BACK
20040725(日) 巨×横 第三戦@横スタ

> 巨人痛恨サヨナラ負け…0−8からの6発も空砲に
>  (セ・リーグ、横浜11x−9巨人=延長十一回、19回戦、巨人10勝9敗、25日、横浜)無情の白球が右翼席に消えた。怒り心頭の堀内監督は顔を紅潮させて帰りの車へ。その間わずか7分。バンッ!! 後部座席のドアを壊れそうなぐらい強く閉めた。
>  「粘っても負けりゃあ一緒だ。バッターは良く打ったけど、ピッチャーがヘボ過ぎるわ。久保は安易? 安易とかそういう問題じゃない!」
>
>  球団史上に残る壮絶なゲーム。だが延長十一回に新守護神・久保が金城に屈辱のサヨナラ被弾。痛恨の黒星では疲労が蓄積するばかりだった。
>
>  闘いのゴングはいきなり鳴り響いた。先発・桑田が一回に6点を献上し、2回7失点で降板。ゲームプランは早々に崩れ、序盤の3回で0−8と大量リードを許した。だが、四回に1点を返すと五回、2年目・矢野のプロ初アーチが史上最強打線を目覚めさせた。一死二、三塁からローズの32号3ランで押せ押せムードへ。七回には清水が13号ソロを放ち、続くローズもキング争いトップ、球団通算8000号となる2打席連続の33号ソロ。八回には阿部が26号ソロを放ち、ついに同点に追いついた。
>
>  巨人の最大得点差逆転勝利は、平成3年6月21日の大洋戦(東京ドーム)での8点差。延長十回に新4番・小久保の2試合連発の32号ソロで球団タイ記録に手をかけた矢先、暗転のドラマが待っていた。3試合連続セーブの新守護神・久保が延長十回二死から村田にまさかの同点被弾。そして…。今季チーム最多の6発も、先発野手全員安打も、天国のシナリオすべてが水泡に帰した。
>
>  首位・中日敗戦の報が入ったのは午後7時前。猛反撃開始とほぼ同じ時刻だった。だが、その3時間後、今季最多の1試合6発も一瞬で空砲へと変わり、ゲーム差は4.5のまま。歩調を合わせていては、いつまでたっても竜の尻尾は見えてこない。
> (山田 貴史)
>
>  ◆五回にプロ初本塁打を放った巨人・矢野 「フェンス直撃かと思ったんですが、風が運んでくれましたね。無我夢中です」
>
>  ◆サヨナラ負けに巨人・須藤ヘッドコーチ 「何事も最後が大事だな。よう頑張ったけどね。久保も(抑えの)経験がないところでやっているんだから。次への希望を持っていこう」
>
> ★久保がサヨナラ被弾で3敗目
>  延長十一回一死二塁で久保が金城にサヨナラ弾を浴び3敗目。1点リードの延長十回二死にも村田に同点弾を打たれて逃げきり失敗、2発に沈んだ。試合終了直後、三塁ベンチに引き揚げてきた目はうつろ。阿部は「(勝負を)オレが焦っちゃった。きょうは悔しい。久保を責めないでください」と正捕手として後輩をかばった。
>
> ★小久保無念「勝たなきゃいけなかった」
>  小久保がヒーローになりそこねた。先頭打者で迎えた同点の延長十回、この日も4番に座った小久保は左翼席上段に2試合連続の32号ソロを放ったが、結果的にはサヨナラ負け。「8点差を追いついて、きょうは勝たなきゃいけなかった。勝てば流れが来るような試合だった」と悔しげに車に乗り込んだ。
>
> ★桑田が2回7失点の大炎上
>  先発の桑田が2回を投げて3本塁打を含む被安打6、7失点と大炎上。打線の奮起で黒星こそつかなかったものの、実質的な敗戦の責任者だった。「調子は悪くなかったんですけど。試合を壊してしまって申し訳ありません。悔しいです。次、頑張ります」。試合を振り返る声にも元気はなかった。
>
> 【データBox】
> --------------------------------------------------------------------------------
>  (1)巨人の1試合6本塁打は、昨年7月20日の横浜戦(横浜)以来。球団最多は1試合8本塁打で、昭和60年6月28日の阪神戦など3度記録している。なお、両軍合計11本塁打は、平成12年8月10日(巨人6本、横浜5本)に並ぶ、このカード最多タイ記録。
>  (2)ローズが七回に放った33号ソロは、チーム通算8000本塁打の記念アーチとなった(試合終了時は8002本)。もちろん12球団最多で、2位は中日の7118本。
>
>  (3)巨人は、このカード開幕から19試合連続本塁打となった。これは同一カード連続本塁打のチーム新記録(従来の最長は平成13年のヤクルト戦でマークした18試合連続)。プロ野球最長記録は、広島が昭和52年の中日戦でマークした21試合連続本塁打。

テレビ中継終了後、ラジオで聞いていましたが、
サヨナラ負け(゚Д゚;)

8点差を追いついたんですが。
痛い…痛すぎる…

> ロッテ・瀬戸山球団代表が「野崎私案」に反対姿勢
>  ロッテ・瀬戸山隆三球団代表(50)は24日、千葉市内の球団事務所で2リーグ制存続を目指す阪神・野崎球団社長の私案に反対の姿勢を見せた。 >  パ・リーグを通じて前日にファクスで送られた野崎案に目を通した同代表は、個人的な考えと前置きしながらも「交流試合はパ・リーグとして以前から言ってきた。その流れの中で今回の統合という問題が出た。本音を言うと“今さら”という感じはある」と反発。
>
>  自らがパ・リーグの理事長を務め、交流試合実現に向けて精力的に動いた平成12年も「(セのオーナーに)相手にしてもらえなかった」という経験があり「26日(の実行委員会)は1リーグになるという方向で議論していくことになる」と見通しを語った。
>
> ★阪神・野崎球団社長が巨人との会談内容を披露
>  阪神の野崎球団社長が24日、巨人との23日の話し合いの一端を披露した。「巨人さんは強気で、思っていた話ができなかった。『正式に阪神の代表としての意見を持ってきたんですか』という感じでした。したたかですわ。反巨同盟と思われた? そういう話もありました。無理に(巨人と話し合いに)行く必要もなかった」と漏らした。また「がっかりして(自宅に)帰ったら星野SDから“頑張ってください”と電話があった。ありがたかった」とも明かした。
>
> ★ダイエー・佐々木球団会長「パの意向に合わせる」
>  ダイエーの高橋広幸球団社長(57)ら球団幹部は24日、福岡ドーム内の球団事務所で会議を開き、26日のパ・リーグ理事会と実行委員会に向けた球団の方針を確認した。
>
>  ダイエーはこれまで単独で球団を福岡に保有する立場を堅持し、これまで静観の姿勢を貫いてきた。球団としては1リーグ制か2リーグ制か積極的な方針は決めないまま理事会、実行委に臨むという。佐々木博茂球団会長(61)は「パ・リーグの意向に合わせる」。理事会で1リーグ制移行の方向が打ち出されれば支持する考えを明かした。
>
> ★西武・堤オーナーは再編問題語らず
>  西武・堤義明オーナー(70)は24日、都内で開かれたアテネ五輪日本代表選手団の結団式にJOCの名誉会長として出席した。壇上から選手に激励のあいさつをした堤オーナー。7月7日のオーナー会議後の記者会見で「もうひとつの合併が進行中」と明かしているだけに球界再編に向けた発言が注目されたが、野球の話題には触れずじまい。小泉首相を見送ると、詰めかけた報道陣を避けるように車に乗り込み、会場を後にした。
>
> ★中日選手会が連日の署名運動
>  中日の選手会による近鉄とオリックスの合併などに反対する署名運動はこの日もナゴヤドームで行われた。初日に続いて2日目も盛況。選手会長の井端を含めて福留、荒木ら8選手がファンに呼びかけた。「ボクらには死活問題。署名お願いします」と井端が拡声器であいさつすると約1000人のファンから大歓声。この日は711人分の署名が集まった。
>
> ★横浜も合併反対の署名運動へ
>  横浜の鈴木尚典選手会長(32)は巨人戦が行われる25日に横浜スタジアム内で近鉄とオリックスなどの球団合併に反対する署名を集めることを明らかにした。

前日

前日(巨×横第二戦)
同日
翌日

翌日
BACK