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 指揮者インタビュ(川島先生編) 第4回 選曲について
インタビュです。

2回目からはテーマを事前に打ち合わせてのものになります。

連載形式で載せていきますので、

どうぞお見逃しなく。

至らない点、表現が不十分の点、多々あるとは思います。

ですが、生の声としてお楽しみ頂ければ幸いです。




川島先生


トモゾヲ 池田市民に発信する団である、

池吹ですが、

吹奏楽のオリジナルをレパートリーにすることは、

どう思われますか?

ときとして嫌われがちなオリジナル曲ですが...。

どうなんでしょうね、オリジナル。


川島先生 うーん。


トモゾヲ 絶対、それをプログラムに載せないといけないと、

いうことはないと思いますが、

吹奏楽曲とはこういうものです、

といったことも吹奏楽団としてはあってもいいんじゃないかな、

と思うこともあります。


川島先生 あのね。

まー、日本の文化の違いというのもあるんやろうけれど、

ヨーロッパなんかでは、

かなりの田舎でもオペラがやっていたり、

その、

ほぼ毎ステージ満員であったりと、

そしたらそこで、

演奏されているんは、

どういうんか、

ポップスやそんなんが演奏されているわけではないんやね。


トモゾヲ ええ。


川島先生 だから、必ずしも市民のためやからといって、

ポップスをせなあかんということは、

ないと思うんやね。

だからオリジナルにしろ、

編曲もんにしろ、

それは別に問題はないと思うんやね

ただ、あまりにも...、


トモゾヲ 偏ると面白くないですしね。


川島先生 うん。

それと聴く、

定期演奏会でも聴きに来てくれる年齢層が、

ものすごく幅が広い。

そういうこともある程度は考えていかなあかんやろしね。


トモゾヲ やはり、

お客様が何を聴きたいか、

そして自分たちが何がしたいか、

またできるのか、

ということを、

もっともっと対話的に知ってくことが大切だと思います。


川島先生 うん。

そうやね。








(2006年5月3日 筆者:トモゾヲ)



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前回のインタビュ

第1回 吹奏楽て何だろう

第2回 お客様との距離感

第3回 一般バンドの宿命
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