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20040904(土) 巨人がパ移籍!?合併差し止め申請却下!(゚Д゚;) 巨人×阪神戦 ほか


> 【MLB】イチロー、4年通算880安打は戦後単独トップ!
>  【シカゴ(米イリノイ州)3日】米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は3日、当地でのホワイトソックス戦に「1番・右翼」で先発出場。
>  一回の第1打席は左飛だったが、三回の第2打席に9試合連続安打となる右中間二塁打(失策で三進)を放った。今季218安打目とし、4シーズンの通算安打が戦後単独1位の880安打となった。五回の第3打席は二ゴロ、七回の第4打席は中犠飛だった。3打数1安打で打率は3割7分4厘。
>  試合は八回途中、ホワイトソックスが6−4とリード。
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> ◆イチロー、戦後では単独トップに
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>  イチローは2打席目に右中間を深々と破る二塁打。この1本で4シーズン通算880安打となり、戦後では単独トップに立った。
>  2日までの成績で、敵地、得点圏、デーゲーム、ナイター、左右投手別など6項目の打率がリーグ1位。同2位の出塁率(4割1分5厘)も打席数の多い1番打者としては異例の高さだ。
>  今季2度目の6試合連続複数安打がかかった五回無死二塁の第3打席は、二ゴロが際どい判定になったがアウト。(共同)

おぉぉ…(。。)φメモメモ



> 巨人・渡辺前オーナーがパ移籍発言!セ各球団は猛反発
>  巨人・渡辺恒雄前オーナー(78)が、球界再編でパ・リーグが4球団になった場合、巨人がパに移籍して『5球団ずつの2リーグ制』とする構想を持っていることが、3日までに分かった。小池唯夫パ会長(71)が明かしたもので、7月に同オーナーと会談した際に伝えられた。前日の緊急理事会で1リーグ制移行から『5球団ずつの2リーグ制』で意見が一致したパの各球団は歓迎ムード。しかし、セの各球団は早くも拒否反応を示した。“金脈”の巨人をめぐって、仮定の話が8日の臨時オーナー会議直前に突然の表面化。その裏に見え隠れするのは…。
> ◇
>  突然の“報告”だった。小池会長はこの日、都内のパ連盟事務局で渡辺前オーナーが巨人のパ移籍構想を持っていることを明かした。伝えられたのは7月中旬で、「渡辺さんは野球協約を研究され、構想はクリアできるということだった」と振り返った。
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>  小池会長によると『巨人のパ移籍−5球団ずつの2リーグ』の場合、残った1チームが交流試合をして日程がスムーズな上、「巨人−西武や、巨人ファンの多い北海道で、日本ハム戦も人気が出る」などの説明を受けたという。
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>  その渡辺前オーナーは夜、都内のホテルで巨人の滝鼻卓雄オーナー(65)と会食。帰り際に詰めかけた大勢の報道陣ともみ合い。「こういうやり方をするんでは、オレは一切、しゃべらん」と声を荒らげ、真意については口を開かなかった。
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>  滝鼻オーナーは「(もう一組の合併などの)前提(条件)が多すぎる」と慎重な言い回し。これに先立ち、ヤクルト本社の堀澄也オーナー(69)を表敬訪問したが、8日の臨時オーナー会議の協力を求めただけで、その話題はなかったという。
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>  小池会長は、パ各球団には話をしていなかったとするが、パは前日の緊急理事会で1リーグ制移行から『5球団ずつの2リーグ制』支持に転換。巨人がくれば、入場者数や放映権料などで大幅な収益増が見込める。2リーグ制同調の裏にはこの構想が見え隠れしていた、ととられても不思議ではない状況だ。
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>  ただ、あくまでこの構想はパが水面下で進めているオリックスと近鉄に次ぐ「もうひとつの合併」の成立が前提。それでも、ドル箱の巨人戦が激減する可能性が出てきたセ各球団は、仮定の話に対して猛反発した。
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>  阪神の久万俊二郎オーナー(83)はこの日、「阪神にとっては巨人戦がなくなるのは困るし、ファンも寂しがる。セに残るよう引きとめます」と懇願する一方で、プロ野球協約などに球団の移動に関する条項がない点に「リーグの承認もいるだろうし簡単にはいかない」とクギを刺した。
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>  中日・白井文吾オーナー(76)は懐疑的な見方。「(もう1つの合併は)正式な手続きを経ないと承認できない。実行委で承認されて3週間前までにオーナー会議の議題として提出されること。3週間を切った場合、緊急議題として扱うかどうかはオーナー全員の賛成が必要となる、と協約に書いてある」と遠回しの“反撃案”を口にした。
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>  実は、この構想は渡辺前オーナーと小池会長の間で、口外しないことを約束していた。しかし、一気に表面化。その裏には混乱の度合いを増す再編問題を決着させるため、巨人がセ5球団をけん制するなど、何らかの意図が含まれている可能性もないとはいえない。8日の臨時オーナー会議直前、不可解な問題が持ち上がった。
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>  ◆西武・星野好男球団代表 「巨人の前オーナーの言われていることに、われわれは何も言うことはない。ただ、セ6、パ5なら難しいが、セ5、パ5ならいろんなやり方がある。(選手会の仮処分申請却下については)司法の判断に委ねられたわけで、今回の結果を真摯(しんし)に受け止めるべき」
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>  ◆日本ハム・今村純二球団社長 「渡辺サンは球界のことを本当に勉強していらっしゃる。(巨人のパ・リーグ入りが)決まったわけじゃないが、そうなればリーグの発展になる。北海道にとっても、変わったカードが見られるのはいいことだと思う」
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>  ◆横浜・砂原幸雄オーナー(67) 「渡辺前オーナーの話は仮定の話でしょう? 滝鼻新オーナーの発言であれば対応しますけど…。(セ・パ球団が)6・5なら必然的に交流試合とか考えていかないといけない。10チーム(球団)になった場合もどのような仕組みになるのか、システムを考えていかないと」
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>  ◆横浜・峰岸進球団社長(62) 「(巨人のパ移籍発言にも)横浜としては動じない。俺(横浜)もパに行くかもしれないよ。このままならみんな潰れてしまうんだから、みんなが入れてくれと言ったらどうするのか」
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> ★ヤクルト・多菊球団社長は静観
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>  ヤクルトの多菊善和球団社長(68)は3日、巨人のパ・リーグ移籍に「なるようにしかならない」と状況を見守る構え。セ球団は巨人の移籍となれば来季の営業戦略の遅れなど損害を受ける可能性もあるが「損害賠償? 分からない。なるようにしかならない」と困惑した様子だった。
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> ★根来コミッショナーが私案提出へ
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>  根来コミッショナーは3日、オリックスと近鉄に次ぐ「もう一つの合併」が成立し、パ・リーグが4球団になった場合、来季のリーグ運営方法について複数の私案を6日の臨時実行委員会と8日に行われる臨時オーナー会議に提案する考えがあることを示した。具体的な内容こそ明かさなかったが「1リーグという考え方も当然あるし、2リーグの選択肢の中にいろいろな組み合わせもある」と語った。また、巨人がパに移籍する可能性については「具体的に巨人が行くとか、そういうことは考えていません」と現状で私案の中にはないことを明かした。
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> ★「巨人案は仮定」セ・豊蔵会長
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>  セ・リーグの豊蔵一会長(76)は都内のセ連盟事務局で巨人のパ移籍案について、「(もう一組の合併が前提で)仮定の話に答えるわけにはいかない」との姿勢を示した上で、「球界全体の問題ではあるし、(移籍案を)研究したい」との見通しを語った。
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> ★巨人ナインに動揺なし
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>  パの小池会長が渡辺前オーナーから巨人のパ移籍案を伝えられていたと明かしたことに対し、巨人ナインに動揺はなかった。「巨人が歴史上、人気や実力があっても12分の1には変わりないし、ウチが中心と思ってはいけない。謙虚な気持ちを忘れてはいけない」と仁志。視聴率低下などに表れる最近の“巨人離れ”に相当な危機感を抱いているようだった。
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>  ◆労組日本プロ野球選手会副会長の巨人・小久保 「それについては何ともいえない」
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>  ◆選手会長の巨人・高橋由 「(パ・リーグ移籍と)いきなり言われても…」
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>  【記者の目】巨人・渡辺前オーナーの構想として明らかになった「パ・リーグ移籍」は、8日に迫った臨時オーナー会議へむけた最大のけん制ではないか。
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>  確かに、巨人の「本気度」は感じられる。読売新聞内部では野球協約など諸規約を徹底的に精査し、パ移籍を阻む根拠はないと結論に達した。球団首脳は、巨人の移籍で収入が激減することで、残るセ球団から損害賠償請求訴訟を起こされる可能性について「そんなことにはならないだろう」と自信を持っている。
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>  しかし、現実化は困難といえる。この構想はパに「もうひとつの合併」が成立することが大前提なのだ。
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>  パには一向に進展しないもう一組の合併を成立させるため、甘い果実をぶら下げた。一方、渡辺氏は8月27日に「5球団ずつ2リーグ」と口にしたが、巨人以外のセ球団は強硬姿勢のまま。『巨人がセにとどまる2リーグ』を当然の権利とし、新球団のドラフト参加すら「ずうずうしい」という“既成概念”から抜けきれないでいる。
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>  そこで今回、さらに「パ移籍」へと進めた。セ5球団を「10球団1リーグ」へ方針転換させる起爆装置としての意味合いもある。セ5球団は一斉に反発したが、強弱の差も表れてきた。渡辺氏と小池会長との間では、パ移籍構想を口外しない約束だったという。「構想を表面化させること」が最大の目的だったとしたら、それは十分に果たしたともいえる。
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>  もちろん相変わらずの「協約にないから」の乱暴な論理に、批判は免れない。それでも巨人がパ移籍をちらつかせたのは、球界再編を強行解決しようとする意思、ととるべきだ。
> (巨人担当・加藤俊一郎)
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> 【セ・パ両リーグの対立】
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>  ★6月17日 パ緊急理事会で西武が5球団でのリーグ維持に反対。星野代表は「(1リーグ制が)一番いいんじゃないか」。これに対し、セ側は「飛躍しすぎ」
>  ★同18日 巨人・渡辺前オーナーが「11球団での1リーグには反対。パはパなりに努力しないといけない」と発言
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>  ★7月1日 パ臨時理事会で近鉄、オリックスの新球団が優先契約できるプロテクト選手を28人とすることを大筋承認。セ側は「いいとこ獲り」と猛反発
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>  ★同14日 阪神・野崎球団社長が2リーグ制維持のため、交流試合を行うなどの具体案を披露。セ各球団も支持を表明して“反巨人同盟”を結成。一方のロッテ・重光オーナーは「1リーグの方がいいんじゃないですか」
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>  ★同27日 阪神・久万オーナーが、1リーグ制への移行を一方的に主張するパに不快感。「偉そうに言われても…。もっと下手から出て頼まないかん」
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>  ★8月17日 12球団代表者会議で、パ側は「もう一組の合併」を提示できず。セ側は「8月いっぱいがタイムリミット」と期限を設定
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>  ★同30日 「もう一組の合併」の実質的な期限とされた実行委でも、パ側から具体名はあがらず。中日・伊藤球団代表が「いい加減にしてください。大変迷惑しています」と発言するなど巨人を除くセ5球団は不信感
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>  ★9月2日 パ側は緊急理事会でこれまでの1リーグ制導入から一転『5球団ずつの2リーグ制』で一致。巨人との試合実現も視野に入れる



> スト決行強まる!東京地裁が合併差し止め仮処分申請却下
>  労組・日本プロ野球選手会と古田敦也会長らが、オリックスと近鉄の球団合併に反対し、特別委員会の招集などを日本プロ野球組織(NPB)に求めた仮処分申請で、東京地裁(土田昭彦裁判官)は3日、却下の決定をした。選手会側は不服として東京高裁に即時抗告。数日中に決定が出される見込みだが、これによってストライキ決行の可能性が高くなった。
> ◇
>  土田裁判官は決定理由で「球団統合の承認は特別委の議決事項に当たらず、議決を経ない営業譲渡契約が無効とはいえない」と指摘。「両球団の選手契約は統合後の球団と他球団に引き継がれると、12球団が合意している」として、仮処分の必要性はないと結論づけた。この決定を受け、NPBが6日に開く臨時実行委員会で合併を承認することは確実になった。
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>  選手会側は8月27日、特別委の議決なしに合併を進めるのは不当だとして、NPBを相手取り仮処分を申請。仮処分の審尋で地裁側から要請を受け、NPB側は承認手続きを延期していた。
>
>  選手会は却下決定を受け、見解を書面で出した。松原徹事務局長は「引き続きあらゆる方法で早急な球団数の削減、1リーグ化を阻止するために全力を尽くす」とコメント。しかし、一方で大阪地裁に近鉄本社の株主が起こした合併差し止めの申請も却下された。
>
>  選手会は議決への参加の道が事実上なくなったことで、抗告の決定内容次第でストライキに突入する可能性がさらに高まった。
>
>  ◆豊蔵一セ・リーグ会長 「わたしたちの主張が認められよかった。6日の実行委ではオリックス、近鉄両球団の統合の案件も審議していただけると思う。選手会側が異議を申し立てても、一応の決定が出たので、これに従っていける。ストはお客さんにも迷惑をかけるので、差し控えてほしい」
>
>  ◆小池唯夫パ・リーグ会長 「どんな形であろうとも司法の判断を尊重するつもりでいました。その点ではわれわれの主張が認められたのは大変、結構なこと。選手会とは良く話し合って、円満に解決しなければならないと思う」
>
>  ◆オリックス・小泉隆司球団社長 「心配だった。妥当な判断をしていただいて、ホッとしている。6日の実行委員会、8日のオーナー会議で(合併の)承認をいただけたらと思っている」
>
>  ◆近鉄・小林哲也球団社長 「妥当な判断をいただいた。(選手会が即時抗告したが)基本的にはわれわれの方(の主張)を認めるという判断は下っているわけだから(合併承認の)妨げにはならないと理解している」
>
>  【仮処分】通常の民事訴訟においては、判決の確定や和解までに時間がかかってしまうので、現在の権利を守るために、訴訟上の解決や強制執行が可能となるまでの期間、暫定的に行われる裁判上の手続き。現状の変更によって権利が実行できなくなったり、著しく困難になるおそれがあると判断された場合に、裁判所から発令される。決定について不服があれば保全異議を申し立てることができる。
>
>  【特別委員会】野球協約第19条は、実行委員会の審議事項で、選手契約に関係ある事項については特別委員会の議決を経て、これを実行委員会に上程すると定めている。セ、パ両リーグの会長、両リーグの球団代表各2、選手代表各2の計10人で構成。議長は実行委員会の議長が務め、議長が必要と認めたときに随時招集される。議案の可決には、出席者の4分の3以上の賛成が必要となる。
>
> ★古田選手会会長「われわれはあきらめるつもりはない」
>
>  労組日本プロ野球選手会会長のヤクルト・古田敦也会長(39)は、東京地裁への仮処分申請が却下されたことに「結果は聞いたが、内容は聞いていない」とコメントを避けた。東京高裁に即時抗告したことにも「それならそうなんじゃないですか」と話すにとどまった。今回の地裁の判断で6日の臨時実行委ではオリックスと近鉄の球団合併が承認される見通しだが「われわれはあきらめるつもりはない。ファンに失望感を与えないよう、できる限りのことをしたい」と強調した。
>
>  ◆労組プロ野球選手会副会長の中日・立浪 「ボクらは(経営者側と)話し合いたいのに、これで機会を失った。できることならストは避けたいが、6日の会議でストの件を話し合うことになる」
>
>  ◆中日選手会長・井端 「裁判所がそういう判断を下したならそれはそれで仕方な。あとは6日の選手会の話し合いで、ストを含めた話をすると思います」
>
>  ◆日本ハム・小笠原選手会長 「すべては6日の選手会の会議が終わってから。それまでは何とも言えないが、基本線は決まっている」
>
>  【苦しい選手会】選手会はこれから短期間で難しい判断を迫られる。数日中に東京高裁の判断が下される見込みだが、「覆る可能性は極めて低い」との見方が有力で形勢不利。再度却下されれば、選手会の言い分が理にかなっていないものとしてみられ、これまで後ろ盾となっていたファンの反応も微妙に変化する可能性も…。また、ある球界関係者は「労働法では当該球団以外は同情ストに当たり、違法ではないかという声もある」と指摘。選手会が厳しい立場に立たされたことは間違いない。



> 阪神がペタジーニ再調査へ…アリアスに代わる大砲候補
>  巨人残留が微妙になっているロベルト・ペタジーニ内野手(33)の調査に阪神が乗り出すことが3日、明らかとなった。好不調の波が大きいジョージ・アリアス内野手(32)に代わる戦力になりうるかを検討。巨人との契約が更新されなかった場合、獲得に動く構えだ。2年前、争奪戦の末に一度は獲得を断念した大砲候補の状態を、4日からの2連戦(甲子園)でも注意深く分析していく。
> ◇
>  打線強化を担う新助っ人は、“新顔”とは限らない。ペタジーニ、再調査へ−。2年前に一度はフラれ、宿敵巨人の巨大戦力となった左の大砲に、阪神が再び熱視線を送っていることが判明した。P砲は巨人との来季契約が微妙との情報もキャッチ。来季の大型補強の一環として身辺調査に乗り出すことになった。
>
>  「もし巨人が契約を更新しないというのであれば、動かないわけにはいかない」
>
>  ある球団首脳はそう明かす。今季はここまで103試合に出場。打率.284、26本塁打、77打点をマークしているペタジーニ。前半戦は清原との一塁併用もありながらの成績に、阪神の球団首脳は高い評価を下す。巨人がペタジーニとの契約を更新しない場合を想定。オフに迅速な動きがとれるよう、この時期から事前調査を進める考えだ。
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>  獲得に際してネックとされる年俸についても、「他球団の動向次第だが、3、4億円程度に抑えられるのではないか」と球団首脳。2年前には、巨人、横浜、中日との争奪戦で年俸が7億円を超えたが、今回はそれほどのマネーゲームは回避できると予想。岡田監督の戦力構想から外れかけているアリアスの今季年俸3億円を、“ペタジーニ資金”として流用すれば資金面でも大きな負担とはならない。
>
>  「契約が切れるのが前提だが調査は今からでも出来る。問題は昨年に手術した左ひざの状態。悪くなっている、と言われている動体視力が実際はどうなのかを見定めないといけない」(球団関係者)。調査を進めるうえで、注目するのは昨年オフに手術した左ひざの状態。そして、現場サイドから「衰えが見える」と報告されている動体視力。今季、得点圏打率・245と全盛期と比べて迫力に欠ける原因の一つとされているだけに調査には慎重を期す。
>
>  調査結果次第で、ペタジーニはアリアスに代わる大砲候補の最上位としてリストアップされる。8月中旬から渡米中の渉外担当者はメジャーリーガーを中心に現地調査を進めているが、日本ハムのセギノールらの成功例も、球団内では“P砲獲り”を後押しする要因となっている。
>
> ■ペタジーニ(Roberto Petagine)
>  1971年6月2日、ベネズエラ生まれ、33歳。アントニオ・ホセ大から90年ドラフト外でアストロズ入団。94年メジャー昇格。その後パドレス、メッツ、レッズを経て99年ヤクルト入団。03年巨人に移籍。99年に本塁打王、01年は本塁打、打点の二冠とMVPを獲得。1メートル85、84キロ。左投げ左打ち。年俸は7億2000万円
>
>  【02年ペタジーニ争奪戦VTR】 就任2年目での優勝を目指した当時の星野監督が一昨年10月、球団の了承をとりつけてヤクルトとの交渉決裂が濃厚だったペタジーニの獲得へ乗り出す。その後、横浜、中日も加わって争奪戦に発展。巨人は同11月1日に松井秀がFA宣言&メジャー表明後、ペタジーニ争奪戦へ急きょ名乗り。ペタジーニのヤクルト退団は同11日に発表されたが、担当者をベネズエラに派遣しての交渉はマネーゲームで巨人が優位に立ち、阪神は撤退を余儀なくされた。
>
>  【阪神の新助っ人事情】 来季の投打の新外国人のリストアップを目的として、阪神は現在も三宅渉外担当が渡米中。現地でトーマス・オマリー氏と合流し、調査を完了させて9月中旬に帰国する予定となっている。
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>  それと並行して国内で行われるのが、日本球界で活躍している助っ人の調査。今季、02年にオリックスに在籍していたセギノールが日本ハムで活躍するなど他球団からの“お古”に対する評価が急騰。元はといえばアリアスもオリックス(01年まで在籍)から阪神に移籍し、成功していた。
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>  ペタジーニのほかにも、ダイエー・ズレーターの名前も調査対象としては挙がっている。
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>  【アリアスの近況】 最近のアリアスは、岡田監督と一触即発の状態に陥っている。8連勝で迎えた8月31日の中日戦(ナゴヤD)では『7番・一塁』で先発出場したが、ボール球に手を出し、3タコに終わった。これに「ボール球を振っていたら、当たらん。何十回も言っていることよ」と指揮官が激怒。首脳陣のミーティングで二軍落ちも検討されたほど。
>
>  チーム関係者によると、「アリアスも監督の起用法には不満を抱いている」と両者の溝は深まっているようだ。実際、A砲は1日から先発落ちしているが、今季も好不調の波が大きく、ここまで打率.263、23本塁打、74打点(3日現在)と期待を裏切っている。
>
>  来季の契約問題も現時点では白紙だ。3億円(金額は推定)という高額年俸もネックになりそうだが、若手の関本、鳥谷の成長に伴って来季は大幅な内野守備改革が断行されるのは必至で、アリアスのポジションが保証されない状況も考えられる。処遇に関しては9月半ば行われる編成会議で、ある程度の方向性が定まる見通しだ。
>
>  【巨人の事情】 今季が2年契約の2年目のペタジーニだが、本来の姿とは程遠い成績だ。序盤から清原と一塁のポジション争いに敗れ、ベンチでくすぶる日々が続いた。清原の故障後に先発出場が増えたが、打率.284、26本塁打、77打点(3日現在)と、持病の右ひざの影響もあって、安定感には欠けた。
>
>  来季の契約に関してはまだ白紙の状態。7.2億円といわれる高額年俸もネックとなりそうで、退団という可能性は十分にある。また、巨人はスカウト活動違反で編成部門でも方針決定に例年以上に時間を要している。来季に向けて、立ち遅れをとっていることもペタジーニの処遇の早期決着に影響を与えそうだ。
>
>  【この日のペタ】 来日していた夫人のオルガさん(58)の息子らが米国に帰るのを見送るために、全体練習には参加せず川崎市のジャイアンツ球場で練習した。首脳陣の許可を得て2日に単身、大阪から帰京していたペタは4日にチームに再合流、阪神戦にスタメン出場する予定になっている。



> 矢野は『左上腕打撲』…大事に至らずひと安心
>  とりあえず、ひと安心だ。前日2日の中日戦(ナゴヤD)の二回、左ひじ上部へ死球を受け、途中交代した阪神・矢野輝弘捕手(35)が3日、大阪市内の病院で再検査。前日に名古屋市内の病院で受けた検査と同じく、『左上腕打撲』と診断された。「あした(4日)、練習に来て、それから様子を見ます」と、猿木チーフトレーナー。死球直後は腕が上がらない状態だったが、本人も「腫れたけど、ヒジがだいぶ曲がるようになってきた」と、コメントした。
>  4日の巨人戦(甲子園)の出場に関しては未定だが、大事には至らなかった様子。甲子園の指名練習に出ていた平田ヘッドコーチも、「だいぶ動くみたい。マシになってきたみたいだな」と、ホッとした表情を見せていた。
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> ★狩野が初の出場選手登録…矢野の状態を考慮
>  プロ4年目の捕手・狩野が初の出場選手登録されることになった。矢野が前日2日の中日戦(ナゴヤD)で左上腕を打撲。矢野の状態を考慮して首脳陣は4日から捕手3人制を敷くことを決めた。
>
>  狩野は、4日はデーゲームで行われるウエスタン・中日戦(鳴尾浜)に出場した後に甲子園の一軍本隊に合流する。代わって的場が出場選手登録を抹消される。



> 【高校野球】全日本がコールド発進…AAA世界選手権
>  (第21回AAA世界野球選手権、第1日、3日、台湾・台北)台湾・台北で開幕。予選リーグA組の全日本高校選抜はドイツと初戦を行い、11−1の七回コールド勝ちで好発進した。日本は一回に鵜久森(済美)の2点本塁打などで3点を先取。小椋(中京大中京)−鈴木(駒大苫小牧)の継投で1点に抑えた。日本はA組で台湾、米国、オランダ、ベネズエラと対戦する。



> 【アマ野球】野村シダックスがサヨナラ勝ちでベスト8
>  (都市対抗野球、第8日、3日、東京ドーム)2回戦3試合を行い、昨年準優勝のシダックス(調布市)、東芝(川崎市)、王子製紙(春日井市)がそれぞれ勝ち、ベスト8が出そろった。シダックスは九回に2点差をひっくり返し、日本生命(大阪市)に4−3でサヨナラ勝ち。東芝は三回に5点を奪い、7−2でJR東海(名古屋市)に快勝した。王子製紙は延長十回の末に、JR東日本東北(仙台市)を8−5で下した。
> ◇
>  絶体絶命の窮地に立たされた野村監督が、最後は笑っていた。「これぞ野球というのを久しぶりに見せてもらったよ。プロの人にも見てもらいたい試合だった」
>
>  2点を追う九回。日本生命の2番手・渡辺に対して、ベンチからの攻略法がズバリ的中だ。直球中心の投手のため、まずはコンパクトなスイングを選手に徹底。そして(1)高めに手を出さないことと(2)変化球で追い込まれる前に、直球のストライクを狙えと2段構えで通達したのだった。
>
>  先頭・パチェコが指示通りにカウント1−2からの直球を右前打。一死後、代打・中島が右前打で続き、坂田が1−3から四球を選んで満塁。ここで松岡が三塁失策で1点差。藤沢が一塁内野安打で同点。仕上げが中村のサヨナラ打で、まんまんと作戦がハマッてミラクル逆転劇となった。
>
>  「うちはグラウンドがないので遠征が多く後攻の習慣があまりない。でもきょうは(九回)裏があった。野球は後攻がいいな」と、会見を笑いで締めた名将。昨年逃した優勝という大きな夢へまた一歩前進した。
> (山下 千穂)
>
> ★中村がサヨナラ打含む2安打
>  九回一死満塁からサヨナラ中前打を放った中村は、試合後のヒーローインタビューで熱戦の余韻に浸りながら声を上ずらせた。「真っすぐに絞って思いきり打ちました。緊張していたが、落ちつこうと自分に言い聞かせて打席に入った」。八回にも右中間二塁打して、佐藤の右前打で生還する3打数2安打の大活躍。スタンドの歓声に手を振って応えた。
>
> ★王子製紙・渡辺が決勝二塁打
>  王子製紙は延長十回に渡辺が勝ち越しの適時二塁打。重苦しい雰囲気を吹き飛ばし「監督からかえしてくれと言われていた」と達成感に浸った。棚橋監督も「いい仕事をしてくれた」と喜んだが、ただ「誰がヒーローかと言うと田中かな」と続け、同点の七回途中から相手打線を封じ込んだ田中にも感謝。勝利に貢献した補強選手の右腕は「気持ちで投げた」と会心の笑みだった。



> G高橋由が4番復帰へ…“つながり”戻して逆転V狙う
>  巨人・堀内恒夫監督(56)が高橋由伸外野手(29)の4番再起用を検討していることが3日、わかった。アテネ五輪期間中を中心に4番を任せていた小久保裕紀内野手(32)に疲れが見え、クリーンアップのつながりが悪いこともあって、早ければ4日の阪神戦(甲子園)からヨシノブが4番に“復帰”する。
> ◇
>  湿り気味の史上最強打線を生き返らせるためにはこれしかない。全体練習の行われた甲子園の室内練習場。高橋由、小久保、ローズらのフリー打撃に目を光らせていた堀内監督が一つの決断を下した。
>
>  「(打線改造は)そのときになってみないとわからん」
>
>  練習後、こう含みを持たせた指揮官の胸のうちにあるのが、高橋由の4番復帰だ。最近5試合のクリーンアップは打率.240、打点5と低迷。中でも4番の小久保は8月22日の広島戦(広島)を最後に7試合連続打点なし。そこで浮上したのが、4日の阪神戦からの“4番入れ替え”だった。
>
>  急性胃腸炎のため7月23日の横浜戦(横浜)から高橋由が4番を外れて以降、アテネ五輪出場もあり小久保が定着していた。しかし、最近はクリーンアップのつながりのなさが敗因になる試合も目立つ。開幕から「つなぎの4番」として“接着剤”の役割を果たしてきた高橋由が4番に戻れば、3番・ローズ、5番・小久保が再び息を吹き返す、との期待からだ。
>
>  7日の中日戦(東京ドーム)にずれ込む可能性もあるが、まずは史上最強打線に“つながり”を戻して、逆転Vを狙う。
> (阿見 俊輔)
>
> ★高橋尚が登板回避
>  4日の阪神戦(甲子園)に先発予定だった高橋尚が登板回避しそうだ。数日前から急性胃腸炎で体調不十分。練習は続けているが、登板は首位との直接対決となる9日の中日戦(東京ドーム)に持ち越される。代わりに先発が予想される久保は「体調はキープできている」。5月30日の横浜戦(東京ドーム)以来となる先発での勝ち星に気合を入れ直した。



> G・高橋由25号V2ラン!復帰後負けなし3連勝
>  (セ・リーグ、阪神1−2巨人、25回戦、阪神15勝9敗1分、4日、甲子園)あきらめるわけにはいかない。気持ちは自然と行動に表れた。0−0のまま迎えた六回、執拗なまでに藪に食い下がる高橋由。粘った揚げ句の8球目、外角フォークをたたいた打球は甲子園をぬらす霧雨を貫き、バックスクリーン直撃。25号2ランが希望をつなぐ勝利をたぐり寄せた。
>  「感触はよかったけれど、(前の打席で三振していて)当たる気がしなかった。自分でもビックリしてます」
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>  これでアテネ五輪から帰国後、8月31日の横浜戦(松山)でスタメンに名を連ねて以来チームは3連勝。頼れる選手会長の存在が、新たな“不敗伝説”を生んでいる。
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>  責任感が人間をひと回り、成長させることがある。8月3日のヤクルト戦(神宮)を最後にチームを離れたが、一戦必勝の過酷なバトルを演じるかたわら、現地の関係者を通じて巨人のスコアを確認、また日本のチームメートに国際電話をかけてはペナントの状況を気にかける日々だった。
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>  8月25日、3位決定戦のカナダ戦では右ひじに死球を受け、帰国後も内出血と患部の腫れが残っていた。「コンディションは6割くらい。責任感が打たせているよ」と須藤ヘッドコーチも心配するほどの状態。さらにグラウンドを離れれば巨人の選手会長としてオリックス、近鉄の合併問題に伴う選手会の意見集約など、山ほど仕事が待ち受ける。まさに満身創痍の体を張って逆転Vを鼓舞する意気込みだ。
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>  「(タイミングが)全然合っていなかったのに、あの一発で点をとってしまうのは中長距離バッターの怖さだ。1点差ゲームで3連勝は勢いつくね」と堀内監督もニンマリ。気が付けば今季最多の貯金『10』で、この日敗れた中日とは5ゲーム差。竜の背中はまだ遠くにかすむ。しかし、G党もGナインも、決してあきらめはしない。
> (林 健太郎)
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> ★久保が7回1失点で5勝目
>  雨の降る中で先発した久保が7回を被安打5、1失点に抑えて今季5勝目。先発としては5月30日の横浜戦(東京ドーム)以来、約3カ月ぶりとなる勝ち星に「結果が出る、出ないではなく、向かっていく気持ちでした」と笑顔。
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> ★木佐貫が5セーブ目
>  久保と同期の木佐貫も負けてはいない。1点差の九回に登板。二死後、アリアスに中前打を許したが矢野を二ゴロに打ち取り5セーブ目を挙げた。「久保の勝ち星を消さないようにとだけ考えていました」。胸をなで下ろした新ストッパーの好投に、堀内監督も「球に力がある。ムードもあるね」とご機嫌だった。
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>  ◆久保と木佐貫の2年目コンビの好投に巨人・池谷投手コーチ 「2人でお互いに刺激しあってやってくれればいいですね」

ナイスピッチング!久保君!木佐貫君!(o゚▽゚)9!


> 【江本孟紀】巨人が“死んだふり作戦”で浮上
>  最近11試合の成績が7勝2敗2分け。しかもここ3試合は計6失点。球界再編のどさくさに紛れ、巨人が“死んだふり作戦”で浮上してきた。
>  ただ、試合内容は打線は元気がないし、投手陣が復活したというより、相手がまったく元気がないという印象やね。
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>  無理もないか。来週にはストライキを決行するかどうか重大な決断を迫られている上、ここへきて巨人がパに移籍するといううわさが…。
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>  オレ個人の意見としては、巨人がパに移籍しても(そう簡単には進まないやろけど)、阪神、巨人が両リーグを引っ張り、球界全体を盛り上げていけばいいと思っているけど、巨人以外の5球団の動揺は相当なもの。選手はセとパの賃金格差を知っているわけやし、巨人の抜けたセの将来に不安は募る一方。パの合併問題の火の粉が、完全にセ5球団に降りかかった格好やね。
>
>  他球団が動揺している間に巨人が最後の追い上げを図り、メークドラマ。今回の球界再編のキーマンといわれる渡辺前オーナーのあらすじの結末はここまで描かれている。そう勘ぐりたくなるほど、巨人が不気味になってきたね。
> (サンケイスポーツ専属評論家、桐蔭横浜大学客員教授)

流石にそこまではないと思うが…

> 阪神・藪7回2失点黒星もド軍“御前登板”で持ち味発揮
>  (セ・リーグ、阪神1−2巨人、25回戦、阪神15勝9敗1分、4日、甲子園)夢へ一歩踏み出すピッチングだった。来季の米大リーグ挑戦を目指す阪神・藪恵壹投手(35)が、ドジャースのスカウトの前で7回3安打2失点。負け投手にはなったが、自身最後となるであろう甲子園での伝統の一戦で、持ち味を存分に見せつけた。
> ◇
>  テンポのいい投球に、低めを丁寧につく抜群のコントロール。これが『YABU』のピッチングスタイルだ。ネット裏前列に陣取ったドジャースのスカウト陣の前で、初の“御前登板”。自身にとって“甲子園での最後の伝統の一戦”で、名古屋からわざわざ大阪にまで追いかけてきたお礼とばかりに、持ち味を存分に発揮した。
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>  「1球で終わったね。それまでは元気だったんだけどね。回を追うごとによくなった。あの1球。最後の最後で甘くなったのが悔しいね」
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>  試合後、サバサバした表情を浮かべた。六回二死二塁から、高橋由に先制の中越え2ランを被弾し今季8敗目を喫した。だが失投はその1球だけ。巨人の史上最強打線を二回から五回までノーヒット。7回3安打2失点の内容に本人も納得顔だ。
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>  今季最後のTG戦の先発マウンド。超満員の5万3000人の誰よりも、ネット裏から熱視線をおくっていた人物がいた。この日、ドジャースのマット・スレータースカウト部長(33)と小島圭市日本担当スカウト(36)が、甲子園を初来訪。今オフ、FA権を行使し、メジャー挑戦を目論む35歳右腕をライブ観戦していた。
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>  2人は2日のナゴヤドームも訪れたが、お目当ての藪の登板はなかった。中6日で先発を予想していた計算が外れていた格好だったが、今回あえて大阪まで“追跡調査”して、藪の投球を目に焼き付けた。すでに藪のスカウティング・リポートを米ロサンゼルスの球団本部に送付済みであることは明らかになっている。今回の“恋人”への生チェックは、ドジャースの藪獲得への本気モードの表れだ。「きょうは一切しゃべりませんよ」と小島スカウトは終始ピリピリムードを漂わせた。試合中もペンを走らせながら、試合終了まで観戦した。
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>  家族の住環境のよい西海岸のチームをターゲットに絞っている藪にとっては、まさに相思相愛の相手。石井や野茂など日本人投手を高く評価するド軍。獲得しやすい土壌は十分にある。この日の巨人封じで、獲得リストの『YABU』の名に、二重丸が書き込まれたはずだ。
> (上野 亮治)
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> ★水面下で渡米準備を着々
>  水面下では渡米準備を着々と進めている藪。昨年から長男の智貴くん(9)を英会話学校に通わせ、家族会議でも今オフのメジャーへの夢を語った。マリナーズ・長谷川や元チームメートでもある新庄、02年まで阪神に在籍していたハンセル、カーライルからメジャー情報を収集。さらに、練習でもときおりメジャー公認球を使用し、感触を確かめている。
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> ★矢野が悔しさ倍増
>  2日の中日戦(ナゴヤD)で左上腕に死球を受けた矢野が、先発フルマスク。藪を巧みにリードしたが、六回、二死一塁から、高橋由に浴びた25号2ランを残念そうに振り返った。
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>  「一塁が空いていたし、歩かせてもよかったんだけど…。藪も四球を出したくない気持ちがあった。調子自体は悪くなかったんですけどねぇ」
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>  七回、一死一、二塁の同点機では見送り三振に倒れ、打撃で援護できず。悔しさは倍増だった。
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> ★安藤が気迫の投球
>  アテネ五輪から帰国後、2試合目の登板となった安藤が気迫を見せた。1ー2の九回に3番手で登板し、先頭の高橋由に左翼線二塁打を許し、その後に暴投で、一死三塁とピンチは広がったが、連続三振で切り抜けた。「1点もやれないですからね。開き直りました。開き直って粘る、という感じです」と満足げな表情を浮かべていた。




> 中日・朝倉1回3失点…落合監督「つぎも敗戦処理だ」
>  (セ・リーグ、広島8−4中日、22回戦、中日15勝7敗、4日、広島)こんな黒星があっても大丈夫。オレ竜が小休止だ。朝倉の炎上&拙攻で連勝は5でストップ。結果的には大敗でも、落合監督はまだまだ余裕。意味深発言を連発だ。
>  「朝倉が期待を裏切った? いや裏切ってないよ。つぎも敗戦処理だ。朝倉は敗戦処理だと言っているだろう」
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>  連勝ムードが一回から吹っ飛んだ。嶋に先制2ランを浴びた直後もピンチを招き暴投で3点目を献上。結局、1回3失点で降板したが、最初から期待していなかったかのようなコメントだ。さらに『つぎも敗戦処理(エッ、今回も?)』とナゾの発言が続いたが、伏線は前回にある。
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>  「当分先発はない。敗戦処理だ」。怒りを込めたのは8月29日の横浜戦後。五回先頭の投手に四球を許して即交代。『敗戦処理』のラク印を押したが、言葉とは裏腹に1週間後も先発。代役不在で仕方なく送り込んだようだが、淡い期待は吹き飛ばされる。今度は冷酷にぶった斬った。
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>  「気持ちと体をコントロールできない。自分のなかで分からない」
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>  背信右腕は今度こそ敗戦処理になる模様。川上、山本昌、ドミンゴの“10勝トリオ”は安泰も、確固たる4人目が不在の落合竜。リーグVこそ近づいているが、日本シリーズとなると…。これでマジックの最短点灯日は7日に延期。たかが1敗ではあるけれど、オレ流監督自らがエース番号18を背負わした朝倉の復活が今後のカギになるかもしれない。
> (兼田 康次)
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>  ◆中日・森投手コーチ 「朝倉? きょうは投げてないよ。(最初からセットポジションで)工夫はしたんだろうけどな」
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>  ◆四回一死二塁から右中間を破る適時二塁打を放った中日・谷繁 「何とか流れをこちらに持ってきたかった」
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> ★荒木が今季13度目の猛打賞
>  敗戦のなかでキラリと存在感を見せつけたのが核弾頭・荒木だ。四回二死三塁から一時は1点差に詰め寄る右前適時打を放つなど、この日は5打数3安打。今季13度目の猛打賞を獲得した。
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>  「(四回は)うまく右に打てましたね。いいところを抜けてくれた」。安打は3試合ぶりとなるが、「優勝へのプレッシャー? それはないです」と気合を入れた。

> 広島・嶋“3割30本”…安打数も160本に到達
>  (セ・リーグ、広島8−4中日、22回戦、中日15勝7敗、4日、広島)また1つ、打者としての高みに到達した。赤ゴジラ・嶋が初回一死一塁で先制の30号2ラン。ついに、大打者の証でもある「3割30本」という大台をクリアした。
>  「シーズンが始まる前は30本なんて考えてもいなかった。打てるとも思っていなかったし、予想外ですよね」
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>  投手出身の嶋。主にファーム暮らしだった昨年まで、最多は01、02年のウエスタンで放った8本。1度も2ケタ本塁打の経験がない。
>
>  「軌道も分からないですからね。飛んだ球に聞いてくれ、という感じ」。安打の延長線が本塁打というのが持論。だからこそ、30本という数字には素直に驚いている。
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>  この本塁打で安打数も160本に到達。身近な目標として野村の持つ球団記録173本を視野に入れている。それをクリアした先に、セ・リーグ記録、さらには200安打突破を目指す。
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>  「3割30本? 今はまだ実感もないですよ。シーズンが終わって数字を残せれば、実感がわくかもしれませんね」
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>  無我夢中でシーズンを走り抜ける赤いゴジラ。無欲の先に、首位打者、そして最多安打のタイトルが待っている。
> (南 恭士)
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>  ◆6回4安打2失点で8勝目(7敗)を挙げた広島・河内 「ここ2試合、4回で降板して試合も作れなかったし、中継ぎの投手に迷惑をかけたので、1回でも多く投げたかった」
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>  ◆五回無死一塁で左中間席へ38号2ランを放ち、ギャレットの持つ球団外国人最多本塁打(40本)にあと2本と迫った広島・ラロッカ 「市民球場なので入ったが、他の球場では入っていなかったと思う。それでもいい追加点になった」
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>  ◆5日の中日のマジック点灯を阻止した広島・山本監督 「意地見せた? (九回に2点を取られて)簡単には喜べんというのはあるけどね。まだまだ、あしたもな」
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> ★新井がハッスルプレー連発
>  広島の“元主砲”が久しぶりの一発を放った。今季初めて三塁でスタメン出場した新井がハッスルプレーを連発。打っては7月27日の巨人戦(東京D)以来となる5号ソロ。2失策はしたものの、再三の好守でチームを盛り立てた。
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>  「三塁のスタメンは初めてなんで、ドキドキしていた。必死にやろうと思いました」。4番を任された昨季、ケガで出遅れた今季と不振が続いているが、大砲健在をアピールしていた。

嶋ぁ〜!(o゚▽゚)9!


> 梨田監督ガックリ「いい試合をしても、負けは負け」
>  (パ・リーグ、近鉄4−5ダイエー=延長十回、24回戦、ダイエー16勝8敗、4日、大阪ドーム)3点のビハインドを八回、九回に追いつく粘りを見せた近鉄だが、頼みの守護神・福盛が、延長十回二死二塁に、代わり端の初球を、大道に左翼席へ運ばれて、ジ・エンド。「よく粘ったんだけどね、選手たちは…。大道への初球が、もったいなかったなあ…。いい試合をしても、負けは負けだからなあ…」と梨田監督はガックリ。3位以内の“灯”が、じわりじわりと、見えなくなってきている。

俺もがっくり(つД`)ノ


> 西武・カブレラが球界史上初?の3打席連続天井弾
>  (パ・リーグ、日本ハム5−4西武、24回戦、西武13勝11敗、4日、札幌ドーム)♪寂しさに負けたぁ〜いえ、天井に負けたぁ〜。前夜、本塁打性の当たりを含む2度(八回、十回)の天井弾を放ったカブレラが、この日の第1打席も高々と打ち上げて天井に打球をガツン。球界史上初?の3打席連続天井弾も三邪飛、左飛、遊飛と実入りはなかったが、六回には打ち直しとばかり、21号ソロを左翼席に運んだ。打球の角度を“修正”してようやくスタンドに運んだカブレラは「打ったのはカーブ。天井に当たらなくてよかった」。たしかに。
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>  ◆連日の1点差負けに西武・伊東監督 「日本ハムの一生懸命さに押されている。(首位を狙う)うちがやらないといけないのに…。どっちが上位か分からない」
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>  ◆4回4失点でアテネ五輪後の復帰登板を飾れなかった西武・張誌家 「(疲れは)全然ない。調子が悪かった」




> オリックス・川越8回1失点好投!ロッテから4勝目
>  (パ・リーグ、ロッテ2−3オリックス、23回戦、オリックス15勝8敗、4日、千葉)川越が8回1失点と好投。お得意のロッテから4勝目で、今季7勝目を挙げた。右翼席のロッテファンからブーイングを浴びながらのお立ち台では「相性とかは意識していない。どんな相手でも一生懸命投げるだけ」と殊勝な言葉。チームもこのカード15勝目と、まさにロッテさまさま。伊原監督は「小差のゲームが多いし、そうなれば選手の知恵比べだから…」。こちらは過激な言葉を口にした。

川越!川越!ヽ(゚▽゚*)ノ

> ロッテ自力プレーオフ進出消滅…微妙な判定に泣く
>  (パ・リーグ、ロッテ2−3オリックス、23回戦、オリックス15勝8敗、4日、千葉)微妙な判定に泣かされた。三回一死三塁から、村松の打球が投手・小林宏の足元へ。跳ねあがったボールをダイレクトで捕球し、併殺を狙って三塁へ送球。しかし、審判団はショートバウンドと判断。内野安打でこの間の三走の生還も認められた。「おそらく直撃」とは小林。バレンタイン監督も「地面に当たれば砂ぼこりがあがるはずだし、ボールにも土はついていなかった。間違った判定だ」と怒り心頭。3連敗で4位に後退、自力でのプレーオフ進出が消滅し、ぶ然とした表情で球場を後にした。
>
>  ◆3試合ぶりのスタメンで、33号ソロを放ったロッテ・ベニー 「完ぺきな当たり。久しぶりの出場の最初の打席で、いい打撃ができてうれしかった」



> 【アマ野球】野村シダックスが敗戦
>  (都市対抗野球、第9日、4日、東京ドーム)準々決勝を行い、昨年の準優勝で野村克也監督率いるシダックス(調布市)は王子製紙(春日井市)に3−6で敗れた。王子製紙のほかJT、七十七銀行(ともに仙台市)、ホンダ(狭山市)が準決勝に進出。JT、七十七銀行は初、ホンダは8年ぶり、王子製紙は12年ぶりの4強入り。JTは東芝(川崎市)を2−0で破り、七十七銀行は日本新薬(京都市)を5−3で下した。ホンダはJR九州(北九州市)に5−3で勝った。
>
> ★野村監督に嫌な予感
>  シダックスの野村監督は「周囲からプレッシャーをかけられて、予選の時から謙虚に戦うことができなかった」と時折笑みを交えながら振り返った。ゲンを担ぐタイプの野村監督は第1試合から自身が座る三塁側のチームが負け続けることに嫌な予感がしていたという。来年以降については「日本選手権前後に会社側と話し合って決めたい」と話した。
>
> ★七十七銀行が初の4強入り
>  ついに4強まで進んだ。十回に勝ち越し二塁打を放った岩下は「積極的に打ってやろうと。入るとは思わなかったが、抜けると思った」と満面の笑み。決勝点を挙げた男は8月に結婚したばかりで、TDKからの補強選手。「去年は自分のチームで出てすぐ負けているのに、ほかのチームでこんなに勝てていいのかな」とおどけた。



> 【大学野球】日大と駒大が先勝
>  (東都大学野球、第1週第1日、4日、神宮)秋季リーグ戦が開幕。1回戦2試合を行い、春に全勝優勝の日大と駒大が先勝した。日大の那須野巧投手(4年、駒場学園)、青学大の山岸穣投手(4年、福井商)が1失点で互いに譲らず迎えた延長十四回、日大は連続二塁打などで勝ち越しに成功。3−1で勝った。駒大は服部泰卓投手(4年、川島)が東洋大を7安打完封した。
>
> ★日大・桑原が勝ち越し二塁打
>  エースの力投に4番が応えた。延長十四回、相手先発の山岸から勝ち越しの適時二塁打を放った桑原は「那須野が投げている試合は負けられない。打線の責任者として何とかしたかった」と胸を張った。那須野は山岸の178球を上回る196球で完投勝利。「いままで公式戦でこんなに投げたことはない。ばてていたので、ごまかしながらだった」と苦笑した。

前日

前日(広×中 第一戦@しろしま市民球場&イチロー月間MVP(^o^)/)
同日
翌日

翌日(選手会にMLB選手会の支援&イチロー5安打(o゚▽゚)9!&巨人×阪神戦 ほか)
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