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20040721(水) 巨×中 第三戦@ナゴヤドーム&野崎私案

> 上原、直訴特攻マウンドも…味方に足引っ張られるとは!
>  (セ・リーグ、中日5−3巨人、16回戦、8勝8敗、21日、ナゴヤドーム)元同僚に強烈なシッペ返しを食らった。同点の五回無死二、三塁。上原が打率・143の“超安パイ”柳沢に前進守備の右中間を破られた。平成11年入団時に新人ながら右腕エースとなった上原と二軍捕手だった柳沢。まさかの失点で5回94球での降板を余儀なくされた。
>  しかし、上原は責められない。後半戦開幕となった16日のヤクルト戦先発からプロ初となる中4日での先発。アテネ五輪で不在となる8月の分を補おうと、堀内監督に直訴しての特攻マウンドだった。その男気エースの足を味方が引っ張ろうとは…。
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>  一回、荒木の打球を江藤が失策。五回にはリナレスの打球を、名手・仁志がポロリ。いずれも先頭打者。上原も動揺を隠し切れなかった。
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>  「調整が難しかった? それは相手(中日・山本昌)も中4日だし、関係ない。相手の(攻撃の)リズムに合わせてしまった」
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>  上原は試合後、すべての責任を背負い込んだ。リーグワースト3位の失策数(42個)となった守備陣には目をつぶった。攻撃でも2度の満塁機で無得点。攻守にわたり歯車が狂った。
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>  「(守備に)集中力がないね。(上原は)中4日でも悪くなかった。柳沢には不用意だったが、エラーが失点になってガックリ来てたな。満塁が2回あって、その後にエラー。一番負けるパターンだよ」
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>  堀内監督は上原をかばった上で、ふがいない野手陣を叱咤(しった)した。尾張決戦も終わってみれば1勝2敗の負け越し。ゲーム差も3・5に広がった。
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>  「まだまだそういうのを気にするのは、これから先だよ」。指揮官のそんな反抗の声を、地元ナンバーのバスのエンジン音がかき消した。
> (山田 貴史)
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> ★「6番・一塁」で先発した江藤だったが…
>  江藤は、体調不良のペタジーニにかわり3試合連続で「6番・一塁」で先発。しかし1−0の一回、荒木の強烈な打球を捕球できず、二塁まで進ませてしまった。結局、これが同点につながる痛恨のミスに。「バウンドが変わった? 何もいえないよ」と足早に帰りのバスに乗り込んだ。
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> ★小久保が3安打!今季5度目の猛打賞
>  湿りがちの史上最強打線の中で、小久保が3安打。今季5度目の猛打賞で12試合連続安打と好調をキープしたが、チームは首位決戦で手痛い負け越し。「2勝1敗にできなかったのが痛い。あとはあさって(23日の横浜戦)から」と気持ちを切り替えていた。
> (ナゴヤドーム)
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>  ◆五回、外野陣の前進守備が裏目に出たことに巨人・弘田外野守備走塁コーチ 「(柳沢は)100回打って15安打の打者だよ。(通常の守備位置で)ミスミス2点をやることはないからね」
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>  ◆痛い負け越しに巨人・須藤ヘッドコーチ 「4、5点目が重くのしかかったな。痛い負け越し? 当然だよ」
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>  ◆プロ初の中4日登板となった上原について巨人・阿波野投手コーチ 「序盤から球速は出ていたし、(影響は)関係ない。今後の登板? 予定どおりです」
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>  ◆五回に勝ち越しを許すきっかけの失策をした巨人・仁志 「ハーフバウンドが(体の)正面に入ってしまった。いろいろあるよ」



> 【江本孟紀】「ほらできるやろ、中4日」ちゅうこと
>  4点取られたけど、初体験で5回4安打の上原に、ピンチの連続でも38歳で勝ち投手となった山本昌。オレに言わせれば「ほらできるやろ、中4日」ちゅうことよ。
>  メジャーにならって100球程度で降板するのに、向こうでは普通の中4日はやろうとしない。オレの現役時代は4日どころか3日でも投げていた。だから短命やった? いや間隔を開けても故障する者は今の時代にもたくさんいる。米国式科学トレを崇拝するくせに、日本のデータは信用してくれんのやからね。
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>  なぜオレが中4日にこだわるのか。それは野球人気の復活は選手がやるしかないからよ。
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>  平均気温が1度上がるとリゾート地が潤い、電化製品や売れ、またタクシー乗車率が上がったりと5000億円の経済効果があるという。野球で、それにあてはまるのが視聴率。エース対決と谷間同士では早く帰ってテレビを見ようという気持ちも全く違うからね。  
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>  昔は空を飛んでいた鶏が飛べなくなったのと同じ。首脳陣がエース級には中4日を課すことで、稲尾、村山、杉浦、権藤のようなファンを魅了したタフなエースを作りあげてほしいね。
> (サンケイスポーツ専属評論家、桐蔭横浜大学客員教授)


> 阪神・野崎球団社長が“拡張策”…140試合+交流戦
>  2リーグ制維持への行動を開始した阪神・野崎勝義球団社長(62)は20日、セ・パ交流試合の導入で、シーズンの試合数が140を超える可能性があることを示唆した。現状のセ・リーグ同士の試合数をできるだけ維持する方針で、労組・日本プロ野球選手会(古田敦也会長=ヤクルト)の理解も求める構えだ。
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>  2リーグ制存続派の旗頭になった野崎球団社長。あくまでも私案のレベルと断りながら、実現のための“拡張策”を明らかにした。
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>  「(シーズン)140試合が(労組)選手会との合意ですが(交流試合によって)端数が出てくるでしょう。選手会にお願いして(試合数を増やすことについて)ご協力を申し上げたい。そういう可能性はある」
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>  2リーグ制を維持する以上、現状のセ・リーグ140試合は、できるだけ残したい。セ5球団との28試合ずつのリーグ戦を大幅に削減することなく、交流試合を導入。「160試合までは考えていない」というが、140試合プラスαという形で、新しいシーズンを戦っていきたい意向だ。
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>  すでに16日に広島、中日の首脳と会談。総論で2リーグ制維持への同意を取り付けた。22日には大阪・福島区の電鉄本社を訪ね、久万俊二郎オーナー(83)に中間報告。23日には東京でのヤクルト、横浜との3者会談に続き、巨人、セ・リーグの豊蔵会長にもその考えを説く。
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>  「(26日のセ)理事会で実行委員会での案が出せたら…。足並みをそろえることが一番重要」。“セ界行脚”の成果を携え、週明けの決戦へ。ひたすら2リーグ存続へと突っ走る。
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>  ◆労組・選手会会長のヤクルト・古田 「今でさえ結構大変なのに、160試合になったら日程的にできるのかなぁという印象。雨も降るし、日本シリーズもある。僕らでもシミュレーションをしてみたい。まだ私案の段階だろうから、また話があれば、選手会としても検討したい」
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> ★巨人・渡辺オーナーは沈黙「9月8日になったら言う」
>  巨人・渡辺恒雄オーナー(78)が20日、都内ホテルで政治評論家らと会食後、球界再編問題に関して口を開いた。
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>  ここにきて阪神を中心にセ・リーグで2リーグ制存続の動きが強まっていることについては「9月8日になったら言うよ。それまでは言わん」と話し、次回のオーナー会議まで積極的な発言を控える考えを明かした。
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>  23日の阪神との会談に関し問われると「まあ、国会だってガタガタすんだ、いろいろ。最後までは」と余裕の表情。球界の水面下での動きについても「知らないことはないよ」と話し、笑みを浮かべて車に乗り込んだ。
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> ★近鉄・小林球団社長「パとして意見はまとまる」
>  近鉄の小林哲也球団社長は20日、阪神などセ・リーグ球団から2リーグ制維持の動きが出ていることに対し、26日の実行委員会の前に、パ・リーグ6球団の意見を1リーグ制導入などで統一する方向で調整が進んでいることを明らかにした。
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>  同社長は「周りが急に違う方向に行っている気がするので、今週中に意見を調整する。パとして意見はまとまるでしょう」と話した。阪神が2リーグ制維持のためセ、パ交流試合などの案を挙げたことには「何年も強硬に否定してきておいていまさら、というのはパの全球団が思っていると思う」と不快感を示した。
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> ★ダイエー・高橋球団社長「10球団で2リーグ制は難しい」
>  ダイエーの高橋広幸球団社長は、パ・リーグでもう一つの合併が具体化して4球団になった場合「セ6球団とパ4球団なら2リーグ制は難しいでしょう」との認識を示した。また「(ダイエーの)スタンスは変わらない」と話し、ダイエー本社が単独で福岡に球団を保有する方針に変化がないことを強調した。
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> ★ロッテ・濱本球団社長「1リーグ制がいい」
>  ロッテの濱本英輔球団社長は、東京・西新宿のロッテ本社で「プロ野球の発展のために1リーグ制がいい」と、改めて1リーグ制移行を求める考えを示した。また、この日は「今後、どんな動きがあるかはわからないが、仮に何かあった場合でも、交渉のプロセスをお話しすることはできないし、『何もありません』の繰り返しではうそをついてしまうということにもなってしまう」と報道陣に要請する場面も見られた。
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> ★オリックス・宮内オーナーは改革の必要性を強調
>  オリックス・宮内義彦オーナーが、ニューヨークで開かれた日本商工会議所日本クラブ主催の講演に出席。プロ野球選手の年俸抑制など「緊急事態に対応する次善の策をつくるべきだ」と改革の必要性を強調した。
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> ★ヤクルト・多菊球団社長が若松勉監督に意向を説明
>  ヤクルトの多菊善和球団社長は、神宮球場のクラブハウスで若松勉監督に対し、「来季も2リーグ制維持」という球団の意向を説明した。また、労組・日本プロ野球選手会会長を務める古田にも同様の説明を行い、ヤクルト球団として合併を考えていないことも明言した。同社長は、オリックスと近鉄の合併には「賛成ですよ」と理解を示したが、1リーグ制移行には「われわれは今の形でやりたい」と改めて反対意思を明かし「1年間じっくり検討しないといけない」と話した。

140試合+交流試合?
早速馬脚を現したか…
そろばんばっかはじきやがって。
もう少し大局的にモノを視ろ!ヽ(`Д´)ノ

> 野崎球団社長。あくまでも私案のレベルと断りながら、

私案?
恥かかねぇうちにさっさと引っ込めろ!(`Д´)凸

> 近鉄梨田監督「2リーグ制維持を」
> <ロッテ9−3近鉄>◇20日◇大阪ドーム
>  近鉄梨田昌孝監督(50)が20日、2リーグ制維持を訴えた。この日のロッテ戦(大阪ドーム)の試合前に「1つの球団だけがもうかるようじゃいかん。セ・リーグ、パ・リーグで足並みをそろえないと」と話した。パ・リーグの球団首脳が1リーグ制移行を主張する中、現場を預かる監督の切実な声だ。また93年に巨人渡辺オーナーが唱えた新リーグ構想に対しても「そんなこと言っているようじゃ話にならん」と一蹴した。
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>  常に冷静なはずの梨田監督が、まくしたてた。報道陣に囲まれた試合前のベンチで約20分。前日19日に、阪神星野SDが「ナシ(梨田監督)も当事者としてもっと発言せえ」とコメントしたことを問われると、せきを切ったように言葉が口をついた。
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>  梨田監督「2リーグを存続して、交流試合をしたりね。今回のオールスターも盛り上がったもんね。3軍制というけど、受け皿としては上(1軍)が減れば少なくなる。交流試合なんかは本当に早くせなイカンかった。野球は国技みたいなものだから。1つの球団だけが、もうかるようじゃイカン。セ・リーグ、パ・リーグで足並みをそろえないと」。
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>  これまで球界再編の論議に現場が口を挟む余地はなかった。皮肉にもオリックスとの合併合意を機に活発になった形だが「僕は前から言っている。新聞なんかで取り上げてもらっていないだけ」と、星野発言に対する反応ではないことを強調。明確に2リーグ派のスタンスを打ち出した。
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>  現行のドラフト制度についても「自由(獲得)枠、逆指名があるのに、FAがあるのはおかしい」と苦言を呈した。さらに「新リーグを立ち上げるとか言っているようじゃ話にならんしね」と、93年に巨人渡辺オーナーがドラフト撤廃を主張して突きつけた構想をチクリ。今回、渡辺オーナーが掲げたのは、あくまでも10球団になった場合を想定しての1リーグ構想だが、前述の「新リーグ構想」を持ち出して「おかしな発想だと思う。それがまかり通っているのは」とまで言い切った。
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>  これまで合併球団の当事者として発言を控えてきた。パ・リーグの総意として球団首脳も、1リーグになびく流れにある。そんな中でも、球界のために言わずにはいられなかった。近鉄の合併については「会社がベストと考えて選択したことなので、何とも言いようがない」と語るにとどめたが、一方で「12球団が存続できる方向を考えていくべき」とも。理想と現実のはざまで、梨田監督も揺れ動いている。【浜田司】
> [2004/7/21/08:48 紙面から]

そうだ〜!12球団制堅持だ〜ヽ(`Д´)ノ

> 「パで意見統一へ」と近鉄球団社長
>  近鉄の小林哲也球団社長は20日、プロ野球実行委員会(26日)の前にパ・リーグ6球団の意見を統一する方向で調整が進んでいることを明らかにした。阪神などセ・リーグ球団から2リーグ制維持の動きが出ていることに対抗するもので、同社長は「周りが急に違う方向に行っている気がするので、今週中に意見を調整する。パとして意見はまとまるでしょう」と話した。阪神などが1リーグ移行を前提とする合併に反対していることには「オーナー会議で決めた方向が、球界の方向と理解している。(合併反対は)セ・リーグの特定の球団が言っているだけ」とけん制した。
>
>  また阪神が2リーグ制を維持するためにセ、パ交流試合などの案を挙げたことには「何年も強硬に否定してきておいていまさら、というのはパの全球団が思っていると思う」と不快感を示した。
> [2004/7/20/19:50]

> 「何年も強硬に否定してきておいていまさら、というのはパの全球団が思っていると思う」と不快感を示した。

確かに、それは仰る通り。

が。
2リーグ12球団制は堅持じゃ!(`Д´)凸

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