トモゾヲ |
やはり演奏会はお客様が居て、
成り立つものだと思うんです。
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川島先生 |
うん。
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トモゾヲ |
ただその関係というものには、
いろいろとナイーブな面があるように思うんです。
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川島先生 |
うん。
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トモゾヲ |
例えばその、
演奏者側としては、
どういえばいいのか...、
演奏したい曲と、
お客様が聴きたい曲というのは、
必ずしも一致しないと思いますし、
ギャップのようなものも生じると思うんです。
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川島先生 |
うん。
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トモゾヲ |
演奏者によっても、
いろいろと考えたかが変わってくるとは思いますけれど...。
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川島先生 |
うーん、特に池吹で言うと、
池吹のバンドの、
どういうんかな、
その特殊性いうんかな。
100%、市のバンドとしてあるから、
聴きに来てくれはる人達、
いうのは必ずしもその吹奏楽の、
どういうんか、
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トモゾヲ |
吹奏楽に興味があって、
聴きに来られるお客様だけではないし、
ポップスや、ミュージカルの曲を期待して、
聴き来られるお客様も多くいる、
ということもあると思います。
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川島先生 |
そうそうそう。
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トモゾヲ |
池田市民に向けてのバンドであるというのは、
理念とは大げさですが、
あるとは思います。
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川島先生 |
そうやねぇ。
だからそこのところは、
しっかりと押さえておかんといかんやろしね。
でも、かといって、
レベルの低いところで、
ただ、
お茶を濁す、
そういうふうな演奏では、
あかんと思うし、
だからその辺りのギャップと捉えるのか、
うーん、
その辺の事情が分かれば、
オールラウンドなことが求められるんやね。
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トモゾヲ |
確かにレパートリーが広い方が、
聴いてもらう側も面白いと思うし、
演奏する方も幅が広がると思います。
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