私がCrimsonについて書くのはなんだか口幅ったいのですが、判る範囲でやってみたいと思います。オフィシャルサイトはこちらです。
簡単目次:Album,KC Club,Video,Bootleg,Live Library
日本で発売されたLPとCDを調査しています。現在わかっている範囲でリストにしましたのでこちらを参照してみてください。情報をお持ちの方がいらしたら教えてくださいね。
彼らのコンサート日程とその音源をまとめてみました。こちらを参照願います。こちらも情報をお持ちの方がいらしたら教えてくださいね。Remasterに関する情報はこちらです。
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cirkus-crimsさんの、"ENTRY OF THE CRIMS"にはKC情報が満載です。
[Artist News]
・Red(9/21),In the Court of the Crimson King(10/12),Lizard(10/26)がBonus Track追加でCD+DVDA仕様で40周年記念盤として発売予定になりました。以降も各Albumが同様の仕様で発売されるようです。数年前に全作がRMされたのですが、今回は5.1chとRare映像が追加されるのがうれしいですね。当然、DVDAにはHigh Resの2chも収録されます。
[For Audiophile]
ここではKC作品群の音質について言及したいと思います。主にLPとCDについて述べています。
結論から言うと、UK LP(初版のPink i)が最高でしょう。詳細は、紙ジャケ探検隊様が詳しく検証されています。私も初版Pink iを聴かせていただいたのは、この時が初めてでした。その後UK LPをある程度揃えました。'Young Person's〜(新世代への啓示)'でも、音質はかなりのものです。CDであれば現在進行形の再Remasterが期待できます。以下に簡単にまとめておきます。
UK LP:本国オリジナルの初版が最高でしょう。番号を変えていないので、区別はレーベルで行うしかありません。Pink iなら初版(詳細は、紙ジャケ探検隊様へ)です。Polydorは避けた方が良いでしょう。音質だけではなくて、消えてしまっている音があります。
US LP:Atlantic盤は手抜きなのか悲惨な音です。再発のPolydor盤の方がましなくらいです。発売時期は不明ですが、JEM盤の限定版で、Half Speed Cutting盤が存在します。低域のエネルギー感が抜群で解像度も高い音です。ただ、アメリカ向けの音作りという印象で、総合的にはUK盤の方がFripp卿の意図した音であると思います。
JP LP:がんばっていますが、UK LPにははるかに及びません。それとやはり一部の音が無くなっている(日本でのMasteringの際に誤って消されたのでしょう)P-8***が初版です。その後、P-10***と廉価盤のP-6***が発売され、その後PolydorMM-****からも発売されました。EarthboundのみPolydor盤でしか発売されていません。'宮殿'は変なイコライジングがされていて最悪です。
CD:調査した限りでは、国によるデータの違いはありませんでした。
Ger CD:未聴です。1984?位の発売という噂です。
Regular:1987年頃に発売されたものが最初に広く流通しました。次のDefinitiveには一部音が無かったり、差し替えなどがあるので、この版は珍重されています。(中古市場でも高価)
Definitive:1989年発売でRemasterとなります。決定版と言っておきながら、音が足りなかったり、差し替えやRemixなどの処理がされており、評判はよろしくありません。音質的にも特筆すべきものはありません。
Re-Remaster:1999年から順次発売されており、新生KCの作品も含めてほぼ出そろいました。オリジナルLPの音質を目指しており、なかなか良い結果が出ていると思います。CDならこのシリーズでそろえるのが良いでしょう。初回のみ紙ジャケ盤です。2nd以降はHDCD仕様であることが明記されています。'Larks''の最後の声は復活しませんでした。
0.Giles,Giles & Fripp (9/13/68) UK CD
実質的にKCの前進であったバンドです。Album1枚とSingle2枚を出していますが、CDでは全て1枚に収められています。ジャケットからして冗談音楽かと思う曲もあったり、ジングル代わりのナレーションもなんだか変。ジャンルの特定も難しい位色々な要素に溢れています。しかし、Fripp卿のギターは既に完成されていますね。内ジャケットでも一番ひょうきんなのはFripp卿です。1992年発売のRemasterとありますが、確かに音質は優秀です。KCの接点はあるような無いような感じですが、この間に'I Talk to The Wind'(啓示収録版)を入れて考えると少しつながりそうな気もします。このあと加入するPete Sinfieldの影響が大きいのでしょうか?いや、Ian McDnaldでしょう。
オリジナル(LP)は、Mono版とStereo版の両方が存在するそうです。
Jacket Photo+.Metaphormosis (5/23/01)
UK LP: TP049 Matrix: TP049 A-1/TP049 B-1 (Serial No:99)
HMV UKにありました。LPのみです。G,G&Fripの未発表曲&別Take集です。Fripp卿が限定1000プレスを条件に発売を許可したとか。通し番号が手書きで書かれていて、私のは'99'番でした。先ずはジャケット写真に驚いてください。真ん中がFripp卿です。Judy DybleがVocalの曲が2曲、'I Talk to The Wind'のVersion違いなどG,G&FからKing Crimsonへのまさに'変態'(スペルが違っていますが)が収録されています。そして裏ジャケにはこの頃の歴史が日付入りで紹介されています。最初は一人称なのでGiles兄弟が書いたような感じですが途中で三人称に変わっています。今まであまり書かれていなかったG,G&FからKCへの過渡期の記録は非常に貴重でしょう。Fripp卿の参加のところは非常に興味深いです。
”Giles兄弟が探していたのは、歌のうまいKeyboard Player。しばらく探していたがまだ見つからない。そんなときにうまいギタリストがいるとの話を聞き、ホテルでオーディション行うことに。彼は歌わないし、キーボードも弾けない。しかし、ギターはとてもうまいし、何よりもスウェーデン人らしい(?)所が気に入って三人目のメンバーになった。”
この音源が、Bonusに8曲も追加されてCD化されたとのことです。日本盤も発売されているそうです。非常にショックです。これも買わねば...。タイトルは、'THE BRONDESBURY TAPES 'と変わっています。UK盤とJP盤が発売されました。UK盤を買いました。
その後、Ian McDonaldとVocalとしてJudy Dyble(Fairport Convention)を迎え、"I Talk to The Wind"等を録音(A Young Person's Guide to King Crimson収録)します。Judyは直ぐに脱退し、残った4人でBBCに出演したりしています。最初はローディーだったPete Sinfieldも作詞とLightingで参加するようになり、King Crimsonが誕生しました。その後Greg Lakeが加入し、Peter Gilesが抜けました。一時期GregがVocal(& g),PeterがBassとして活動したようです。写真が残っています。
# 有名な話ですが、Jimi HendrixがFripp卿のところにやってきて左手で握手を求めた。理由は、McDonald & Giles (1970)
JP LP: P-8034A Matrix: P-8034A1 1-A-11 (1)/P-8034A2 1-A-12 (1)
KCを脱退したMichael GilesとIan McDonaldはMcDonald & Gilesというアルバムを作ります。このアルバムは、Fripp卿が居なかったらKCはどうなっていたのかということを暗示するような作品だと感じました。私にはピンと来るものがありませんでしたが、Fripp卿以外のメンバーが持っていた方向性がよく判って貴重です。日本では「宮殿」よりも先に発売されています。解説は当時KCを知らない人(Pink Floydのファンらしい)が書いていて、彼の無知ぶりが笑えます。当時はKCなんて日本ではほとんど誰も知らなかったという事なのでしょう。
5.Earthbound (6/9/72) CDR、UK CD
Robert Fripp (g),Mel Collins (sax,mellotron),Boz Burrell (b,vo),Ian Wallace (ds)
UK LP: HELP6 Matrix: HELP 6 A-3U/HELP 6 B-1U (Black Label Pink-i)
Matrix Mystery:UK初版は1U/1Uが存在します。
知人がカセットに入れてくれました。音はBootleg並ですが、演奏は素晴らしい。残っていた契約で後1枚出さなければならなかったのと海賊盤対策で出されたものでしょう。Fripp卿は異常に神経質だそうです。メンバーは、4.と同じです。('98.7.26)イタリア盤と思われるLPを発見。ジャケットがあまりに違うので驚きました。黄色っぽい落書きのようなジャケットです。
('99.1.24)借りたLPを自作のADCを通して聴きましたが、やはり音質のひどさはすざましいですね。演奏も、今聴き返してみるとやけくそっぽく聞こえなくもありません。それでも名盤には違いありませんが。
紙ジャケ探検隊の方からの情報ですが、この頃辺りまでのUK盤(LP)の初版の音質はそれ以降の版に比べてかなり良いとのことでした。特に1st(宮殿)は、オリジナルマスターが損傷してしまい、再版以降は他国に配ったMasterを使ってプレスマスターを起こしたそうで、音質的には雲泥の差だそうです。見分け方も教えていただきました。初版のレーベル(LPの真中)は、ピンクの地に白抜きの'i'が入っているものでこちらは中古市場でもかなりの高値だそうです。再版はピンクの縁に島の絵が入っていてデザインは良いのですが、音質的には違うそうです。これらは、UK盤の話です。
Island盤LPの音はかなりましな音という印象でした。これなら聴く気が起きないというほどではありません。
('02.8.10)8/5に紙ジャケ盤が発売されています。音質はUK LPには全く及びませんが、発売されたという事実が重要でしょう。期待されたBonus Trackは収録されませんでした。
Pete Shinfield/Still (1973) JP CD
KCをクビになったPeteは、Roxy Musicのサポートの後、旧友のLakeを頼りEL&Pのサポートに回ります。EL&Pにも歌詞を提供するなど確固たる地位を築き、EL&Pが設立したManticoreからこの作品が発売されています。JJ&F時代の曲も含めて元KCのMemberのサポートも受けて完成した作品です。彼のVocalはお世辞にもうまいとは言えません。音楽的には叙情的な曲が多くて、古きよき時代に戻った気分を味わうこともできます。彼の音楽性を知るにはこの作品しかないでしょう。90年代に再編集されてStillusion(スペルに自信無し)なるTitleで再発されています。Bonusが2曲追加されています。作品の完成度は本作には及ばないそうです。さて、買ったのは紙ジャケです。イラスト部が貼付け、エンボス紙の使用と確かに拘りは感じます。初版はPink、2nd以降はBlueのジャケになっていたそうです。JP盤はPinkしか見かけたことが無い様に記憶しています。
6.Larks' Tongues in Aspic (3/31?/73 太陽と戦慄) US & UK Paper Sleeve CD,UK 04 CD
Bill Bruford (ds),David Cross (vl,viola, mellotron),Robert Fripp (g,mellotron,devices),Jamie Muir (per and allsorts),John Wetton (b,vo)
JP LP: P-8330A Matrix: P-8330A1 3-E5 1-B-6 (1)/P-8330A2 1-A-9 (1)
JP LP: P-10136A Matrix: P-8330A1 7-7YGYZ 1-B-24 (1) 23/P-8330A2 1-B-1 3
US LP: SD 7263 Matrix: ST-A-232809BB-EX A1/4P Δ17852(7)/ST-A-232810-BB-EX Δ17852-X(7)
US LP: EGKC 6 Matrix: EGKC-6-A/EGKC-6-B (Edition EG:Half Speed Cutting)
UK LP: ILPS9230 Matrix: ILPS 9230A-2U/ILPS 9230B-2U (Pink Rim Palm Island)
Matrix Mystery:2U/2UがUK初版のようです。私のは内袋が歌詞カードではない厚手のものです。内袋が損傷して他の袋と換えられたのかもしれません。
メンバーに見捨てられて一人になってしまったFripp卿はこの悔しさをばねに強力なメンバーを集めました。今までのKCとはかなり方向性は変わっています。タイトル曲のPartIIはあまりに有名です。こんな曲を作れる人はそうはいないでしょう。個人的にはその他の曲がいまいちに感じます。しかし、聴き込むにつれて評価は上がってきます。最近は結構気に入っています。PartIの冒頭部分は試聴に使うことがあります。
US Half Speed Cutting盤は、低域のエネルギーがすばらしい。解像度も申し分ありません。繊細さという意味では一歩譲りますが、この作品ではさほど気になりません。残念ながら買ったものにはソリがあったので音質的にはかなり不利でした。潜在的に持っている音質の高さは、かなりのものだと思います。最後の声は入っていませんでした。尚、04にUKで発売されたCDは再RM時のものと同じ明記されています。
紙ジャケ探検隊の方から下記の声に関して情報をいただきました。ytさんからの情報と手持ちで実際に確認した結果も含めてまとめるとこうなります。
1.初版のLP(Island)ではUK・USとも声は入っていた。JPには入っていない...。
2.Polydor盤(JEM)にはどこの盤にも入っていない。ジャケットの縁の色がUK盤以外は白。UKは他と同じエンジ
3.CDでも初版には入っている。JP盤にも入っています。
4.Definitiveには入っていない。
5.24bit Remasterでも復活しなかった。
6.JEM盤Half Speed Cutting盤にも入っていません。
ということでした。
'Larks' Tongues in Aspic part II'が映画「エマニエル夫人」に使われています。アレンジも楽器も違いますが確かにあの曲です。映画中何度も出てくるようです。Fripp卿が訴えて和解したとの事です。
40th Anniv. Edition
Bunus Track(CD,DVD):Larks' Tongues in Aspic PartI (Alt. Mix),Book of Saturday (Alt. Take),The Taking Drum (Alt. Mix)
Bunus Track(DVD only):30th Anniv. RM:Exiles (Alt. Mix),Easy Money (Muir Solo),Larks' Tongues in Aspic PartII (Alt. Mix),Easy Money (Alt. Mix)
Video Content:Beat Club
Improv.:The Rich Tapestry of Life
Exiles
Larks' Tongues in Aspic PartI
Larks' Tongues in Aspic PartI (As Broadcast on Beat Club)
録音状況(元音源) The Great Deceiver :1/74 at London:Air Studio Lament :1/74 at London:Air Studio We'll Let You Know :10/23/73 at Glasgow Apollo Theatre The Night Watch :11/23/73 at Amsterdam Concertgebouw〜1/74 at London:Air Studio Trio :11/23/73 at Amsterdam Concertgebouw The Mincer :11/15/73 at Zurich Volkshaus Starless And Bible Black:11/23/73 at Amsterdam Concertgebouw Fracture :11/23/73 at Amsterdam Concertgebouw後述のBBCライブの音源がこのアルバムの元になっています。詳細は上記の通りと言われています。最初は良いのですが、次第に辛くなってきます。^^;)Bill Brufordが参加しているので、ペンギン君は一番のお気に入りといっていました。確かに、ここでのドラムは凄いものがあります。ほとんど即興演奏であるということを考えると、恐ろしいものがありますね。聴き込むと確かに良くなってきます。音質的にはクリアで70年代KCの作品では一番良いのではないでしょうか。
ytさんからの情報です。彼らのアルバムは80年代に入ってPolydorから発売されるようになりました。この過渡期にあった事らしいのですが、AtlanticのマークにPolydorのシールを貼ったLPやジャケットはPolydorだけどレコードはAtlanticというおかしなものが出回っていたそうで、彼はそういったLPを2枚持っているそうです。USだけの話だと思いますが、日本ではとても考えられませんね。値段のところにシールを貼って値上げをしたLPなら持っていますが...。
11.Discipline (1981) JP CD,UK RM12.Beat (1982) UK RM
同じメンバーでの2作目です。正直がっかりしました。期待が大きすぎたのでしょうか?うーむ。Fripp卿もこのアルバムから路線が意図している方向からずれていったと述べています。収録時間も短めです。RM購入時に聴き返すことになりましたが、それでも評価は変わりませんでした。
13.Three of a Perfect Pair (1984) UK RM
三作品もメンバーが固定されたCrimsonはこれが初めてですね。^^;)三部作の完結編と言われています。Larks' Tongues in Aspic Part IIIが目玉だと理解していますが、あまり盛り上がらずに終わってしまいました。
'01 RMではBonus Trackが追加されています。改めて聴き直してみると、この作品もさほど悪くはありません。Liveで演奏される曲も多く収録されていますから違和感無く聴けるのではないでしょうか。
?14.The Compact King Crimson (1986) 未聴
新生Crimsonも含めたベスト盤です。2LPで、CDでは2曲削って1CDになっています。これなら、後述のSleeplessの方が良いでしょう。Fripp卿がお気に入りの'1st','Red''Discipline'からの選曲だったと思います。
15.The Essential King Crimson: Frame By Frame (1991 紅伝説) US CD
BOXものは色々出たように思います。これは4CDのBOXで、3枚が、新生Crimsonも含めたStudio盤からの編集物で、後の1枚が古今東西のライブ盤になっています。 一部編集Ver.であったり、Vocalが差し替えられたVer.であったりとFripp卿は色々手を加えています。ライナーは豪華なもので、Young Person's〜のライナーを更に豪華にした感じです。(日記やコンサート日程は、追加と訂正がされています)日本で撮った写真もあります。名古屋のホテルの入り口に'King Crimson'様とある写真(その上には近鉄バッファローズ)と、新幹線の駅で弁当を食っているFripp卿の写真です。オリジナルとの相違点のあるものだけ記載しておきます。
Moonchild:短縮版ということで、Live音源は今となってはほとんど意味がありません。音質は、Definitive版と同じです。
Cat Food:Single Version
Cadence And Cascade:Remix,VocalはBelewに差し替え
Sailor's Tale (abridged)
Bolero (remix):BassはLevin,最後にIslandsの最後のリハの部分を収録
Larks' Tongues in Aspic Part One (abridged)
Larks' Tongues in Aspic Part Twoは最後の声なし
Fracture (abridged)
Starless (abridged)
The King Crimson Barber Shop:未発表曲(Tony Levin作曲)
Disk 4: King Crimson Live 1969 - 84: Get Thy Bearings [Plumpton Festival in England, Aug 1969] Epitaph Vol.3収録 Travel Weary Capricorn [Plumpton Festival in England, Aug 1969] Epitaph Vol.3収録 Mars [Fillmore West, San Francisco, Dec 1969] Epitaph Vol.1収録 The Talking Drum [Amsterdam Concertgebow, Nov 1973] The Night Watch収録 21st Century Schizoid Man [Amsterdam Concertgebow, Nov 1973] The Night Watch収録 Asbury Park [The Casino, Asbury Park, June 1974] USA収録 Larks' Tongues in Aspic: Part Three (excerpt) [Tokyo Kani Hoken Hall,April 1984] Three of a Perfect Pair - Live in Japan(Video)収録 Sartori in Tangier [Le Spectrum, Montreal, July 1984] Absent Lovers収録 Indiscipline [The Arena, Frejus, Aug 1982] The Noise - Frejus 1982(Video)収録
16.The Great Deceiver -- Live 1973-1974 (1992) US
Disc1,2:Palace Theatre,Providence,Rhode Island:6/30/74
Disc2:Glasgow Apollo:10/23/73
Disc3:Pittsburgh,Pennsylvania-Stanley Warner Theatre:4/29/74
Disc3:Penn State University:6/29/74
Disc4:Toronto,Massey Hall:6/24/74
Disc4:Zurich Volkshaus:11/15/73
これもBOXもので同じ頃(旧生Crimsonの最後)のライブ音源が4CDに入っています。演奏曲が似通っているようで、通して聴くのはかなり辛いとのことでした。こういうBOXはファンに負担を強いるものですね。5/2Kに再発されています。中古市場でも比較的高価なのは、それほど出荷されていないからでしょうか?'01暮れにはDGMからバーゲンのDMが来ています。($75:あまり安くない)'07年には、2CDx2の新装Boxで再発予定です。
17.Sleepless -- The Concise King Crimson (1993) UK? CD
Fripp卿自ら選曲したベストです。ベストものではこれがよいのではないでしょうか。問題は、完奏していない曲が何曲かあることです。あと、選曲に偏りがあります。それでも時間は70分を越えています。Fripp卿がCrimson名義のアルバムで名盤として挙げているのは、1st,Red,Disciplineの3枚だそうです。これの元となる4CDのBox(邦題:紅伝説)は本当の意味でのBest Albumでしょう。
?18.VROOOM (1994) 未聴
Adrian Belew (g,vo),Robert Fripp (g,devices),Trey Gunn (stick),Tony Levin (stick,b,bkvo),Pat Mastelotto (per),Bill Bruford (ds per)
またまたしばらくのブランク後の新作です。不動(?)のメンバーに追加メンバーがいます。ライブの音源を聴いた限りでは、かなりハードな演奏なのではないでしょうか。EP扱い[introduction: 1999]という注意書きがありました。
19.THRAK (1995) JP,UK CD
56'39 of songs about love, dying, redemption and mature guys that get erections.
だそうです。VROOOMはリハーサル?新々Crimsonのフルアルバム第一弾と考えて良いようです。メタルCrimsonといわれるようにかなりハードな演奏です。基本的には新生Crimsonですが、Redの面影も感じることができます。予想以上に良い出来のアルバムでした。音質もなかなか優秀です。この頃、シングル盤が多数出ていたと思います。
20.B'Boom (1995) UK? CD
公式海賊盤として発売されました。ラフミックスで2chにしてDATに録音したようです。確かに、音は歪んでいたりしますが、それ以上に演奏の凄さに圧倒されます。新生Crimsonは嫌いという人にも聴いていただきたいアルバムです。昔のCrimsonの曲は、例の3曲です。
?21.THRaKaTTaK (1996) 未聴
まだ聴いていないので、コメント不能です。m(__)m Live音源の様です。即興演奏ばかりが集められているようです。デジパック仕様でポスターも入っていたようです。
22.Epitaph -- Live in 1969 (1997) 1&2(US CD) 3&4(JP CD)
69年頃のライブ2CDです。BBCライブの音源はクリアな音質ですし、演奏も良いです。モノ以外は元のスタジオ盤を上回っているのではないでしょうか。それ以外はUSでのライブですが、この頃の彼らはUSでは人気は全くなかったので...。UK盤では通販でVol.3&4が安価で購入できました。これらのCDはこのBoxに収まる仕様になっています。JPでは独立してVol.3&4が発売されました。そういえば、独特のなんともいえないイラストのジャケットはこのアルバムからですね。音源によっては、BootlegからMasterを起こしたものもあるとか。BBC Live以外の音源は音質的には悲惨です。演奏の方はそれなりに評価できるものもあります。また、Fripp卿は演奏の出来に満足できずにCutされた曲があります。原因はメロトロンの音程が定まらない(Liveでの演奏が前提の楽器ではなかった)ことであると言われています。
23.The Nightwatch: Live at the Amsterdam Concertgebouw (1997) UK CD
Bill Bruford (ds),David Cross (vl,viola, mellotron),Robert Fripp (g,mellotron,devices),John Wetton (b,vo)
11/23/73のBBCライブに録音された音源で、7.の元になったものです。2CDで、放送されなかった曲も収録されています。冒頭にLarks'Tongues In Aspic Part Iが演奏されたそうですが、Masterが残っていないとのこと。BBCの実況録音であったこと、Album収録の目的もあった(?)ので演奏は非常に優秀です。冒険には出ておらず堅実ながら抑えた演奏にこの録音の良さがあるでしょう。実はこの音源、FMでは何度か放送されています。最後の2曲はさすがです。UK盤ではCD-Extraになっていて、QTの動画などが観られます。このQTはレーベルの広告が目的で作品としては全く楽しめません。尚、最後の21st〜を聴くと、このCDではVocalにはFuzzは使われていませんが、FMで放送されたものにはFuzzが使われていて歪んでいます。どうしてこのような違いが生じるのでしょう?この処理は後から行った?BootでMincerといわれている曲は別のタイトルになっています。尚、7.収録のMincerの録音はこの日ではないとのことです。
?25.Cirkus: A Young Persons' Guide to King Crimson -Live 1969-1996
Live音源でベスト的な選曲のアルバムであるようです。新生Crimson以降も含まれます。日本盤は紙ジャケでした。輸入盤はどのような仕様になるのでしょうか?新生Crimsonの音源が多くてちょっと首を傾げてしまいます。輸入盤がさほど安くなかったら買わないかもしれません。Disk1は新生Crimson、Disk2で昔のCrimsonが聴けますが、一部既発表の音源であるTrackもあるようなのですが。1996年のメキシコ以外の音源は既発表の音源ばかりではないでしょうか。輸入盤の発売が6月にずれ込んだようですし買う気が失せてしまいました。メキシコの音源は改めてFull Versionが単体でリリースされるという話もあります。
ST.Buffalo '66 (1999)
映画のサントラで、'Moon Child'が使われています。他にはYesの'The Heart of The Sun rise'と'Sweetness'も収録されています。新録ではないので、映画を観て気に入った人向けでしょうか。
A Beginners Guide to Projects -THE DECEPTION OF THE THRUSH- (5/2K)
一連のProjectのBest盤にあたるものです。買う予定はありません。
HEAVY CONSTRUkCTION (11/2K) US CD
2000年KCのLive 3CDです。CD1,2はEurope LiveのFull Setに映像を追加して収録、CD3はImprov.音源を編集して収録とのこと。ライナーには収録日のデータ(曲によって収録日が異なる)や録音の条件など詳細なデータが網羅されています。Best Takeを集めたと考えるべきでしょう。Disk2には、6/23のRome公演のVideoがCD-ROMで観られるようになっています。45分近くの長いものですが、Track毎に分けられていないので少々辛いです。問題の'Heroes'は、やはりBowieが歌わないとだめですね。来日公演を観た人には、違いがわかって楽しめるかもしれません。Europe公演では昔の曲は演奏しなかったようですが、日本公演では当然のように(?)演奏したそうです。許してもらえないと思ったのでしょうね。
VROOOM VROOOM - Live in Mexico City & New York (2001)
Mexicoの音源はかつてWMAで配信されたものをさらに編集したもののようです。New YorkはBroadwayでの演奏を録音したもののようです。2CDで、日本では10/16に発売されました。
Level Five - Live in USA with Tool (2001)
DGMからの購入のみだそうです。01年夏のツアーのLive音源です。限定版だそうですから数に限りがあります。
Ladies of The Road (11/12/02) US CD
Robert Fripp (g),Mel Collins (sax,mellotron),Boz Burrell (b,vo),Ian Wallace (ds)
1971年のLiveを集めたものです。Fripp卿には思い出したくもない時期であるはずなのですが。2CDの構成ですが、CD2は、Schizoid Menとなっていて、同曲のSolo部分を編集によって1曲のSchizoid Menとしています。聴き慣れたSoloも出てきますので、コアなファンにはこのSoloは何時のTakeとか当てるのも楽しいかもしれません。CD1は、Best Takeを当時のSetlist順(多分)に並べた構成になっていて演奏・録音共非常に良好です。CD1の最後の'宮殿'はアレンジが従来のものと全く異なるもので非常に興味深いのですが、残念なことに冒頭部分のみしか収録されておりません。
Happy With What You Have To Be Happy With (EP,10.02)
2K Crimsonによる新作です。EPなんですけど、10曲入りで33分収録です。
The Power To Believe (02.03)
2K Crimsonによる新作Albumです。日本先行発売です。多分、買わないと思います。
The 21st Century Guide To King Crimson Vol.1 (10/26/03:真紅伝説 Vol.1) US CD
Anothology作品の新盤です。Vol.1は69-74の最も評価の高い時期の音源です。4CD構成で、奇数はStudio、偶数はLiveと分かれています。前回のVocal差し替えVer.等は元に戻しています。判る範囲で別Ver&Live音源を列挙しておきます。未発表音源はAugsburg位(Asbury ParkはUSA収録だった!?)でしょうか。この曲のためにファンは買わなければならない?しかし、実際に聴いてみると既発売のStudio作品とはMixが異なっていると思います。そして音質、特に音の分離度が良くなっています。Earthboundからの曲のみ歪みが増しているように感じられます。Re-Mixが行われている可能性があります。Strange Daysによりますと、1stのMaster TapeがなぜかVirginの倉庫から発見され、そのMasterを使ったと記述されています。見つかったのが正しいとしても、これはMulti TrackのMasterではないかと思われます。そして再度Remixされたのではないでしょうか?Bookletには彼らの歴史が書かれていますが、Re-Mix云々に関する記述はありません。レココレはこの違いに気づいていない?ただ、この作品発売時期と同じくしてUKでは旧作の再発が行われており、2/14/05に完結します。この時期がVol.2発売時期なのでしょうか?Live音源の方もかなり音質は改善されています。69年録音のFillmoreの音には驚きました。全然違うじゃん。それから、USA収録の曲はこのライナーの情報からすると'21st〜'以外はAsbury Parkでの録音となりますが...。確かにMixの違いはあるようですがUSA収録のTrackです。正しいのはこちら?Cadence and CascadeのVocalはOriginalのHaskellに戻っていますが、差し替えたくなったFripp卿の気持ちも判ります。唯一(?)の未発表曲Augsburgにはありがたみを感じませんでした。Coreなファンには細かな違いを探す楽しみもあるのではないでしょうか?一部収録日に疑問のTrackがあります。
1-10 In The Wake of Poseidon(instrumental edit)
1-12 Sailor's Tail(abridged)*
1-13 Island(instrumental edit)
Disc 2 Live:1969-1972
2-01 In The Court of CK -Fillmore West 12/14?/69- (Ep1,2?)
2-02 A Man,A City -Fillmore East 11/21/69- (Ep1,2)
2-03 21st Century〜 -Fillmore East 11/21/69- (Ep1,2)
2-04 Get Thy Bearings -Chesterfield Jazz Club 9/7/69- (Ep3,4)
2-05 Mars -Fillmore West 12/13?/69- (Ep1,2)
2-06 Pictures Of A City -Summit Studios,Denver 12/15/72- (LoTR,KCC)
2-07 The Letters -Plymouth Guildhall 12/15/69- (LoTR,KCC)
2-08 Sailor's Tail -Jacksonville 2/26/72-(Eb)
2-09 Groon -Willmington 2/11/72-(Eb)
2-10 21st Century〜(instrumental edit) -Willmington 2/11/72-(Eb without Vocal)
3-01 Larks' Tongues in Aspic Part1 (abridged)*
3-08 Starless (abridged)*
Disc 4 Live:1973-1974
4-01 Asbury Park -Asbury Park,NJ 6/28/74- (USA)
4-02 The Talking Drum -Pittsburgh,PA 4/29/74- (GD)
4-03 Larks' Tongues 〜 part2 -Asbury Park,NJ 28 6/28/74- (USA)
4-04 Lament -Asbury Park,NJ 28 6/28/74- (USA)
4-05 We'll Let You Know -Glasgow 10/23/73- (GD)
4-06 Improv. Augsburg -Augsburg 3/27/74-
4-07 Exiles (abridged) -Asbury Park,NJ 28 6/28/74- (USA)
4-08 Easy Money -Asbury Park/Providence- (USA+GD?)
4-09 Providence -Providence,RI 6/30/74- (GD)
4-10 Starless and Bible Black -Amsterdam 11/23/73- (N.W.)
4-11 21st Century〜 -Providence,RI 6/30/74 (USA)
4-12 Trio -Amsterdam 11/23/73- (N.W.)
21st Century Schizoid Band/Official Bootleg Vol.1 (02) EU? CD
Michael Giles (ds),Mel Collins (sax,key),Peter Giles (b,vo),Ian McDonald (key,lead),Jakko Jaszyk (g,vo)
Fripp卿以外の初期メンバーによるトリビュートバンド的位置付けのバンドです。KCの曲ばかり7曲収録されています。アレンジは来日時のLiveと同様です。好きな曲ばかりなので気持ちよく聴けます。Guitarの腕前はFripp卿からは遥かに劣るので少々厳しいですね。Liveでは他のメンバーが助けているのがありありです。
'98/10:Live at The Marquee 1969 July.6.1969 in London & Oct.17.1969 in Croydon
Hyde Park Live翌日の音源ですね。よくぞCDにしてくれたというほどのひどい録音です。Audience Recordingですから当時の水準を考えるとどの程度かは想像に難くないでしょう。また、演奏が途中から始まっていたりと編集もいい加減です。とても最後まで聴けませんでした。これからDGM Clubに入られる方は気をつけてください。ただ、1st発売前の貴重なLive音源である事は間違いありません。ライナーの最後にPeter SinfieldやGreg LakeがFripp卿と同じ席についている写真は非常に貴重ではないでしょうか。みんな歳をとりました。
'98/12:1972 Jacksonville Feb.26.1972
一部の曲は、EarthboundのTakeと一致しています。内容的にはEarthbound IIといった内容です。当然音質もEarthbound並のひどさ(?)です。やはりやけくその演奏ですが、これはこれで良いのかもしれません。
'2K/08:King Crimson Hyde Park, London, Jul,5,69 US CD
あのHyde ParkでのLiveです。The Rolling Stones(Brian Jonesの追悼コンサート & Mick Taylorのデビューステージ)の前座として出演した時の演奏です。著作権の関係で、発売が遅れています。
'02.9にようやく発売されました。MONO録音でかなりDrop Outが生じていますが、Audience録音ではないと思います。ライナーにはLake以外のメンバーがコメントを寄せています。Peteのみ短く個人へ捧げるとコメントしていますが、日付が'02.8と一番新しく、彼の許可が下りなくて発売が遅れたのではないかと考えられます。演奏は、野外で多くの聴衆の目の前にしての演奏で緊張したのかかなりハシっています。しかし、演奏そのものはかなり気合いの入ったもので聴衆も大喝采しています。
Bonus Trackの1曲目(?)は'97の当時のメンバーの再会時の会話の録音、そして、もう1曲は21st〜のInst版で非常に興味深いものでした。Takeは完成版ほどのテンションではありませんが演奏は良好で、録音も加工が無い分生々しい音です。非常に気に入りました。Stonesの方は映像が残っているので、KCの映像も残っていないのでしょうか?Stonesの映像にはFripp卿やGilesの姿がはっきり映っています。
TV出演
数が少ないのでまとめておきます。古い映像は残っていない様です。
Colour Me Pop 11/16/68:GG&Fで撮影。放送は11/30の23:00から。Title通りColor放送でした。映像は残っていないと思われます。
Top of the Pops 3/25/70:Gregg LakeやGilesを引っ張り出して何とかPerformanceを行ったそうです。Cat Foodが演奏されましたが、口パクだったようです。写真のみで映像は残っていない様です。
Live at Summit Studio 3/12/72:Island期にUSのTVに出演したそうです。音はKC Clubで聴くことができます。既にFrippと残りの3人の亀裂は修復不能だったでしょうが、TV出演ということで演奏は良好です。
Beat Club 10/17/72:Muirら5人の貴重な映像で1.で観ることができます。KC ClubのCDでは3曲演奏しています。
Midnight Special 6/10/73:Muir脱退後の4人で出演したようです。Wolfman Jackと一緒の写真がFrame by Frameにあります。Easy MoneyとPart IIが演奏されたそうです。映像は残っているのではないでしょうか。
France ORTF 3/22/74:Live演奏が放送されたようです。Lament,Nightwatch,Starlessが演奏されたそうです。Bootlegで音は聴けるようです。
Spanish TV 10/19/81:BootのVideoが存在するようです。
Fridays TV Show 12/4/81:新生('80s)KCでUSのTVに出演したそうです。バラエティ番組のようですけど。Elephant Talk,Thela Hun Ginjeetが演奏されたそうです。初来日直前の演奏ということになります。Bootlegで音は聴けるようです。
The Old Gray Whistle Test 3/18/82,10/18/82:BBCの番組です。DVDでSeries化されていて、Vol.3に'Frame By Frame'(3/18/82)が収録されています。冒頭にメンバー紹介(二人がアメリカ人であることにも言及)があって演奏が始まります。拍手や歓声も入っています。楽器の音が良くありません。詰まったような音がします。元々このSeriesの音はNarrow Rangeですけど。画質はまあまあでしょう。Fripp卿は若いですね。
Fridays TV Show 5/15/82:この情報は少々怪しい気もしますが、Indiscipline等が演奏されたようです。下記のVideo Clipとして日本で放送されたことのある映像はこの時のものかもしれません。Bootも存在するようです。
Munchen Alabamahalle 9/29/82:GerのTVで1時間番組で演奏が放送されたようです。Tradeで入手可能なようです。
Showtime In Concert 1984:Cable TVでミニコンサートの演奏が放送されたようです。詳細は不明です。
MTV 1985?:60分程度のLiveが放送されたそうです。もしかしたら'The Noise:Live In Paris'と同じ内容だったかもしれません。
Sold Out 10/94:Buenos AiresでのLiveが放送されたそうです。
Live at 中野サンプラザ 10/5-6/95:Video化されたものとは別Ver.が放送されたようです。探せば見つかりそうですね。
Late Night with Conan O'Brien 11/14/95:NYCでDinosaurが放送されたそうです。
0.Live at Hyde Park (From EL&P/From The beginningより) DVD
GregのEL&P結成前の映像として紹介されています。白黒でどうやら音声は無し(Studio版を編集して当てている)で中途半端な終わり方をしています。曲は21st〜です。客の反応などが垣間見れます。
1.The Beat Club (1973? プログレッシブロック) LD
これはドイツのTV番組の映像です。オムニバスになっていて、CrimsonはLarks' Tongues in Aspic PartIを演奏しています。Jamie Muirはまさに野人です。^^;)この頃のCrimsonの映像はあまり観ませんから貴重ですね。この時の3曲入りの音源がDGM(KCCC)からCDでリリースされました。そちらには調整卓とのやり取りまで収録されています。70年代KC唯一の公式映像ということになります。
+.Indiscipline (Video Clip) Beta
すっかり忘れていて、2.の映像の後に入っていました。Albumの演奏に非常に近い演奏です。一応Liveですが、Studio Liveといった感じです。テープが痛んでいるのが残念。このVideo ClipはどうやらUSの'Fridays TV Show'という番組からのもののようです。その後、「Rockの要」で'Elephant Talk'も放送されました。更に'待ってください'も3/16/05放送されました。要さんは「映像はLiveだけど、音はStudio版に合わせてある」と言っていました。これには少々疑問です。再度映像を確認してみたいと思います。3曲共同じ衣装ですから同じLive映像と認識しています。
2.Three of a Perfect Pair - Live in Japan (1984.4.28) LD & Beta,US DVD
新生Crimsonでの2度目の来日の映像です。LDで初めてDigital音声が収録されたのがこの作品であったと記憶しています。演奏の内容は想像に難くないものです。Back Stageの映像も収められているのですが、Fripp卿がメトロノームを相手に一生懸命練習している姿は印象的です。(この人やはり暗いんだ...)この翌日と翌々日の音源をカセットで持っています。
再発盤のLDのライナーは'91年に新たに書き下ろされています。その中で、Adrian Belewは「KCはエゴイスティックなまでにFripp卿のワンマンバンドだった。自分の気に入らないことがあるとすぐにへそを曲げてしまい、バンド内の人間関係(対Fripp卿?)には最も苦労した」という意味の発言があり、Fripp卿の発言(KCは私だけのバンドではないので、必ずしも私の意図した方向に向かうとは限らない)とはかなり違っているようです。尚、'91再発版では2曲(冒頭のThree of a Perfect PairとIndiscipline?)ほどCutされているようです。DVD版もCutされた版で制作されています。おまけに原版がLDというお粗末さ。日本語のテロップや最後の(C)も日本語のものがそのまま収めらています。勿論画質もLD並み。こんなあからさまな手抜きは止めてほしいなあ。更には完全版ではなくて短縮版の方でした。LD初版の完全版(?)は06年にようやく入手できました。(LDからCopyしたBETA版は所有)画質はこれが最高だと思います。再発版の画質は少し落ちています。
+.Robert Fripp String Quintet Live in Japan (199?) VHS
WOW WOWからの映像です。Videoがリリースされているかどうかは不明です。Terry GunnもStickで参加しています。冒頭はFripp卿へのインタビュー。当時活動を休止していたKCへの質問が及ぶとうんざりしたような顔を必死に隠しながら答えていました。コンサートの方はなんとも不思議なものでした。前衛的な音楽とベンチャーズのCover曲などが交互に繰り返されています。コンサート全体の印象はとても散漫に感じました。希少価値はあるVideoでしょう。
?3.Live In Japan (1995)
まだ観ていません。1995年10月5-6日中野サンプラザで収録されたものです。B'Boomの内容に近いものだと思います。'Red'の演奏だけ観ましたが、やはりかっこいい。イントロ部分は昔のCODAの頃のを彷彿とさせます。Deja VROOOMとは同じなのでしょうか?
4.The Noise:Live In Paris (1998) '98/5発売 US DVD
8/27/82のパリでのライブです。収録時間が51分程度と短めになっています。新生Crimsonの演奏なので、興味としては少し半減します。TVで放映された素材のようです。単なるBootleg対策?尚、この時のツアーはRoxy Musicの前座(!!立場が逆転している...)として回ったそうです。RoxyのVideo'High Road'の撮影のついでに撮られたなんて邪推までしてしまいそうですが。時間が短いのは前座だから?会場の受けは結構良さそうです。70年代の曲はLarks'のみでした。Coreなファンの方以外にはお勧めしません。
5.Deja VROOOM (1999) EU DVD
95年の日本公演の映像が中心で、何曲かは特定のミュージシャンだけを観ることができる***'s Angleがあります。この公演とは別に、21st〜をお好みのミュージシャンの組合せで演奏させるトラックがあります。静止画がスライドショー形式で変わっていきます。Live in Japan '95とも多少内容は違うようです。演奏は良いですね。映像はステージがスポットライトを基本にしているせいかかなり暗い画が続きます。それからDVDのみの発売であるようです。国別コードは指定されていないので、輸入盤でも日本製のPlayerで観ることができます。DVDのいろいろな機能を使っているソフトとしてかなり完成度が高いです。Angleが変えられるDVDソフトはあまり数が無いので非常に貴重です。hmv.comで安く買いました。PDFファイルで膨大な資料も収められています。
1.Live at Pittsburgh (4/29/1974) CDR
King Biscuit Flower Hour Liveの音源で、エアチェックしました。20分ほどの演奏です。同じ日の演奏は、The Great Deceiverで聴くことができますが、'Lament'はこの音源でしか聴くことができません。同じ収録曲のBootは存在します。
2.Live at Central Park (7/1/1974) CDR 正規版あり
前述の通り、70年代の彼らの最後のステージです。最後のステージにあたってFripp卿はそのことをMCで伝えています。演奏自体も優秀だと思います。非常に感慨深いものがあります。
3.Live in Japan (4/29-30/1984) CDR
考えてみるとPittsburghの演奏からちょうど10年後の演奏になるわけですね。五反田簡易保険ホ−ル(当時)でのLiveです。4/28日の演奏はVideoで発売されています。この日の演奏はFMの特別番組として放送されました。FM Live StageとVictor The Musicとの合同2時間スペシャルで放送されました。Videoとは多少曲順が異なります。番組の最後にこのVideoのプレゼントのアナウンスもありました。
4.Larks' Tongues On Island (8/9/71) CDR
1971年のLiveですが、既にLarks'やLamentといった次の作品に収録される曲の原型を聴くことが出来ます。録音場所はLondonのMarqueeです。録音状態はかなり悲惨です。手直ししてみようかと思っています。上の2曲はまだ原型といった感じです。
5.Colours Out of Times (8/28/1971) CDR
Islandsからの曲が中心です。録音は、Weeley Festivalです。時間は短めです。録音は上のよりはましです。
6.Cirkus (11/24/1971) CDR
上記の2作品から少し時間が経った、NYCでの録音です。この録音が一番ましでした。かなりEarthboundの演奏に近くなっています。
7.Live in Mexico (8/2-4/96) WMA & CDR 正規盤あり
一時期DGM上でWMAファイルで公開されていたLive音源です。とあるエディターでWAVEファイルに変換してCDRに焼きました。21stを含めて4曲の70年代Crimsonの曲を聴くことができます。ややナローレンジという印象もありますが、CDに比べてというレベルの話です。このファイル、WMAでは33MB程度だったのが、WAVEに変換すると700MB近くにまで増殖しました。結構な圧縮率です。
8.Sheltering Sky Live at Nagoya '81 (12/10/81) CDR
Tradeで入手した音源です。Boot CDを送っていただきました。2CDで初来日の名古屋公演が全曲収められています。冒頭いきなりガムラン(?!?!?)の演奏が始まり驚きました。多分全く関係の無いTrackだと思います。この部分は音が良い。^^;)Auidence録音ですがそれほど悪い音ではありません。ずーっとマイクが服にこすれるような音(あるいは軽度の接触不良の音)が入っているのが残念です。演奏の方は'Red'が間延びした演奏である以外は良いのではないでしょうか。
9.Pandemonium (5/6&8/9/69) CD
Boot CDです。5/6は1曲目のBBCでの演奏(In The court of CK)だけであとは8/9のPlumpton Festivalでの演奏です。音質は1969年の録音にしては多少はましかなという印象です。Crimson Bluesというタイトルの曲に期待(?)したのですが、BluesではなくてImprov.という感じの曲でした。PlumptonというとEpitaph 3のものと同じかもしれません。
10.Frisco Space (3/21/72) CD
Winterland BallroomでのLiveです。Earthboundのメンバーです。このメンバーでは解散間近なのでどんな演奏かと思ったら、思ったよりははるかにまとも(?)という印象です。音質も、Earthboundよりはましではないでしょうか。
11.Sheffield City Hall (10/19/71) CDR
やはりEarthboundのメンバーです。同時期の演奏と同様の内容ですが90分ほどの2CDでほぼコンサートの全貌が収録されているようです。他の音源に比べて音質は良好です。
KC:Fillmore East New York,N.Y.,USA 11/21/69 KCCC In The Court Of The Crimson King/A Man A City/Epitaph21st Century Schizoid Man KC:Zoom Club Frankfurt,Germany 4/12/71 Cirkus/Get Thy Bearings/In The Court Of The Crimson King/Lady Of The Dancing Water/21st Century Schizoid Man/Pictures Of A City/The Sailor's Tale/Cadence And Cascade/The Devil's Triangle KC:Zoom Club Frankfurt,Germany 4/13/71 The Sailor's Tale/Cirkus/Get Thy Bearings/Cadence And Cascade/In The Court Of The Crimson King/21st Century Schizoid Man Pictures Of A City/The Sailor's Tale/Lady Of The Dancing Water/Get Thy Bearings/The Devil's Triangle KC:Zoom Club Frankfurt,Germany 4/14/71 Cirkus/Get Thy Bearings/In The Court Of The Crimson King/21st Century Schizoid Man/Pictures Of A City/The Sailors Tale/Cadence And Cascade/The Devil's Triangle KC:Zoom Club Frankfurt,Germany 4/15/71 Pictures Of A City/The Sailor's Tale/In The Court Of The Crimson King/Cadence And Cascade/The Devil's Triangle KC:University Of Texas Arlington,Texas 10/6/73 Lark's Tongues In Aspic Pt I/RF Announcement/Easy Money/The Night Watch/Fracture Book Of Saturday/Lament/Improv I/Exiles/The Talking Drum/Lark's Tongues In Aspic Pt II/21st Century Schizoid Man KC:Palazzo Dello Sport (Palasport) Brescia,Italy 3/20/74 Larks' Tongues In Aspic Pt I/Dr Diamond/Easy Money/Lament/The Night Watch/Improv I/Starless/Exiles KC:Jahnhalle Pforzheim,Germany 3/31/74 The Great Deceiver/Improv I/Doctor Diamond/Improv II/Exiles/The Night Watch/Lament/Starless/Easy Money/Fracture KC:Casino Asbury Park,New Jersey 6/28/74 Walk On/Larks' Tongues In Aspic Pt II/Lament/Exiles/Improv:Asbury Park/Easy Money/Fracture/Starless/21st Century Schizoid Man League of Gentlemen:Royal Exeter Bournemouth,UK 9/21/80 Inductive Resonance/Trap/Heptaparaparshinokh/Thrang Thrang Gozinbulx II/Boy At Piano/Christian Children Marching,Singing/Dislocated/Thrang Thrang Gozinbulx III/Minor Man/Farewell Johnny Brill/Eyes Needle/Inductive Resonance KC:StadtHalle Cologne,Germany 10/14/81 KC:Arena Reggio Nell Emilia,Italy 8/29/82 KC:Prix D'Ami Buenos Aires,Argentina 9/29/94 KC:Broadway Theatre Buenos Aires,Argentina 10/7/94 KC:Broadway Theatre Buenos Aires,Argentina 10/8/94 P1:London Jazz Cafe England 12/4/97 P2:I.C.Light Music Tent Pittsburgh,Pennsylvania 6/1/98 P4:Fox Theatre Boulder,Colorado 10/23/98 P3:Cactus Cafe Austin,Texas 3/23/99 KC:Circus Krone Munich,Germany 6/4/2K KC:Musemplatz Bonn,Germany 6/6/2K RF:World Financial Centre New York,New York 11/30/2K KC:Ulster Performing Arts Centre Kingston,New York 11/14/03 RF:Revolution Hall Troy,NY,USA 10/4/05 RF:St Peters Church Newlyn,Cornwall,UK 12/3/05 RF:Wulfren Civic Hall Wolverhampton,UK 12/6/05 RF:Shepherds Bush Empire London,UK 12/7/05 RF:MDH Manchester,UK 12/8/05 RF:Junction Cambridge,UK 12/11/05 RF:Sutton Parish Church Ely,UK 12/12/05 RF:DGM Soundworld I Salisbury,Wilts,UK 1/11/06 RF:Sound check All Saints Church Broad Chalke,Wiltshire,UK 1/14/06 RF:All Saints Church Broad Chalke,Wiltshire,UK 1/14/06