24日というのは、私のかつての思い人の誕生日で…、なんて、別に面白くも無いね(^^;
じゃ、とりあえず前みたいにコラムっぽいものを。

一頃、シンセ(音源)は生楽器がリアルに鳴るものが良い、といわれていた時代があったらしい。 で、今は逆に、シンセならではの音が出せるものがいいのだ、と言う人もいる。 でも、結局いいシンセというのは、その人に必要な音をなるべくたくさん提供してくれるものが最高なわけで、 それが生楽器な人もいれば、ビンテージシンセな音の人もいるだろうし、FMシンセな音の人や、 その他さまざまな人がいるだろう。

それと、どんなシンセを使っていても「いい音楽」は作れる、と思うけど、 どんなシンセを使っていても同じ労力で同じ音楽が作れるわけじゃない、と思う。 ある音源を徹底的に使い込むことと、複数の音源を所持し適宜使い分けることは、 両方とも価値のある行為であるし、相反するものでもない。
例えば、DTM音源SC-88ProとMU100の例をとると、確かに打ち込みレベルが上がれば、 双方とも大抵のジャンルはそつなくこなせるとは思う。 でも、やはり得手不得手はあるわけで、同じレベルの曲を作るのに、SCでは楽に作れるけど、 MUではえらく苦労する、またはその逆、というジャンル・曲風というものもあると思う。 また、アナログシンセやアナログモデリングシンセとPCMシンセなど、発音方式の違いで、 相容れないほど出音や音色変化の自由度が異なるものもあるし、 そもそも、あるシンセにとっては転んでも無理なジャンルというのもあるだろう (極端な例では、「雅楽もどき」をやろうとしたところで、それがこなせるシンセというのはどれほどあることか)。

初めは安価である程度簡単なDTM音源(とはいえ、最近のDTM音源は安価ではないし、簡単かといえばそうとは限らないが)から入って、 より高価で複雑なシンセへ、という勧めをする人も少なくないけど、本当にやる気のある人なら、 複雑でもなんでも使えるようになると思う。 正直、私はMU128の機能が、ある程度使えていると思っていたけれど、 PROTEUS 2000の世界は、更に違うものだったので、また一から勉強し直しの感もあった。 それを考えると、DTM音源を使いこなせなきゃシンセは買ってはいけない、などということも無いだろう。 ちなみに、初心者がある程度のクラスのシンセを買って使えるか、というと、 単純にプリセットを鳴らして使うなら、音質の良いシンセの方が向く人もいると思う。

ところで、音が悪いのを無理に押していい曲を作るのと、いい音におんぶに抱っこで駄曲を作るのとは、 どっちがいいかと比べるのは無意味で、本質的には、いい音でいい曲を作るのが一番いいに決まってるよね。 そして、「いい音=自分に好ましいシンセ」と「いい曲=打ち込み演奏の腕前」のどっちを先に求めるかというのは自由で、 自分に好ましいシンセを買ってから実力を上げていったって、 DTM音源や安いシンセを買って実力を上げていってから、自分に好ましいシンセを買ったって問題は無いはず。

非DTM音源なシンセモジュールを持っていると言うと、単純に機材の自慢と思う人もいるかもしれないけれど、 私の買った中古のPROTEUS 2000の価格(\63,800)と、その当時のMU1000/2000やSC-8850の中古価格なんて、 そんなに大差ないと思う。 よって、PROTEUS 2000を持っているだけでは、何の自慢にもならないし、しようと思ったことも無い。 この音がいいよね〜、とか言って「紹介」することはあったけど、自慢したいのなら、 いい曲を作って初めて自慢できるだろうから。

2002年07月25日(木)

で、昨日の話について、私はどうなるんだ、ということになると…。 基本的には、使える音のあるシンセ、音源は、まず手放す気にはなれない人間だったりします。 で、求めている音は、生楽器ばかりかと思いきや、結構アナログやFMシンセの音も必要だと思ったりすることがあったり…。 まあ、基本的にゲーム音楽〜な人間だから、欲しくなる音というのがどういうものだか、 なんとなく分かっていただけるとは思います。 ただ、えらく感性が古臭かったりするので、「今風の音」が欲しいという気持ちは、あんまりないんだけどね。

2002年07月26日(金)

えーと、今日は、スーパーでケース入りの桃が安かったので、ケース買いを敢行。 ちょっとだけキズありが混じってたり、とか、そんな理由で22個入りが980円。 これは買いだよね☆
そりゃ、結構重かったけど、徒歩数分の近所のスーパーだし、 帰り道は下り坂で結構楽だし、なにより、プロフィールにも書いているとおり、桃が好きだから…。

で、実際に中をよ〜くあらためてみたら、キズ入りや少々傷んでいるものも、 ほんの少しあったにはあったけど、ほとんどは元気そのものでした。 味も良かったし…。う〜ん、幸せ。

いやあ、ここのところ、堅い話続きだったから、たまにはこういうのもいいでしょ。

2002年07月27日(土)

毎年恒例(?)、変なもの食べのコーナー。
今回のお品は、[東洋水産::マルちゃん]の、『焼ナポリ』。近所の酒屋さんで88円だったので、買ってみた。 名前の通り、カップ焼きそばとスパゲティナポリタンのあいの子みたいなもので、 マルちゃんのサイトの製品紹介で見たところ、どうやら麺にデュラムセモリナが35%使用されているらしい。 普通のカップ焼きそばもこの仕様で出した方がいいんじゃないかなぁ、と思うくらい、良い出来の麺だった。 味も結構良かったし、とりあえず、一度くらいは食べてみてもいいんじゃないかな。

2002年07月28日(日)

うーん、ねたが尽きちゃったよ…。 とりあえず今日は、例の同人ゲーム用の曲を一つ、最後まで作った。 4分28秒なんて長い曲、作ったのは初めてだよ。 まあ、まだこれから色々と練るかも知れないけどね。

2002年07月29日(月)

曲を作った疲れと、暑かったのとで、ぼーっと過ごした…。 暑さに負けるまい、ということで、今夜のメニューは麻婆豆腐。 いわゆる麻婆豆腐の素をベースに、適当に豆板醤を足して、 見事な夏バテ防止メニューに。

2002年07月30日(火)

赤城乳業の氷菓「シャビィ グレープフルーツ味」…、ちょっと飽きが来る味だったから、 とりあえず、SUNTORYの清涼飲料「なっちゃん グレープ味」をかけて食べた。 う〜ん、なかなかの美味…って、なんか、ここ最近、変な食の話題ばっかりだね。

とまあ、それはそれとして、 前から欲しかった、AKAIの唯一のGM音源「SG01k」の中古を通販にて、 マニュアル付き、電源アダプター無しで、5000円で入手。 電源アダプターくらい、何とかなるだろうと思って買ったんだけど、 本体の極性表示と、自分のところにある幾種ものアダプターの極性表示や電圧を見比べてみたら、 極性と電圧の両方で問題の無さそうなものは、一つしか無かった。 何のアダプターかというと、今は亡きNEC HE社の、ゲーム機「PC-ENGINE DUO-R」用のアダプター…。 まあ、SG01kとDUO-Rを同時に使いたい場面なんて、ほとんど無さそうなんで、問題は無いね。 電圧は1V不足していたけど、これを差して壊れるわけは無いというのだけは分かるので、 とりあえず試してみたところ、特に問題なく動作。

で、ざっと試した音の感じとしては…、なかなかいいんじゃないかな? 生楽器に近い感じの音というのも結構あるけれど、それよりも目を引くのは、 音のキャラクターが立っていて、使い甲斐がありそうという点。 そこらへんは、SG01kが使用された曲を聴いて、ある程度知ってはいたんだけど、 出音の圧や抜けの良さは予想以上だった。

使い勝手に関しては、操作パネルは一応あるにはあるんだけど、まあ、あるだけ…。 少なくとも、マルチティンバーモードで使うためのパネルじゃあないな、と思う。 使われている部品自体は、割と壊れにくそうで、その点で、 今にでもぽきっと折れそうなボリュームつまみを搭載しているMU128に比べて、 高級感あるんだよね(笑)

ノイズに関しては、良いという人と悪いという人両方、WEB上で見かけたんだけど、 私の見立てでは、ほとんど問題の無いレベル。 但し、演奏終了後も、音がかすかに残りつづける現象があることを確認。 演奏する内容によって、残るスペクトルが違うことから、 何らかの音が無限にフィードバックしつづけているのかなんなのか…。 よって、この音源を使って楽曲を録音する際は、一度電源を落としてから、 もう一回入れなおして演奏→録音、とかやった方がよさそう。 もっとも、マスターアップ時に圧を稼いでも、大きくてせいぜい-90dB位だと思うので、 このノイズをはっきりと耳で捉えることの出来る人は、 そうそういないとは思うんだけどね。

2002年07月31日(水)

なんか、最近、暑いせいで熟睡できないんだよね。困った困った…。

AKAIのSG01kは、どうやら、本体からわずかなノイズは出ているけれど、 リアのRCA IN端子のS/N比はかなり良いみたい。 あと、シリアル接続ケーブルで繋いでも、ノイズが一切乗らない。 シリアル接続ケーブルに関しては、MU128もJV-1010も、ノイズが乗ってたんだよね。 ただ、そのノイズがWaveSpectraで視認出来るようになったのは、 オーディオカードをDelta AP2496にしてからの話で、 ONKYO SE-120程度では視認出来るようなノイズじゃないので、 ほとんど問題にならないんだとは思うけどね。


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