BACK

20050304(金) OP戦D×E@ナゴヤD詳報:一場4回2安打3失点@やっぱりノーコン(?゚Д゚)打線一丸!初二桁10点!関川ヘッドスライディング!ヽ(`Д´)ノロペス1号!山崎インタビュー

   ◆3月4日
オープン戦  中日楽天    【試合終了】
3月5日0時57分現在

  ◇開始13時00分◇ナゴヤドーム◇観衆15700

【楽天】



通算率
対戦率  1   2   3   4   5   6       7   8   9 
(左) 関川 .500 1.000 中安 四球 …… …… 右3 …… …… …… ……   
竜太郎 .143 .000 …… …… …… …… …… 二失 …… 二飛 …… 三振
(中) 飯田 .143 .000 投失 一邪 …… …… 三振 …… …… …… ……   
鷹野 .000 .000 …… …… …… …… …… 四球 …… 四球 …… 中飛
(右) 礒部 .143 .333 遊ゴ …… 二ゴ …… 中安 …… …… …… ……   
長坂 .000 −− …… …… …… …… …… …… …… …… ……   
吉岡 −− −− …… …… …… …… …… 四球 …… …… ……   
カツノリ .000 .000 …… …… …… …… …… …… …… 二直 …… 四球
(三) ロペス .500 .667 左本 …… 三振 …… 中安 …… …… …… ……   
走二遊 斉藤 .200 .333 …… …… …… …… …… 左2 …… …… 遊ゴ 遊ゴ
(一) 山下 .286 .000 中飛 …… 四球 …… …… …… …… …… ……   
打一 川口 .500 .500 …… …… …… …… 右犠 左2 …… …… 左飛   
(指) 山崎 .000 .000 一直 …… 右飛 …… 三振 四球 …… …… ……   
打指中 佐竹 .000 −− …… …… …… …… …… …… …… …… 死球   
(二) 高須 .400 .000 …… 三ゴ …… 投ゴ …… …… …… …… ……   
二三 星野 .500 .667 …… …… …… …… …… 一飛 右安 …… 投安   
(捕) 中村 .500 .500 …… 右2 …… 三振 …… …… …… …… ……   
平石 .143 .000 …… …… …… …… …… 中直 投ゴ …… ……   
デイモン .000 .000 …… …… …… …… …… …… …… …… 三振   
小山 −− −− …… …… …… …… …… …… …… …… ……   
(遊) 前田 .200 .500 …… 右安 …… 投ゴ …… …… …… …… ……   
打二 大島 .667 .667 …… …… …… …… …… 中安 …… 遊ゴ …… 左安
40 10 13 10 .257 .325 残塁12、併殺0
   1   2   3   4   5   6   7   8   9   計 
楽 天 3 0 0 0 2 5 0 0 0 10
中 日 1 0 2 0 2 0 0 0 0
【中日】



通算率
対戦率  1   2   3   4   5   6       7   8   9 
(二) 荒木 .417 .000 四球 …… 遊ゴ …… 四球 投ゴ    …… ……   
都築 .000 .000 …… …… …… …… …… ……    …… …… 投ゴ
(遊) 井端 .364 .333 三ゴ …… 中安 …… 投ゴ ……    …… ……   
森岡 .200 .000 …… …… …… …… …… ……    左飛 …… 三振
(三遊) 沢井 .250 .333 二ゴ …… 四球 …… 中安 ……    二直 ……   
(指) ウッズ .500 .500 中飛 …… 右犠 …… 左安 ……    …… ……   
走指 .167 .000 …… …… …… …… …… ……    遊ゴ ……   
(右) 福留 .364 .667 …… 左2 三振 …… 中安 ……    …… 四球   
走右 幕田 .250 −− …… …… …… …… …… ……    …… ……   
(中) アレックス .000 .000 …… 二ゴ …… 二ゴ 中飛 ……    …… ……   
中村公 .125 .000 …… …… …… …… …… ……    …… 右飛   
(左) 玉野 .250 .000 …… 四球 …… 三振 …… 左飛    …… 三振   
(捕) 谷繁 .000 .000 …… 右飛 …… 三振 …… ……    …… ……   
清水将 .000 .000 …… …… …… …… …… 三失    …… 三振   
(一) 高橋光 .125 .000 …… 右飛 …… …… 二ゴ 捕邪    …… …… 投ゴ
32 .230 .156 残塁6、併殺0
 











通算
防御
対戦
防御
一場 (右) 17 59 3.86 2.25
紀藤 (右) 33 18.00 18.00
徳元 (右) 28 0.00 0.00
小山 (右) 42 0.00 0.00
小笠原 (左) 15 66 6.00 6.00
川上 (右) 24 9.00 9.00
平松 (左) 15 62 0.00 0.00
長峰 (左) 22 0.00 0.00
岩瀬 (左) 21 0.00 0.00
◇本塁打   ロペス1号 (3ラン120m=小笠原)
◇盗塁  荒木(1回) ◇失策  小笠原(1回)   一場(3回)   一場(3回)   荒木(6回)   星野(6回) ◇盗塁死  前田(2回) ◇暴投  小山(8回) ◇捕逸  清水将(9回) ◇時間  3時間30分 ◇審判  佐々木(球)良川、深谷、前田(塁)

> 楽天・一場ノーコン深刻…3四球2悪送球で4回強制降板 一場靖弘
>  (オープン戦、中日5−10楽天、4日、ナゴヤドーム)爆勝の裏に事件あり−。楽天は4日、ナゴヤドームで行われたオープン戦で中日に10−5の快勝。先月26日の巨人戦に続き2勝目を挙げた。しかし、先発した自由獲得枠ルーキー・一場靖弘投手(22)は自らの失策が絡み、4回を投げ2安打3失点(自責1)。予定の五回を待たずに強制降板させられた。〔写真右:暴投、また暴投…。マウンドでしゃがみこんだ一場は強制降板させられた=撮影・浅野直哉。同右下:ベンチに戻った一場に“制裁”が待っていた。小野投手コーチにノートで頭をコツンとたたかれて呆然… =撮影・榎本雅弘〕
>
> ◇
>
>  昨季のセ界王者に圧勝。それでも、試合後の田尾監督はすっきりしない表情だった。
>
>  「ひとつ勝ったというのは何より。いい薬になると思うよ」
>
>  初回、先頭の関川が作った好機にロペスの3ランであっという間の先制。六回には二死走者なしから5点を奪い、打者一巡の猛攻。強竜打線のお株を奪った。
>
>  しかし…。いつもの“田尾スマイル”とはどこかが違う。監督の心に雲をかけたもの、それが先発したルーキー・一場の乱調だった。
>
>  三回一死一、二塁。揺さぶりをかける二走・井端につられて投げたけん制球が、二塁手・高須のグラブをはるか上にそれた。この悪送球で走者が二、三塁に入れ替わり、再び行った二塁けん制では、走者をかすめる遊撃手寄りの大暴投。連続失策に四球も絡み、ひとり相撲で2失点。同点に追いつかれると予定の五回を待たずに強制降板となった。
>
>  激高したのは小野投手コーチだ。「野球をなめてる!」と一喝。「つまらないところで点をやっている。いい球を投げていても基本的なプレーができていないと使えないよ」。降板直後にブルペンに呼びつけ、けん制練習を指示した。
>
>  「(送球の)タイミングが悪かった。もっと周りを見て投げないとダメですね」。投球内容以前の問題に、試合後の一場はガックリと肩を落とした。
>
>  「自分自身が一番感じているでしょう。なんだかんだ言っても1年生ですから」と田尾監督。巨人、中日を続けて撃破する一方で、即戦力ルーキーはいきなり“プロの壁”にぶつかった。
> (本間翼)


一場(右)と小野投手コーチ
【楽天・一場靖弘のオープン戦登板成績】
月 日
●○登板
スコア
相手
2.26
−先発
4−3
巨人
3.4
−先発
10−5
中日
計2試合 0勝0敗 防3.86

> ★関川が古巣相手に大暴れ
>  35歳のベテラン関川が古巣・中日相手に大暴れ。2打数2安打1四球とすべて出塁し「(名古屋のファンに)元気でやっているというところを見せたかったですから」と会心の笑み。打席に入る際には大きな歓声を背に受けたが「嬉しかったですけど、本番ではブーイングに変わるくらい活躍しないとね」と交流試合での飛躍を誓った。

>
> ★カツノリが好リード
>  カツノリがオープン戦に初出場。10−5とリードの六回の守備からマスクをかぶり、気を緩めることなく徳元、小山の2投手をリード。4回を無安打無失点に導いた。「やっと試合に出られました。2人が最高のピッチングをしてくれましたからね。次はヒットを打ちたいです」。六回二死一塁で回った打席では二直だったが、2打席目は四球。次回はバットでも魅せる。
>
>  
◆初本塁打の楽天・ロペス 「うまく打ててうれしい。これからも腕を磨いて打っていきたい」
>
>
★ネット中継500人限定販売…主催全68試合
>  楽天は公式戦の主催全68試合のインターネット生中継を視聴できる「スーパーインターネットクラブ」を年間10万円、500人限定で売り出し、系列のネット商店街「楽天市場」で販売を開始した。本拠地フルキャストスタジアム宮城の試合では、基本中継映像のほかにネット裏の「砂かぶり席」など4カ所に設置されたカメラを自由に切り替えて楽しめる。米田純球団代表は「(球場に)見に来られないファンにも迫力のある映像を楽しんでもらいたい」と説明した。



月額290円っつー話はどこにいったんだ(?゚Д゚)まさか…ガセ!?



> ■東北の零年
>  5日の中日戦(ナゴヤドーム)には、三木谷浩史オーナーが応援に駆けつける予定。Jリーグ開幕日と重なったものの、三木谷オーナーが所有する神戸の試合(対C大阪)は、柏−川崎F戦とともに、運よくあす6日に開催。楽天のために日程を組んだのでは? と思えるほどのスケジューリングのよさで観戦可能に。オーナーの観戦は、初戦となった2月26日の巨人戦(大分)に続いて2度目。前回は大金星に大喜びだった。“御前試合は無敗”の神話を、どこまでも伸ばしたいところでしょう。




楽天先発の一場は4回を3失点とピリッとしなかった

楽天先発の一場は4回を3失点とピリッとしなかった

> 一場148キロ!福留から自賛K
>  楽天がロペスの3ランと集中打で大勝。打線では関川、斉藤のシュアな打撃が目に付いた。一場は制球が悪く、けん制悪送球も2度と課題を残したが、徳元が変化球で、小山は力のあるストレートで好投。
>
>  最速148キロの剛球で、同じ背番号11を付けた明大の大先輩に続いた。楽天の先発・一場靖弘投手(22)は4回、中日のエース川上が3者凡退で抑えたその裏、負けじと強竜打線をプロ入り初の2者連続三振を含む3者凡退に切って取った。
>
>  慣れないドーム球場初登板。3回まではピリッとしなかった。2安打3四球に、自らのけん制悪送球が2つ重なり3失点。小野投手コーチから「野球をナメるな! 次は3人で抑えてこい」と大目玉を食らった。
>
>  その直後、モニターで見た川上の投球に「独特の雰囲気を感じた。同じ球を何度も投げたり、テンポの良さを学ぼうと思った」と気を取り直し、4回は9球中7球を自慢の直球で押して結果を残した。「真っすぐはいけますね」ルーキーは確かな手応えをつかんだ。
>
>  対戦したかった福留には、2打席目は「いいボールだった」と自画自賛のスライダーで三振。2月26日の巨人戦でも、対戦を熱望した清原に、第1打席は二塁打を打たれたが、次は打ち取った。「一度対戦して自分なりに弱点を見いだせれば、次は抑えられる」一場は二度はやられない。(竹内 竜也)  




6回2死満塁、走者一掃のタイムリー二塁打を放った斉藤(中央)を、ナインがハイタッチで迎えた

6回2死満塁、走者一掃のタイムリー二塁打を放った斉藤(中央)を、ナインがハイタッチで迎えた

> ◆新救援規則で紀藤勝利投手 
>  楽天が同点で迎えた6回表に5点を挙げ快勝。勝利投手は1イニングを投げ2失点で、同点にされた紀藤がなった。今年から救援勝利投手の規則が「投球回数に関係なし。最後のリードを奪った時に投げていた投手が勝利投手(1/3、2/3回で失点した場合は原則として後ろの投手が勝利投手)」に変更。この日は6回表の勝ち越し点をもらった紀藤が勝利投手、変更されたルールが適用された。
>
>  昨年までの「リリーフ投手が投げているとき、試合展開が変わった場合の勝利投手は投球回数の差が1回以上多い投手」というルールでは、紀藤のあとに出てきた徳元、小山が2回ずつ投げ無失点で逃げ切っており、どちらかを記録員が勝利投手に決めていた。
>
>
◆楽天ネット中継 視聴権販売開始 
>  楽天は主催全68試合のインターネット生中継を視聴できる「スーパーインターネットクラブ」を年間10万円、500人限定で売り出し、3日から系列のネット商店街「楽天市場」で販売を開始した。本拠地フルキャストスタジアム宮城の試合では、基本中継映像のほかにネット裏の「砂かぶり席」など4か所に設置されたカメラを自由に切り替えて楽しめる。ITのライバル球団、ソフトバンクは1日のオープン戦から30台のカメラを使ったネット中継を実施、当面は無料としている。楽天の米田球団代表は「見に来られないファンにも迫力のある映像を楽しんでもらいたい」と話し、1試合当たり約1500円という価格設定については「われわれも手探りの状態。無料というわけにはいかないので」と説明した。




> 楽天初2ケタ10点、田尾監督耳打ちで竜撃ち <オープン戦:楽天10−5中日>◇4日◇ナゴヤドーム
>  うまく背中を押せば楽天打線は爆発する。田尾安志監督(51)が、オープン戦では異例ともいえる「耳打ち」で、6回に一挙5点のビッグイニングを演出。オープン戦3試合目にして、チーム初の2ケタ得点を挙げ中日に大勝した。5回には1番関川浩一外野手(35)が得意のヘッドスライディングで突破口を開き、中日のエース川上から2点を奪うなど「きっかけ」をうまくつかんでの快勝劇だった。
>
>  5−5の6回2死。ビッグイニングは、思わぬところから生まれた。代打大島の単打に相手ミスを絡めた満塁から、代打吉岡の押し出し四球で勝ち越し。その瞬間、田尾監督がベンチを飛び出した。次打者は守備力に定評がある斉藤だ。代打? けげんそうな顔で耳打ちされた。「ファーストストライクを見逃すな」。
>
>  家庭に戻れば9歳の長男に野球を熱血指導するだけあって、指揮官のアドバイスには素直に従う。そのファーストストライクの初球をはじき返す。打球は左中間を破り走者一掃の二塁打となった。続く好調川口も二塁打で続き、一挙5点。チーム初の2ケタ得点に到達した。
>
>  大量点のきっかけをつくった「耳打ち」だが、オープン戦で監督が行うのは異例だ。実は田尾監督、先月末の巨人2連戦で、あることに着目した。積極的にサインを出した第1戦で10安打しながら、仕掛けを控えた第2戦は好球を見逃し、4安打と沈黙したことだ。
>
>  「うちの打線は少し背中を押してあげれば積極性が生まれる」と、この試合は初回から失敗してもバスターエンドランや盗塁を仕掛けた。斉藤への助言も「彼は弱気になるところがあるから」という「仕掛け」。「このチームはオープン戦でも、勝って自信をつけることが大事」という積極策だった。
>
>  監督だけではない。大量点のきっかけをつくったのが、3試合連続で1番に起用された関川だった。先頭打者の5回、川上から放った打球は右中間を突破。99年の中日リーグ制覇当時にトレードマークにもなったヘッドスライディングで三塁に飛び込んだ。1死後、礒部、ロペスの連打と川口の犠飛で2点を挙げた。
>
>  2安打1四球と3打席全出塁の関川は「(中日の後輩の)川上が打たせてくれたのかな。12球団トップの投手陣から結果を出せるのは、どんな形でもうれしい」と締めくくった。作戦、助言、核弾頭。勝利の「きっかけ」は、つかみつつある。【久我悟】
> [2005/3/5/07:39 紙面から]




<中日−楽天>中日に快勝しナインを迎える田尾監督(中央)

<中日−楽天>中日に快勝しナインを迎える田尾監督(中央)

> 楽天 8連続出塁でセ王者粉砕
> --------------------------------------------------------------------------------
>  【楽10−5中】ワシ流がオレ流を蹴散らした。楽天は4日、中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)で13安打、10得点と爆発して10―5で大勝した。2点ビハインドの5回には昨年のセ・リーグMVP、川上憲伸投手(29)に3安打を浴びせて2点を奪取。6回には8人連続出塁を含む、打者11人の猛攻で一挙5点の勝ち越し劇。球団最多安打、最多得点の大爆発で、もう貧打線なんて呼ばせない。
>
>  主役も脇役も関係ない。昨年のセ・リーグ覇者を相手に、ともに球団最多となる13安打10得点で圧勝。平日のデーゲームに集まった観衆1万5700人をうならせ、田尾監督からも笑みがこぼれた。
>
>  「あれがなければこのままずるずるといっていたかもしれない。(川上の)調子は分からないけど、あの2点が非常に大きかった」
>
>  勝因に挙げたのは同点で迎えた5回の攻撃だ。昨年のMVP右腕・川上から先頭の関川が右中間を破る三塁打で出塁。1死三塁から礒部が中前適時打を放ち、さらに1死一、三塁の場面では代打・川口が右犠飛して2点を勝ち越した。昨オフに中日で“構想外”となり、無償トレードで楽天入りした関川は「中日だったら調整でいいかもしれないけど、ぼくらは1日1日が勝負」と古巣との“真剣勝負”を振り返った。
>
>  チームは礒部、ロペスを除く野手全員が1軍の当落線上で浮き沈みしているサバイバル状態。気楽に臨める場面は皆無に等しいだけに、6回には2死から4安打、3四球などで8人連続出塁を記録する粘りの攻撃もでた。打者11人の猛攻の中で、安打でアピールしたのは大島、斉藤、川口、星野の4人。特に二塁、遊撃の定位置を狙う途中出場の斉藤は、2死満塁から指揮官の「ファーストストライクを見逃すな!」というゲキに、初球を叩いた走者一掃の左中間二塁打で応えてみせた。
>
>  オープン戦3試合で2勝1敗とした田尾監督は「どの選手でも目劣りしないからどのイニングからでも点が取れる」と選手間のアピール相乗効果にホクホク顔だ。打線爆発で貯金生活に入った新チームは、白星という最高の良薬で今後も自信を深めていく。
>
>  <一場 次ダメなら2軍>オープン戦2度目の先発となった一場(明大)は4回を投げて2安打3失点。開幕ローテーション入りどころか、逆に首脳陣から“最後通告”を突き付けられた。
>
>  「1、2番の荒木さん、井端さんで点を取るイメージはあったけど、自分で苦しい展開にしてしまった」。初回は先頭・荒木への四球から無安打で失点。3回には1死一、二塁から2回連続で二塁にけん制悪送球して2失点。まさに自滅だった。
>
>  田尾監督は「コントロールがない」と不機嫌そうに一言。小野投手コーチは「チャンスはやるけど、駄目ならすぐに(2軍に)降ろす」と次回登板の内容次第では2軍降格も辞さない構えだ。降板後はブルペンで緊急けん制練習を命じられ「野手が、もっと取りやすいボールを投げないといけないです」と反省しきりだった一場。黄金ルーキーに厳しい試練が訪れた。
>
>  ≪川上納得の表情≫中日のエース川上がオープン戦に初登板。2回2失点の内容ながら「いけない部分は2、3あったが、早めに分かって良かった」と納得の表情だった。唯一の反省点は5回1死三塁から礒部を2球で追い込みながら3球目に適時打を許したこと。「結果がついてきて反省なく終わるよりも、危機感を持ちながらシーズンに入っていく方がいい」と打たれたことを前向きにとらえた。





5回無死、右中間三塁打の関川は、ヘッドスライディング(カメラ・池内 雅彦)

5回無死、右中間三塁打の関川は、ヘッドスライディング(カメラ・池内 雅彦)

> 楽天・関川が川上を打ち三塁打
>  楽天は4日、ナゴヤドームでの対中日オープン戦に快勝した。2ケタ得点を挙げた打線を引っ張ったのは、1番を打つ関川浩一外野手(35)。昨年まで在籍した中日を相手に2打数2安打。新天地で復活を期すベテランは「元気にやってる姿を、名古屋のファンに見せられた」と会心の笑顔だ。
>
>  同点の5回。竜投のエース・川上の直球を右中間へ。「抜けた瞬間、狙ってやろうと思った」迷わず二塁を蹴り、三塁にヘッドスライディング。かつてドームで何度も見せたハッスルプレー。味方ベンチはもちろん、右翼席の竜党からも温かい大歓声があがった。田尾監督も「ズルズルいきそうなところで打ってくれた」とうなった最高のチャンスメーク。この回、勝ち越しの2点がスコアボードに刻まれた。
>
>  指揮官の掲げる機動力野球を積極的に実践に移している。初回、中前安打で出塁すると、2番・飯田の初球にスタート。打球は投ゴロだったが、小笠原の悪送球を誘いチャンスを広げ、ロペスの3ランにつなげた。
>
>  2回の第2打席も四球で、3打席とも出塁。「12球団トップの中日投手陣を相手に結果を出せたのは自信になるね」古巣への“恩返し”と同時に、復活への手ごたえをしっかりつかんだこの一戦。「本番(交流戦)では中日ファンからブーイングを受けるくらい活躍したい」と、関川は改めて1番定着に意欲を燃やしていた。(星野 和明)

ををを!!!関川さ〜ん!!!ヽ(`Д´)ノ!ダァ〜!

 
> 徳元、変化球を多め
>  3番手で登板し、2回をノーヒット。26日の巨人戦に続き好投をみせた7年目右腕は、「きょうはシュートとスライダーを意識して多めに。(試合の後半で)相手も2軍級だから甘い球でも打ち取れた。シュートでゴロを打たせる投球を心がけたい」と気を引き締めていた。





バスの中から笑顔で手を振った田尾監督

バスの中から笑顔で手を振った田尾監督

> 楽天10点!川上攻略これがツムブリ野球だ セ界一オレ竜撃破
>  楽天の「ツムブリ打線」が大爆発。昨年のセ・リーグ覇者、中日を相手に13安打で初の2けた得点、10―5のダブルスコアで破った。4番・ロペスが1号3ランで先制すると、3番・礒部も敵のエース川上から中前適時打。3、4番が下がった6回には4安打に3四球をからめ11人の猛攻で5点を奪う、まさにツムブリ攻撃を披露。まさか、こんなに打てるチームだとは…。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 3 0 0 0 2 5 0 0 0 10
中日 1 0 2 0 2 0 0 0 0 5
[勝]紀藤1試合1勝
[敗]平松1試合1敗
[本]ロペス1号3ラン(小笠原・1回)

> 初回ロペス1号
>  ワシ流がオレ流を圧倒した。昨季の日本シリーズ最終戦に沸いたナゴヤドームの今季初戦で、輝いたのは新規参入、田尾・楽天だった。三塁ベンチでガッツポーズをつくった指揮官はハイタッチで選手を迎えた。選手越しに見える電光掲示板には得点「10」、安打「13」が輝いていた。
>
>  初回に4番ロペスに待望の一発が出た。1死一、三塁から中日先発・小笠原の139キロ内角直球を左翼席に運ぶ1号3ラン。だが、楽天の強さは、新外国人アーチを“お飾り”にしてしまう。「ツムブリ打線」がナゴヤ初見参だ。
>
>  釣り名人・田尾監督が別名レインボーランナーの魚になぞらえた、すばしっこく走りまくる打線。ルーキー一場が打たれ、同点にされてからお披露目だ。マウンドには中日のエース川上が立つ本番さながらの5回。先頭の関川が、右中間を破ると一気に三塁を陥れた。戦力外通告を言い渡された古巣に十八番のヘッドスライディングを見せつけた。

>
>  「1番と4番が調子ええからね」と選手会長の3番礒部が触発され、オープン戦7打席目の初安打は、中前適時打。今季は一発の礒部ではなく、ランナーに出てからの礒部だ。ロペスの単打に二塁ノンストップで三進し、川口のやや浅い犠飛で生還する足を見せた。「あれ以上ない投手から2点取れたのは大きい」と指揮官はうなった。
>
>  ロペスの一発を上回る足技は、不動の1(関川)、3(礒部)、4(ロペス)番が退いてからも、さらに開花した。6回、中日の3番手・平松が押し出し四球の乱調後に容赦せずの乱れ打ち。指揮官の「ファーストストライクを見逃すな」という指令が的中した。3試合無安打で委縮気味だった斉藤が、初球打ちで左中間越え二塁打。走者一掃だ。続く川口も左翼線二塁打。決して大物ではないが、名もない小さな魚たちが群れをなして一気に押し寄せるのも「ツムブリ」。打者11人が4安打に3四球をからめて球団初の打者一巡攻撃だ。
>
>  ツムブリ来襲を歓迎するかのように名古屋城名物の金のシャチホコが3日、21年ぶりにクレーンで地上に下ろされた。愛知万博に出品するためだが、中日のユニホームを脱いでからちょうど21年目の田尾監督の凱旋を、祝福しているようでもあった。(酒井 隆之)

>
> ◆楽天のツムブリ打線
>  ツムブリは英名レインボーランナーと呼ばれるアジ科の魚。流線型で群れをなしてスピーディーに泳ぐ。味はブリより落ち、一般的には知名度は低いが、釣り人にとっては捕獲しにくいすばしっこい魚として有名。釣り好きの田尾監督が日テレ系「スポーツMAX」の江川卓キャスターから「楽天を魚に例えると」と聞かれ、考えたあげく「ツムブリ」と回答したのが発端。




> 楽天強竜を粉砕!ロペスやっぱりオレが4番だ ロペス
>  俺が4番だ! 楽天のルイス・ロペス内野手(31)=前ブレーブス3Aリッチモンド=が4日の中日戦で、4番確定弾を放った。当初4番が期待されたデイモン・マイナー内野手(31)=前パイレーツ=は打撃不振のため、オープン戦3戦目にしてスタメン落ち。4番サードでスタメン出場したロペスが、ライバル不在の間に定位置を確実にした。〔写真右:左越え本塁打を放ち、ジャンプ一番のロペス。豪快さと陽気さを発揮だ。同左:日本の環境もお任せ! 初回に3ランを放った楽天・ロペス。4番は決まりだ=撮影・浅野直哉〕
>
> ◇
>
>  ナゴヤドームに、強烈な閃光を走らせた。ロペスが昨年のセ・リーグ王者相手に先制3ラン弾。一回一死一、三塁。小笠原の139キロの内角直球をたたいて、楽天ファンが待つレフトスタンドへ。4番を決定づける一撃をみせつけた。
>
>  「そりゃすごくうれしいし、なにしろうまく打てた。これからもっと腕を磨いて、どんどん打っていきたいね」と、圧勝への突破口を開いたロペスは、鼻歌交じりだ。  1点差に追い上げて迎えた五回第3打席では、一死一塁の場面で、昨年の沢村賞投手でもあるエース・川上から鮮やかな中前打。その後、代走で出た斉藤が川口の右犠飛で同点ホームイン。こちらもチームの勝利に大きく貢献する価値あるヒットだった。
>
>  SFジャイアンツ、パイレーツでメジャーの黄金ロードを歩んできたデイモンとの4番争い。キャンプ中盤の実戦に入ったころから、ロペスがし烈な競争から抜け出し始めた。紅白戦では3戦連発アーチを放ち、オープン戦でも5打数3安打。この日を含めた全3試合で4番に入った。オープン戦初打点にもなったこの先制弾。その座を死守した意味を持つ。
>
>  本来ロペスにはアベレージヒッターとしてのクリーンアップが期待されていた。実績はデイモンのほうがはるかに上だが、同じ楽天のユニホームを着ている以上、負けるつもりはない。
>
>  そのデイモンは、5点リードの八回二死一、二塁の場面でようやく代打出場し、見逃し三振…。まさに2人の明暗がくっきりとわかれた1試合だった。
>
>  好調のロペスについて田尾監督も4番確定を示唆した。「見るたびによくなっているね。今は何も言うことがない。いい投手にあたるにつれて、余計によくなってきている感じがするね」と、笑顔がとまらない。対するデイモンの話に及ぶと「悩んでいるね…。今の状態では厳しいな」と、とたんに表情を曇らせた。 きょう5日の中日2戦目でもロペスは「絶対に打つよ」と宣言。クリーンアップ確定で、豪打を放ち続ける意気込みだ。
> (山下千穂)

>
> ★ルイス・ロペス(Luis Lopez)ロペス
> --------------------------------------------------------------------------------
>  1973年10月5日、米ニューヨーク州生まれ、31歳。コースタルカロライナ大から96年ドラフト外でブルージェイズ入団。エクスポズ、ブレーブスを経て今季から楽天。01年にメジャー初昇格し、41試合に出場。昨季は3年ぶりのメジャー出場を果たした。3Aでの昨季成績は69試合で打率・332、9本塁打、50打点。1メートル82、93キロ。右投げ右打ち。年俸5000万円。背番号42。

>
> ★選手会長・礒部、再逆転の口火打
>  選手会長の礒部(前近鉄)が、中日のエース・川上を攻略した。五回一死三塁。カウント2−0と追い込まれながらも、143キロのストレートを中前にはじき返して1点差に。再逆転の口火を切った。「あの場面は、最低でも外野フライを打ちたいと思っていましたからね。追い込まれながらも、うまく打てました。とにかく勝ててよかったです」と2月26日の巨人戦に次ぐオープン戦2勝目を、心からよろこんだ。

>
> ★大島、吉岡も負けられん!!
>  志願出場したベテラン勢の大島(前オリックス)と吉岡(前近鉄)が、それぞれ結果を出した。大島は5−5の同点で迎えた六回二死から、中前打。吉岡はなおも六回二死満塁の場面で代打出場し、大島を生還させる勝ち越しの四球を選ぶ選球眼のよさをアピールした。2人とも今季初のオープン戦出場。「何とか結果を残して、競争に残らないといけないですからね」と声をそろえた。
> (ナゴヤドーム)

>
> ★東北放送、波乱の展開も…数字いただき!
>  午後2時から3時50分までこの試合を生放送した東北放送(TBS系列)では、三回裏の中日の攻撃中からオンエアが始まった。3−1で楽天リードの一死一、二塁の場面で、マウンド上には一場。直後に連続してけん制悪送球。またたく間に同点に追い上げられるシーンがお茶の間に流れた。五回に2点リード、その裏同点に並ばれる波乱の展開…。東北放送は「仙台は大雪だったので、テレビをみていてくれる視聴者も多かったのではないか」と、天候に感謝?していた。
> (ナゴヤドーム)




> 【山崎武司の名調子】「早く自分の感覚をしっかりつかみたい」 山崎武司内野手
>  (3年前まで在籍した古巣・中日戦に出場を直訴した楽天・山崎武司内野手(前オリックス=写真)。6番・指名打者で先発出場の試合前)
>
>  −−中日ファンからずいぶん声援が飛んでいましたね
>
>  「うれしいですよね。ちょっと忘れかけられていたと思うので、是非ここでいい印象の山崎を取り戻したいですね♪」
>
>  −−違うユニホームを着てナゴヤドームで試合をするという気持ちは
>
>  「もう3球団目なのでね。オリックスに移籍した時には少し(違和感が)ありましたけれど、今ではもうすっかり慣れました」
>
>  −−練習試合2戦で3本塁打と好調の中、志願の出場ですが
>
>  「実は俺、究極のマイナス思考だから、いつ打てなくなっちゃうかもう心配で心配で…。早く自分の感覚をしっかりつかみたいのよ」
>
>  −−名古屋市内の自宅からの通勤。家族の声援が力になりますね
>
>  「いや、それがみんなインフルエンザにかかっちゃってて、俺だけ家の端っこで毎日小さくなってるの。トホホ…」
>
>  −−シーズン中は交流戦で、また中日と対戦する機会がありますね
>
>  「楽天には中日のOBが多いので、それを励みに戦っていきたいね」
>
>  (結局試合では4打席に立ち無安打1四球だったが、両チームのスタンドからは「山崎〜!次、頑張れぇ〜!」と温かい声援。感動モノです)




> 田尾語録]4日
>  「きょうは元中日の選手をたくさん出してあげたいと思ってました。関川が初回に打って、ロペスの3ランにつなげてくれた」(ナゴヤドームでの試合に関川、山崎、紀藤ら元竜戦士を積極起用)
>
>  「本人が一番よく分かってるでしょう。相手はプロで、アマチュアとは違う。きょうは力が入りすぎてた。マウンドさばきなんかはやっぱり新人」(4回を投げ3失点の新人・一場について)
>
>  「ウチの選手はスタメンでも9回でも同じレベル。どこでも点が取れる。川上から2点取れたし、2死から5点を取る集中力も見せてくれた」(2ケタ得点の打線にご機嫌)
>
>  「ロペスは内容も結果もいい。いい投手と対戦するたびに気合が入っていく感じだね」(オープン戦初アーチの主砲に)




> 楽天様々!ロッテ開幕戦完売
>  楽天は、やはりパ・リーグの救世主だった。ロッテ・楽天の開幕戦(26日・千葉マリン)の指定席チケットが、発売後、即完売していたことが4日、分かった。同カードは楽天のプロ初戦。注目度の高さが改めて証明された形となった。
>
>  用意した前売り指定席4000枚に、全国から申し込みが殺到。発売後わずか2時間でアッという間に完売御礼。ロッテ・荒木企画広報部長は「予想以上の売れ行きでした」とうれしい悲鳴をあげた。球団は急きょ、当日券を前倒しして、販売を計画している。
>
>  開幕戦では両球団が協力して、観戦証明書付きの弁当や記念切手の発売を検討中。400勝投手の金田正一氏を始球式に招へいするだけでなく、チアリーダーも大増員。試合前にはイメージソングのライブも行うなど、野球観戦以外にもお得感満点の一戦となる。
>
>  ネットオークションで通常5200円のSS席に、ペアで2万2000円の値がつくなど、開幕戦チケットの希少性は増すばかりだ。(宮脇 央介)


あの〜
外野席を購入したいんですが(?゚▽゚)@当日券しかないっつーのはどうも…


前日

前日(いよいよ明日!一場が憲伸と激突!&岩隈のホットクリーム&デイモン閣下情報&キャプラー悪球打ち!(゚Д゚;)来日初打席初本塁打!&ダルヴィー情報&ユウキ4回無失点4奪三振!(o゚▽゚)o!&杉内走られ放題!っつーかあれは荒木&井端が凄いだけか(?゚▽゚)&能見キャンプMVP&ヤクルト捕手二人制&ノリ米上陸!&松井「バルデス(?゚▽゚)憶えてない」&ノムさんベンチ入りできず(゚Д゚;)&センバツ特集:青森山田&慶応)
同日

同日(ミスター入院から1年&OP戦D×E@ナゴヤドーム特集&堤前オーナー逮捕ショック!?西武ボロボロ13失点&松坂ポスティング消滅?&インボイスがライオンズ買収?&赤星2盗塁!&清原OP戦1号!ヽ(゚▽゚*)ノ&オリ観客871人(゚Д゚;)&赤ゴジも1号!&ヤクルト神宮開幕チケットが半額!ヽ(゚▽゚*)ノ&センバツ特集:高松)
翌日

翌日(OP戦D×E@ナゴヤD詳報:岩隈万全!3回1安打無失点!ヽ(゚▽゚*)ノ&超美技!大島&関川&ローズ1号!&能見2回無安打無失点! ほか)
BACK