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20040727(火) 巨×広 第一戦@東京ドーム&松井19号
本日は、巨×広 第一戦、近×日 第二戦、松井19号、岩隈情報、合併問題、甲子園情報をお送りします。
> バット投げで一触即発、Gローズ怒りの決勝一発
> (セ・リーグ、巨人5−4広島、19回戦、巨人11勝8敗、27日、東京ドーム)。最初のひと振りで、たまったマグマを噴火させた。4−4と同点に追いついた直後の八回二死。ローズが広島・玉木の内角直球をたたく。打球は右中間スタンドに一直線。息子のカールJr君(10)を伴ったお立ち台では、阿部のお得意のフレーズ、「最高で〜す!」を、何度も繰り返した。
> 「初球からいい球を狙っていた。完ぺき。はしゃいでいた? 阿部の気持ちがわかったよ」
>
> フォア・ザ・チームに徹するローズ。そのハートに火をつける“事件”が直前に起きた。八回一死三塁のピンチで、シーツを迎えた場面。巨人2番手シコースキーの3球目は厳しい内角攻め。4球目に左飛を打ち上げた瞬間、シーツが放り投げたバットはシコースキーの足元へ。危ない!
>
> 堀内監督を筆頭に、両軍ベンチから選手が飛び出し、約5分間、試合が中断した。
>
> 「シーツはいい選手だけど、あそこはバットを投げるべきではない。シコースキーに何かいいたければ、話をするべき」
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> ローズは冷静に振り返ったが、激しく審判に詰め寄った堀内監督は怒り心頭。
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> 「狙っているとはいわないけれど(バットが)当たっているのだから、あれはダメ。審判は見ていないよ!」
>
> 25日の横浜戦(横浜)では最大8点差から一時逆転しながら、一発攻勢でサヨナラ負けを食らう最悪の展開。悪循環を断ち切りたい指揮官の熱が、結果的にベンチにも伝染した。
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> 「本塁打キング? 重きを置いているのはチームの勝利。日本一がどういう気持ちなのか、味わってみたいんだ」
>
> 首位・中日とは4・5ゲーム差。オレンジ党一色の右翼スタンドにむけてあげられたローズの人さし指に、逆転Vへの夢がつまっている。
> (林 健太郎)
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> ★通算199勝ならずの工藤、「また頑張るよ」
> 通算200勝まであと2つと迫った工藤が先発。一回に4点を失ったものの粘りの投球で6回133球を投げきった。「二回以降は良かったけどね。打者に迷惑をかけたよ。自分のことよりチームの優勝。勝って良かった。次にまた頑張るよ」と41歳のベテラン左腕は気持ちを切り替えていた。
>
> ★岡島がオーナー御前で1球勝利
> 岡島が八回一死満塁で登板、野村を一ゴロ併殺打に仕留め、渡辺オーナーの御前試合で1球で勝利投手となった。同オーナーからは以前、「あいつが出ると打たれる」と酷評されたが、この日はまさに“リベンジ”。「ツイていました。厳しい場面で抑えられてよかった」と笑顔。
>
> ★新4番・小久保、4試合連続打点
> 小久保が四回に反撃の適時二塁打。高橋由が腹痛から復帰したものの、新4番として4試合連続打点を挙げた。「点差があったし、追い込まれていたので、最低でもランナーを進めようとセンターから右方向を意識していた。うまく開かずに打てたね」と自画自賛。
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> ◆1点リードの九回から登板。二死満塁で嶋を三振に斬って25日横浜戦で救援失敗の汚名を返上した巨人・久保 「ア〜胃薬欲しい〜。もうどうにでもなれと思って。ホッとしたけど、これから試合を観戦に来る人は胃薬持参でお願いします」
>
> ◆六回に懸命のブロックを見せた巨人・阿部 「足は痛いっすよ。でも、追う立場としてもう負けられないから」
> 同オーナーからは以前、「あいつが出ると打たれる」と酷評された
お前が観に来るから(選手のモチベーションが下がって)負けるんだよ(*゚▽゚)b
今日は勝ったけど。
> シーツを迎えた場面。巨人2番手シコースキーの3球目は厳しい内角攻め。4球目に左飛を打ち上げた瞬間、シーツが放り投げたバットはシコースキーの足元へ。危ない!
上記の場面で一番最初にシーツに食って掛かったのはペタでしたね。
正直ペタは(プレイヤーとしては将に「プロフェッショナル」ですから、素晴らしい選手だということには異論はありません。…ということは彼が悪いのではなくてペタを獲ってきたフロントに問題があるのでは…とも思ったりする^^;)あまり好きじゃないんですが。
…
仲間想いの選手なんだなぁ…ペタは。
ヤクルトにいれば、今も昔も素晴らしい選手だと素直に思えたのですが…
(」゚O゚)」<バカフロント〜!獲ってくんじゃね〜!
…
まぁペタとフロント間で契約の合意があったから今巨人にいるわけで、100%フロントの所為というわけでもありませんが…
「ペタが欲しい」
との現場の意向もあったろうし…
> 【小早川毅彦】巨人は守りで流れを作って逆転勝ち
> 4点差を逆転。巨人が力でねじ伏せたというより、広島の拙攻や継投ミスに助けられた感はありますが、それでもこれまでの勝ち方とは少し違っていました。
> 勝負を決めたのは仁志、ローズの本塁打ですが、流れを作ったのは守りです。三回、二岡が中前に抜ける当たりを捕ってベースを踏んで一塁に送球した併殺。六回にはシーツの左中間二塁打をローズ−二岡−阿部の好ブロックで一塁走者を刺しました。
>
> この日の巨人ベンチには8点差を逆転して、再逆転負けした25日の横浜戦のショックが残っていました。優勝したチームは、長いシーズンの中でポイントとなる試合がある。巨人は優勝経験のある選手ばかりですから、8点差を逆転した瞬間はそう思ったはずです。逆に再逆転されたことで、「今年はまずいかも」という嫌な予感が生じたのではないでしょうか。
>
> 精神的に今ひとつ、乗り切れない中、よく守って試合の流れを取り戻した。今度はペナントの流れをもう一度つかみ直すため、今週の広島、阪神戦で取りこぼさないことが大事です。
> (サンケイスポーツ専属評論家)
…
小早川さんの仰る通りですね…
> 新庄爆ショー4安打!サイクル逃すも元気
> <日本ハム8−3近鉄>◇27日◇大阪ドーム
> This is the SHINJO!! 日本ハム新庄剛志外野手(32)が、勝負強さを発揮した。2点を追う5回に今季初の2戦連発となる同点14号2ランを放った。この日は、三塁打が出ればサイクル安打という今季初の4安打の大活躍。負ければプレーオフ圏を争う近鉄に並ばれる一戦で、逆転劇を演出した。ここ一番で打って欲しいという時にこそ真価を発揮する「クラッチヒッター」ぶりを、あらためて見せつけた。
>
> つかみもオチも最高だった。新庄らしく、最高のクライマックスを狙った。8回1死一塁。三塁打が出ればプロ初のサイクル安打達成となる。近鉄有銘の直球を強振した。「狙っていった。天井に当てるくらいのスイングをして、結果的にフライでフェンスに当たってくれたらと思って」。やや詰まった打球は、右前で弾んだ。だが、一塁塁上で首をかしげながら見せた白い歯が、大きな仕事をやり遂げた証だった。
>
> サイクル安打ははらなかったが、クラッチヒッター(チャンスに強い打者)の面目躍如だった。2点を追う5回2死一塁。近鉄高木の125キロ外角低めの変化球を、逆らわずに右方向へもっていく。今季初の2戦連発、技ありの14号同点2ラン。劣勢ムードを一変させた。「あっちの方向にいったのは久々じゃない。打てる時は打てるから」。5月21日近鉄戦以来、今季2本目の中堅から右への1発を自画自賛した。
>
> 「アメ」と「ムチ」だった。20日西武戦をへんとうの炎症で欠場。体調が万全でない中、23日から遠征に出た。試合前には、棒つきのアメをなめながら練習している。この日は「もう大丈夫」だったが、アメを口にした前日26日に本塁打を放ち、不思議がるチームメートに「昨日も打てたから」とゲンをかついだ。そのかいあってか? 近鉄梨田監督を「新庄に打たせてうちが勝つのがいいんだけど」と苦笑いさせるほどの返り討ちをした。
>
> プレーオフ圏内を譲れない試合で、持ち前の勝負強さを見せた。ヒルマン監督は「新庄の活躍が非常に大きかった」と褒めた。プレー以外にも着ぐるみを着用して練習するなど、チームを盛り上げている。試合で活躍できなければ、批判を浴びる行為かもしれない。しかし「スパイダーマン? 今季中に(何か)あと1回しかしないですよ」。自らにプレッシャーをかけるようなパフォーマンスができるからこそ、局面で力を出せる。今季初の4安打は「そんなのどうでもいい」と言ってのけるほど、役割にこだわる。プレーオフ戦線が激化する夏が、新庄の季節になる。【高山通史】
> [2004/7/28/09:39 紙面から]
が〜ん(゚Д゚;)負けてしまった…
> 松井秀“レ軍キラー”!メジャー4本目の満塁本塁打
> 【ボストン(米マサチューセッツ州)25日(日本時間26日)田代 学】ドカ〜ンとグランドスラムだ! ヤンキース・松井秀喜外野手(30)がレッドソックス戦の七回に今季2本目、早くもメジャー通算4本目となる19号満塁本塁打を放った。10試合ぶりの一発で、フェンウェイ・パークでは自身初アーチ。完敗の中、初回の中犠飛と合わせてメジャー自己最多タイの5打点と孤軍奮闘、敵地の名物アナウンサーにも“レ軍キラー”として認められた。
> ◇
> 確かな手応えを感じながら一塁へ走り出した。7点ビハインドの七回二死満塁。松井秀がレ軍・ティムリンの真ん中低めの145キロをジャストミート。打球は独特な形をしている敵地フェンウェイ・パークの中堅フェンスを軽々と越えていった。
>
> 「カットボールだと思います。アウトコースから甘く入ってきたのをしっかりと打てました。感触はよかったですよ。ゲームとしては多少面白くなったけど…」
>
> 逆転勝利には導けなかったものの、大敗ムードの中でゴジラが孤軍奮闘した。グランドスラムは6月27日メッツ戦以来の今季2本目で、メジャーでは早くも4本目。ヤ軍の選手として松井秀以上の本数を記録しているチームメートは、ウィリアムズ(9)とポサダ(6)だけでゴジラは“第3位”。満塁弾をもう1本打ってシーズン3本となれば、球団史上10人目の快挙となるばかりか、通算5本は球団歴代14位タイとなる。
>
> “レ軍キラー”も命名された。初回の一死満塁では中犠飛を放ち、昨年6月28日のメッツ戦に並ぶメジャー自己記録の1試合5打点。ついに初アーチをかけた敵地フェンウェイ・パークでは今季7試合で打率.461、9打点と大暴れしているとあって、宿敵・ヤ軍の選手には辛口の敵地の実況アナウンサーからこうたたえられた。
>
> 『本当に今季はここでよく打っている。レ軍にとっては危険な打者で、まさに天敵だろう! まだ2年目の途中で満塁本塁打が4本なんて驚きだ。プロを感じさせるグッド、グッド、グッドな選手だ』とはボストンのラジオ局で22年間実況を務めているジョー・カスティグリオンアナウンサー。昨季はボストンでの9試合で.211、4打点と沈黙していた今季の大変身に絶叫した。
>
> チームは連敗となったが、松井秀は昨季を上回るシーズン31本塁打&113打点ペース。プレーオフで対戦の可能性もある宿敵・レ軍との相性のよさも、ヤ軍にとっては頼もしい限りだ。
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> ◆ヤ軍・トーリ監督 「あの満塁弾で少し、その気になったが(序盤の大量失点で)もともと勝てる試合ではなかったのかもしれない。松井は、もともといい選手だ。毎日試合に出て疲れているだろうが、どう対処したらいいかを知っている」
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> ◆満塁本塁打シーズン6本(87年)の大リーグ記録を保持するヤンキースのドン・マッティングリー打撃コーチ 「投手がストライクを投げてくる状況ではあるが、打者に特別なアプローチがあるとは思わない。要はそれをどれだけ自分に有利とするか。ただ、マツイには何かあるのかもしれないな」
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> ■データBOX
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> ヤンキース・松井秀が今季2本目(メジャー通算4本目)の満塁本塁打。初の満塁弾は昨年4月8日、ヤンキースタジアムでのデビュー戦(対ツインズ)でマーク。日本人初は02年5月17日、新庄(当時ジャイアンツ)がマーリンズ戦で記録(通算2本)。ほかにイチローも2本放っており、日本人通算では8本目。
>
> 【松井秀喜の満塁弾VTR】
> ★03年4月8日 本拠地開幕のツインズ戦(○7−4)の第3打席。2点リードの五回一死満塁、カウント2−3からメイズの6球目を右翼スタンドへ。公式戦7試合、34打席目にしてのメジャー初本塁打が満塁弾。「まったく想像してませんでした。最高にうれしいです」
>
> ★同6月28日 メッツとのサブウエーシリーズ。ダブルヘッダーの第1試合(○7−1、ヤンキースタジアム)第2打席。三回一死満塁、カウント1−2から右翼へ先制の一撃。「うれしいですね。満塁弾? あの試合(本拠地開幕戦)はヤンキースタジアムで初めてだったので特別なものでしたが、あとは一緒ですよ」
>
> ★04年6月27日 昨年と同じくメッツとのサブウエーシリーズ。ダブルヘッダーの第1試合(○8−1、ヤンキースタジアム)第4打席。八回無死満塁、メ軍3番手のスタントンの初球を右中間席へ今季初の満塁弾。「手応えはあったけど、ちゃんと入ってくれるかな、と心配だった。あれで入らなかったら、ショックだよ」
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> 【満塁本塁打記録メモ】
> ★シーズン最多は6本 大リーグ記録はドン・マッティングリー現ヤ軍打撃コーチの6本(87年)。球団2位はトミー・ヘンリック(48年)とルー・ゲーリッグ(34年)の4本
>
> ★通算最多 大リーグ記録はゲーリッグの23本。ベーブ・ルースは16本(ヤ軍で12本=球団3位)で歴代6位タイ。現役最多はロビン・ベンチュラ(ドジャース)の16本
>
> ★ヤ軍で4本 通算ではジアンビとロドリゲスが10、シェフィールドが9本だが、ヤ軍入団後では3年目のジアンビが2本で1年目のロドリゲスとシェフィールドはゼロ。通算141本塁打のジーターは満塁弾なし
>
> ■松井秀喜・MLB全満塁弾■
> 年・月・日 状況 カウント 方向 相手投手( 所 属 ) 球 場
> 03.4. 8 五回一死 2−3 右 メイズ(ツインズ) ヤンキースタジアム
> 03.6.28 三回一死 1−2 右 グリフィス(メ ッ ツ) ヤンキースタジアム
> 04.6.27 八回無死 0−0 右中 スタントン(メ ッ ツ) ヤンキースタジアム
> 04.7.25 七回二死 0−1 中 ティムリン(Rソックス) フェンウェイ・パーク
> 【注】日付は現地時間
>
> ■通算満塁本塁打・現役5傑■
> 順 本 選 手( 所 属 ) 齢
> 1 16 R・ベンチュラ(ドジャース) 37
> 2 15 M・ラミレス (Rソックス) 32
> 3 14 K・グリフィー(レ ッ ズ) 34
> 3 14 M・ピアザ(メ ッ ツ) 35
> 5 11 B・ボンズ(ジャイアンツ) 40
> 5 11 R・パルメイロ(オリオールズ)39
> 【注】成績は現地25日現在
>
> ★レ軍・ミラーが3連戦で4本塁打8打点
> レ軍が連勝だ。前日の大乱闘後の逆転サヨナラ勝ちで勢いづき、この日も2点を先制されながら逆転で完勝。ケビン・ミラー一塁手(32)はこの3連戦で13打数10安打(.769)4本塁打8打点と大爆発。「きのうの勝利でチーム全体が巻き返せるというムードになっている」と声を弾ませた。
>
> ■ゴジラinUSA
> --------------------------------------------------------------------------------
> ボストンでは26日から民主党大会が開催される。大統領候補に正式指名されるジョン・ケリー上院議員(60)が始球式を務めたあと、一塁ベンチ横で観戦。松井秀の19号満塁弾を目の当たりにした。「テレビのニュースで話題になっているから知っていました。ニューヨークも警備が厳しくなるみたいですね」とゴジラ。再選を目指すブッシュ大統領が所属する共和党大会はニューヨークで行われるため、大統領選もヤ軍vsレ軍のような両都市の対決という様相。松井秀も無関心というわけではない。
残念ながら試合は負けてしまいましたが、それでも凄い!
> 近鉄岩隈が腸炎、27日の先発回避
> 近鉄岩隈久志投手(23)は26日、「急性腸炎」のため、今日27日の日本ハム戦(大阪ドーム)先発を回避した。24日の練習中に腹痛を訴え、大阪市内の病院で診察を受けていた。次回登板は8月3日の日本ハム戦(札幌)先発となる見込み。アテネ五輪日本代表として、8月5日のアテネ出発までに2度の先発が予定されていた。久保投手コーチは「このところの暑さでへばりがきたんでしょう」と話していた。
[2004/7/27/08:59 紙面から]
…
由伸といい岩隈といい大丈夫なのでしょうか…
> 実行委で7時間激論!巨人が1リーグ制具体案を初提示
> 12球団の代表者によるプロ野球実行委員会が26日、都内のホテルで開かれ、1リーグ制移行を前提に6時間45分も議論が交わされた。オールスター、日本シリーズの代替案が議題の中心で、「10球団なら1リーグにならざるをえない」と主張する巨人・三山秀昭球団代表(57)は、アジア4カ国の国代表による代替球宴、天皇杯、アジアクラブ王者のMLBプレーオフ出場などを提案。ロングランの会議は、まさに巨人主導で、1リーグ制の具体案が次々と披露された。再編問題の次回協議は8月16日に行われる。
> ◇
> 午前中のセ、パ両リーグの理事会を経て、午後1時から始まった実行委員会が終了したのは7時45分。異例の長丁場となったが、議題の中心はオールスターと日本シリーズの代替案だった。
>
> 10日の12球団代表者会議後、代替案は各球団の「宿題」にされていた。これは「セ6、パ4での2リーグ維持は困難」という前提に立った議論で、1リーグ制移行の既成事実化。「セ6、パ5の11球団での2リーグ維持」にむけた交流試合などの議論は皆無だった。
>
> その代替案論議で主役になったのは、巨人・三山球団代表。球宴期間には(1)日本、韓国、台湾、中国の代表を集めた『アジアリーグ』。日本シリーズの代案は東西対抗と国際化の視点から(2)ペナント勝者と東西対抗カップ戦覇者による『天皇杯』(3)アジア4カ国の国内覇者による『アジアシリーズ』。いずれも現行より試合数を増やすことが可能なプランだ。
>
> ついに巨人が1リーグ推進の先頭に立った。アジアシリーズでは、さらに優勝球団がMLB(大リーグ)のプレーオフに加わる提案も。三山代表は「MLBに組み込むことについては、あながち不可能ではない」と、水面下で調査を進めていることをほのめかした。
>
> すでに球団内部では、本社や広告代理店を通じて冠スポンサー探しも含めたシミュレーションを重ねている。同代表は「イベントの専門家からは十分スポンサーもつくし、視聴率も上がると聞いた」と強調した。
>
> 収入の乏しさが球団の経営を悪化させてきた。だから、公式戦放映権料の分配案などが出てくる。オールスターこそ三洋電機が冠スポンサーについているが、日本シリーズはなし。スポンサー増で財源を確保すれば、巨人が反対する放映権料の分配も避けられる。一方でポストシーズンやオールスターの放映権料を機構管轄にして各球団に再分配すれば、試合増が収入増に直結する。
>
> 23日には巨人・渡辺、阪神・久万両オーナー間で「10球団なら1リーグ」が極秘に合意されていたことが判明。この日はそれに基づいて巨人戦が減るセ球団へ、収入減の解消策を提示。急速な1リーグ制移行に二の足を踏むセ球団の背中を押す。1リーグ実現に向けた、まさに“巨人主導”の実行委員会だった。
>
> 8月16日の12球団代表者会議では代替案の詳細を詰める。その後は9月8日の臨時オーナー会議まで、毎週代表者会議を開く。現在進行中の新たなワンペアが成立すれば、即1リーグ。流れは一気に加速する。
>
> ★巨人・渡辺オーナー「バカバカしい」
> 巨人・渡辺恒雄オーナー(78)はこの日、都内のホテルで土井球団社長と実行委員会終了後に駆けつけた三山球団代表と会談を行い会議の報告を受けた。2人よりもひと足早くホテルを後にした渡辺オーナーは「報告を聞いていただけだよ。あんまりバカバカしいから途中で帰ってきた」と報告の最中に退席したことを明らかにし、継続審議に怒り心頭。「意味のない(前に進まない)ことを延々と議論してもしようがないだろう」と再編問題の長期化にいらだちを隠せない様子だった。
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> ★阪神・久万オーナー「話すことはございません」
> 阪神の久万オーナーは神戸市内の自宅で野崎球団社長から電話で実行委の報告を受けたが「何も進展していないし、質問にお答えする材料がそろっていないので何も話すことはございません」と話すにとどまった。27日に野崎球団社長から詳細の報告を受ける。
>
> ■実行委員会とは
> --------------------------------------------------------------------------------
> セ・パ連盟会長と、球団を代表する球団役員各1名を委員として構成。出席者は球団役員に限られ、委員を含め1球団2名以内。コミッショナーおよび各委員は議題を提案することができる。議案の議決は出席委員数の3分の2以上の賛成が必要。ただし、第17条(審議事項)における重要な事項については、同4分の3以上の賛成が必要。また、第17条の審議事項には(1)コミッショナーの選任(2)コミッショナー代行機関の設置(3)地域権の設定または変更、および球団呼称、専用球場の変更(4)この組織の参加資格の取得、変更、譲渡、停止または喪失に関する事項(5)野球協約、これに付随する諸規定および選手統一様式契約書条項の追加、変更ならびに廃止に関する事項(中略)、(12)その他、コミッショナーが必要と認めた事項まで12項目あり、このうち(1)(2)(3)(4)の事項ならびに(5)および(12)のうち重要な事項については、オーナー会議の承認を得なければならない。
>
> ■今後の球界の主な日程、行事■
> 7月28日 機構・選手会事務レベル折衝
> 8月15日 アテネ五輪野球競技が開幕
> 8月16日 12球団代表者会議
> 8月23日 12球団代表者会議
> 8月25日 同五輪野球競技の決勝戦
> 8月27日 同五輪日本代表帰国予定
> 8月30日 12球団代表者会議
> 9月 8日 臨時オーナー会議
> 10月1日 パのプレ−オフ第1ステージ開幕
> 10月6日 パのプレーオフ第2ステージ開幕
> 10月16日 日本シリーズ開幕
> 11月17日 ドラフト会議
来年も今年と同じように客が来る(*゚▽゚)b
という前提の下に議論が進んでいますね!
1リーグになったら消化試合が激増して、観客動員が激減しますね(^-^)
ペナントと天皇杯の勝者で日本シリーズ?
長丁場のペナントと一発勝負のカップ戦を同列に論じるのか?
> 『もうひとつの合併』は「進行中」も具体名出ず
> 来季からの1リーグ制移行の前提となる『もうひとつの合併』−。本当にパ・リーグは4球団になるのか、あと1カ月余で新たな合併がまとまるのか。合併球団の具体名はこの日の実行委でも明かされなかったが、パ側は改めて合併が『進行中である』と強調した。
> ◇
> 来季の1リーグ制実現に向けて、早くもオールスター代替策など具体案が協議された実行委。しかし、大事な『もうひとつの合併』が明かされることはなかった。
>
> 性急な1リーグ制移行をいまも疑問視する一部セ・リーグ。この日の会議ではヤクルト、中日からパ側に対して「どの程度、合併話が進んでいるのか、支障のない範囲で教えてもらえないか」と質問があったという。
>
> これに対し、西武の星野好男球団代表(53)は「合併は進行中。(詳細は)しかるべきときが来たらお話しする」とだけ返答。合併球団の具体的な球団名、進行状況は説明がなかった。
>
> 「(実行委では)もうひとつの合併がまとまらなかった場合の話はなかった」と長谷川一雄コミッショナー事務局長。それは「セ6球団、パ5球団なら1リーグは無理ということはオーナー会議で確認済み」(同)で、パは4球団になるという基本認識の上で、すべての協議が行われている。
>
> 現時点ではダイエーとロッテとの合併が最有力である状況に変わりないが、これに西武も加わって最終的な調整が進められているもよう。特に西武は総帥・堤義明オーナー(70)が7日のオーナー会議後に記者会見で大ミエを切った手前「まとまらなかった」では済まされない状況にある。
>
> 本来なら合併→1リーグ→具体案協議となる流れが、現在は逆転している格好。1リーグ制移行を望むパ側では、臨時オーナー会議が開かれる9月8日まで合併の詰めを急ぐことになる。
>
> ◆セ・リーグ・豊蔵一会長 「もし合併がもう1組あった場合の問題を検討しておく必要があろうということで、それについて、いろいろな意見が交わされた。1リーグの場合、日本シリーズとかができなくなるので、それに代わるいい企画があるか、それぞれ案を持ち寄ったが、きょうは集約して議論するところまで至らなかった」
>
> ◆パ・リーグ・小池唯夫会長 「パは4球団になった場合は今までの主張通りに、10球団で来季から1リーグ制をやりたいという意見を各球団が述べた。セの意見は一本化されていない感じだ。西武の星野代表からは、もう1つの合併の話し合いは進んでいるという報告があった」
>
> ◆ヤクルト・倉島今朝徳球団常務 「4球団でも2リーグ存続という野崎案と、1リーグ制を平行に検討していこうということになった。(日本シリーズなどの)代替案については、各企業の考えだけでなく専門的な機関にお願いして、アイデアを集めたらどうかと提案した」
>
> ◆横浜・山中正竹球団専務 「基本的には2リーグ制の考え。1リーグ制で理解できる内容であれば、手順を踏んで議論を尽くしたい」
>
> ◆中日・伊藤一正球団代表 「1、2リーグのメリット、デメリットについて今後たびたび会合で検討しようということになった。パは6、4を前提にしていたがファンの目に見えるよう、じっくり検討していくことが大事だと言った」
>
> ◆広島・鈴木清明球団副本部長 「スタンスとしては(阪神の)野崎案。1リーグの道しかないという雰囲気だったけど、議論を尽くしていきましょうということ」
>
> ◆ダイエー・佐藤賢二球団代表 「2リーグ案? できると言っていたのは野崎さんだけ。交流試合をたくさん増やしたいということでしたが…。パ・リーグは、5球団でも4球団でも運営できないという考え」
>
> ◆近鉄・小林哲也球団社長 「オリックスとの合併の基本的合意を報告し、了承された。もう一つの合併については、ある球団から粛々と進めていると報告があった。10球団で1リーグ制が自然な形だと思う」
> ◆ロッテ・瀬戸山隆三球団代表 「阪神さん以外は基本的に1リーグになったということを仮定していろんな提案をした。日本シリーズにかわるものとして東西でプレーオフをやるとか、前後期制とか案が出た」
>
> ◆日本ハム・小嶋武士オーナー代行 「各球団が真剣に検討し、1リーグ制の方向に向かって動き始めたと感じた」
> ◆オリックス・小泉隆司球団社長 「パの全チームは1リーグをお願いしているので平行線に終わった感じです。(近鉄との合併に関しては)球団名とか専用球場など基本合併案はできている」
>
> ★阪神・野崎球団社長が2リーグ維持を主張
> 10球団なら1リーグという“巨神の極秘合意”がありながら、阪神・野崎勝義球団社長(62)は実行委で2リーグ維持を主張。「私としては、1リーグでは球宴や日本シリーズの価値が落ちるし、交流試合をとり入れた2リーグでと話しました」。7月7日のオーナー会議の解釈をめぐって巨人・三山球団代表から「パ4球団なら2リーグではやれないというオーナー会議の議論を実行委で覆してどうする」と迫られながら、「決定事項ではない。議論すべき」と応酬。今後、継続して議論するという流れをつくったことに「大いなる収穫」とうなずいた。
>
> ★中日・白井オーナーがパを痛烈に批判
> 中日・白井文吾オーナーは実行委員会を受けて「あの議題では何も決まらないだろう。1、2リーグの話を出すのならパで意思統一して、ちゃんとした議題として提出するべきだ」と指摘した。同オーナーは「合併するという掛け声はあるが、詳細な計画がちっとも出ない」。続けて、1リーグ制の実現を訴えるパ側を「想像するになんでもいいから1リーグにして巨人戦を公式戦に持ち込みたいというのが本音じゃないのか」と批判した。
>
> ★オリックス・小泉球団社長が進ちょく状況を報告
> オリックスの小泉隆司球団社長(63)は近鉄との合併問題の進ちょく状況を報告。両球団間で基本合併案がまとまったことを明らかにした。新球団のチーム名、専用球場など最終的な発表はできない段階だが、来週中にも取締役会などの社内手続きをそれぞれが済ませた後、調印の運びとなる。新球団は当面、ヤフーBBスタジアムと大阪ドームのダブルフランチャイズをとるが、専用球場としては合併契約書の中にひとつしか記載できないため一方を選択。「球団名などの発表のメド? 9月8日には、それも入れて報告しないといけないでしょうね」と同社長。9月8日の臨時オーナー会議を経て、正式に発表する予定だ。
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> ★特別委員会招集は28日に文書で回答
> 労組日本プロ野球選手会が要望している特別委員会の招集についても実行委で協議され、28日に予定されている選手会との事務折衝で経営者側から文書で回答されることになった。内容は「選手会に回答する前に発表できない」(長谷川一雄コミッショナー事務局長)として公表されなかった。
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> ◆FA資格短縮 実行委員会でフリーエージェント(FA)資格取得条件の1シーズンの出場選手登録日数を、現在の150日から145日に短縮することが承認された。
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> 【合併問題の経緯】
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> ★6月13日 近鉄本社の山口社長、小林球団社長が、オリックスとの合併で基本合意したと発表。山口社長は「回収の見込みのない経営資源投入は無理」と説明
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> ★同17日 パ緊急理事会が合併に理解を示すことで一致
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> ★同21日 実行委員会が合併を大筋で了承
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> ★同23日 根来コミッショナーは合併問題を第一とし、過熱する1リーグ制移行にクギをさし、来季2リーグ堅持を唱える
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> ★同30日 ライブドアの堀江社長が近鉄買収の意向を表明し、512億円を用意していると豪語。近鉄本社の山口社長は「もう断った」と不快感を露にし、巨人・渡辺オーナーも「もう終わっている話」と断言
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> ★7月1日 パ臨時理事会で、合併による新球団のプロテクト選手は28人とすることで大筋承認された
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> ★同2日 12球団代表者会議でプロテクト選手28人、ダブルフランチャイズ案などについてセ各球団から異論噴出。事実上の差し戻し
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> ★同5日 選手会側が機構側に合併の1年延期を要望。12球団代表者会議で合併球団のプロテクト選手25人、大阪と兵庫の本拠地を3年の期限付きで承認
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> ★同7日 オーナー会議で合併が事実上承認される。さらに西武・堤オーナーがパ・リーグでもう1組の合併協議が進行中であると明かす
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> ★同14日 阪神・野崎球団社長が来季2リーグ制維持のため、交流試合の導入案などを実行委員会に提出する考えを明かす
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> ★同15日 ヤクルト、横浜、中日、広島の球団首脳も2リーグ制支持を表明。巨人・渡辺オーナーは「こっちにも考えがある」
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> ★同16日 阪神・野崎球団社長が広島、中日の首脳と会談、一定の理解を得る。巨人・渡辺オーナーは小泉首相との会食で「おれは苦しんでいる」と発言
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> ★同23日 阪神・野崎球団社長がヤクルト、横浜に続き巨人・土井球団社長と会談したが、巨人は野崎私案を一蹴。また、巨人と阪神が水面下で「セ6球団、パ5球団なら2リーグ維持」「セ6球団、パ4球団なら1リーグ移行」で合意に達していたことが判明
> 巨人戦視聴率後半戦も低迷…
> 巨人戦の視聴率が2日連続で1ケタ台を記録した。23、24日の横浜戦(TBS)で8・0%、8・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と8%台に低迷。25日の横浜戦(同)も10・0%と、あわや3日連続で1ケタ台となるところだった。これで今季の1ケタ台は8度目となった。関係者は「両日とも前半で大量点が入った試合で、チャンネルを切り替えた視聴者が多かったのでは」と分析した。巨人戦視聴率は前半戦から低迷が続いていたが、後半戦が始まった16日以降は最高が12・8%とさらに下落している。ちなみにサッカーは、24日のアジア杯日本−タイが13・4%、25日の五輪代表日本−オーストラリアが12・2%(ともにテレ朝)。
> [2004/7/27/06:45 紙面から]
巨人戦が金の卵という時代はとっくの昔に終わってんだよ!
いい加減目を醒まさんか!バカ経営者ども!(゚Д゚#)クワッ!
> 【高校野球】秋田商・佐藤剛5連続奪K、九回147キロ
> (第86回全国高校野球選手権、8月7日開幕)秋田、群馬、山口で決勝が行われ、秋田ではセンバツ8強の秋田商が、MAX147キロをマークしたエース・佐藤剛士投手(3年)の力投で本荘を3−1で退け、2年ぶり14度目の出場を決めた。昨夏4強の桐生一(群馬)は2年連続7度目、同8強の岩国(山口)は2年連続3度目の出場。また、昨夏準優勝の東北(宮城)、センバツ優勝の済美(愛媛)はともに決勝へ。27日は青森、宮城、島根、香川、愛媛の5大会で決勝が行われる。
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> 最終回二死走者なし。こまちスタジアムがどよめいた。秋田商・佐藤剛士投手(3年)が、本荘・黒木に投じた3球目のストレートは147キロを表示。この1球はボールとなったが、左飛で仕留めてゲームセットだ。
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> 「九回に147キロ投げる高校生がいますか? スピード至上ではありませんが、あそこで力がこもった投球をできるようになった精神力、成長を高く評価しますね」と秋田商・小野監督は興奮気味に話した。
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> 敵失、野選絡みで3得点と十分な援護ができなかった打線の一方で、エースはいきなり5連続三振を奪うスタート。失策絡みで1失点も、最終回に147キロを見せた。
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> 今大会は登板した4試合すべてで完投。被安打26、奪三振31、与四死球16、6失点、自責4の防御率1.00。これ以上ない数字を示して甲子園キップを手にした。
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> 「きょうは、自信のあるまっすぐで押しました。この大会で一番いいピッチングができました。甲子園では全部の試合でウイニングボールがほしいです」。ふだん寡黙な佐藤剛が、V狙いを宣言だ。
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> 初戦となった秋田南戦では野球部スタッフ計測の参考記録ながら、東北(宮城)のダルビッシュ有投手(3年)に次いで150キロをマーク。帽子の内側に書いた「MAX145」の『4』は、大会途中に『5』に修正している。秋田の豪腕が甲子園でも暴れる。
> (赤堀宏幸)
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> ■秋田商
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> 大正9年創立。商業科のみからなる市立共学校で生徒数725人(うち女子406人)。野球部創部は同11年で部員数は68人。2年ぶり14度目の出場(春は4度)。主なOBは石川雅規(ヤクルト)、桜庭和志(格闘技)ら。所在地は秋田市新屋勝平台1の1。熊谷均校長。
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> ■佐藤 剛士(さとう・つよし)
> 昭和61年5月16日、秋田市生まれの18歳。上新城小4年で野球を始める。上新城中3年時にエースとして県大会準優勝。今春のセンバツでベスト8進出の原動力に。球速のMAXは150キロ。家族は父・徳司さん(47)=会社員、母・庸子さん(41)、妹・育子さん(16)、妹・瞳さん(12)。1メートル85、85キロ。右投げ右打ち。
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> ★桐生一が2年連続7度目
> 平成11年夏の全国制覇校・桐生一が、2年連続7度目の甲子園出場を決めた。四回の近藤の本塁打などでリードしたが、五回に追いつかれ、延長十回、前橋工のエース金城大の暴投で1点を奪い、逃げ切った。福田監督は「生徒の粘りを感じた。選抜で聞けなかった校歌を1回は聞けるように頑張りたい」とホッとした様子で抱負を語った。
> (県営敷島)
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> ■桐生一
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> 明治34年、桐生裁縫専門女学館として創立。平成元年に現校名に改称。普通科、調理科からなる私立共学校で生徒数1676人(うち女子766人)。野球部創部は昭和60年で部員数は62人。2年連続7度目の出場(春は2度)。平成11年夏には全国制覇。主なOBは正田樹(日本ハム)。所在地は桐生市小曽根町1の5。高橋昇校長。
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> ★岩国が2年連続3度目
> 延長十一回の熱戦を制し、岩国が2年連続甲子園を決めた。下関工に2点を先行されたが、エース梅本が粘り強い投球で持ちこたえ、土壇場の九回に追いつくと、延長十一回に6点を奪って突き放した。太田尾主将は「甲子園でベスト8だった昨年以上の成績が残せるように頑張りたい」と気合を入れた。
> (西京スタジアム)
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> ■岩国
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> 明治13年、藩政養老館として創立。普通科、理数科からなる県立共学校で生徒数914人(うち女子451人)。野球部創部は同33年で部員数は60人。2年連続3度目の出場(春は6度)。主なOBは田島直人(ベルリン五輪三段跳び金メダリスト)、宇野千代(作家)。所在地は岩国市川西4の6の1。斎藤等校長。
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> ★大阪桐蔭・辻内が今夏全国最速の球速151キロ
> 大阪桐蔭の2年生左腕、辻内祟伸投手が大阪大会5回戦の大産大付戦に先発。七回に、部員のスピードガンとはいえ、今夏の全国最速となる151キロを2度マークし「151キロ? いったかな…という感じはありましたね。うれしいです」。7回4安打3失点で8強進出。1メートル82、83キロのどっしりした体で、巨人、日本ハムなど4球団のスカウトを魅了した。
> (藤井寺)
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> ★東北・真壁が7回2安打8奪三振のゼロ封
> 東北が富谷を11−0の七回コールドで下し、宮城大会決勝進出を果たした。「マカベッシュ」こと真壁賢守投手(3年)が先発して7回2安打8奪三振のゼロ封。ブルペン投球のみだったダルビッシュ有投手(3年)は「決勝は自分が先発です。最近、監督から言われました。とにかく勝てばいいです」と4季連続の甲子園へ表情を引き締めた。
> (宮城)
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> ★済美が六回コールドで大勝
> 今春の選抜を制した済美は、上甲監督が平成13年夏まで率いた宇和島東と愛媛大会準決勝で顔を合わせた。公式戦では初の古巣との対戦に、同監督は「応援のパターンも全部知っているし、こそばゆい」と苦笑い。試合は六回コールドで大勝。教え子の土居監督に「よく鍛えている。監督として成長を遂げてくれた」とエールを送った。
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> ★日大三と穎明館が決勝進出
> 2年連続甲子園を狙う日大三と、初の甲子園を狙う穎明館が、西東京の決勝(28日・神宮)に進出した。今大会すべてコールド勝ちだった日大三は、この日はわずか3得点。小倉全由監督(47)は「悪くても勝ったのは大きいが…。情けない」。一方、穎明館は10安打10得点で都国立にコールド勝ち。7回1失点のエース・山田貴大投手(3年)は「日大三は強力打線。バックを信じて投げたい」と意気込んだ。
> (神宮)
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> ◆3年前の全国制覇校・日大三を苦しめた都昭和・田中吉樹監督(46) 「作戦通り、辛抱して終盤での勝負に持ち込めたが…。みんな、よくやってくれた」
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> ★元祖“都立の星”都国立が敗れる
> 元祖“都立の星”の都国立は、西東京大会の準決勝で穎明館(えいめいかん)に1−10の七回コールドで敗れた。24年ぶりの甲子園を目指したが序盤から失策の連続。打線も8安打を放ったが、わずか1点に終わった。秋森仁志監督(46)は「先にエラーして、流れが悪くなった」とポツリ。谷田部大地主将(3年)は「悔しいけどベスト4まで来られたことはうれしい」と大敗にも笑顔だった。
> (神宮)
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> ■27日の決勝戦■
> 〈青森〉 青 森 北−青森 山田(13時00分、青森市営)
> 〈宮城〉 東 北−利 府(13時00分、宮 城)
> 〈島根〉 浜 田 商−浜 田(13時00分、松江市営)
> 〈香川〉 尽誠 学園−高 松 一(13時00分、オリーブスタジアム)
> 〈愛媛〉 済 美−新 田(12時00分、坊っちゃんスタジアム)
今年の東北勢は期待できそうだな〜(。。)φメモメモ
深紅の優勝旗が白河の関を越える日も近いぜ!(゚Д゚#)クワッ!
…
肝心の福島県勢の話題はとんと聞かないが…
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